2003年02月16日

「横浜オムニバス通信」44号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」44号(発行日 2003年2月16日)

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□ □1.TaKMiのトピックス            □
□ □ 2.市民活動イベント情報          □
□ □ 3.横浜丘の手情報                 □
□  □□ 4.街づくり講座                 □
□□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい (31)    □
□□□□□□□  6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(16) □
□□□○○ □□  7.編集後記      ○○  □
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□
○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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           44号の編集担当は是永です。

 梅が開花し、ときおり春のような暖かい日差しを感じることがあります。ス
ーパーの店頭にも菜の花が並ぶようになりました。朝市では梅の枝がほのかに
甘い香りを放っています。植物はもう春の訪れを確かに感じとっているようで
す。スローフードに代表されるように、今、人々の価値観が大きく変わろうと
しています。ヨーロッパでは企業に環境や人権に配慮することを求める「社会
的責任投資」が広がり始めているそうです。私たちも効率や成長性ではない、
なにか新しいものさしで世の中を計り直すべき時を迎えているのではないで
しょうか?

■■44号−お急ぎの方へのご案内■■
1.TaKMiのトピックス
  なんやかや会の3月のスケジュールをお知らせします。

2.市民活動イベント情報
  子育て情報、音楽会、生きがい講座、交流フェスタなど楽しくてためにな
るイベントが目白押しです。 

3.横浜丘の手情報
  緑区の防災チェックリスト、緑区から緑と水の回廊連絡会議、港北区の大倉
  山観梅会、都筑区から鶴見川(早渕川)いきいきセミナーをご紹介します。
                                   
4.街づくり講座   
  平成15年1月1日から施行された都市計画法において、まちづくりに関す
る都市計画の提案制度が新しく創設されました。

5.今、電子自治体がおもしろい (31)   
  「協働のありかた」シンポジウムで明らかになった「協働のあり方」研究
  会の存在に一言。30号でお伝えした「区役所からの予算要望査定、青葉
  区・港南区・神奈川区はゼロ」の続編です。

6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(16) 
  手打ち派か機械打ち派か。ホームページ用のソフトは、AHTMLを知って
  から使うと一段と効果的など、経験者ならではの役立ち情報満載です。

  
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1.TaKMiのトピックス
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なんやかや会の日程をお知らせします。

ワードは、文章作成、市民活動のチラシ作り、名刺、年賀状作りなどにバッチ
リ役立つ基本中の基本ソフトです。優しい講師やITの匠達が初歩からマンツ
ーマンでレッスンします。(費用は茶菓代実費程度)

★2月7日(金)終了しました。
予定:[Word 2]
 前回の[Word 1]の復習と、図や色について学習。
 オートシェイプの使い方、図の挿入、クリップアートなど。

★2月15日(土)終了しました。
 予定:チラシづくり
 1月18日と2月7日に学んだことの実践編としてチラシ作成に挑戦。

★3月7日(金)予定:デジカメ基礎
●会場:青葉区役所別館「市民活動支援センター」1階会議室
 デジカメ自体の設定、パソコンへの取り込み、目的に合ったデータ容量、サ
イズ変更、編集方法など。

★3月15日(土)内容:未定
 ●会場:青葉区役所別館「市民活動支援センター」2階第1会議室

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参加される場合は、イベントの一週間前までに、参加したいイベント内容、
住所、氏名、連絡先(E-Mail、Tel)を記載のうえ、下記宛にご連絡下さい
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp  担当 小池

TaKMiのHPイベント予定表には、最新のイベント情報が掲載されています。
下記URLをご確認の上、参加頂きたいと思います。
http://www.sanjocity.jp/~it-takmi/cgi-bin/schedule/schedule.cgi
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2.市民活動イベント情報
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まだまだ間に合うイベント情報

41号
★7 2/21 保育協力者のための講演会
42号
★3 2/22 ボランティア入門講座
★4 2/22 味噌づくり教室 2003年田奈恵みの里事業
43号
★5 2/19 講演会「現代のわすれもの」
★6 2/23 「横浜市民メディア連絡会」第1回公開シンポジウム
★7 2/23 青少年の明日を考えるつどい
★8 3/2 都筑人交流フェスタ
★9 3/15 シンポジウム「地域通貨とまちづくり〜神奈川の状況は今〜」

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◆◇44号イベント案内◇◆
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★「中田市長とカレーランチミーティング」の募集
 第2回募集 2月18日〜24日17時15分まで到着分

 実施日 1.4月22日(火)12時〜12時50分
     2.5月22日(火)12時〜12時50分  
     3.6月22日(火)12時〜12時50分

 申込:横浜市市民局広聴課 kouchou3@city.yokohama.jp
 記載事項:希望する日の番号、グループ名、グループのプロフィール、代表者
 氏名、連絡先(住所、電話番号、メイルアドレス)、参加希望人数(5−10)
 話したいテーマ、合言葉(広報よこはま市版2月号に掲載。記載のないものは無効)
 http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/648/001-11.html


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★1  2/22 学校と地域をつなぐ! かながわ多文化共生フォーラム

 外国人児童生徒の学習支援のための学校と地域やNPOとの連携について、
 そして、多文化共生のまちづくりに果たす学校の役割について考えます。

 日時:2月22日(土)13時〜16時半
 会場:神奈川県社会福祉会館4階研修室 90名(先着順)
 申込:kikaku@k-i-a.or.jp●所属(学校/活動グループ)を明示
主催:神奈川県国際交流協会 http://www.k-i-a.or.jp/top/index.html

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★2  2/27,3/13,3/27 やってみよう 地域活動!! 緑区生涯学級

 わが街地域大好き人間集まれ!! 
 皆で学び 皆で考え 皆の学級です
 皆で行動する

 開催日:12月から第2、第4木曜日に開催
      2月27日、3月13日、27日
 時 間:13時半〜16時
 場 所:区役所第5会議室(ピコ中山2階 ユニー前9
 費 用:1回100円
 申 込:往復はがき 住所、氏名、電場番号
     〒226−0013
     緑区寺山町118 緑区役所生涯学習支援センター

 街づくりサロン オープン予定


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★3  3/1 ルワンダからごあいさつ

 ルワンダ生まれのマリー・ルイーズさんのおはなし
●3月1日(土)14時から16時●青葉国際交流ラウンジ●無料●40名
定員●申込青葉国際交流ラウンジhttp://www2.ocn.ne.jp/~aoba/


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★4  3/1,3/2 第11回鶴見川いきいきセミナー 夢討論会

 一般の部 3月1日(土)11時〜17時
      11時日吉駅改札前集合(昼食持参)
 学生の部 3月2日(日)10時〜15時15分
  会場:慶應義塾大学日吉キャンパス マムシ谷周辺および第4校舎
  定員:350人
  問合せ:ふれあって鶴見川2002作業事務局
  tel:03-3354-3685 10:00-17:00

 ふれあって鶴見川2002
 http://www.keihin.ktr.mlit.go.jp


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★5  3/8 シンポジウム

 乳幼児の居場所調査から見えてきた横浜の子育て
 〜母親たちの手による横浜市との協働調査結果〜

 日時:3月8日(土)13:30〜16:30(13:00受付開始)
 場所:フォーラムよこはま13F 交流ラウンジ
 定員:100名
 参加費:無料
 保育:あり(*事務局にお問い合わせください)

 ゲスト:横浜市行政担当者として企画局、福祉局
     衛生局、教育委員会より調査にご協力いただいた
     担当課長、係長が参加。
     横浜市社会福祉協議会からも参加。
 コーディネーター:斎藤文人(横浜地域人材開発協会代表)
 主催:よこはま一万人子育てフォーラム
 後援:横浜市、横浜市社会福祉協議会

 横浜市との協働で18区の子育て支援状況を丹念に調べました。
(地区センター・福祉保健センター・図書館・地域ケアプラザ・子育てサロン
 自主訓練会・生涯学習支援・社会福祉協議会・幼稚園・保育園など)
 18区でこんなにも違う!?こんな居場所があったらいいな!
 そんな発見きっとあるはずです。
 横浜の子育てについて市民で、そして行政担当者も共に話し合ってみませんか?

 ▼申し込み方法:住所、氏名、電話番号、参加者名をお知らせください。
  電話/FAX 045-931-3403(松岡)
  ハガキ 〒226-0021横浜市港北区篠原北1-2-18
                 NPO法人びーのびーの


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★6  3/1,3/8,3/16 おとうさんのための生きがい講座「地域活動のススメ」

 退職後の人生は、住み慣れた地域で輝きたい。地域の中に、新しい自分の
居場所を探しませんか? さあ、地域活動を始めよう!

 1. 3月1日(土)
 午後2時〜4時 私の趣味は地域活動
 〜活動のコツを学ぼう!〜 区役所別館
 2. 3月8日(土)
 午後2時〜4時 あなたを待っている人がいる
 〜情報の集まる場所へ行こう!〜
 3. 3月16日(日)
 午前10時〜午後2時 仲間をつくろう
 〜 Let's 餃子パーティ!〜 大場みすずが丘地区センター

 定員 原則全回参加できる退職前後の男性24人(多数抽選)
 申込 ハガキ又はファクスで、住所・氏名・電話(FAX)番号を記入の上、
 〒225-0024 市ケ尾町31-4 青葉区役所事業企画係(電話978-2419
FAX978-2436)「生きがい講座」担当へ。
 2月21日必着


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★7 3/16 ふるさとの緑・長坂公園植樹祭

 かってよこはまに広く生育していた樹木の苗を植えて、みんなで緑を増やし
ませんか?

 日時:3月16日(日)10時〜
 会場:長坂公園
 定員:100名(抽選)
 申込:2月21日(金)必着 
 midorimp@city.yokohama.jp
 問合せ:緑区役所区政推進課企画調整係 930-2228 


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★8  3/16 第9回緑区サークルのつどい

 日時:3月16日(日)午前10時〜午後3時30分
 会場:緑公会堂
 内容:サークルの活動発表、活動紹介ポスター、展示・実演、
    ふれあいコンサートなど
 問合せ:生涯学習支援センター「つどい」担当(TEL930-2237 FAX930-2244)


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★9  3/25 鴨居まち研ウォーク

 東方天満宮・東方公園
 日時:3月25日(火)
 集合場所:鴨居駅コンコース 10時出発(10分前集合)
 参加費:300円(小学生以下は無料)
 募集人員:30名
 持参:弁当・飲み物
 申込:ハガキ/ファックス 住所、氏名、年齢、電話番号
    〒226−0003緑区鴨居5−9−26 山岸和子 FAX:934-9003
 問合せ:市山満彦 472-6231
 主催:鴨居駅周辺まちづくり研究会
 後援:緑区役所


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★10  緑区と自分に出会う 緑区生涯学級

 対象者:男性中心
 募集人員:30名
 参加費:2,000円(8回で)
 会場:そのつど変わります。
 申込:〒226−0013 緑区寺山町118緑区役所生涯学習支援センター
  「わくわく」担当
 住所、氏名、年齢、電話番号を書いて往復はがき
 締切:3月24日
 http://www.city.yokohama.jp/me/midori/koho/koho_h14/koho2_1.html#koue3


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★11  0123歳児と親のためのもうひとつの家

 おやこの広場びーのびーの
 見学は無料です。
 場所:菊名駅西口より徒歩2分
 開館時間:9時半〜16時
 休館日:土曜日(除く第1土曜)、日曜、祝日など
 tel:439-7447
 http://www.bi-no.org


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★12  6/21『ハッピーバースデイ』上映会実行委員会へのお誘い

この度、青葉区社会福祉協議会の協力のもと、「青葉子育てのびのび広場」
と「リーチ・ハンズ・ママ(RH-ママ)」の共催で、『ハッピーバースデー*命か
がやく瞬間』の上映会を行うことになりました。

青葉子育てのびのび広場もRH-ママも、青葉区役所別館内で、子育て中の
お母さんのために活動をしているグループです。区内には子育て支援活動をし
ているグループが、たくさんあると思いますが、利用される方だけでなく活動
をしている私達にしても、どこで・どんなグループが・どんな活動をしている
のか・・・が、なかなか見えない状況にあると思います。それぞれのグループ
が、独自の活動を大切にしながらも、他グループとの交流や情報交換によって
得たものを自分達の活動に生かして、多様なニーズに対応した子育て支援の輪
を、地域に広げていければいいなと思います。

という訳で、この上映会の場を活用して、青葉区周辺地域には子育てを応援
するこんなグループやネットワークがあるんだよ、ということを、ご一緒にア
ピールしませんか? 
参加の仕方は?それぞれのグループのやりやすい方法で・・・上映会企画運
営に参加、上映会当日のお手伝い、上映会場でグループ活動紹介の展示をした
り、チラシやパンフレットを配布するなど、ご都合のいい形でどうぞ!映画の
チラシに、参加グループ名を記載いたしますので、参加ご希望のグループはぜ
ひお知らせください。個人参加も歓迎いたします。

              リーチ・ハンズ・ママ(RH−ママ)  
              青葉子育てのびのび広場・ネットワーク分科会

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3.横浜丘の手情報
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■■緑区 防災について  (2)  緑区   多賀和幸
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★ 緑区民は震災の時には自衛するしかありません!

緑区のホームページには防災対策の情報はありません。緑区役所によりますと、
ホームページは4月に更新され、災害情報が掲載されるそうです。しかしそれ
までに地震はくるかもしれません。私の住む街の自治会も会員に防災情報を流
していません。
幸いなことに緑区に住む私たちは「自分や自分の家族を守るのは、自分自身し
かない」という一番大切なことを教えられているのです。
私の近くにも、「その時はその時、私はジタバタしたくない」と言った大物が
おります。でもあなたが倒壊家屋の下敷きになったら、どれだけ多くにひとが
命がけで掘り起こさなければならないのでしょう。あなたの家から出火したら
どれだけ多くのひとが、生きながら焼き殺されるのでしょう。

横浜市やその他自治体のホームページに防災情報が沢山掲載されています。
正しい情報を得ることが、まず第一歩です。以下は私がお勧めするサバイバル
方法とです。これを参考にあなたもあなた自身の方法を見つけて下さい。
横浜市防災情報サイト http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/index.html

● まず最初の数10秒を生き延びよう。

阪神・淡路大震災などの事例からは、最初の数10秒が大切です。亡くなった
方のほとんどが、家屋の倒壊による圧死や倒壊家屋や家具にはさまれ、脱出で
きず、火災によるものだそうです。

■ 地震に備える

ここには、◆家庭の防災会議を開こう ◆最低3日分の備蓄をしよう
◆非常持出し品を揃える ◆わが家の安全チェック ◆木造住宅の耐震診断
に対して、下記URLに各々のチェックリストが掲載されています。
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/BOUSAI-H/B01.html

水や食料も大切ですが2,3日位は飲まず食わずでも死にはしません。一番大
事なのは、脱出するまで、家屋が持ち堪えてくれ、家具の下敷きにならない対
策です。「横浜市木造住宅耐震改修促進事業」で市が無料で診断してくれます。
http://www.city.yokohama.jp/me/ken/housing/minju/mokukin/kou.html

我が家のようにツーバイフォー住宅やプレハブ住宅は耐震診断の対象外です。
こういう住宅は安全なためですかと市の窓口に相談したら、プレハブ協会に聞
けという返事です。そこに聞いたらその様な相談はやっていませんと言われま
した。再度市の聞いたら「例外住宅も第1、3金曜日(緑区)に広報課で相談
窓口が設けられている」という回答でした。
阪神・淡路大震災では、一階に寝ていた高齢者が多く亡くなりました。我が家
では、寝る場所には家具を置かないようにしています。

■ 地震が起きたら

◆地震が起きたときは、自分の身は自分で守るのが基本です。
 家の中で、外出先で、避難するなどでの対応方法があがっています。
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/BOUSAI-H/B02.html

◆火災を起こさない、火災を食い止める
ガスの元栓、ブレーカーを切る、万一、出火したら、となり近所に大声で知ら
せ、消化器や水バケツで小さなうちに消し止めるなどが大切です。

■緑区震災時避難場所(防災拠点)
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/shelter/midori.html
横浜市では、身近な市立の小・中学校を震災時避難場所に指定し、地域防災
拠点として防災備蓄庫の設置、防災資機材・食料等の備蓄を進めています。
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/kyoten/kyoten01.html

■震災の時の情報
停電するので、TVやパソコンはまず使えません。頼りになるのは携帯式ラジ
オだそうです。携帯電話や家庭の電話はまず使えません。電話は皆が一斉に使
うようには設計されていません。緊急時には警察、消防、行政などの通話が優
先されます。公衆電話は使える可能性が高いようです。
NTT災害用伝言ダイヤル「171」も使い方を覚えておきましょう。
http://www.city.yokohama.jp/me/kurashi/A-2-4.html
                              以上


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■■緑区 活動紹介            
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★活動紹介

緑区から:緑と水の回廊連絡会議

参加団体17
北八朔公園愛護会/恩田川観察会(サイレンとスプリング)/梅田川杉沢水辺愛
護会/梅田川を楽しむ会/梅田川水辺の楽校協議会/新治市民の森愛護会/
三保市民の森愛護会/みどり・川と風の会/東本郷水と緑の回廊協議会/リバ
ーメイツ/東本郷公園愛護会/上山ふれあい樹林愛護会/中山緑の少年団/
炭焼き四季の会/みどりんぐ倶楽部/緑と水の会/緑区民会議

http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/01_mido/01_23/mido_top1.html


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■■港北区 耳より情報                    
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★「大倉山観梅会」

2月22日(土)・23日(日)の両日の午前10時から午後4時まで、
大倉山公園の梅園で開催される
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/01_koho/02_13/koho_top1html


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■■都筑区 耳より情報           都筑区  是永圭子
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★「鶴見川(早渕川)いきいきセミナー」に参加して
                              2003/02/02

雪の降りそうな寒い日、センター南駅下のコンコースにセミナー参加者らし
き人々が大勢集まっていた。まず、早渕川ファンクラブ福富さんから散策道順
の説明があり、13時からクラブと関連のボランティアの方々と区役所のご担当
者とともに早渕川流域散策がスタートした。

30代から60代まで70名ほどがゆっくりと川に沿って歩を進める。第1のポ
イント、境橋のあたりで都筑五山(都筑中央公園、八幡山、吾妻山、大塚歳勝
土、茅ヶ崎城)が説明される。歴史博物館より南側から早渕川にかけて親水広
場をつくる工事が現在進行中だ。川を右手に見ながら境田橋から矢先橋の手前
まで歩く。途中、鯉の群れがいると教えられ魚影を追っていたら、左から右へ
青いものがピュ−ッと視界をよぎった。カワセミだと教えられる。鮮やかな青
が強烈にまぶたに焼きついた。

第2のポイント、矢先橋付近では最近水質がかなり改善し、鮎がみられるよ
うになったと聞く。このほか、鯉、おいかわ、まるたうぐい、せいご、もずく
がになどが確認されているそうだ。カモもときどき泳いでいる。この日、たま
たま、早渕川に降りて魚釣りをしている少年2人がおり、大勢のギャラリーに突
然囲まれ、ビックリしていた。

第3のポイントは緑道入口。残念ながら緑道と早渕川はつながっていない。
矢先橋手前から左折し、緑道に至る数百メートルがなんとかつながらないかと
グループが提言をしているようだ。緑道入口の脇には、湧水が…。ここから中
央公園を回り込み、里山倶楽部が管理する炭焼き小屋へ。自生する竹を間引き、
有効活用するために炭焼きをしているそうだ。民家が近いこともあって煙を少
なくする研究を重ね、温度管理による炭焼きを実現したという。

都筑中央公園の山をゆっくり越え、一同は区役所6階会議室へ移動。午後2
時30分からは講義が始まる。市民グループ「早渕川自然水系応援団」の藤井
さんから"源流はヨネッティのあたり""早渕川に住む魚""早渕川ファンクラブの
変遷"、「早渕川流域生物調査会」の秋山さんから"活動のコンセプト""よも
ぎ公園のきたまご茸"などが紹介された。早渕川ファンクラブの活動推移も概
略わかったし、いろいろな活動をしているグループが他にもたくさんあること
を知った。

その後、国交省の向井さんから「鶴見川流域マスタープラン」、神奈川県横
浜治水事務所の竹内さんから「港北NT中央地区モデル計画」についてのわか
りやすい解説があった。親水広場は、護岸工事をするが、水を引き込み自然の
水辺を復元する形(ビオトープ)にすると聞き、大変興味深く感じた。また、
建物の近くから水辺までは芝生が植えられ、柔らかな緑の広場になるとか。と
なると、境田橋から矢先橋にいたる早渕川のコンクリートだらけの護岸がなん
とも味気なく映りそう。

講義のあと、参加者から熱心な質問が飛んだ。「都筑」は昔地元にあった名
が復活したものと聞いたが本当か、親水広場はバリアフリーになっているか、
親水広場にトイレは設置されるか、湧水水系を災害予防に生かすべきではない
かなど、地元のことをよく考えている参加者の思いが伝わる建設的な意見が聞
かれ、地元への愛着が一段と湧いてきた。

最後に、緑道が早渕川の北と南で一部切れている箇所があるが、これをつな
ぐためのアイデアを書き出して欲しいとのリクエストが区役所担当の柳下さん
から出された。参加者は地図を見ながら、隣りの人と話し合いながら、地図
に書き込んでいた。「お互いの意見をとにかく出し合おうよ、まず話を聞こう
よ」という都筑区の姿勢が現れたいい企画だったと思う。

早渕川ファンクラブの皆様をはじめ、ボランティアの方々、諸説明をしてく
ださった皆様、ありがとうございました。

………

★市民編集委員募集
「つづきっこバーク」をいっしょにつくりませんか?

地域のお母さん編集委員と児童相談書・保育園・区役所の協力で、地域に密着
した情報や子育てのアドバイスなど、様々な情報を掲載しています。

経験は問いません。イラストを描ける方大歓迎。
年3回発行(各12,000部)
応募用件:つづきっこパークの編集・取材・執筆をしてみたい方
募集人員:4名  交通費程度の謝礼あり
応募方法:応募用紙に記入、直接または郵送で提出
応募締切:2月28日(金)
問い合せ:都筑区役所地域振興課生涯学習支援係
      tel:948-2236 fax:48-2239


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■■横浜市 耳より情報          
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★支援費制度って?
障害者福祉の新しい仕組みとして15年度4月からスタートします。
http://www.city.yokohama.jp/me/fukushi/shogai/sien/osirase/index.html

パンフレットの説明から:「今までは、行政がサービスの内容や事業者を決定
する「措置」という制度制度でした。これからは、障害者自身が利用したいサ
ービスを選び、直接事業者や施設に申し込むことができるようになります。サ
ービス利用者でアある障害者の自己決定の尊重と、利用者のニーズに沿った質
の高いサービスの提供を目指すものです。」

高齢者福祉についで、障害者福祉のほうも色々進んできていますね・・でもケ
アマネージャーっていましたよね。こっちにはいないんでしょうか?詳しい人
に尋ねてみよう・・・


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4.街づくり講座 
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★皆さんからの提案が都市計画になります!

〜都市計画提案制度のご案内〜
市のHPから 
http://www.city.yokohama.jp/me/tokei/site/cityplan/teian/index.html

平成15年1月1日から施行された都市計画法において、まちづくりに関する都
市計画の提案制度が新しく創設されました。これは土地所有者等が一定の条件
を満たした上で、地方公共団体に都市計画の提案ができるというものです。

横浜市では、皆さんにこの制度を有効に活用していただき、地域の特性に応じ
たまちづくりをすすめていくために、提案から都市計画決定(変更)までの流
れをお知らせします。


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  今、電子自治体がおもしろい(31)   青葉区  中谷英世
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      〜市民団体にとって協働のあり方とは・・・・〜

■2月12日定例記者会見で「協働のありかた」シンポジウム「市民と行政で
創る“HOT CITY”よこはま」の開催について中田市長から説明があり、市長も
パネリストとして参加すると発言がありました。
「なるべく多く、行政とタイアップした実例を聞きたい。良いアイデアがあれ
ば、横浜市が真っ先に実行する。行政と一緒に地域を創っていこうという地域
が、良くなることの差は、自ずとついてくる。制度があるのだから、チャンス
は等しくある。問題はそれを活用するかどうかである。」と民のちからに大いに
期待した発言をしています。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/030212.html

■協働を模索する市民団体にとって、大変関心のあるシンポジウムです。
1.日 時: 平成15年3月15日(土)10時〜17時(9時開場)
2.場 所: 横浜市教育文化センター(中区万代町1−1)
3.テーマ 「市民と行政で創る“HOT CITY”よこはま」
      〜横浜から発信する協働のアイディア〜
4.内 容:
  第1部 パネルディスカッション(10時〜12時)
      公益的市民活動団体との行政の協働のあり方について
  第2部 分科会(13時〜16時)
      事例報告などをもとにグループディスカッション
       A:協働の仕組みを考える
       B:情報発信と情報の共有化について考える
       C:コミュニティビジネスはどんな役割を果たせるか
          〜地域社会のために〜
       D:公的サービスの協働の評価
  第3部 全体会(16時〜17時)
       分科会報告と「横浜からの協働のアイディア」の発信
5.定 員: (1)パネルディスカッション 500人
      (2)分科会 各50人(応募多数の場合は抽選)

詳細はここからご覧ください。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/03021201.html
パネリスト紹介など
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/03021201-1.html

■シンポジウムの説明によれば
「横浜市では市民活動共同オフィスを設置し、市民活動団体と行政が、市民
活動と行政の協働のあり方について検討してきました。今回、より多くの方々に
協働の議論の輪に加わっていただくため、シンポジウムを開催します。ここで
議論された結果を、「横浜からの協働のアイディア」としてまとめ、新しいネ
ットワークを活かして、横浜らしい協働を推進していきます。

協働のありかた研究会 :市民活動共同オフィスの入居団体・管理団体を中心
に、市内のNPOなど市民活動団体や行政職員などが集まり、協働のあり方に
ついて検討・議論する研究会。 昨年12月16日(月)に第1回研究会を実
施。今回のシンポジウムは、この研究会のメンバーを中心に運営されています。

■この説明を読んでいて気になることがあります。
富士銀行跡に10月オープンした市民活動共同オフィスには福祉やまちづくり、
文化・芸術など14団体が選ばれて入居しました。しかし、入居団体をがその
まま「協働の在り方」を研究する中心構成団体として相応しいのだろうか?横
浜各地で既にまちづくりに成果をあげている市民団体が多数あります。寧ろ、
市民活動が盛んな地域は市の中心部より周辺の区部、ここをフィフィールドに
した実績のある市民団体の方が協働の問題に直面し悩み常に模索しています。

そしてなによりも「協働のあり方研究会」が12月からスタートしていたことがすべ
ての市民に知らされていたのだろうか? 市民活動を進める上で最も
重視すべきは情報を公開し全ての市民が参画のチャンスを持つこと。情報を特
定のレベルに停滞させ特権を生むことは最も避けねばならないことです。この
シンポジウムの開催によって、初めて「協働のあり方」研究会の存在を市民に
知らせたのであり、全てはここから始まるとすべきでしょう。

従って、ここで結論を姑息に纏めることではなく、問題点を洗い出し、市民
と行政が課題を共有し、協働を促進するため全ての市民団体と検討を開始すべ
きでしょう。たとえこの日に参加できなくとも、ITを活用して意見をいえる
機会を作るべきです。
三鷹市基本構想策定に市民300人以上が参画した「みたか市民プラン21会議」
を見習ってほしいものです。
http://www.mitaka21.city.mitaka.tokyo.jp/


□■□〜青葉区・港南区・神奈川3区がゼロ!?!の波紋その後〜■□■

■30号でお伝えした「区役所からの予算要望査定、青葉区・港南区・神奈川
区はゼロ」その後ですが、当該の3区役所にはこの報道を見た区民から「なぜ
ゼロだ!区長はなにをやっているのか!」など抗議や説明を求める声が相次い
だそうです。

■区役所による予算要求の試行の詳細は 以下の「2.予算案のポイント」
この26ページをもう一度ご覧ください。
http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/15yosan/pdf/15yosan-2.pdf

そこではこう説明しています。
(4)区役所による予算要求の試行
区役所が独自に企画し執行する「個性ある区づくり推進費」で対応しています
が、地域の個性を伸ばしながら市民の身近なところで、さらに迅速にさまざま
な課題を解決していくため、区役所からの予算要求を試行しました。
15年度予算においては、全市的な優先順位や整備手法とは異なる、区ならで
はの視点にたった区独自要求分約4億円を含めて、全体で約25億円の予算化
を行いました。
このうち区役所の要求が反映された事業として・・・・
 ◎港北区・区役所の屋上緑化 2000万円
 ◎緑 区・駐輪場整備(旧中山小学校跡地)2000万円
 ◎都筑区・区版市民活動センター検討100万円、
     中川駅舎を活用した地域ケアプラザの整備500万円
 ・・・・・・・・・
このように15区の計画が明示されています。
確かに区役所と局が連携して事業を執行する25億円の局予算には青葉区・港南
区・神奈川区の3区はありません。

■これに対して港南区民会議が説明を求めましたところ、深川港南区長がホー
ムページ上で「見えないところに真実がある」と大胆なタイトルで区民に説明
のメッセージを発信しました。
 http://www.city.yokohama.jp/me/konan/boss/boss030206.html

その末尾で「今回の区に関する予算案の発表では、区のアイデアを競った自主
企画事業については全区総額18億円の表示のみで区毎の内訳がないこと、直
接予算要求方式では予算要求の仕切りが不明確にもかかわらず計上した区のみ
の表示など、これでは某報道のような印象を与えられても仕様がないような気
がします。往々にして見えない所に真実が隠されていることがありますが、や
はり真実は見えるように工夫することが重要であると改めて認識しました。」
と率直に述べています。

■青葉区では、まだ尾崎区長は説明していませんが、「青葉台コミュニティハ
ウスのバリアフリー化(エレベータ設置)を要求したがさ外れた。しかし別の
予算組で検討されることとなり、無に帰したということではない。」と区の関
係者は弁解しています。区民には大変わかりにくい。

■この問題は情報公開のついて行政と報道と市民のそれぞれに大事な課題を提
示しています。
 1)区はどのような要求をしたのか情報を全く公開していない。
 2)マスコミは3区ゼロ査定を伝えたが、背景まで伝えていない。
 3)報道で知った市民はその見出しや記事だけで反応している。
 4)インターネットで直接予算書全文読めるが、それを知っている市民はど
   れほどいるか。
 5)知っていてもどれだけの市民が読む努力をしているのか。
 6)この一覧表を見た限りでは15区25億予算配分とあるだけでゼロ査定
   の3区のことは一切説明がない。
 7)青葉区は、区に説明を求めた限られた人々以外には説明していない。
 8)局予算と区の予算配分が非常にわかり難い。
 9)区は区民からどのようにして要望を集めているか、あるいはどんな要望
   が出ているか、それをどう市への予算要求にまとめたのか一切公表して
   いない。
 10)予算編成過程から公開するとの市長方針が区のレベルまで徹底していな
   い。
「区長・区職員の能力しだいで差がついてしまう。しかし、区民は区長を選べ
ない」などなど。
情報公開・区の権限強化と云いながら、市民の意見を反映しにくい横浜行政の
区と市の2重構造のデメリットをどうするのか、これは市民のための地方分権
として極めて大きな課題です。

□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――
6.「TaKMiが贈るワクワクIT福袋」 (16) 緑区  矢田 敏雄
                             多賀 和幸
□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――

★ 「たかがホーム・ページ、されどホームぺージ」(3)
   あなたは、「手打ち派」 それとも 「機械打ち派」 ?

「矢田」 ホームページの記事も第3回になりました。
今回は、ホームページは、HTMLソースコードで自分で、始めから作ってみたい
と考えている人と、HTMLの使い方は、面倒だから、とにかくホームページ作成
ソフトを使って、ホームページを作成してみたいと思っている人の観点から考
えてみたいと思います。
ここでは、そばをそば粉から作るという意味でHTMLでホームページを書く人を
「手打ち派」、ホームページ作成ソフトを使う人を「機械打ち派」と呼んでい
ます。これはTaKMiの千葉さんから聞いた呼び方ですが、面白いので使わせて頂
きました。
多賀さんは、どちらに属しますか。

「多賀」 私が始めたときは、ホームページ・ビルダーのような便利なソフト
がなく、本を買ってきて、ホームページの基本構造や HTMLの基本的なタグの
使い方を習得しました。まず自分が作りたいようなホームページを見つけてま
ねするところから始めました。
Internet Exprolerなどのブラウザのメニューバーの表示にあるソースをクリ
ックすると表示されているホームページのソースコードが表示されます。この
ソースコードをテキストエディターにコピーして、構造をタグ表を見ながら読
み解いてゆきます。このソースコードの一部を自分用にかえると、比較的簡単
に名人技のホームページが作れます。これを名づけると「チャッカリ名人技頂
き手打ち派」というのでしょうか。しかし今はすっかり便利な「機械打ち派」
に転向しました。

「矢田」 多賀さんは、「元チャッカリ名人技頂き手打ち派」とのことですが、
私は、まったくの「機械打ち派」です。数年ほど前にNHKでホームページをつ
くる教育番組がありましたが、テキストを買っただけで、読むこともなく、TV
番組もまったく見ませんでした。ソースコードを書くのが億劫だったからです。
ところが、3年前に買ったPCにホームページのソフト(ホームページ・ビルダー)
が同梱されていたので、使ってみると、HTMLを意識することなく、ワープロの
作成と同じ感覚で、簡単に作成できました。 デジカメで撮った写真もホーム
ページに入れて、一週間ぐらいで、サーバーへアップロードし、自分のホーム
ページを立ち上げたように記憶しています。
その後は、月に一回ほどの頻度で、更新をしています。

「多賀」 最近は、多くのホームページ作成ソフトが出回っていますし、フリ
ーソフトもあるようです。下記にホームページ作成ソフトの比較表があります。
 http://www.zdnet.co.jp/internet/guide/0002/hp/20.html
さて矢田さん、ホームページ作成ソフトは何を選べばよいのでしょうか? 

「矢田」 パソコンのお店に行くと、さまざまなホームページ作成ソフトがそ
ろっていますが、私は、一番人気が高いホームページ・ビルダーが好きです。
ホームページ素材やサンプル画像が豊富にそろっており、パズル感覚で簡単に
貼り付けながら、ホームページを作れるので、初心者でも気軽に使うことがで
きるのが大きな理由です。また、操作画面が、レベルに応じて使い分けができ
るので、初心者から上級者まで、幅広い層の人たちが利用できるようになって
います。
私の知人で今年、70歳になった方も、昨年、この作成ソフトを利用して自分の
ホームページを立ち上げ、パソコンクラブにも入会して、めきめき上達してき
ました。今では、私より、いろんな技を使っています。作成ソフトのおかげで、
誰でも、気軽に自分のホームページを作成できるようになったのは、意義深い
と思います。

「多賀」 ただ、HTMLやソースコードを知らなくても、ホームページは出来ま
すが、ワードなどで作成した文章や図形を名前をつけて保存でWebページ化し
たり、ホームページ・ビルダーに貼り付けたりすると随分煩雑なソースコード
になります。HTMLやソースコードもある程度知らないと、気がつきません。や
はり、基本となるHTMLの基本を知ったうえで、便利なホームページ作成ソフト
を使うというのが良いのではないかと思います。
では次回から、定番のホームページ・ビルダーを一緒に勉強して、行きましょ
う。

□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
7.編集後記 
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
暖かい日差しに誘われて、都筑の中をまめに歩いてみようと思います。緑道
はかなり制覇しましたが、早渕川や都筑五山の周囲は未踏です。これから花
の美しい季節になります。             (編集担当:是永)

……… 
 「災害は忘れた頃やってくる」「地震は歴史的に見て前例が繰り返される」
と言ったのは寺田虎彦だったそうです。・・・・

と前回の横浜オムニバス通信43号に書いたのですが、読者の方からこの文に
関して、いろいろご指摘を頂きました。訂正や情報をお寄せ頂きました読者の
方々に、お礼を申し上げるとともに、以下のように訂正致します。

「災害は忘れた頃やってくる」は寺田寅彦の有名な言葉ということになって
いますが、寺田寅彦の著書の中には出てこないそうです。寺田寅彦の弟子で
日頃からよく中谷と語り合っていた中谷宇吉郎が、自分の言葉を寺田の言葉
と思い込んで名言集に書いたのが真実のようです。
http://kazamidori.net/kaoru/saijiki/04.htm
*寺田虎彦は寺田寅彦の誤記でした。
寺田寅彦の「天災と国防」はいま読み返してみてもなかなかの名文です。
http://www.hiroi.isics.u-tokyo.ac.jp/index-genzai_no_sigoto-koten-tensaitokokubo.htm
                  (横浜オムニバス通信編集長:多賀)


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TaKMiや本メルマガに参加を希望されるかた、記事についてのご意見、ご
感想などを下記Eメール宛にお寄せ下さい。
また横浜の北部の市民活動イベント情報掲載を希望される方はイベント情報を
Eメールでお送りください。(無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

2003年02月02日

「横浜オムニバス通信」43号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」43号(発行日 2003年2月2日)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□ □1.TaKMiのトピックス       □
□ □ 2.市民活動イベント情報     □
□ □ 3.横浜丘の手情報             □
□  □□ 4.街づくり講座                 □
□□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい (30)  □
□□□□□□□  6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(16) □
□□□○○ □□  7.編集後記         □
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□
○○   ○○
-----------------------------------------------------------------
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
---------------------------------------------------------------------
           43号の編集担当は多賀です。

 年末から、悪質なインフルエンザにやられて寝込んでいました。自由な時間
だけはたっぷりあり、今年の横浜オムニバス通信のあり方を考えていました。
 このメルマガは本当に皆さんに読んでもらっているのでしょうか?世の中に
は、多くの情報があふれています。私たちはその様な情報にじっくり付き合う
時間はほとんどありません。
 いま一番大切な情報は何でしょうか?
 それは、私たち自身や家族の命や生活を守る情報ではないでしょうか?
横浜に何時大地震が来てもおかしくありません。また高齢化や温暖化や悪化す
る地域環境などに対する備えもできているのでしょうか。
 危機管理は個人だけでは限界があります。コミュニティとして助け合うこと
が必要になります。
 今年は安全、安心、快適(アメニティ)をテーマにしてゆきたいと思います。
新しいコミュニティをIT活用や市民と行政の協働で皆さんと一緒に創ってゆ
くことを横浜オムニバス通信の使命にしてゆきたいと思います。
 読者の皆さんの積極的なご意見、ご感想をお待ちしています。 
                     (横浜オムニバス通信編集長) 


■■43号−お急ぎの方へのご案内■■
1.TaKMiのトピックス
  なんやかや会のスケジュールのおしらせ

2.市民活動イベント情報
 介護の話、猫との上手な遊び方・遊ばれ方、市民メディア連絡会の第1回公
開シンポジウム、地域通貨とまちづくりのシンポジウムなど多数 

3.横浜丘の手情報
緑区の防災チェックリストは必読!都筑区は是永さんの朝市の突撃取材、港
北区は西井さんの東横線地下鉄化跡の街づくり紹介、小池さんの冊子紹介など
                                   
4.街づくり講座   
 お休みです。
  
5.今、電子自治体がおもしろい (30)   
   〜横浜市新予算案を読む・中田新施策は?〜
15年度予算案が公表されました。どのような考え方で予算が組まれたか
市民はよく読み、行政に説明を求めることもまた、民の力の発揮です。

6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(16) 
今回は団体のホームページについてです。矢田さんの田舎の中学校の話から、
自治体ホームページの評価まで矢田&多賀が薀蓄を語っています。
  
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.TaKMiのトピックス
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
なんやかや会の日程をお知らせします。

ワードは、文章作成、市民活動のチラシ作り、名刺、年賀状作りなど基本中の
基本です。優しい講師やITの匠達が初歩からマンツーマンで教えてくれます。
コーヒーやお菓子を食べながら、ワードがマスターできる絶好の機会をお見逃
しなく。(費用は茶菓代実費程度)

★2月7日(金)PM 13:00〜15:00
 予定:[Word 2]
 ●担当:是永・川辺
 前回の[Word 1]の復習と、図や色について学習しようと思います。
 オートシェイプの使い方、図の挿入、クリップアート、段組、文字の均等割
 付、特殊文字、ページ挿入、改ページなど

★2月15日(土)PM 13:00〜15:00
 予定:チラシづくり
 ●担当:是永・川辺
 1月18日と2月7日にやったことの実践編としてチラシづくりにトライしよう
 と思います。

★3月7日(金)予定:デジカメ基礎
 ●担当:中里
 デジカメ自体の設定、パソコンへの取り込み、目的に合ったデータ容量、サ
 イズ変更、編集方法など
-------------------------------------------------------------------
参加される場合は、イベントの一週間前までに、参加したいイベント内容、
住所、氏名、連絡先(E-Mail、Tel)を記載のうえ、下記宛にご連絡下さい。
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp  担当 小池

TaKMiのHPイベント予定表には、最新のイベント情報が掲載されています。
下記URLをご確認の上、参加頂きたいと思います。
http://www.sanjocity.jp/~it-takmi/cgi-bin/schedule/schedule.cgi
□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
2.市民活動イベント情報
□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
まだまだ間に合うイベント情報
39号
★2 2/14 N響ヴァイオリニスト公門俊之が贈る“バレンタインコンサート”
★3 2/15 第7回つづきコープケーション 子づれオッケーコンサート
41号
★7 2/21 保育協力者のための講演会
42号
★3 2/22 ボランティア入門講座
★4 2/22 味噌づくり教室 2003年田奈恵みの里事業

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◆◇43号イベント案内◇◆
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★1  2/5「介護は面白い!?」
 
日ごろ、介護に関わる皆さまお元気ですか?
施設の中で、家庭において、様々なドラマが展開されていることと思います。
この度、青葉区に三好春樹氏をお迎えすることが出来ました。
介護に対する考え方がガラリと変わること請け合いです。
初春に介護の明るい陽が射すことを祈っています。

日時:2月5日(水)19:00〜21:00
場所:青葉公会堂
参加費:お一人 2000円(当日受付)
主催:銀の舟 株式会社    民間介護サービス研究所
       医療法人社団  千草会

問合せ:Tel 972-8036(銀の舟藤が丘 木谷)
申込み:Tel 972-8036 fax 972-8026
    e-mail kiya@ginnofune.com

講師紹介:三好春樹(みよし はるき)
理学療法士 1950年広島県生まれ、九州リハビリテーション大学校卒、特別養
護老人ホームで理学療法士として勤務。
1985年より「生活とリハビリ研究所」主宰「生活リハビリ講座」を全国で開催。
生活の場面で実際面に役立つ介護技術を提案すると共に、哲学・思想の領域ま
で取り込んだ全く新しい介護観を展開。著書は「関係障害論」(雲母書房)
「介護覚書」(医学書院)「じいさんばあさんの愛し方」(法研)など多数。
当日書籍の販売をいたします。

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★2  2/9,2/23,3/9 地球市民講座 スローに生きる 全3回

スローをキーワードにして,「生きにくさ」の根本にある問題を見つめなおし,
よりよく生きるための「もう一つの生き方」を探ります。

■第1回■ ”スロー”に生きる 
◆辻信一さん(明治学院大学/ナマケモノ倶楽部世話人) 
2月9日(日)午後2時から
地球市民かながわプラザ 5階 映像ホール

ベストセラー「スローイズ・ビューティフル」の著者をお招きして、効率や
浪費につながらないスローな生き方の術、新しい文化の在り方、私たちが新
たに手にすべき「希望」としてのecologyについて考えます。

■第2回■
スローフードのすすめ
◆小形恵さん(ライフシードキャンペーン・スタッフ/学生)
2月23日(日)午後2時から 
地球市民かながわプラザ 1階 ワークショップルーム

この回は、「食」をテーマに、「つくる人」と「食べる人」の関係が薄れ途絶
えていることを見つめながら、スローフード運動の背後にある考え方と、私た
ちが身近なところから始められる「食」をめぐる実践について一緒に考えます。

■第3回■
人と人を結びつけるお金/「地域通貨」という考え方   
◆森野栄一さん(経済評論家/ゲゼル研究会主宰)
3月9日(日)午後2時から 
地球市民かながわプラザ 1階 会議室

新しい人と人のつながりを生み出し、単線的な「幸福」や「豊かさ」のものさ
しによって喪った、社会のみずみずしさ・ほんとうの豊かさを取り戻すための、
「地域通貨」という新しい試みを通して、「もうひとつの生き方」を探ります。

参加費:無料
場所:地球市民かながわプラザ(JR根岸線 本郷台駅より徒歩2分)
申込方法:講座名、氏名(ふりがな)、所属(学校名や団体名)、
     連絡先(電話・FAX・Eメール)、希望する回数をすべて明記して、
     電話/FAX/Eメールでお申し込みください。

申込み・問合せ:(財)神奈川県国際交流協会 企画情報課 
    〒247-0007 横浜市栄区小菅ケ谷 1-2-1
    TEL: 896-2896 FAX: 896-2945  E-mail: kikaku@k-i-a.or.jp
定員:各40名
申込:kikaku@k-i-a.or.jp
企画:神奈川県国際交流協会  http://www.k-i-a.or.jp/top/index.html
主催:地球市民かながわプラザ http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/plaza/
   地図:http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/plaza/map-shousai.htm
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★3  2/14 講演会「猫との上手な遊び方・遊ばれ方」
    〜行動学的アプローチによる〜

「爪とぎは、なんのため?」「なつかれる飼い主になるには?」
猫を家で飼っている人、飼ってみたい人、そして飼えないけれど大好きな人
みんなの疑問をバッチリ解決

日時:2月14日(金) 午後2時〜3時30分
会場:青葉公会堂2階会議室
講師:加藤 由子(動物作家)
定員:80人
申込:当日直接会場へ。先着順
問合せ:食品衛生係 Tel: 978-2463

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★4  2/18「簡単!アロマテラピー」
    〜介護者もほっと一息〜

介護で屋内より出られず、身体的精神的に疲れている方に家にいても「ほっ」
と一息つける方法を学びましょう。

日時:2月18日(火)10:30〜12:00
場所:新吉田地域ケアプラザ
対象:介護疲れがあり、ストレス解消したい方、介護者のつどい参加者
   抽選で12名 400円(材料費)
申込方法:2月10日(月)必着で、電話(592-2151)FAX(592-0105)に講座名・
   住所・氏名(ふりがな)・電話番号を記入し新吉田地域ケアプラザへ
申込・問合せ Tel 592-2151
    (第4月曜は休み。但し月曜が祝日や振替休日にあたる時は火曜日)

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★5 2/19 講演会「現代のわすれもの」
〜厳しくとも愛情を持って見守る〜

ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子さんが、子どもとの接し方について
話します。

日時: 2月19日(水)午後2時 ※直接会場へ
会場: 緑公会堂
定員: 300人(先着順)
問合せ: 運営係(TEL 930-2328 FAX 930-2355)

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★6  2/23 「横浜市民メディア連絡会」第1回公開シンポジウム
       〜市民メディアは横浜を変える!〜

市民の皆さんへのアピール
インターネットの出現とITの普及は、私たち市民に新たな可能性をもたらし
ました。それは自らが情報を発信し、ネットワークを築いてゆける市民社会の
新しいメディアです。市民や市民団体が最新のコミュニケーションツールを駆
使することで、それはマスメディアを超える「市民メディア」としてコミュ
ニティの新しい情報のネットワークとなり、更に、より多くの市民が主体的に
地域社会に参画できる途を拓いたことも意味します。
私たちは「市民メディア」と既存のメディアとの融合を探りながら、市民、研
究者、企業、行政が連携し協働するコンソーシアムを目指し「横浜市民メディ
ア連絡会」を立ち上げました。そして、こうした市民メディアが切り拓く「新
しい社会」の可能性をより多くの方々と議論し、共有化するために、第1回の
公開シンポジウムを開きます。皆さんの参加を呼びかけます。
http://www.y-cmc.com/    横浜市民メディア連絡会代表  村橋 克彦
(横浜市立大学経済研究所教授)


日時:2月23日(日)午後2時〜午後5時
場所:横浜市大アーバンカレッジ(上大岡駅徒歩3分)
   ゆめおおおかオフィスタワー17階
参加自由・当日受付: 資料代:500円

● 基調提案 「横浜市民メディア連絡会が目指すもの」
「市民メディアの定義と可能性」について、参加者の方々とともに考えます。

● パネルデスカッション「市民メディアは新しい社会を創れるか?」
メディア、大学、NPO、市民活動の現場で市民メディアを駆使して、ユニー
クな活動を展開されているパネリストに、それぞれの活動と今後の発展を報告
をしていただきつつ、市民メディアが創る新しい社会の可能性について議論し
ます。
パネリスト:
野口 稔さん (共同通信メディア局次長、北鎌倉湧き水ネットワーク代表)
杉浦裕樹さん (横浜市市民活動共同オフィス・協働のあり方研究会情報サポ
ートチームリーダー、クリエイテイブサポート代表)
石田 正さん (横浜テレビ局取締役)
川浦康至さん (横浜市立大学国際文化学部教授、メディアとコミュニケー
ションなどを研究)
コーディネータ: 原 総一郎(横浜市民メディア連絡会事務局長)

● 会場討論「市民メディアがコミュニティを変える!」
自ら市民メディアの担い手と任ずる方々に、会場からアピールしていただき、
参加者みんなで、市民メディアのこれからについて考えます。

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★7  2/23 青少年の明日を考えるつどい
〜学校のゆとり教育と地域連携について〜 

 文部科学省で「ゆとり教育」と「生涯学習」の推進にご尽力された、寺脇
さんに青少年教育と地域の関わりについてお話いただきます。

日時: 2月23日(日) 午後2時開演
会場: 青葉区役所4階会議室 
講師: 寺脇 研 文化庁文化部長
定員: 100人  
保育: 2歳以上未就学児(若干名・多数抽選)。保育雑費100円(当日持参)
申込・問合せ:往復ハガキに、(1)講演名「青少年の明日を考える集い」
(2)郵便番号・住所(3)氏名(4)電話番号 (5)保育希望の人は、
子の名、ふりがな、生年月日を明記して〒225-0024市ケ尾町31-4
生涯学習支援係(Tel 978-2295)へ。2月7日必着。多数抽選

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★8   3/2 都筑人交流フェスタ

都筑区のグループ・ボランティア活動グループの交流、展示
「TaKMi」も出ます。「つづきパソピア」も出ます。
今話題の「地域通貨研究会」もやってきます。
福富さんちの「都筑区図書館ファン倶楽部」も出しますね・・・
「早渕川ファンクラブ」も参加だ。
その他、全部で32ものパネル展示があります。

日時:3月2日 
グループ活動紹介展示:10時〜15時
パフォーマンス: 10時〜15時
情報交流パーティ:16時〜18時

グループパネル展示:2月24日15時〜3月2日15時まで

会場:都筑区役所
主催:都筑区役所  つづき人交流フェスタ運営委員会

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★9  3/15 シンポジウム「地域通貨とまちづくり〜神奈川の状況は今〜」

エコロジーとエコノミーの調和を図る究極のメディアとして,地域通貨が注
目されています。神奈川県内では,藤沢市善行地区の紙幣型通貨「ZEN」や
大和市のICカード型通貨「LOVE」をはじめ,川崎市や開成町でも地域通
貨の実験が行われています。昨年12月には,相模湖地域エコマネー推進協議会
が流域通貨「リバー」の試行を始めました。今後,茅ヶ崎市や鎌倉市において
も,地域通貨を導入する動きがあります。
 本シンポジウムでは,地域通貨研究者の泉留維氏から,地域通貨導入の社会
背景と日本の現状について講義をしていただいた後,県内で地域通貨を実践し
ている団体から,各地域での取り組みの状況と今後の課題について事例報告を
していただきます。後半の意見交換では,コミュニティの再生や地域循環型社
会の実現に,地域通貨がどのような役割を果たすことができるのかを,会場の
皆さんと一緒に考えます。
 なお,シンポ終了後は,会場を移して,県内で地域通貨を実践している団体
間のネットワークづくりの場を用意します。ふるってご参加ください。

日時: 3月15日(土) 13時45分〜16時30分
場所: 神奈川県民センター403会議室
 (地図:http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/center/areamap.html)

主催:・神奈川情報ボランティアネットワーク
 (http://www.monty.konan.yokohama.jp/kiv/)
   ・横浜市民メディア連絡会
スケジュール:
 (進行:小山紳一郎<神奈川情報ボランティアネットワーク>)
 13:30 開場
 13:45 基調講演 「地域通貨導入の社会背景と日本の現状」
講師 泉留維氏(都留文科大学非常勤講師)
 14:30 事例報告
     ・善行エコマネー研究会代表 宮田英夫氏
     ・ラブス・どこコミサポートセンター代表 渡辺敦氏
     ・レインボーリング理事長 安部芳裕氏
     ・相模湖地域エコマネー推進協議会副会長 牧島信一氏
 15:50 意見交換(〜16:30)
 16:30 閉会
参加費: 500円(地域通貨は利用できません(^_^;;)
問合せ: shinichi.koyama@nifty.ne.jpへメールでお問い合わせください。
     小山紳一郎(神奈川情報ボランティアネットワーク,
     財団法人神奈川県国際交流協会)
申込み: shinichi.koyama@nifty.ne.jpへメールでお申し込みください。
     (★先着順50名)
     メールが利用できない方は,045-896-2896へお電話をください。
その他: 当日は,(財)神奈川県国際交流協会発行のニュースレター
     「地域通貨」特集号を配布いたします。

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3.横浜丘の手情報
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■■緑区 緑区の防災について  (1)  緑区   多賀和幸
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★ 緑区防災講演会

 平成15年2月2日(日)午後1:30〜(緑公会堂)緑消防署長の中山知久氏を
講師に緑区防災講演会が行われた。中山氏は、阪神・淡路大地震のとき、災害
直後に現地の救援に派遣された。この時のなまなましい実体験を話された。
 死者6,300余人、倒壊家屋20万戸以上の災害は、平時における我々の想像を
はるかに超えていると思われる。
・災害地の交通機関、道路など使えず、東京から神戸まで24時間かかった。
・119番に2時間で900本の電話が入ったが、ガス臭いなどの緊急でない情報が
 ほとんど。家族が生き埋めになって、本当の救援が必要な地域の情報は入
 ってこない。
・被害の多かった地域では、消防団員や警察のみでなく通行人、被災者までも
 家族から生き埋めになった家族の救援活動を依頼される。       
・火災は最初はたいしたことはない。当日の10時、11時が一番発生件数が多く
 一週間にわたり毎日10数件の火災が発生した。電気ストーブのタイマーや
 熱帯魚の水槽の電熱器、ガス漏れなどからの出火が原因。
・道路はなぜか緊急ステッカーを張った一般車両で渋滞。買い物や一寸した
 用事の車が多い。このため食料や負傷者を運ぶ車両が通行できない。
・近代都市の倒壊家屋に埋まった人の救助はコンクリートの床のボーリング
 をしないと出来ない。しかし工事用の重機が運び込めない。
・病院は、つぶれている、停電、断水、医薬欠乏、医者、看護婦不足で大半
 が利用できない。応急手当のみ。緊急度や重傷度をみて搬送や治療の順位
 を決める。(トリアージ) 遠方の医療施設への運搬は何十時間もかかる。
・数時間ごとに襲ってくる余震と寒さから眠れない。トイレに行けないので
 水や食事もとれない老人が多い。トイレだけは行きたくなるが、水がでな
 くてすぐ使えなくなる。
・小中学校が、被災者の避難所となる。被災者がお年寄りを助け、被災者の情
 報を、自分が持ってきたボードに書くなどのボランティア活動をしている。

● 地震!!・・・「知る」「想像する」「備える」[チェックリスト1]

イ)“震度7”でも家が壊れないようにする
  ★耐震診断をうけてみる→補強する

ロ)家が傾くほどの揺れとは?
  ★室内はシューカーを振ったように・・・大きな家具、冷蔵庫、ピアノが
   あばれ、食器や花瓶が落下し、散乱する。椅子や電子レンジが飛んでく
   る!→家具をしっかり固定する。
ハ)揺れを感じたら「火」を消す訓練
  ★年に1回から2回起きる横浜震度1から震度2の地震時は、地震時イ、
   ロ、ハや地震三原則を実施してみる絶好の機会・・・・。
  ★揺れを感じたら→身の安全、使っている火を消す、ガスの元栓、ブレー
   カーを下げるの4行動を・・・

その他、ニ、ホ、ヘは下記URLを参照
   http://home.catv.ne.jp/dd/taga/check1.htm

● 地震のとき!!・・・・・「昼・夜・夏冬共通」[チェックリスト2]

イ)“震度7”でも自分自身がケガしない冷静な決意!!
  ★寝室:ふとんをかぶる  ★トイレ、浴室などの小区画:そのまま様子
   を見る   ★台所、居間:テーブルの下にかくれ、足にしがみつく

ロ)家が傾いたら、脱出優先!!(支柱などの弱い方に傾く)
  ★頭を守れ!足元の保護、停電用点灯ライト
  ★すぐ近くの窓など脱出できる所から外にでる
  ★「火」がでた と考えて早く脱出する

ハ)揺れがおさまったら「火」と戦う!!
  ★頭と足元の保護   ★ガスの元栓
  ★ブレーカー(屋内電気安全装置)を下げる
  ★「火」が出たら、消火器で消す

その他、ニ、ホ、ヘは下記URLを参照
  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/check2.htm
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 中山さんは自宅の耐震診断をうけたら“震度7”の2倍でも大丈夫だった
そうです。家具をすべてコンクリートの壁に固定しようとしたらだめだと言わ
れ、奥さんのものも含め、家具はすべて売払ったそうです。大型の冷凍庫には
食料をつめ、2Lのペットボトルを5本用意し、充電式の停電ライトを各部屋
に用意しているそうです。

●講演会場の質疑の時間に以下の要望を行った。
行政がやるべき一番大切なことは住民の安全特に命を守ることであり、中山氏
の貴重な体験情報を自治会などを通して、緑区民に周知させてほしい。
情報や訓練もなく災害が起こったら、中山氏の話のように必ずパニックになる。
この素晴らしいチェックリストを緑区の全所帯に配布してほしい。
緑区はホームページに、住民のための災害情報がまったくない。青葉区、都筑
区、港北区などはきちんとやっている。

●緑区総務課長の回答
ホームページは3月に新しくなるので災害情報は掲載します。
●消防署長の回答
地域で防災の講習会があれば、どこでも出前講演します。

★チェックリスト1,2のオムニバスHPへの記載は許可を申請中です。
 (編集長の一存で仮掲載しています)
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■■都筑区 耳より情報           都筑区  是永圭子
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★  朝市の野菜と卵がおいしいワケ◎突撃取材!畑と鶏舎

●角田さんの畑
 大熊町の小高い山の頂き部分に畑が広がっている。白菜、赤かぶ、大根、人
参、ごぼう、長ネギ、じゃがいも、ブロッコリーなどが、太陽をいっぱい浴び
すくすくと育ている。角田さんの自宅もこの一角にあり、隣接する洗い場では
収穫してきた野菜の土を落とし、作業室では漬物を漬け込むという。縁側では
千切り大根が天日に干されていた。

 野菜は「木のチップを発酵させた肥料」や「魚粉の入った肥料」などを使い、
農薬はできるだけ使わないのが角田流。雑草は除草剤を使わず手でむしる、ほ
うれん草には虫除けのネットを被せるなどして自然の味を損なわないように気
遣っている。安全でおいしい野菜は、地道な努力によって育まれているのだ。
角田さんが栽培する野菜は約五十種類。春はほうれん草、小松菜、かぶ。春
から夏にかけてはきゅうり、とまと、なす、かぼちゃ、ズッキーニ、赤じそ、
とうもろこし。夏にはじゃがいも。秋には秋じゃご、おかひじき、モロヘイヤ、
ねぎ。秋から冬にかけては京水菜、白菜。冬には大根、かぶ、オータムポエム、
赤かぶ、ラディッシュ、にんじん、赤だいこんなど。

 季節ごとにフレッシュな野菜を食卓に届けようと、葛が谷OK前朝市と大熊
にこにこ市で直売している。「反響が直接返ってくるから責任が重いが、やりが
いもたっぷり!」と角田さん。これからも安全で新鮮、そしておいしい野菜を
届けてくれるに違いない。

 角田さんの人気加工品は朝市やにこにこ市で購入できるが、「赤かぶの甘酢漬
け」「大学芋」「味ナス」のレシピはJA横浜北ホームページに掲載されている。
http://www.jayokohamakita.or.jp/home.html


●平本さんの養鶏所
 最盛期には5000羽いたという平本養鶏所。今は1200羽が元気な声を響かせ
ている。聞けば東方町には多いときは10軒の養鶏家があったとか。現在は港
北など周辺4区合わせても5軒しかない。42年前、開所した当初、あたりには
街灯も何もなく、自動給餌機導入にあたり電柱11本しめて40万円かかった。
夜は真っ暗で物騒なので、中本さんは用心のため猟銃を所持していたほどだ。

 平本家では10年ほど前から、白い鶏(白色レグホン)に加え、羽毛の赤い
赤玉鶏も買い始めた。現在は白と赤がほぼ同数。どちらもヒヨコから育てる。
2〜3ヶ月経ち、4ヵ月目くらいから卵を産みはじめる。以前は産卵まで半年か
かったが、鶏の改良と餌の向上で、産卵開始時期が早くなったそうだ。

 安全にはことのほか気を遣っている。生後1ヶ月目と3ヶ月目に生ワクチン
を飲ませ、4ヶ月目には筋肉注射をする。餌は抗生物質の入っていない安全な
ものを選んで与えている。成分はビタミンA、ビタミンD2、ビタミンB2、と
うもろこし、マイロ、テネマトリン、大豆油かす、菜種油かす、魚粉など。鶏
はほぼ毎日(産卵率:冬80%、春100%)卵を産み、1年半ほど産み続ける。
給餌、採卵、掃除など鶏の世話は365日一日も欠かせない。平本夫婦は二人揃
って旅行したことは今までに一度もないという。

 体重1.8kgの赤玉鶏が産む卵(赤玉)は、体重1.2kgの白色レグホンが産む
卵(白玉)より若干大きく、1個68gほど(白玉は63gほど)である。卵を産
まない日が4日続くと、かわいそうだが処分所に引き渡される。鳥糞はガーデ
ニング愛好家に好まれることから乾燥させ、袋詰めし販売している。冬など餌
の少ない時期は、鳩やむくどり、カラスなどが乾燥中の鳥糞をついばみにやっ
てくるそうだ。

 取り上げられた卵は、作業所で袋詰めされる。1kgに設定された重りに見合
う個数(白玉16個、赤玉15個)を入れてテープで口を縛る。安全で新鮮、し
かもおいしい平本さんの卵は1kg350円である。葛が谷OK前の朝市、平本養
鶏所、JA港北支所の3ヶ所で求めることができる。平本家でも、素性の知れ
たもっとも安全な蛋白源としてこの卵が毎日食卓にのぼる。

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■■港北区 耳より情報           港北区 西井 弘
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★ 東横線地下鉄化跡地利用計画(東白楽〜横浜線間)

神奈川区役所などを舞台に、東横線(東白楽駅〜横浜駅間)が、2004年の初春
頃に、地下鉄化された後、跡地の高架線路(2階)をプロムナードに、高架下
の地面(1階)を駐車場や道路などに、整備する計画が進められています。
この計画は、横浜市都市計画局企画調査課交通担当が、発行する
「散歩道づくり通信」で、神奈川区などの市民に広報されています。
都市計画局企画調査課交通担当(TEL:671-3511,FAX:663-3415)発行
http://www.city.yokohama.jp/me/kanagawa/town/sanpo/index.html

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■■冊子&Webサイト紹介         青葉区   小池由美
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★「グループ活動をはじめて見たら」シニアの仲間づくりハンドブック

退職後の生きがい作りのひとつの選択肢として、身近な地域で仲間を見つけて
行うグループ活動があります。が、どんな活動があるのか分からないで困って
いる方々や、より良いグループ活動を展開していくためにはどうしたらよいか
悩んでいる方々に役立てるために作成されました。

事例紹介が3つありますが、一番バッターに青葉区の「まっぴい・青葉の街」
が5ページに渡って紹介されています。オムニバス通信の読者の方にも会員の
方がおられると思います。最近「花探検」大型地図などの展示がありごらんに
なった方も多いことと思います。立体地図などもあるようです。どんな風に作
ったのかお話を聞いてみてもいいかな・・・と思います。
http://www.01.246.ne.jp/~mappy
青葉区のすてきな公園 もあるのですが・・・
発行:(財)かながわともしび財団
2002年3月A5版76ページ

★ 港北区のまちづくりフォーラムが開始されました。
  皆さんちょいと覗いてみて下さい。
http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/index.html

★「みどり区タウンガイド」が発行されました。
これで青葉区タウンガイド、都筑区ガイド、港北区ガイドとあわせて北部4区
完成です。
発行:15年1月1日
編集協力:緑区役所、緑区商店街連合会
なんと 600円 
買っちゃいました。 緑区タウンガイド

★ 公園情報

ビタミンママの公園情報
http://www.vitaminmama.com/kindex.html

ようこそ、写真で綴る都筑区情報ページへ!
http://www.bekkoame.ne.jp/~nvw/sunappu/sunappu.htm

おもしろい?!安心!?都筑区公園ウォッチング
http://my.reset.jp/~yokokai/kouen/index.htm

新横浜公園の紹介ペイジ
http://www.city.yokohama.jp/me/green/shinyoko/

港北区にはこんな会もあります。桜の森を守る会
http://sakuraforest.fc2web.com/index.html

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■■横浜市 耳より情報          
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「横浜ひとづくり推進事業」助成金  2003年度応募要綱

(1) 趣旨・目的
 本助成金は、社団法人横浜青年会議所が「ひとづくり事業」を積極的に展開
しているNPO・市民団体に対しその活動と相互協力を目的として拠出するも
のとします。

(2) 応募資格、助成の対象となる活動
 横浜市内に活動拠点を置き、横浜で活動するNPO・市民活動団体に応募資
格があります。
本年はひとづくりのなかでも、現在さまざまな問題に直面している「地域の子
供育成」をテーマとし、たとえば家庭における育児やしつけ、教育や学校生活
の支援、青少年育成事業などを横浜市内で行っている団体を対象とします。
対象期間は2003年1月10日から同年9月31日までに行われている活動
や事業が対象です。1件あたりの助成金額は10万円から150万円(10万
単位)で総額150万円までです。(なお営利目的や宗教活動、特定の政治活
動、選挙活動を目的とする事業及び昨年度に当助成を受けた団体は除きます。)
   
(3) 応募手続
応募期間:2003年2月1日から2月28日まで (2月28日消印有効)
応募手続:2003年1月10日から2月21日
(4) 応募方法
(5) 審査
(6) 助成金交付

応募手続、応募方法、審査、助成金交付などの詳細は下記
YOKOHAMA JC 社団法人 横浜青年会議所のホームページ
http://www.yokohama-jc.or.jp
の[2003.1/20] 「横浜ひとづくり推進事業」助成金 2003年度応募要項
を参照して下さい。

 お問合せは(社)横浜青年会議所 地域の子供育成委員会
 担当 萩原智美、野坂庸介までお願いいたします。
 連絡先 Tel: 671−7485

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4.街づくり講座 
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  今回はお休みします。

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5.今、電子自治体がおもしろい(30)     青葉区  中谷英世
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        〜横浜市新予算案を読む・中田新施策は?〜

中田新市長の手腕がどこまで盛り込まれるのか。注目の15年度予算案が公表
されました。横浜市民期待の市政がどう実現されるか、大変重要な予算です。
新聞記事はご覧と思いますが、市長記者会見(1月30日)が詳しく市長ペー
ジで公開されています。予算編成プロセスから積極的に情報提供を行う開かれ
た中田市政の実行だということです。このページからダウンロードすれば、マ
スコミに配布されたと同じ資料のすべて手にはいります。

http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/15yosan/index.html

市民自らが直接情報を手にいれることが出来る、これがITのメリット。さて
どう読むか? 膨大な資料の中から注目したい点を抜き出してみました。

■記者の一問一答の冒頭、市長は「過去の清算と未来への創造に優先的に取り
組んだ。未来の創造という意味では、子育て支援、環境行動都市としてのごみ
・環境対策、高齢者の施設入所待ち解消などについて重点的に配分した。切っ
たものとしては、新庁舎建設の新規積立10億円、環境事業局栄工場の建設費
用もごみの減量ができれば不要と言うことでゼロにした。」と言っています。

 http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/030130.html

■さて予算案の中で注目すべきページがあります。これまで18区一律に1億
円の区づくり推進費が配分されていましたが、中田新市政では区役所から財政
局への直接予算要求を試行しました。 区ならではの視点からの事業要求を認
め、今後の区役所機能強化の検討に活かそうという試みをしました。
その結果は15年度案のファイル「2:予算案のポイン」の中の26Pに掲載
され、各区の新規事業要求とその予算配分が公表されています。

http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/15yosan/pdf/15yosan-2.pdf
 
今回18区要求の内15区に25億円の予算が新たに付きました。
緑区は駐輪場整備2千万円、港北区は区役所屋上緑化2千万円、都筑区は区版
の市民活動支援センター検討百万円、中川駅舎を活用した地域ケアプラザ整備
五百万円などなどなど・・・
しかし、青葉区、神奈川区、港南区の3区は査定ゼロ。??? 
ここで問題があります。どんな優先順位で決まったのか? 区はどんな要求を
したのか? 区民は全く知らされていない!・・予算編成プロセスから積極的
に情報提するとの大前提は区には適用されていないのではないのか?
市民の身近なところで迅速に課題を解決するための試みは大賛成ですが、区役
所が区民要望をどれほど把握出来たのか? 区の広聴システムが本当に機能し
ているのか? 区長をはじめ区職員の力量不足が区民に不利益をもたらさない
のか? 区民は区長を選べない中でのこうした大問題がいきなり提示されたと
いえます。

■ここで広聴の改革が大きな課題になりますが、資料2「平成15年度行政改
革の主な取り組み」の第一項目に「ITを活用した市民サービスの向上」があ
ります。

http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/gyoukaku/15keikaku/15keikaku.pdf

その(2)ア:広聴システムの整備「市民の声に迅速に対応し、市政への反映
を図り、あわせて市民への広聴情報の提供を推進するため、広聴情報を一元化
・共有化するシステムを開発」と目標がかかれています。

単なるメールか、新掲示板方式か、電子市民会議室を開設するのか? 他の自
治体に負けないこれが横浜だ!という先進的なシステム開発を期待したいもの
です。遅れに遅れた電子市役所推進計画はまだ懇談会で策定中。昨年11月に
市民意見を募集しましたが、今だ公表されないままです。但し15年予算関連
だけが先取りされて、最終ページに参考資料として纏められています。

■「平成15年度行政改革の主な取り組み」の8ページ「区の機能強化に対す
る体制の確立」で一寸注目したい新配置があります。
1:区に「ごみゼロ推進担当課長」「ごみゼロ推進担当係長」を設置
2:区に「学校支援・連携担当課長」を新設、地域活動における学校利用の推
  進地域の人的資源の学校教育への活用、教育相談や学校運営等の支援機能
  を強化
3:区に「まちづくり支援担当課長」を「土木事務所副所長」の兼務で設置
4:区の重点施策を推進するため、「担当係長」を設置(各区1名)
5:市民局に「区機能強化担当部長」を新設。更なる区の機能強化に向け、推
  進体制を充実

情報公開された膨大な予算書をどう読みこなすか。市民の情報力が問われます。

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6.「TaKMiが贈るワクワクIT福袋」 (16) 緑区  矢田 敏男
                             多賀 和幸
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★ 「たかがホームページ、されどホームページ」(2)
 〜ホームページを作ることはどんな意味があるのだろうか?(団体編)〜

「多賀」 さて前回、突然対談が始まってしまいましたが、矢田さんと私は緑
区オンライン学級の仲間で、同じ緑区のご近所ということで、この企画に参加
をお願いしました。個人編に続いて今回は団体編ですが、矢田さんお勧めの団
体のホームページはありますか?

「矢田」 私のお勧めは、私のふるさとの中学校(塩江中学校)のホームペ
ージです。     http://www.niji.jp./school/nemunoki/
私のふるさとは、香川県の人口4000人足らずの小さな町で、どんどん人口の過
疎化がすすんでいるところです。そんな町の中学校ですが、 2001年の9月にホ
ームページを作り始めました。全校生徒が100名と大変少ないので、パソコンに
触れる機会は多く、海外日本人学校とのメール交換を おこなうことにより、第
2回インターネット活用実践コンクール実行委員会賞を受賞しました。

「多賀」 国語教科書の教材に書かれた「他者と視線を合わせることに関する
日本人と外国人の違い」に興味をもったある生徒の呟きを、メール交換で確認
しようと指導された先生が素晴らしいですね。またこのメール交換活動の教育
的な狙いや指導方法がしっかりと書かれています。

 さて団体がホームページを作る場合の基本的なことを整理してみますと、

1)団体のブランドイメージがホームページに反映されているか。
団体のホームページの一番の目的は広報です。例えばインターネット教育活動
を目的にしている団体が、拙劣なホームページを作っていたらそれだけで、信
用を失います。団体として何をアピールしたいかをよく考えてホームページの
デザインを考える必要があります。

2)団体の信用や目的を確認できる情報が記載されているか。
団体の所在地や代表者や連絡先、団体の設立趣旨、活動目的や活動報告、NPO
などでは収支報告などもきちんと記載されていることが必要です。

3)情報は分りやすく分類され、情報内容は団体の趣旨や目的に合っているか。
トップページにサイト全体の情報が見渡せる目次があるのが良いでしょう。検
索機能もあると必要な情報が探しやすい。また公共のホームページは、目や耳
の不自由な方や外国人なども見ることを考えておく必要があります。読み上げ
ソフトが対応できないフレーム構造を避けたりする配慮も必要でしょう。
情報内容は団体の趣旨や目的を、対象とする読者に理解してもらえるかどうか
十分吟味する必要があります。

4)更新管理や双方向コミュニケーションに配慮しているか。
古い情報を何時までも掲載しるサイトは団体のイメージダウンになります。
ホームページに問合せのメールアドレスがなかったり、問合せの応答が遅いサ
イトも評価が低くなります。また掲示板を設けてコミュニティの場を提供する
ことも大切なことです。

5)会員の情報をきちんと扱っているか。
会員の登録をしてもらう場合など、そのサイトとして情報のセキュリティやプ
ライバシーのポリシーが表示されていると安心できます。

矢田さん、これ以外にも団体がホームページを作るときに注意点はありますか?

「矢田」 やはり、トップページのデザインが一番重要ではないかと思います。
トップページは、ポータル(入り口)にあたるので、そのホームページの目的
が分りやすく、親しみのもてるトップページが必要だと思います。
また、アクセス数が分るようにし、常に更新されているようでないと段々活用
されないのではないかと思います。また、リンクの情報が、トップページにあ
ると便利ですね。 いずれにしても、個人のホームページとは異なり、沢山の
人に活用してもらう必要があるので、色々と検討する課題は、多いようです。
私も今年は、団体のホームページ作りにチャレンジしょうと思っています。

「多賀」 トップページのアクセス時間は8秒が限界だそうです。トップペー
ジは軽くする必要があり、重い画像をおいたりしないほうがよいと思います。
多くの団体が自治体のホームページ評価をしています。例えば、
21世紀政策研究所による全国市町村ホームページ調査結果
http://www.21ppi.org/japanese/thesis/200208/020830.pdf
によると、トップ1%に入る自治体のホームページは神奈川県周辺では神奈川県
横須賀市、藤沢市、鎌倉市、箱根町などが選ばれています。
1)情報公開、2)防災と危機管理、3)オンラインサービス、4)双方向コミ
ュニケーションを重点評価項目にしています。防災と危機管理を第二の評価項目
に上げているのはさすがだと思います。
オンブズマンがつけた辛口の自治体ホームページの通信簿もあります。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3852/thuushinbo_kangae.html
このような評価基準は、ホームページ作成の時に参考にされると良いと思います。 

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7.編集後記 
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
 「災害は忘れた頃やってくる」「地震は歴史的に見て前例が繰り返される」
と言ったのは寺田虎彦だったそうです。各区の防災担当は総務課の庶務係長が
ひとり兼任しているだけだそうです。今回予算が増えたのは、環境と子育てだ
そうですが、横浜市の防災対策は本当に大丈夫でしょうか。
 阪神・淡路大震災の教訓が少しも生かされていない気がしています。自衛隊
や消防隊も災害時には空からの消火や救援活動をするなどもっとダイナミック
な対応が必要なのではないでしょうか。
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