2005年03月05日

「 vol 24  空 港 の U D 」

「 ユニバーサルデザイン( UD ) 」
ナビゲーター の 小池 久身子( Ko-kumi ) です 
    「 vol 24  空 港 の U D 」
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 2月17日に、「中部国際空港」が開港しました。関西空港以来11年ぶりの国際空港の開港です。国内24都市とつなぎ、今月開幕される「愛知万博」では内外からのお客を迎える役目を担い
ます。
 
 いよいよ日本の国際空港は成田空港も含め、三大拠点時代を迎えます。

 中部国際空港は利用者の利便性が強調され、「駅から機内まで段差なし」を目指した建設が進められました。誰でも、またどんな場面にいても「移動がスムーズにできる」ことは、大きな利点です。

 空港と名古屋市内間の交通アクセスについては、中部国際空港(常滑市)の場合、特急を使って最短28分で名鉄名古屋駅へ到着できることがメリットとされています。

 従来の名古屋空港(小牧市)は、名古屋市から約9キロの好立地ながら、鉄道が連結しておらず、他の交通機関と乗り換えに時間や手間がかかって不便であるという点を検討したものであるそう
 です。

 また空港内でも、「段差」があったり通路などの「狭いスペース」は、障害者や高齢者ばかりでなく、スーツケースやカートを抱えて歩く旅行者すべてが制約を受けるため、これらを設計の段階から解消
 しておくことは空港における必須の整備です。
 
 今回はそのため、国際線と国内線の搭乗口を同じフロアにしたり、「動く歩道」を設置して乗り継ぎのスムーズ化を実現しました。
 また高低差のある場所はゆるやかなスロープをつけたり、 トイレのブースにもスーツケースの持ち込みができるような、通常より広いスペースが確保されているそうです。

 こうして「利用者の円滑な移動の連続性」が確保されたユニバーサルデザインの空港、残念ながら私はまだ写真でしか見ておりません。
 この際、愛知万博ついでに足をのばしてみましょうかしら。
 
 蛇足ですが、中部国際空港の愛称は「セントレア」。 
 「南セントレア市」構想は合併破綻で会えなく消え・・
 空港にとっては話題が増えて ラッキーだったかも !?

Posted by omni at 2005年03月05日 16:54 | トラックバック
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