(2)横浜元町に10億かけた都市公園が出来る。
中田市長は2月9日記者会見を行い、みなとみらい21線元町・中華街駅舎上部と
隣接する公園予定地(通称)アメリカ山を一体的に都市公園として10億かけて
整備すると発表しました。
「市は財政難で建物などとてもとても。土地の取得は問題外」と区の幹部から聞
いてる話とはチョット違ったお話しです。
新しく國が決めた立体公園制度(屋上等の立体的空間を活用した公園整備)の
モデル事業として整備、元町地域の観光スポットとしての魅力アップや安全で快適
な歩行者回遊動線を目指すとしています。
昨年完成したばかりの2階建ての元町駅舎を4階に増築、民間に貸し、屋上には
庭園を造り今は崖地のアメリカ山(国有地)と一体にした眺望のいい都市公園に
して新しい観光スポットにしようという結構な計画です。
19年度には完成。総事業費は約10億円。17年度は、設計に2,000万円、
駅舎改良準備工事に1億3,000万円、計1億5,000万円を計上しています。
詳しいは事業概要をご覧ください。
http://www.city.yokohama.jp/me/green/kisya/050209.pdf
魅力的な都市公園が一ヶ所もない青葉区としてはうらやましい限り、またまた、
横浜観光のため都心にお金をかけるようです。
ご存じのように、横浜中心部中区には明治以来、多数の都市公園が整備されてき
ました。
本牧臨海公園、港の見える丘公園、山下公園、根岸森林公園、本牧市民公園、
横浜公園、元町公園、元町百段公園、三溪園などなど。
しかも平成12年には中心市街地活性化公園事業として、山下公園、元町公園、
山下町公園、大通り公園などが改修、再整備 されたばかりです。
詳しくは市長記者会見を是非ご覧ください。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/index.html
記者会見によりますと、昔からい地元の要望がいろいろあったということです。
平成3年「山手町の街づくり協議会」要望
ー駅ができることを前提に、エスカレーターなどを駅とアメリカ山との間にぜひ作って欲しい。
平成13年「山手町・元町の町内会、商店会」から同様の要望。
平成16年「山手近辺の学校から、通学の安全確保要望。
市民にも利便性が高いエスカレーターの設置、バリアフリー化の要望。
観光客の声など。
さすが記者から「コスト意識という点で問題はないのか」と質問が出ています。
公園なので、作っても誰も文句を言わない、観光客にとっても便利。
一方で、これを作ることで最も得をするのは地元。かなり局所的な利益になる。
どのような必要性を重視して判断したのか?」
市長は「後々回収していこうと考えている。テナントの賃料で回収していく。
それから、市として観光客を増やしていく。開港150周年を踏まえて、港を活か
した横浜市の「らしさ」づくりについての努力をしており、その一環。作る価値が
ある」と説明しています。
やはり横浜は観光立市。都市経営としてミナトならでは明けぬ街なのでしょうか
。開港150周年を目指して、砂浜を作れとか、馬鹿な企画が目白押し。いろい
ろ群がっているようです。
シラケているのは丘の手市民。「ミナトらしさばかりが大横浜ではないでしょう。
日に日に緑が喪われていく田園都市の自然の保全にこそ、今、税金を投入して
欲しいものです。ミナト横浜の声は聞こえても貴方の生まれた青葉区の声は聞こ
えませんか。「区は区長に任せた」とは、丘の手のことは市長は知らんとまさか言うこ
とではないでしょうね。」
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