2001年09月30日

「横浜オムニバス通信」8号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

   「横浜オムニバス通信」8号  (発行日 2001年9月30日)

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  □□□ 1.市ヶ尾プラザのPCで…!! □
□ □ 2.市民活動イベント情報 8件        □
□ □ 3.横浜丘の手便り       □
 □  □□   4.市民活動を支える施設から、お知らせ…     □
 □□□□□□  5.市民活動紹介             □□
□ □○○ □□ 6.電子行政どうなってるの?7.編集後記 □□□
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□
     ○○     ○○ 
"皆で乗ろう(載ろう)、空でも走る(定期発行)横浜バス方式の心意気" 
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm  
                               

秋らしい空気になってきました。The air is fresh and crisp.市ヶ尾プラザ
のPCには、いつウィルスバスターが入るでしょうね…やれやれ。
Nimdaの勢いはとどまりませんね。インターネットイクスプローラを使って
いる人は、パッチを当てておいた方が良いそうです。映画"Patch Adams"の
パッチは同じ意味ですね…ウイルス対策講座でも載せてみましょうか…要望
があればそれなりにお願いしてみます。この通信も皆さんといっしょに作っ
ていきたいと思います。
  
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1.市民活動支援センター 市ヶ尾プラザのPCで、始めます‐相談日
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■10月5日(金) 13:00〜15:00 
     ワードでチラシを作ったり、パワーポイントでプレゼンテーション
     をしたりする時のヒント
■■10月13日(日)13:00から15:00
     ホームページのことで技術的に困っている団体むけ
■■■事前に連絡を下さい。小池 gingerr@mb.infoweb.ne.jp
■■■■曜日などが合わない場合も連絡を下さい。出来るだけ相談に乗ります。

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2.市民活動イベント
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1★★10/7 青葉区リモウォーキング(境界線歩き)

今回は、おもしろ迷路特集だそうです…どんなところを歩くのでしょうね?

日時:10月7日(日) 9:30 美しが丘西早渕台公園集合
              「ヨネッティ王禅寺前」下車徒歩5分

場所:保木の里から寺家ふるさと村へ境界線上を歩きます
参加費:1000円/中学生500円/団体割り引きあり(地図・資料代など)
持ち物:お弁当・水筒
服 装:ハイキングスタイル
行 程:約9キロ
申し込み:のむぎ地域教育文化センター tel:045-961-6696
.@....................................................................
2★★10/7 氷場再生&ビオトープ創出作戦・作業偏

かって氷場だった綱島市民の森北山麓の岡本家南側にビオトープの池を創るた
め、掘削作業を行います。穴掘りに自信のある方は特に、ご参加ください。
午前中は、綱島地区センターで南綱島ポンプ所跡地利用のワークショップを行
います。
日 時:10月7日(日)13:30〜16:30
場 所:岡本家南側 氷場跡
申込み:堤キミ江 tel/fax:045-592-7491 mob#090-8056-2359
e-mail:ky-ktsu@mbf.sphere.ne.jp
問合せ:大谷聰    mob#090-5312-3001 fax:045-531-6498
e-mail:acu71090@nyc.odn.ne.jp
.@....................................................................
3★★10/13,14,15 「であう・ふれあう・つたえあう」

緑区生涯学習支援センター発‐‐13年度の「ちょっと先生」体験講座
なにかを始めたい人、ちょっとだけやってみたい人、好きなことで友達づくり
が出来ればいいなと思う人、「ちょっと先生」ってどんな人?と思っている人
新しいことを始めるには勇気が要りますね。その勇気を形にするお手伝いをし
ようと地域で活動ているボランティア講師が「ちょっと先生」です。講座の数
は山盛り…
ビーズ細工、絵手紙、バルーンアート、紙ロケット、茶道、一眼レフ入門、凧
づくり、山岳写真、河川環境ワークショップ、民謡、盆踊り、囲碁、詩吟、お
琴、葬儀の企画、太極拳、食事のひと工夫、服のリフォーム、樹の話などなど
さて何か見つかりましたか…
講座は自由に見学も出来ます。作品展示もあります。
◆緑区生涯学習支援センターまで問合せてください。講座の締めきりは9月2
8日で締めきっていますが見学が出来ます。講座もまだ大丈夫だと思います。
まず問合せてください。 tel:045-930-2237
.@....................................................................
4★★10/13,27 TRネットの鶴見川クリーンアップ作戦青葉区2001
みんなで楽しめる鶴見川をとりもどそう!!
沢山の人に参加してもらいたい…

クリーンアップ実施日:天神橋〜宮前橋 10月13日(土) 10:00〜12:30
           恩田の谷戸・尾根道 10月27日(土) 10:00〜12:00
集合場所:青葉区役所と公会堂の間の広場  
     9:45集合して川間橋に移動 (27日の集合場所は別です)
時間割:10:00から11:15 クリーンアップ、
    11:15から1:30報告、
    11:30〜12:00お魚&水質調べ
    12:00〜12:30参加団体の紹介の自己紹介
雨天中止:確認問合せは→岩波(971-8403)
協力団体:市ヶ尾中学/あおばく・川を楽しむ会/じゃおクラブ      
     ガールスカウト79団/おやじの腕まくり/交流広場「たまりんば」    
     歴史同好会/生涯現役あおばの会/緑シニアリーダーズクラブ

     あおばく・川を楽しむ会http://www31.freeweb.ne.jp/area/ikadar/
     じゃおクラブ 
     生涯現役あおばの会 http://village.infoweb.ne.jp/~fwgl2260/
.@....................................................................
5★★10/14 竹炭づくり&野草の寄せ植え&芋煮会
竹林を保全し、その竹から竹炭など各種製品化することにより地域振興に役立て
たり、野草や園芸を勉強し・育て・楽しむため寄せ植えをしてり、生ごみを肥料化
して栽培・収穫した野菜を使った芋煮会も楽しみたいと思います。ぜひきてね。
日時:10月14日(日)9:30〜14:30
場所:堤牧場(新羽町4078番)
講師:大塚文夫・大里武夫
参加費:300円(竹炭づくり) 1000円(野草の寄せ植え) 1000円(芋煮会)
申し込み:堤キミ江 tel/fax:045-592-7491 mob#090-8056-2359
e-mail:ky-ktsu@mbf.sphere.ne.jp
問合せ:大谷聰    mob#090-5312-3001 fax:045-531-6498
e-mail:acu71090@nyc.odn.ne.jp
.@....................................................................
6★★10/21 地域密着型データベースづくり(市民による地域情報の作成)
今回で3回目です。日本でまだ例の無いボトムアップ方式による地域密着型デ
ータベースを作成します。どのような考え方で行っているのか興味のある日と
はどうぞいらしてください。
日時:10月21日(日) 13:00〜16:30
場所:菊名コミュニティハウス
講師:梅里和平(TaKMiの会員に最近なられました)
費用:無料
申し込み:堤キミ江 tel/fax:045-592-7491 mob#090-8056-2359
e-mail:ky-ktsu@mbf.sphere.ne.jp
問合せ:大谷聰    mob#090-5312-3001 fax:045-531-6498
e-mail:acu71090@nyc.odn.ne.jp
.@....................................................................
7★★10/20 第2弾 早渕川クリーンアップ作戦2001

さまざまな生き物をはぐくんでいる早渕川にごみ、ごみ、ごみ・・・・
さて、どうする?

日時:10月20日(土)13:00〜15:00(雨天時は翌日に延期)
場所:茅ヶ崎橋周辺
川の中および周辺の掃除をしますよ。
軍手持参、汚れても平気な服装(と、川の中に入る人はズック靴)
定例水環境調査もがあります。
主催:早渕川をかなでる会(HARP)http://www.02.246.ne.jp/~tanika/
問合せ:福富洋一郎 tel/045-942-3480
.@..................................................................

8★★10/23 SLA青葉・元気塾  生きがいと自立を求めて
サードエイジを地域で元気に生きるために、お互いに勉強しあい、身体を動か
し、自分を表現しあいませんか!!午前のひとときを、ゆったりと気楽に過ご
せるサロン風なつどいになれば…
#1 10/23(火)10:00〜12:00 「あなたの健康・私に健康」
        田中和夫 日本健康心理学会・健康心理士
#2 11/22(木)9:00〜12:00 「ウォーキング&TEAトーク」
        和田絹江 横浜市民体力づくり指導員健康
        村上昌幸 (社)日本ウォーキング協会公認
             ウォーキング指導員
#3 12/18(火)「健康を食生活から考える」
        織田弥生 NLPカウンセラー
        横山亨 お酒研究家
#4 1/22(火) 「こころとからだに効く薬」
        田中和夫日本健康心理学会・健康心理士
#5 2/26(火)「住いから健康を考える」
        山下由喜子 福祉住環境コーディネータ

会場:青葉区役所別館(東急田園都市市ヶ尾下車5分)
定員:30名
参加費:1回500円 5回通しで2000円(初回に集めます
申し込み・問合せ:横山 亨 tel:045-961-3297
往復はがきに住所・氏名・年齢・電話番号を明記 
〒227‐0035 青葉区すみよし台22‐36へ開催日の10日前までに届くように…
.@....................................................................

◆市民活動イベント情報の募集はいつでも!!
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。

横浜オムニバス通信編集部:E-Mail:TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

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3.横浜丘の手便り
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■「横浜丘の手」のまちづくり    都筑区   福富洋一郎

(8) 横浜から、全国(JAPAN)に   
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前回は、「まちづくり」の市民活動が盛んな、横浜北部方面では、「横浜
丘の手方式」と言ってもいい共通点があるのでは、という話をしました。
 実は、先週の23日に、横浜パシフィコで「全国ボランティアフェスティバ
ルかながわ」という大イベントに参加しました。このとき、「地域で横糸を通
そう」という分科会でパネリストとして発言の機会がありました。中年男性の
グループが大勢集まり、何故、横浜・川崎の北部方面には、多くの団体が活発
に活動しているのか?と言うことが話題になりました。
 ある人は、女性の人達がしっかりしていて、それに男性がリードされている
のでは?と、鋭い指摘をしていました。
活動がうまくいっているキーワードは、
 ・楽しいこと(Joyful)        
・積極的であること(Active)
 ・実践的であること(Practical)   
・魅力的であること(Attractive)
 ・仲間で連携していること(Network)
ではないか、と思いつきました。
 そうです。頭文字をとれば、「JAPAN」。横浜の方式が、全国の「さきが
け」となっている気がしました。


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4.市民活動を支える施設から、お知らせ…
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o@o\(~o~)/o@o 祝!!創刊「緑区生涯学習支援センターだより」

オムニバス通信4号で紹介した緑区役所2階にある生涯学習支援センターが
「センターだより」を発行しました。おめでとう!!
近隣の区の生涯学習支援センターにも配布されています。A3中折り4ページ
仕立てです。愛称は?いつか募集するのかな…青葉区は「青葉アシスト」港北
区は「楽・遊・学」一番上に、区の花のマーク。「シラン」なのですね。都筑区
は何でしょう… 青葉区にはまだ、区の花も鳥も木も制定されていません。
緑区の「売り」の『ちょっと先生』の大特集号でした。市民活動イベント案内
でも取り上げました。

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5.市民活動紹介 今回は2つです。
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◆◇荏子田おやじの会    青葉区  荏子田おやじの会会長 富山郁彦 
前略 お父さん
そろそろはじめませんか?
スポーツクラブの勧誘でもダイエット商品の紹介でもありません。
会社以外の自分探ししませんか。
荏子田を寝る場所から楽しむ場所に変えてみませんか。
会社中心主義でしかもシャイ、肩書きをはずして
新しい仲間を作るのが苦手なお父さん。
地域社会はお母さんや子供達だけのものではありません。
現在おやじの会は、それぞれの個性と出番を尊重し、
無理せず焦らずいろんなことに挑戦中です。
まず自分の好きな事から子供達と一緒に楽しんでみては・・・・・
ネクタイはずして肩の力抜いて、楽しみながら。
子供達の笑顔が見えてきます。
もちろんお母さん達の笑顔も。
いつでもお待ちしてます。  おまちしてまっーせー
             

荏子田おやじの会のホームページを
リニューアルしました。
どうぞ、ご覧ください。
 ↓           ↓
http://oyajinokai.hoops.ne.jp/


◆◇「おやじの腕まくり」活動日記−第3回   青葉区  千葉恭弘

 −おやじが変わる、家族が輝く、地域がよみがえる−
おやじのネットワーク(続き)
前回で紹介した「おやじサミット」の続きです。その時採択された「おやじサ
ミット宣言」はおやじ達の活動のコンセプトを示していて興味深いので次に
紹介しましょう。

「第一回おやじサミット宣言」
おやじは昔、子供だった。ケンカはしたが、イジメはなかった。
いつもお祭りが大好きだった。おやじは、いまも子供だ。
今日この頃、おやじの仲間の輪が広がり、毎日が刺激的で面白い。

何か始めたい、その人が出来ること。
可能な範囲で、自分の何が生かせるか。
構えないで楽しんで、いつか役に立ちたい。

一人が出来ることは小さい。
だけど、仲間と一緒なら、結果は計り知れず大きい。
そして、自分の生き方を学ぶ。

私どもおやじは
1.新しい仲間が出会えるような地域No.1のお祭り広場を造る。
1.相手を楽しませ、自分も楽しむ、青春パーティの舞台を作る。
1.この指とまれの精神で、いつも皆んなで何か新しいことを創る。
以上、ここに宣言する。

少々ロマンチックな夢を込めた表現ですが、おやじ達の希望を端的に表してい
て、こんな思いが日頃の活動の源になっていると言えましょう。第一回のおや
じサミットの後、3年を置いて平成10年4月には第二回のサミットが川崎で開
かれました。新たに海老名の「ダメおやじの会」が加わって、ネットワークの
輪がさらに広がり、これを機に「おやじサミット連絡懇談会」(通称おやコン)
が3〜4ヶ月毎に開かれるようになったのです(もっとも大義名分をつけて飲
み会をやるのが本当の目的ではありますが・…)。おやじネットワークの仲間
とメールでの情報交換が定着してくると、会の進め方や地域活動のヒントなど、
実に多くのことを他のグループから学ぶことが出来ます。またいくつかのイベ
ントにジョイントで参加することも実現しました。これからの活動が大変楽し
みです。

9月23日に「第10回全国ボランティアフェスティバルかながわ」がパシフ
ィコ横浜で開かれましたが、この中の第6分科会が「地域に横糸を通そう」と
いうテーマで、サブタイトル「男性が創る・果たす・地域での役割り」が示す
ように市民権を得た男性の地域活動についての熱い討論の場になりました。こ
の分科会を支えた実行委員やパネリストには多くの「おやコン」メンバーが名
を連ねています。
点から面へ、面から球へ、おやじネットワークから地域ネットワークへ、今後
どの様に展開していくか、さまざまな活力を秘めて大変刺激的ではあります。

以下次回へ。

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6.電子行政どうなってるの?
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■■■日本一進んだ市民参加「電縁都市ふじさわー藤沢市民電子会議室」本
格稼動開始。
アクセス20万件を超える。電子会議を体験してみよう。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/~denshi/
「今年4月、電子会議は実験から実践へ[eスタート]しました」藤沢市市民
自治推進課の金子さんは顔を紅潮させながら報告しました。(9/10,慶応義
塾大学メディアコミュニケーション研究所「地域社会とIT活用研究会」に
て)インターネットによるユニークな市政参加で注目されていた市民電子会
議室は、これまで20万件のアスセクがあり、参加者の75%が40才代以
下という若い世代の市政参加を呼び込んでいます。
特に市民が自由に開設する「市民エリア会議室」(52室)とは別に、行政
が情報提供し、市民と論議する「市役リア会議室」が注目。現在12の
会議室が公開され、「鵠沼プール跡地利用をどうする」や「市民活動を支援
する施策は」など具体的テーマで話し合い、具体的に政策に反映させる先進
的な取り組み。[eスタート]とは各課に「電子会議室」責任者を置き本腰を
入れて市民と向き合い本格的な市政参画に組み込もうとのことです。
おざなりの投書回答や「市長への手紙」でお茶を濁す何処かの市とは大違い。

現在1500人の多数の市民が発言登録中。参加者の交流会も計画されON-OFFの
両輪で動く。
特に電子会議室の論議を整理し、政策提言に仕上げるために、市民から選ば
れた運営委員制度が置かれたことが注目されます。メルマガ特派員は近く藤
沢市の運営委員に直撃インタビューし、次号で報告します。乞うご期待!

電縁都市ふじさわのHP:
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/index.html

                                 
□□□□□□□
7.編集後記
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
今回緑区の『ちょっと先生』の体験講座をお知らせしました。
ただ、締めきりが28日でした。でも全部の講座が定員に達するとは思えませ
ん。一つ一つ講座の定員が違います。時間帯も細かく分かれています。こうい
う講座の申し込みや申し込み状況がHPで操作できるととっても便利だな…ト
このセンターだよりを見ながら思ってしまいました。三鷹市の生涯学習情報の
サイトを覗いてみてください。きっとなにかを感じます・・・行政の考える市
民サービスってどんなことなんだろう?
http://www.shougai.city.mitaka.tokyo.jp/mitaka/index.html

☆☆おまけ
マイクロソフト社のダウンロードセンタ‐(Internet Explorer 5.01 Service
Pack 2 )
http://www.microsoft.com/downloads/release/asp?ReleaseID=28910

ダウンロードなど分からない人は10月5日の相談日に来ませんか?


「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

2001年09月16日

「横浜オムニバス通信」7号 

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

   「横浜オムニバス通信」7号  (発行日 2001年9月16日)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  □□□ 1.市民活動支援センターの市民活動用PC事情(2) □
□ □ 2.市民活動イベント情報          □
□ □ 3.横浜丘の手便り       □
 □  □□   4.市民活動紹介                 □
 □□□□□□  5.エッセー               □□
□ □○○ □□ 6.編集後記       □□□
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□
     ○○     ○○ 
"皆で乗ろう(載ろう)、空でも走る(定期発行)横浜バス方式の心意気" 
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
  
                                 

□――――――――――――――――――――――――――――――――
 1.市民活動支援センターの市民活動用PC事情 (2)
□――――――――――――――――――――――――――――――――
 「市ヶ尾プラザにPCが2台来た」という記事を6号で紹介しました。
その続きで、先進的な横須賀市立市民活動サポートセンターの取材をされた
小池さんのレポートです。

■■ 横須賀市立市民活動サポートセンター   青葉区  小池由美

 あちこちに市民活動をサポートしてくれる施設があります。似ているような
似ていないような…中身はどうなっているの?市民活動の何をどこまでサポー
トしてくれるの? 気になりますよね…

◇◇サーバーを持っている、横須賀市立市民活動サポートセンター

◆自前サーバーを設置していました
 市民公益活動をされている団体のホームページをアップすることが可能にな
っています。1団体当たり2MB程度の容量だそうです。2MBぐらいだとあまり
掲載することはできないかもしれないけど、まずやってみようよ…ということ
です。
 それに、ここにはホームページを作成するためのバックアップ体制ができて
います。PCルームにはモニターが2台、ラップトップが6台。LAN で繋がりホー
ムページの作成講座をここで開くことができます。センター登録の講師を依頼
し勉強会を薦めています。
<参考 市ヶ尾プラザ>
PC2台。OSはWindows 98 Office2000のExcel Word Access、PowerPoint
Out lookが装備されています。残念ながらホームページ制作ソフトは装備され
ていません。ISDNフレッツの高速回線が常時接続されています。
◆フロアーにあるPCタワーはなんだ…
 windows+printer  2セット。 mac+printer 1セット。スキャナーもある。
 その横にはビデオ編集機材一式。 
◆フレキシブルスペースで、ワープロをやっている人発見。ワープロ館内貸し
 だしがぞろっと棚に並んでいます。
◆館内貸し出しといえば、ラップトップPCも18台使えます。
◆キッズルームがあります。子連れのお母さんも一安心。
◆ロッカー(有料)や、レターケースも完備。
◆Faxの送信は、公衆電話に接続のファックスを使用
 受信は、受付のファック番号を利用できる。受信したものはレターケースで
 保管も可。
◆宅配便・小包預かり
 受付で預かってもらえる(要事前連絡)。発送はできません。
◆定番の大量印刷機(リソコピー)、コピー機、丁合機、製本機、紙折り機、裁
 断機、大型ホチキス、穴あけ機、計り、ラミネーター

マスコットは公募で決まった、「のたろん」ウサギです。
not alone から、命名したそうです。
「ひとりぼっちではない」そして、その語感から「市民活動は焦らずのんびり、
ゆっくりやろうよ」という意味もこめられているそうです。

開館:9:00〜22:00
休館日:12月29日から1月3日

横須賀市立市民活動サポートセンター(〒横須賀市本町3‐27)
電話:0468‐28‐3130  ファックス:0468‐28‐3132
e-mail:  notalon@ysc-unet.ocn.ne.jp
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/support/

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 2.市民活動イベント情報   
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★★ 9/22 早渕川水環境調査

日 時:9月22日(土) 14:00〜16:00 雨天中止
場 所:矢橋上流右岸の親水階段 (東横線綱島駅からバス「勝田折返所」下
    車,バス停近くの勝田橋から川沿いを下流へ徒歩10分)
内 容:水質調査,生き物観察など
持ち物:筆記用具,タオル,すべらない靴
主 催:早渕川をかなでる会(HARP水&みどりグループ)
問合せ:TEL 045-591-2705(運藤)

★★ 9/23 北の「森づくり」

日 時:9月23日(日) 10:00〜12:00,13:00〜15:00 雨天の場合作業中止
場 所:大塚歳勝土遺跡公園(歴史博物館側入口集合) (地下鉄センター北駅
から徒歩5分)
内 容:雑木林の下草刈り
持ち物:軍手。汚れても良い服装でお越しください。
主 催:港北ニュータウン緑の会,大塚歳勝土遺跡公園愛護会
問合せ:TEL 045-948-2920,FAX 045-948-2921

★★ 9/26 ラウンジ・アフタヌーンティー

「知っていますか? フィリピンの文化」
遠いようで、本当に近い国フィリピンのことを、あなたはどれくらい知ってい
ますか?
スペイン統治時代が350年あり、短いアメリカ統治時代の影響も色濃く残る
フィリピン文化。もちろんアジアとしての魅力にあふれた国。在日15年にな
るゲストに、フィリピンの文化と今のフィリピンがどんな風に見えるかを語っ
ていただき、皆さんの質問に答えていただきます。
お茶を飲みながら、楽しい午後のひとときを過ごしましょう。

ゲスト:中田ローナさん〔フィリピン出身 英会話講師〕
日 時:9月26日〔水〕14:00-16:00
場 所:ラウンジミーテングルーム#1
定 員:30名
参加費:100円
保 育:要予約〔2歳から4歳〕 保育協力金 1名150円
申込み: 横浜市青葉国際交流ラウンジ
    電話   045-971-2040
    E-MAIL  a2040@beige.ocn.ne.jp
(URL)  http://www2.ocn.ne.jp/~aoba/       

★★ 9/29 第5回都筑民家園 お月見ライブ

あの、都筑民家園でお月見・・・
日 時:9月29日(土) 
   18:00〜しの笛・・・都筑民家園しのぶえの会
       アコーディオンアンサンブル・・・Lino
18:30〜長唄と古典舞踊
     舞踊→昔噺狸(むかしばなしたぬき)
     長唄→黒塚(くろづか)安達原鬼女伝説のこわ〜いお話
     舞踊→元禄花見踊(げんろくはなみおどり)
   長唄は希扇会、舞踊は国際交流民族舞踊研究会
    囃子は、一如乃会です。
お抹茶とお団子セット(17:00〜18:30先着100名)300円
お団子だけだと100円だそうです・・・

主 催:都筑民家園愛護会
協 力:都筑クラブ、横浜ロックサークル
問合せ:電話・ファックス 045‐594‐1723 


★★ 9/30 雑木と竹をそだてて炭を焼こう(第1回雑木林塾)

日 時:9月30日(日) 10:00〜15:00 雨天決行
場 所:大塚歳勝土遺跡公園(歴史博物館側入口集合) (地下鉄センター北駅
から徒歩5分)
内 容:午前講義「雑木林の生態」,午後実習「下草刈り」
費 用:3,000円(6回分の資料代)
持ち物:記用具,軍手。汚れても良い服装でお越しください。
申込み:ハガキかFAXでお申込みください。
申込先:〒224-0062都筑区葛が谷6-36原ビル4階「緑の街」気付
「港北ニュータウン緑の会」まで FAX 045-948-2921
主 催:港北ニュータウン緑の会
問合せ:TEL 045-948-2920,FAX 045-948-2921,
    E-Mil   you-totsuka@par.odn.ne.jp

★★ 10/2,20,30 いい子ってどんな子?‐人とふれ合うことのできる子に−

T−GAL 連続講座
コミュニケーションが不足しているといわれる今の時代、親や社会は子どもを
どのように育て、受け入れていけば良いのか、考えて見ませんか?

1.10月2日(火)10:00〜12:00 ハウススクエア横浜4F
   「自己主張と我慢の教育学 佐藤淑子 鶴川女子短期大学教授
2.10月20日(土)13:30〜15:30 青葉公会堂2F
   「子供・若者とどう向き合うか」武田利邦 横浜商工高等学校教員
3.10月30日(火)10:00〜12:00 青葉区役所別館2F
   −TEA AND TALK−「今 親として何ができるか?」
定 員:1,3は60名、2は、80名
参加費:1000円全回通し 2(公開講演会)のみの参加の場合は、400円。
保 育:1回500円  詳細は問い合わせてください。
申込み:tgalkouenkai@yahoo.co.jp
    T−GAL連続講座申し込みと明記/住所、氏名、電話・ファックス
    番号、保育の有無など(必要な日程、子供の名前、年齢)
締切り:9月21日(金)
主 催:T‐GAL(Think Globally, Act Locally!)
  http://www.geoccities.co.jp/SweetHome-Green/1078
助 成:(財)横浜市国際交流協会 横浜国際交流基金

★★ 10/11 安ければいいの!?エコからエコを考える。

世界中の人が気軽で便利な使い捨てライフを楽しむには、地球があと4個
必要といわれています。
私達一人一人の家計と地球の環境問題が、どのようにつながっているのか、
身近な問題から目を向けて一緒に考えて見ませんか。

公開講座 「実践!エコ・エコライフを楽しもう」
      島秀子 消費生活アドバイザー/環境アドバイザー
日 時:10月11日(木)10:00〜12:00
場 所:青葉区役所304会議室
参加費:200円
問合せ:青葉区役所地域振興課生涯学習支援係り
    「環境問題学級」TEL 045‐978‐2295

★★ 10/28 手をつなごう!もうひとつのまちづくり「市民フェスタ21」

開催主旨は横浜市でも平均年齢が最も若く、人口が増え続けている北部地区
で、同じ町に暮らす人々が、よりよく暮らしていくためにどうしたらよいか、
人と人が出会い楽しく交流する場の提供をします。
また、情熱を持って都市農業に取り組んでいる地元の生産者と交流すること
で、農地や自然が多く残されている横浜北部の「農」を守り育てていくこと
をアピールします。(「市民フェスタ21」の祭り実行委員  小泉恵子)

日 時:10月28日(日)11時から14時
場 所:地下鉄センター南駅前 すきっぷ広場
イベント:食べる人、作る人がわいわい集う元気なイベント
    模擬店やフリーマーケット多数予定
    フリーマーケット 出店大募集  フリマ参加費 1区画1000円
申込み:10月13日までに氏名・住所・電話番号を記入の上
    往復はがきにて申し込み。(多数の場合抽選)
申込み先:生活クラブ運動グループ 「市民フェスタ21」まつり実行委員会
     青葉区市が尾長1161−8生活クラブ緑センター内
問合せ先:TEL  045-971‐2171(八木)

★★ 10/28 コンサートforユニセフ

小さな命をおおきな希望へ 井戸の設置で安全な水を!
出 演:木村 弓「千と千尋の神隠し」主題歌作曲・歌
   覚 和歌子「千と千尋の神隠し」主題歌作詞
   Boo−Hoo−Uhoo
日 時:10月28日(日) 14:00開場 14:30開演
場 所:青葉公会堂
入場料:1200円(収益金は日本ユニセフ協会へ寄付)
問合せ:TEL 045‐981‐3462
主 催:コンサートforユニセフ実行委員会

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◆市民活動イベント情報の募集
横浜北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
□□□―――――――――――――――――――――――――――――
 3.横浜丘の手便り   
□□□―――――――――――――――――――――――――――――

■■ 緑道(オムニバス)   (4)            

    「緑道の裏話」       都筑区      清水 浩
                   
 港北ニュータウンの表道路は緑道で都市計画道路は表道路ではない。今まで
の概念で言えば車が通る道が表で、商業施設が張りついて賑やかなのが常道で
あるが、港北ニュータウンの設計意図は静かで緑に覆われた道がメイン道路で
ある。
 緑道の表土は柔らかい土であり、ハイヒールを履いた人のためになっていな
い。ハイキングにハイヒールを履いて行く人はいない。設計段階で、管理上か
ら言って乳剤舗装をすべきであるとの議論もあったが、土肌の道路になってい
る。言わば自然保護で緑の豊さを第一義とした。生活・文化としては、高校・
大学の美術部の学生の彫刻や石膏を並べる話もあった。今問題になっている落
書き箇所に美術愛好者に明るい絵を描いてもらおうとも考えた。それぞれの町
内会で絵画好きな人が立候補して競作してもよい。
 緑道は、大人に人気があるが、若者子供には阪急の観覧車の方に人気がある。
それは前述したように使い道が分からないからかも知れない。緑道を活用した
小学校・中学校の学校対抗マラソン大会の実施もある。言わば活用方法の宣伝
である。それには早淵川を挟んだ北の地区と南の地区を結ぶ緑道の繋がり(連
結)が急務である。
 その一つとして、河川敷に桜を植えて並木を作ろうと市民が苗木を寄付する
と言う話があったが、用地管理上の都合で許されなかった。若し、植えられて
いたら桜の名所になっていたことであろう。
 江田方面では、南北地区の幅が狭いので、早淵川に歩行者専用の吊り橋でも
かけて連結したいという話もあった。何れにしても外周十五キロ、内周九キロ
と説明してきた。繋がらなければ半分しか出来ていないと言えよう。
 緑道の管理は、横浜市の西部公園事務所になっているが、管理が行き届かな
いので幾つかの愛護団体に除草器具などを貸し与えて地元の協力も得ているよ
うである。それでも草茫々なので個人にでも審査の結果作業する人を特定し除
草を委託したら、その者たちは競って管理する事になろう。現に集合住宅に属
する竹林、雑木林の管理は行届いている。
 茅ヶ崎地区公園には生態園が有って自然の動植物を保護しているが、そのた
めグリーンマトリックスの繋がりが途絶え一般車道に出る、仕方ないこととし
て歩道を三メートルぐらいに広くして貰いたいという意見もある。ある意味で
は設計上の配慮が足らない。又、緑道は、暗くて物騒だという意見もあるが、
あまり街灯を付けて明るくすると植物の生態が狂うという実態もある。
 緑道は、大体が谷間に設計されていて水の流れがついている。清水の湧き水
を頼りにしているが、干ばつになると流れがなくなり寂しい。港北ニュータウ
ンでは、せせらぎの水源に井戸を掘ることが許されているが、電気代など管理
費が問題となる。港北ニュータウンの区域は、減歩として既に応分の負担があ
って成り立っているので、都市計画税の一部で、地域の景観を維持するような
管理費は補ってもらいたい。

 今後も、このテーマを続けます。みなさんの投稿を、お待ちします。
                         

■■ 「横浜丘の手」のまちづくり   都筑区   福富 洋一郎

(7) 横浜丘の手方式 

前回まで、横浜丘の手には、市民の様々な地域活動が盛んに行われているこ
とを、私の体験を踏まえて紹介しました。行政が引っ張っていた時代から、市
民が自主的に、または、行政や企業と協働してまちづくりを進めていく時代が
やってきたのです。
 私もこの8年間、試行錯誤しながら、平日は「会社人間」、土日は「地域人
間」をモットーに、いろいろな人との出会いを楽しんでやってきましたが、ど
うも当地には、「横浜丘の手方式」といっても過言でない共通点があるような
気がしてきました。
 その特色は、次の3点にあるようです。
(1)行政のまちづくり計画に、早い段階で市民が参加していること。
(2)立場や利害の違う者同士が、交流する「場」があること。
(3)市民が、自発的に楽しく活動していること。
 このうち、特に第3点を強調したいと思います。身の回りの自主活動グルー
プの多くは、ソフトでオープンな運営とジョイフルな活動を心掛け、理論より
実践を目指して実績を上げているようです。それが、忙しい人も自由に参加で
き、活動が継続できる所以ではないでしょうか。

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◇◇丘の手に関するみなさまの情報をお寄せください。◇◇
お勧めの散歩道や取って置きの公園の情報、まちづくりの情報など
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)までお送りください。

□□□□――――――――――――――――――――――――――――
 4.市民活動紹介   
□□□□――――――――――――――――――――――――――――

◆◇「おやじの腕まくり」活動日記−第2回   青葉区  千葉恭弘
 −おやじが変わる、家族が輝く、地域がよみがえる−

■「腕まくり」の活動
半年に渡る10回の準備講座を終えて最終回では正式にグループ「おやじの腕
まくり」が発足しました。発足に当たってスローガンとして掲げたのが本稿の
タイトルである「おやじが変わる、家族が輝く、地域がよみがえる」でした。
新しいおやじのライフスタイルでは生活の場は、職場・家庭・地域という3つ
の軸足を等分に持ち、そのどれもが欠けてはなりません。おやじが変わること
により、失われていた家庭・地域でのおやじの存在を取り戻そう。肩書き・名
刺を抜きに話ができ、活動を共にできる仲間を作ろう。こんな思いで活動のス
タートを切りました。参加したメンバーは講座受講者から28名。毎月一回持
ち回りで担当する月例会を中心に、青葉区内の地域イベントや地区センターの
催しの助っ人を積極的にかって出ました。
最近の活動には次の様なものをあげることができます。

 ○伝統行事の助っ人 ○おやじの料理教室
 ○地区センター祭 ○いかだで遊ぼう矢本川
 ○児童文化教室 ○コンピュータも恐くない
 ○おやじサミット ○あなたもインターネット
 ○インドアプレーン ○舞台装置・音響・照明
 ○おやじの子供工作塾 ○国内・国際交流
 ○マジックの達人 ○涌き水探検隊

このように活動は多岐にわたっています。これは会の方針が緩やかな連帯を基
本として、活動は出来る人が、出来ることを、出来る時にやるということをモ
ットーにしているためであります。メンバーの才能を発揮できる場があれば何
でもやってみようの精神でとりかかっています。
恒例となった地区センターでの節分会、夏休み子供塾、地区センター祭りでの
子供工作塾などで地域の子供達と触れ合う機会も多くなりました。地域のイベ
ントでは他のグループと共同で参加する機会も多く、これらの活動を通じて人
々のネットワークが横に広がっていくのが実感できます。

■おやじのネットワーク
活動を続けてゆくと横浜や川崎には同じようなおやじのグループが幾つかある
ことも分かってきました。これらのおやじグループの横の連携ができないもの
だろうかと考え、後発のわが「腕まくり」から先輩グループに呼びかけ、平成
7年7月に第一回おやじサミットを横浜市青葉区で開催しました。「おやじの
会・いたか」、「じゃおクラブ」、「おっさんネットワーク つるみ」、「ま
・いい会」、「杉の子・おやじの会」、「おやじ考」、「都筑おやじ学」、そ
れから「おやじの腕まくり」と、それぞれユニークなネーミングを誇るおやじ
のグループ8団体が参加して、おやじのパフォーマンスに汗を流したのです。
これはくしくも、青葉公会堂の新築・こけら落としのタイミングと合い、青葉
区役所の協力を得て、開館間際の公会堂に400名の参加者を集めて開催する
ことができました。

以下次回へ。
  
□□□□□―――――――――――――――――――――――――――
 5.エッセー   
□□□□□―――――――――――――――――――――――――――

◇◇ 電子メディアによるコミュニケーション   都筑区  王子 全主

 最近「本はどのようにして消えてゆくのか」(津野海太郎著 晶文社)を読
みました。紙と活字の本はなくなるのか?みなさんどうおもいますか?
 この本で小学校時代、ガリ版による新聞を発行、出版社で単行本づくり、雑
誌、ミニコミ誌、DTP新聞などの編集にたずさってきた著者が今までの印刷
技術と本作りの歴史を追いながら自ら経験してきたワープロ、MACコンピュ
ータとの出会い、DTP、パソコン通信との関わり、インターネット、ホーム
ページ、HTMLなどを通して今後のトレンドとしての本というものを考察し
ています。
 体験に共有する部分も多い気がしました。また今のマルチメディアの進展に
同じ様なことを感じている人がいたという気にもさせられた。電子メールによ
るコミュニケーションにも何かしっくりしないところ、引っかかるところを感
じていた私にとってなるほどなるほどいちいちうなずく場面もしばしば。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大手パソコン通信の会議室(フォーラム)で不特定多数の人たちを相手に心
ゆくまで対話的にふるまえたという経験がない。もちろんおしゃべりとか簡単
な情報の交換ぐらいのことはできる。でもそんな程度で対話的というのはおこ
がましかろう。そう思ってちょっと本気で関わろうとすると、必ず失敗する、
なんというか、しつこくなりすぎてしまうのである。書くことは、多かれ少な
かれ、私の考えはそれ(たとえば相手の観点)とは違う、と切り分けていく面
をもつ。つまり書くことは必ずいくばくかの切断的(批判的、批評的)な見解
を含んでしまう。私もそうだし、顔の見えない相手の側もそう。その種の切断
に、いちいち過剰に傷ついていては話がさきに進まない。と頭では思っていて
もどうしても多少は傷ついてしまう。そうなると、お返しに自分が負った傷以
上のものを相手に負わせたくなる。特に意識せずとも、そうしてしまっている。
 活字メディアであれば、批判するものと批判されるものとの間には時間的、
空間的な距離がある。ちょっときついことを書いても、また書かれてもその距
離の中で、自分が負った傷、相手に負わせた傷、このさきどう処理してゆくか
をゆっくり考えることができる、その意味で活字メディアは切断につよい。
 (本書71〜72ページより引用)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 これは非常に本質的な事かもしれないという気がしました。みなさんのネッ
トワークでの経験の中で、こんな体験した方もいるのではないでしょうか?
 瞬間的に全世界を駆けめぐる電子ネットワークの良さもありますが、間の大
切さ、読み手を意識した書き方も必要ではないかと思います。フォーラム、メ
ーリングリストなどである特定の個人だけを意識したような書き方、独りよが
りの書き方、その他大勢の読み手を意識しない書き方などちょっと配慮すれば
もう少し楽しい電子空間が広がってくるのではないでしょうか?

□□□□□□――――――――――――――――――――――――――
 6.編集後記  
□□□□□□――――――――――――――――――――――――――

 青葉区の花の地図作りをしている青葉区の地図作りグループ「まっぴい青葉
の街」(代表 秦さん)を5号で紹介しました。TaKMiでも支援したいと
考えています。まっぴいさんの作られているのはガリバーマップですが、HP
上の地図に花の情報をクリッカップルマップで表現できないかと考えています。
 その試作として、今年の夏歩いた「チロルの山旅」をクリッカブルマップも
入れて作ってみました。海外の山に関心があるかたも覗いて見てください。
http://home.catv.ne.jp/dd/taga/tirolto.htm
                             (多賀)   

「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

Posted by takmi at 17:49

港北ニュータウン・緑道(4)

■■ 港北ニュータウン・緑道(4)・・・・・・・・・・・・・       都筑区      清水 浩

    「緑道の裏話」 
                         
 港北ニュータウンの表道路は緑道で都市計画道路は表道路ではない。今までの概念で言えば車が通る道が表で、商業施設が張りついて賑やかなのが常道であるが、港北ニュータウンの設計意図は静かで緑に覆われた道がメイン道路である。
 緑道の表土は柔らかい土であり、ハイヒールを履いた人のためになっていない。ハイキングにハイヒールを履いて行く人はいない。設計段階で、管理上から言って乳剤舗装をすべきであるとの議論もあったが、土肌の道路になっている。言わば自然保護で緑の豊さを第一義とした。生活・文化としては、高校・大学の美術部の学生の彫刻や石膏を並べる話もあった。今問題になっている落書き箇所に美術愛好者に明るい絵を描いてもらおうとも考えた。それぞれの町内会で絵画好きな人が立候補して競作してもよい。
 緑道は、大人に人気があるが、若者子供には阪急の観覧車の方に人気がある。それは前述したように使い道が分からないからかも知れない。緑道を活用した小学校・中学校の学校対抗マラソン大会の実施もある。言わば活用方法の宣伝である。それには早淵川を挟んだ北の地区と南の地区を結ぶ緑道の繋がり(連結)が急務である。
 その一つとして、河川敷に桜を植えて並木を作ろうと市民が苗木を寄付すると言う話があったが、用地管理上の都合で許されなかった。若し、植えられていたら桜の名所になっていたことであろう。
 江田方面では、南北地区の幅が狭いので、早淵川に歩行者専用の吊り橋でもかけて連結したいという話もあった。何れにしても外周十五キロ、内周九キロと説明してきた。繋がらなければ半分しか出来ていないと言えよう。
 緑道の管理は、横浜市の西部公園事務所になっているが、管理が行き届かないので幾つかの愛護団体に除草器具などを貸し与えて地元の協力も得ているようである。それでも草茫々なので個人にでも審査の結果作業する人を特定し除草を委託したら、その者たちは競って管理する事になろう。現に集合住宅に属する竹林、雑木林の管理は行届いている。
 茅ヶ崎地区公園には生態園が有って自然の動植物を保護しているが、そのためグリーンマトリックスの繋がりが途絶え一般車道に出る、仕方ないこととして歩道を三メートルぐらいに広くして貰いたいという意見もある。ある意味では設計上の配慮が足らない。又、緑道は、暗くて物騒だという意見もあるが、あまり街灯を付けて明るくすると植物の生態が狂うという実態もある。
 緑道は、大体が谷間に設計されていて水の流れがついている。清水の湧き水を頼りにしているが、干ばつになると流れがなくなり寂しい。港北ニュータウンでは、せせらぎの水源に井戸を掘ることが許されているが、電気代など管理費が問題となる。港北ニュータウンの区域は、減歩として既に応分の負担があって成り立っているので、都市計画税の一部で、地域の景観を維持するような管理費は補ってもらいたい。
                                             以上

 

2001年09月02日

 「横浜オムニバス通信」 6号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌" 
       「横浜オムニバス通信」 6号
           発行日     9月2日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  □□□ 1.市ヶ尾プラザにPCが来た!!   □  
□ □ 2.市民活動イベント情報          □
□ □ 3.横浜丘の手便り         
 □  □□   4.市民活動紹介                 □
 □□□□□□  5.エッセー               □□ 
□ □○○ □□ 6.編集後記          □ 
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□ 
    ○○   ○○ 
"皆で乗ろう(載ろう)、空でも走る(定期発行)横浜バス方式の心意気" 
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

帰ってきたガイドです。どこへ行くかが心配です…が、発車しちゃいます。
あしからず…いよいよ秋になりました。イベントが多くなります。皆さんから
のイベント情報もお待ちしています。一人だけで行かないで、読者の皆さんに
も楽しみをお裾分けしてくださいな。  次号7号は、9月16日発行です。  

□――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.市民活動支援センター 市ヶ尾プラザにPCが2台来た!!
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
■地区センターにもPCがあるでしょ…どう違うの?
検索だけのPCでなく、作業できるPCです。−ということです。
待ちつづけた『利用者用PC』の要望実現はTaKMi発足の原点です。市民
団体のIT支援に活用し、これを最初の第1歩として育てましょう。
実際に利用できるのは、9月第2週からです。
■■どんなPCが来たの?
14インチディスプレイ。OSはWindows 98 Office2000のExcel Word Access
PowerPoint Outlookが装備されています。残念ながらホームページ制作ソフ
トは装備されていません。ISDNフレッツの高速回線が常時接続されています。
でも、これだけあれば作業が出来ます。会議を開きながら書類作成・修正を行
うことも出来るのです。これでHPも作成できるようになれば、市ヶ尾プラザ
はもっと魅力的になること請け合いですよね。
■■■利用ルールなど詳しいこと
利用者用PCの使い方や、予約、応援するPCボランティアのことも気になり
ます。応援するPCボランティアとしてTaKMiも名乗りを上げています。
市ヶ尾プラザのPC状況をTaKMiのHPに掲載します。ご覧下さい。
http://homepage2.nifty.com/TaKMi/
■■■■そして!いよいよ何かが始まる!
TaKMiのサポート活動の場が出来ました。ここから育てましょう。
皆さんのご意見を下さい。

□□―――――――――――――――――――――――――――――――――
2.市民活動イベント
□□―――――――――――――――――――――――――――――――――

★★公開絵本講座
全て予約制です。子ども連れ可(生後3ヶ月以上)

日時:9月6日(木)10:00−12:00 
場所:都筑公会堂・会議室
予約問い合わせ:阿部玉有杏 tel 045-591-5457
主催:幼育読書ネットワーク 友・斗ぴあ
   (選定基本図書を題材に親子読書を実践している親達のネットワーク)
http://you-topia.net

★★第28回魅力発見散歩・綱島から池上へ大崎道を往く
昭和10年、初めて東京・横浜間に電車(東京横浜電鉄・現在の東横線)が
開通するまで、乗合馬車の発着所(旧入舟亭前)があった現在の綱島東口再開
発協議会事務所付近の交差点は昔、鎌倉道・稲毛道と大崎道が交差する交通の
要所でした。 今回はここから江戸へ通じる道・大崎道を池上本門寺まで歩き
ます。私たちにとって初めて歩くコースで、遠いように思われますが、意外と
近いですよ。日頃の運動不足を解消するため、頑張って歩きましょう。

日  時:9月 9日(日) 9:30〜16:00
集合場所:綱島駅改札口前  9:30
コ ー ス:綱島駅〜宮前公会堂〜熊野神社〜矢上橋(矢上川)〜観音寺〜夢見
ケ崎動物公園〜平間駅〜清浄寺〜八幡神社〜ガス橋(多摩川)〜徳持神社〜池
上本門寺〜池上駅
講  師:大塚文夫(郷土史家)
参 加 費:500円(会員は300円)
申 込 先:堤キミ江  tel 045-592-7491
     携帯 tel 090-8056-2359
Email ky-ktsu@mbf.sphere.ne.jp

★★第2回 地域密着型データベースづくり(市民による地域情報の作成)  
私たちは、一般生活者が簡単に検索できる生活データーベースを開発・作成し
ていきたいと考えております。まず、港北区(綱島)で、日本でまだ例のないボ
トムアップ方式による地域密着型データベースを作成します。パソコンを知ら
ない人には無料でお教えしますので、興味のある方は是非、ご参加ください。

日  時:9月22日(土) 13:30〜16:30
会  場:綱島地区センター
講  師:梅里和平
費  用:無料                        
申 込 先:堤キミ江 tel/fax 045-592-7491
   mob#090-8056-2359  Email ky-ktsu@mbf.sphere.ne.jp
問合せ先: 大谷 聰 mob#090-5312-3001 
 fax 045-531-6498    Email acu71090@nyc.odn.ne.jp

★★異世代ふれあい広場〜世代を越えて はじまる出会い〜
毎月第4土曜日に活動 9月は「お月見団子づくり」です。
日時:9月22日(土)13:00−15:00
場所:緑区中山町自治会館
対象者:子どもから大人まで興味のある方
参加費:100円
問い合わせ:田中 tel/fax 045-981-5020 9:00〜18:00
      松沢 tel/fax 045-937-2670 16:00〜19:00

★★第3回「たんたんとファーム設立準備のつどい」
青葉区で農業公園づくりを目指す市民グループ「たんたんとファーム設立準備
委員会」がスタートしました。この会は農業公園を「農のあるまちづくりの核
施設」と位置付け10年後の完成を目指して進めています。第2回では、「夢
は分かったが、じゃ何から始めるんじゃ?!」「土地や資金はどうするんじゃ?
!」「どう言う組織を作っていくのか?!」「私はどうしたらいの?何ができ
るの?」「その他、夢の足し算、掛け算、おおいに歓迎!!」ということで随
分賑やかに話し合いました。さて,次回あなたも参加しませんか?
日 時:9月30日(日)14:00〜
場 所:青葉区役所別館
参加費:無料
問い合せ:塚谷 045-988-5909

★★WEショップ・あおば2号店 あざみ野南に10月開店
「WE21ジャパン青葉」NPO法人のリサイクル・ショップです。市民の物
品寄付とボランティアで運営されています。その収益金はアジアの女性の自立
支援に使われています。
柿の木台店をご存知の方も多いと思います。衣類や雑貨類を開店時間ないに持
ちこんでください。買取、委託はしていません。皆さんの協力をお願いします。
江田駅側のユニクロの並びに2号店はオープンします。
参加はさまざま―物品提供、ショップで買う、ショップボランティア、運営参
加など 
問い合わせ:柿の木台店 045-978-4198
      月‐金   11:00−18:00

★★綱島プロムナードづくり・まちづくり
     第3弾・南綱島ポンプ所跡地利用を考える

私たちは、平成12年度から横浜市環境保全局の助成を得て、綱島のプロムナ
ードづくり・まちづくりの一環として、プロムナードやその沿道の施設等につ
いて、改善提案をしてきました。今回は、鶴見川沿いの南綱島ポンプ所の跡地
利用について、町の人たちと一緒に考えたいと思います。
関心のある方は是非、ご参加ください。なお、つなしまの魅力スポット改善提
案一覧表は、
http://homepage2.nifty.com/y-forest/promtop/promenade-top.htm

日 時:10月 7日(日) 9:30〜12:00
会  場:綱島地区センター(予定)
内  容:南綱島ポンプ所跡地利用を考える(ワークショップ)
講  師:大澤浩一(環境デザイナー)
費 用:無料
申 込 先:堤キミ江 tel/fax 045-592-7491 mob#090-8056-2359
 Email ky-ktsu@mbf.sphere.ne.jp
問合せ先:大谷 聰 mob#090-5312-3001  fax 045-531-6498
            Email acu71090@nyc.odn.ne.jp

◆市民活動イベント情報の募集
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。

横浜オムニバス通信編集部:E-Mail:TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

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3.横浜丘の手便り
□□□――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 緑道(オムニバス)・・・・・・・(3)     緑区  多賀 和幸

 。。。緑道は少年、少女時代へのタイムトンネル。。。

 大型台風が通過したあと、残暑が戻った薄曇りの日曜日の夕方、私は愛用の
自転車に乗り、緑道を走ってみようと思った。緑道は以前、妻と市営地下鉄の
仲町台駅で降り、せせらぎ公園近辺を歩いただけであったが、都会の住宅地の
なかに、細々と作られた緑のオアシスというなんとも想像力を掻き立てられる
存在であった。
 鴨居駅前の鴨池人道橋を渡り、建設中の鴨居大橋の下を潜り、松下通信のビ
ルの脇を真っ直ぐに北に進むと、中原街道と横浜上麻生線の交差点に出る。交
差点の近くの石橋というバス停を右側に上がってゆくと、加賀原のバス停近く
にシンフォニックヒルズに入る立体交差の陸橋がある。ここからのレンガ造り
の道が緑道につながっている。
 月出松公園に近づくと、せみの声がシャワーの如く降り注いでくる。アブラ
ゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、なんとヒグラシの鳴き声まで聞こえて
くる。ああここだけは空気が違っていると感じた。不思議に懐かしい風が吹い
ている。少年時代、毎日のようにせみを虫かごいっぱいに取った記憶が蘇って
きた。そういえば、最近はせみをとる少年達をほとんど見かけない。
 月出松公園の案内板を見ると、ゆうばえの道という名前が付けられていた。
犬を連れて散歩している人が多い。しばらく走ると奇妙な台形の丘があった。
これは川和富士公園である。自転車を止め、頂上まで登ってみるとちょうど真
っ赤な夕日が沈むところであった。少年野球のチームが坂道を登ってきた。
 見花山では夏祭りに出会った。焼きそばやおでんの屋台は、張り切っている
町内の親父さん達の模擬店であろう。浴衣を着た少女達や奥様がたが少しまぶ
しい。大学生の頃、夏休みはほとんど信州の学生村ですごしていた。村の盆踊
りにはよく参加した。村人に勧められた焼酎を飲みながら星空の下で踊ると、
腰が抜けるような感覚になる。調子に乗って郷里の盆踊りで、正調木曾節を踊
ったら、すぐ見合いの話を持ち込まれて困った。
 鴨池公園ではアヒルが2羽、地面にうずくまり動こうとしない。こどもログ
ハウスの前を通り葛ケ谷公園を走り抜け、せせらぎ公園に着いたときは6時半
頃ですっかり日が暮れてしまった。せせらぎ公園は古民家を背景に広い池があ
り、洗練された美しい公園である。仲町台の新しい街並の賑わいと明るさが、
公園の静けさを引き立てている。せみの声とは違う、何かが弾けるような声が
頭上から聞こえる。雀のお宿のようだ。修学旅行の生徒達のように眠る前に大
騒ぎしている。
 それから折り返したが、すぐ道は車道に出てしまった。葛ケ谷公園への道を
探しながら引き返したが、またせせらぎ公園にもどってしまった。益々辺りは
暗くなってくるし、これは緑道ではなく、迷路ではないかと心配になってきた。
道端に中学生くらいの少女達が3人座っていた。彼女達に道を聞き、やっと迷
路を抜け出した。暗い林の中で、こんな時間に少女達が遊んでいる。夜の緑道
はまた不思議な一面を見せる。家に帰り着いたのは8時を回っていた。

港北ニュータウン緑道ハイクコースとせせらぎ公園古民家園
http://www.yk.rim.or.jp/~harujun/ntown/ntprk.html
http://homepage2.nifty.com/TaKMi/seseragi.htm
セミの家
http://homepage2.nifty.com/saisho/Zikade.html

■■「横浜丘の手」のまちづくり   都筑区   福富洋一郎
    (6) まちづくりネットワーク

前回まで、横浜丘の手における「川づくり」、「道づくり」、「森づくり」、
さらに、「鉄道づくり」の市民活動を、私の体験を踏まえて紹介しました。こ
の他にも、文化関係や福祉関係など、様々な分野で、地域活動が行われていま
す。町内会・自治会などの地域の地縁型の団体と各分野での自主活動グループ
(テーマコミュニティー)との協力により、まちづくりが進められています。
 横浜丘の手の最近の特色として、グループがネットワークを組んで活動する
動きがあります。97年12月に、有志が集まり、あざみ野の山内地区センタ
ーに集まり「横浜丘の手・ふるさと創り21フォーラム」を開催しました。
そして、「横浜丘の手ひと・まち輪創り宣言」を出し、市民・行政・企業の協
働の輪創りを訴えました。
 その後、ヨコハマひと・まち「わ」創り連・ヨコハマ北部実行委員会として、
市民団体同士のネットワーク活動や、行政との協働活動を推進しています。
横浜市都市計画局とともに、広報紙の作成も行ないました。また、各区ごと
の活動も活発になってきています。
http://www.city.yokohama.jp/me/tokei/hitomati/no9/hitomati/mag.html


□□□□―――――――――――――――――――――――――――――――
4.市民活動を支える施設
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■せせらぎ公園 古民家(多賀さんもおすすめです)
市営地下鉄仲町台駅から徒歩10分 都筑区のせせらぎ公園の中に主屋、水屋、
長屋門からなる古民家があります。
訪問したのは7月、古民家の前の池はスイレンの花が咲いていました。
昨夏は蛍が輝きすばらしい夜がおとずれたそうです。
そろそろ秋の催し物が目白押しになっていると思います。ちょっと散歩をしに
出かけませんか… こんなところでイベントを計画するのもまたよいかも・・

開館:9:00〜17:00
休館日:毎週月・水・木曜日と、年始年末
自由見学無料です。
主屋を借りてのイベントは1500円使用料&事前申し込み
紙すき、蕎麦打ち、季節の料理(秋はきのこ、春は野草)、ぞうり編み、
竹炭風鈴など地域のグループによるイベントが目白押し。学童の子供たちや障
害者のグループなどもここを利用しているそうです。
古民家所有の畑からは新鮮野菜が取れ、竹山も2つ。春はやっぱりたけのこ狩
りでしたね。

(^○^) 身障者用のトイレがありました。
写真を載せました。ご覧になると絶対行きたくなります
http://homepage2.nifty.com/TaKMi/seseragi.htm

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5.エッセー
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■■介護とインターネット  −3−         栄区 藤田幸子
    <<<メーリングリストは学習の場>>>

 私にとって、初めてのメーリングリストは4年半前に始まった京都薬科大学
同窓会のものでした。同窓会会誌にEメールアドレスを持っている人は登録す
るようにとあって登録しました。メーリングリストが何かも知らず、メールア
ドレスを持っている人のリストくらいに思っていました。自己紹介を書いて送
りましたら、瞬時にメールナンバーが付いて送り返されてくるのです。
これには驚きました。いえ、たまげました。その頃、メールアドレスを持って
いる人は薬品会社や大学の研究室、病院勤務ですから、送られてくる話題は薬
学に関することで、最新の新薬、副作用問題、医薬分業のことなど、学会にで
も出なければ聴けない話が家にいながらにして知ることができるのです。
インターネットって、何てすごいのだろうと感激して、それ以来、私はメーリ
ングリストの虜になっていくのです。

 その後、「緑区オンライン学級」に誘われましたが、こちらは決まったテー
マはなく、自由に趣味の海外旅行、登山、オペラ、最近感じていることなどを
書いてよく、趣味だけは広い私に合っていて水を得た魚のように楽しみ、また
パソコンについてわからないことも教えていただきました。

 私の居住区の栄区に「さかえ夢オンライン学級」が開設されて、こちらは、
テーマを決め、集合講座を平行して行い、講座を軸としてメールで感想などを
述べ合って、話題を広げ深めていく形態を取っています。受講生も栄区と隣接
区の住民に限っています。ここではメールの上だけの学習ではなく、栄区の福
祉情報をウェブ上に掲載し、そこから、誰でもが家で必要な情報を得られるよ
うにパソコン指導もして、そしてお互いに助け合っています。そんな実際の活
動に結びついて地域に役立つ、一歩進んだ「オンライン学級」に育っていくこ
とを願っています。
 
 高校の同期生でメールアドレスを持つ友人が増えて、2年前「オンライン同
期会」を結成して、同期会のメーリングリストを設置してメールによる交流が
始まりました。
 卒業して40数年、辿ってきた道はそれぞれ違い、それぞれの人生問題、趣
味、共通の思い出などのメールが飛び交っています。時々友人の訃報も入って
きて、悲しい思いをしますが、これから、並んで高齢になっていくとき、この
メーリングリストを有効に活用して、お互いに助け合っていけたらと思ってい
ます。

 それぞれの趣味を深めるためのメーリングリストも設置されていますが、
その他、もう一歩進んで、地域の市民活動のIT支援をしていく「TaKMi」、
障害者、健常者の区別なく共に真のバリアフリーの世界を目指している
「青葉バリアフリーサポート21」のメーリングリストにも加入しています。
 
 私は外へ出かけることなく 家で義母の介護しながら、メーリングリストで
幅広く学ばせていただいて、これってすごいことだと感謝しているのです。

これまでの介護とインターネットの体験を綴って、藍書房発行
「インターネットは介護主婦の救い主」という本が出来上がりました。
 http://www.fuchu.or.jp/~sachiko3/book.htm

お読みいただけると幸せです。
今度お目にかかる時は、がらっと趣を変えたお話をいたしましょう。
                                 
□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――――
6.編集後記
□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――――
9月1日は、あちこちで防災訓練が行われましたね。私も負傷者搬送訓練とい
うのをやってきました。担架を4人で担ぎ搬送するのですが考えていた以上に
重労働で、人を助けるのも覚悟がいるな…と思いました。ヘリコプターも発着
し、マイクを通しての声すら聞こえなくなる。ライフメッセンジャーの自転車
隊からの報告を聞いていて、普段心掛けていない自分を反省した半日でした。
さて、防災ボランティアにはどんなものがあるのでしょう・・こんなことをや
っているところがあるよ・・というのをお知らせ下さい。


「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

港北ニュータウン・緑道(3)

■港北ニュータウン・緑道(3)  ・・・・・・・    緑区  多賀 和幸

 。。。緑道は少年、少女時代へのタイムトンネル。。。

 大型台風が通過したあと、残暑が戻った薄曇りの日曜日の夕方、私は愛用の自転車に乗り、緑道を走ってみようと思った。緑道は以前、妻と市営地下鉄の仲町台駅で降り、せせらぎ公園近辺を歩いただけであったが、都会の住宅地のなかに、細々と作られた緑のオアシスというなんとも想像力を掻き立てられる存在であった。
 鴨居駅前の鴨池人道橋を渡り、建設中の鴨居大橋の下を潜り、松下通信のビルの脇を真っ直ぐに北に進むと、中原街道と横浜上麻生線の交差点に出る。交差点の近くの石橋というバス停を右側に上がってゆくと、加賀原のバス停近くにシンフォニックヒルズに入る立体交差の陸橋がある。ここからのレンガ造りの道が緑道につながっている。
 月出松公園に近づくと、せみの声がシャワーの如く降り注いでくる。アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、なんとヒグラシの鳴き声まで聞こえてくる。ああここだけは空気が違っていると感じた。不思議に懐かしい風が吹いている。少年時代、毎日のようにせみを虫かごいっぱいに取った記憶が蘇ってきた。そういえば、最近はせみをとる少年達をほとんど見かけない。
 月出松公園の案内板を見ると、ゆうばえの道という名前が付けられていた。犬を連れて散歩している人が多い。
しばらく走ると奇妙な台形の丘があった。これは川和富士公園である。自転車を止め、頂上まで登ってみるとちょうど真っ赤な夕日が沈むところであった。少年野球のチームが坂道を登ってきた。
 見花山では夏祭りに出会った。焼きそばやおでんの屋台は、張り切っている町内の親父さん達の模擬店であろう。浴衣を着た少女達や奥様がたが少しまぶしい。大学生の頃、夏休みはほとんど信州の学生村ですごしていた。村の盆踊りにはよく参加した。村人に勧められた焼酎を飲みながら星空の下で踊ると、腰が抜けるような感覚になる。調子に乗って郷里の盆踊りで、正調木曾節を踊ったら、すぐ見合いの話を持ち込まれて困った。
 鴨池公園ではアヒルが2羽、地面にうずくまり動こうとしない。こどもログハウスの前を通り葛ケ谷公園を走り抜け、せせらぎ公園に着いたときは6時半頃ですっかり日が暮れてしまった。せせらぎ公園は古民家を背景に広い池があり、洗練された美しい公園である。仲町台の新しい街並の賑わいと明るさが、公園の静けさを引き立てている。せみの声とは違う、何かが弾けるような声が頭上から聞こえる。雀のお宿のようだ。修学旅行の生徒達のように眠る前に大騒ぎしている。
 それから折り返したが、すぐ道は車道に出てしまった。葛ケ谷公園への道を探しながら引き返したが、またせせらぎ公園にもどってしまった。益々辺りは暗くなってくるし、これは緑道ではなく、迷路ではないかと心配になってきた。
道端に中学生くらいの少女達が3人座っていた。彼女達に道を聞き、やっと迷路を抜け出した。暗い林の中で、こんな時間に少女達が遊んでいる。夜の緑道はまた不思議な一面を見せる。家に帰り着いたのは8時を回っていた。

港北ニュータウン緑道ハイクコースとせせらぎ公園古民家園
http://www.yk.rim.or.jp/~harujun/ntown/ntprk.html
セミの家
http://homepage2.nifty.com/saisho/Zikade.html

Posted by omni at 13:12