2003年05月25日

「横浜オムニバス通信」51号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」51号(発行日 2003年5月25日)
       
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□  □ 1. TaKMiのトピックス              □
□ □ 2.市民活動イベント情報      □
□ □  3.横浜丘の手情報    □
□ □  4.街づくり講座  鏑木塾           □
□  □□  5.今、電子自治体がおもしろい     □
□□□□□□□  6.TaKMi'sジャンプアップIT講座   □
□□□□□□□   7.編集後記           □
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○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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           51号の編集担当は是永です。

区政運営方針については電子市役所シリーズ「横浜市が変わる!!  いよいよ
動きだす『区役所改革』」で詳しく取り上げました。区役所改革の取り組みの
背景と区政運営方針の読み方は、こちらを参考に・・・そして、あなたの区の
区政運営方針を読んで区に意見を出してみませんか。行政が協働に動き出した
ということは、市民の立場としても 情報を見に行くこと、はっきりと意見をい
うことが求められる時代になったということです。


■■51号−お急ぎの方へのご案内■■
1.TaKMiのトピックス
5月の講座は大盛況でした。6月もお楽しみに!

2.市民活動イベント情報
  音楽イベント、里山情報ホームページなどが盛り沢山!

3.横浜丘の手情報
  「協働の手引き」のご案内、新アジェンダ21地区集会、朝市レポート
など活気のある動きをご紹介します。

4.街づくり講座
  ☆★☆鏑木塾☆★☆  実践編その3
  ★ 神奈川で何から始めたか?

5.今、電子自治体がおもしろい
  横浜市が変わる!!  いよいよ動きだす「区役所改革」(その1)

6.TaKMi'sジャンプアップIT講座 
  名称を変えて新たにスタート!TaKMiのITスペシャリストが「知って得
する最新の話題や情報を分かりやすく紹介・解説します。


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1.TaKMiのトピックス
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■なんやかや会予定と閉会のお知らせ

●6月6日(金)13:00〜15:00 1階会議室
●6月21日(土)10:00〜12:00 2階小会議室
両日とも内容がまだ決まっていません。ワードの可能性はまだまだ尽きません。
パソコンの楽しみ方を企画しますので、ふるってご参加ください。

なお、都合により6月末をもって「なんやかや会」は閉会します。今後は2階
の「ぱそこん横丁」(ノートパソコン10台常設)をご利用ください。21日午前
のなんやかや会終了後、ご案内します。


参加される場合は、イベントの一週間前までに、参加したいイベント内容、
住所、氏名、連絡先(E-Mail、Tel)を記載のうえ、下記宛にご連絡下さい。
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp  担当 小池

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TaKMiのHPイベント予定表には、最新のイベント情報が掲載されています。
下記URLをご確認の上、参加頂きたいと思います。
http://www.sanjocity.jp/~it-takmi/cgi-bin/schedule/schedule.cgi


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2.市民活動イベント情報
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まだまだ間に合うイベント情報

47号
★9 4/27,5/17,6/15日本の竹ファンクラブ
50号
★5 5/27 会場設営などの力仕事?ボランティア募集
★6 5/30,31 第2回都筑の森国際音楽祭 春の章
★7 5/31 里山シンポジウム
★8 5/31「市民参加」の街づくり条例シンポジウム
★9 6/17 海外生活情報交流会「みんなではなそう!」


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◆◇50号イベント案内◇◆
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★1 5/26,5/30〜7/11,5/31〜7/19つづきの丘小学校コミュニティハウス

●お楽しみお話会
日時:5月26日(月)
11時〜  小さい子向き
15時半〜 小学生向き
参加費:無料

●話し方教室(よい人間関係をつくるために)全5回
日時:5/31、6/7、6/21、7/5、7/19(全回とも9時半〜12時)
定員:16名
参加費:500円
申込:往復はがきに、講座名、住所、氏名、電話、年齢、性別、職業をご記入
ください。

●はじめての絵手紙 全5回
日時:5/30、6/13、6/27、7/4、7/11(全回とも9時半〜12時)
定員:20名
参加費:2,000円(教材費含)
申込:電話または事務室受付


〜お問合せ先〜
つづきの丘小学校コミュニティハウス
〒224-0006 都筑区荏田東1-22-1
電話 045−945−2949


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★2 6/5インド文化庁派遣 セライケラ・チョウ仮面舞踊公演

日印国交樹立50周年記念&日印協会100周年記念イベントとして「インド
仮面舞踊公演」を横浜で開催します!インド文化庁派遣の大変めずらしい舞踊
です。

日時:6月5日(木) 開場18:00 開演18:30
場所: 横浜市西公会堂
(横浜駅西口東急ハンズ先 徒歩5分、045-314-7733)
入場料:1,900円(ローソンチケットでも扱っています)

仮面舞踊URL
http://www.bekkoame.ne.jp/~mithila/post/seraikera03/seraikera-top.html

地図URL
http://kokomail.mapfan.com/receive.cgi?MAP=E139.37.11.8N35.27.37.4&ZM=11&FID=JRnCL/PxaVnxGA&FSZ=31340

主催:NPO日印国交樹立50周年記念事業を盛り上げる会
共催:横浜インド文化交流会

◇セライケラ・チョウ仮面舞踊とは◇
セライケラ・チョウは、インドを代表する仮面舞踊の一つで、その幽玄とも
言える仕草には「能」に共通したものがあり、日本でも早くから注目されてき
ました。インド政府より文化使節として派遣され、世界的に有名です。

セライケラはビハール州南端の町。この土地に長年君臨する王家によってチ
ョウの踊りは庇護され、王家からも踊り手として訓練を受け活躍する人も出る
など、大変静かで洗練された形を保ちつつ今日まで伝承されてきました。

チョウとは仮面という意味で、舞踊はパリ・カンダ(パリは守護、カンダは
剣の意)と呼ばれるマーシャル・アートから生まれたと言われ、様式化された
ステップや身体の動きには武術の基本が見られます。また手の甲は攻撃あるい
は防御に直ちに移れる位置にあり、防具や剣を使って行われるトレーニングか
ら生まれたもの。チョウの踊りでは、顔の表情にかわって、頭の動き、首の動
き、身体の動きを使って表現されますが、それが見る人の心の中に深い印象を
与えます。
今回はトリエントラ・チョウ舞踊センターより選抜された団員がインド文化
庁より派遣され、公演します。


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★3 6/6秋元紀子 ひとり語り
日時:6月6日(金)13時〜20時
場所:ヒーリングバー クーカラ(Plant'sの2階)
   http://www.machinet.org/natural_res/kanagawa/kukara.htm
費用:3,000円(ドリンク付き)
阿房直子作「空色のゆりいす」「鳥」
異次元の世界にぴったりの、ほら穴のような独特な空間にて語ります。ゆっく
りお酒を飲みながらどうぞ。
予約・問合せ:秋元 044−987-6554
       http://www7.ocn.ne.jp/~mitomoto


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★4 6/11都筑の女性の「元気フォーラム」

都筑区内で活躍中の元気な女性たちの公開フォーラムです。元気の素を食べに
来ませんか?アンサンブル「遊」の歌も聴けます。

日時:6月11日(水)14:00〜16:00
会場:都筑区役所6階大会議室
出演:志村正子さん「更正婦人会って、何?」
   金子富子さん「地域の婦人活動」
   相澤恵美子さん「心からありがとう。素敵な出会いに感謝」
   渡辺孝子「元気!そのまんまボランティア」
ゲスト講演:都筑警察署女性警察官
会費:無料(お茶とお菓子付きデス)

主催:都筑女性フォーラム
共催:都筑区役所
お問合せ:都筑女性フォーラム 090-7270-7144(オザワ)


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★5 6/14「ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」報告会

「ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」では、来る6月14日(土)
に、第2回活動報告会を開催します。助成の対象となった全国の学生ボランテ
ィアグループが一同に集り、活動の報告や情報交換を行います。特に今年は、
第2回助成対象団体のなかでもとりわけ脚光の浴びた、地域医療分野で活躍して
いる金沢大学医学部生によるブース展示など、新しい試みを盛り込んでいます。
また近郊にある大学ボランティアセンターの学生たちも参加し、情報発信の場
を設けます。学生ボランティアの可能性をご覧いただきたく、ご来場ください
ますようご案内いたします。


日時:2003年6月14日(土)10:00−17:00
場所:品川プリンスホテル 新館 22階「箱根」(宴会場)
東京都港区高輪4−10−30
電話03−3440−1111
(最寄り駅 JR線・京浜急行線「品川」駅の高輪口 駅前)
定員:120名(定員になり次第、しめ切らせていただきます)
申し込み方法:申し込み方法:ご希望の方は下記まで、申し込み代表者
名・人数・大学名(会社名)・連絡先をご記入の上、ファックスまたは
メールにてお申し込み下さい。入場は無料です。
申し込み締切:6月6日(金)必着。
その他:当日取材をご希望の方は下記事務局まで事前にご連絡ください。

問い合わせ先:
「ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」事務局
〒244−8539
横浜市戸塚区上倉田町1518
明治学院大学ボランティアセンター内
電話&ファックス 045−863−0384


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★6 6/15いたずらぼうけんミュージカル
「かいけつゾロリ!まほうつかいのでし」

うたって おどって おおあばれ!!

日時:6月15日(日)14:00開演
会場:都筑公会堂ホール
入場料:一般2,800円(3歳以上ひとり)
原作:原 ゆたか
出演:劇団 俳協

TAMおやこのひろば新入会キャンペーン実施中
今なら500円(入会金+入会月会費)

お問合せ:TAMおやこのひろば 045-431-7932
後援:都筑区役所


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★7 6/21映画『ハッピーバースデー 命かがやく瞬間』上映会
(字幕スーパーつき)

日時:2003年6月21日(土)午後2時(会場1時30分)
場所:青葉公会堂 (東急田園都市線 市が尾駅下車 )
※誠に恐れ入りますがお車でのご来場はご遠慮ください。
入場料:大人300円 (こどもは無料)
主催:リーチ・ハンズ・ママ(RH−ママ)、青葉区社会福祉協議会青葉子育て
のびのび広場
後援:青葉区役所、社団法人横浜ボランティア協会

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★8 6/29 やさしい英語でディスカッション No.13
日時:6月29日(日)13時半〜16時
場所:青葉国際交流ラウンジミーティングルーム
定員:40名
参加費:200円
保育あり
申込:青葉国際交流ラウンジa2040@beige.ocn.ne.jp

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3.横浜丘の手情報
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★「北部シティーフォーラム」に参加して
                子育てホットステーション  小峯弘子

去る5月17日(土)港北公会堂で行われた「北部シティーフォーラム」に
参加した。私たちのボランティア活動「子育てホットステーション」を紹介す
ると同時に、若い母親が孤立する現状、父親の育児参加が大事であること、親
としての学びが必要であることなどを話し合った。

また行政側へは、スペースとしての場が絶対的に足りないので公共の施設の
開放を一層進めて欲しいこと、乳幼児検診が情報提供の機会として重要である
ことなどを要望した。

改革をすすめる市長は熱心に話し合いに参加され、「聞く耳を持つ市長」と
いう印象を受けた。子育て支援に関しては、その担当である副市長に若手女性
の専門家を起用したという点でも前向きな姿勢がうかがえる。大いに期待した
い。

「子育て支援」が一つのブームであるかのように叫ばれているが、私はその
最終的な目標は「子どもの心の健全な成長」であると思う。結果として一人一
人の子どもが安心して自らを育めるような支援でなければならないと思う。

市長には「木を見て森を判断する行動」を期待したい。そして、私たち市民
も要望するだけでなく、要望した分だけ自分のできる範囲で行動をしていく姿
勢を持ちたい。そんな「協働」を中田市長は期待させてくれた。


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■■緑区  耳より情報          緑区  多賀和幸
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★緑区の里山情報ホームページはおもしろいよ!
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/satoyama/index.html

横浜18区のなかで一番、緑が多い区です。緑被率(44.6% 市平均31.2%)
緑区の豊かな里山のフィールド紹介、緑と水の回廊マップや連絡会議、水田ボ
ランティ活動などが紹介されています。

●里山情報フィールド紹介
緑区の市民参加の里山保全の活動が行われているフィールドの紹介

●新水と緑の回廊連絡会議
緑区内の緑を支える市民活動団体の連絡会議で、現在17団体が参加しています。
この会議では、緑区の豊かな自然を守っていくために、区民の意識の高揚、緑
の保全・管理・育成などの促進、希少動植物の保護などを目的に活動を進めて
います。

●水と緑の回廊マップ
緑区の緑と水を巡るハイキングマップ(区役所で配布されていた)がホームペ
ージにアップされました。

●水田保全ボランティア
横浜の里山景観の原風景となっている「緑区新治地区」の水田を守るために、
公募であつまったボランティアが中心となって、農家の指導のもと、田んぼづ
くりから田植え、稲刈り、脱穀までの一連の農作業を行っています。


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■■青葉区   耳より情報          青葉区 小池由美
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★ボランティア活動・市民活動の「い・ろ・は」
横浜市市民活動支援センター情報です。

〜ボランティア活動や市民活動を知りたい方、はじめてボランティア活動や市
民活動をしてみようと考えている方、是非お気軽にご参加下さい〜

内容:【第1部】ボランティア・市民活動とは・・・
         NPO(NPO法人)・NGOとは・・・
         ボランティア活動・市民活動の具体的な活動について
         活動情報の入手方法
         相談場所の紹介

    【第2部】市民活動団体のお話し
          *毎回違うゲストによるお話しです。今行っている活動
           について、どうしてその活動をすることになったのか
           について、お話ししていただきます。
日程・詳細は
http://www.npo-c.city.yokohama.jp/iroha/index.html
◎6月5日(木)19時〜 市ヶ尾プラザであります。
多文化共生教育ネットワークかながわの高橋清樹さんのお話です。


★企画募集
〜フォーラムまつり2003市民持ち込み企画大募集〜
青空市場、ワークショップ、展示、パフォーマンスなど、『市民活動大集合』
のまつりです。今年も市民グループによる持込み 企画を募集します。

受付期間:6月1日〜6月21日
開催日時:10月19日(日)9時半〜16時
会場:女性フォーラム
主催:(財)横浜市女性協会
http://www.women.city.yokohama.jp/topics/03maturi.htm

★緑区民ミュージカル出演者/舞台サポーター募集

公演予定:10月4日(土)5日(日) 緑公会堂
申込:ハガキに「出演希望」または「舞台サポーター希望」と記入、
住所、氏名、電話番号、年齢 5月30日締切
問合せ:緑区役所生涯学習支援センターミュージカル担当
    〒226-0013 緑区寺山町118
主催:緑区民ミュージカル実行委員会/緑区役所


★その他
2003緑・芸術祭
ユースフェスティバル
MUSIC,DANCE,PERFORMANCE
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/youth/index.html

緑区生涯学習支援センター登録 ちょっと先生
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/center/chotto.html

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■■とくとく情報                青葉区  小池由美
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Salusで、あなたの地域活動をPRしませんか?

FMサルースって、ご存知ですか?東急田園都市線たまプラーザ駅すぐ横にサ
テライトスタジオがある、コミュニティFM放送局です。
活動内容や活動地域、日時、メンバー募集などラジオでPRしたい内容をお送
りください。内容の確認や取材があります。代表者の名前と連絡先を明記。
FMサルース情報受付ファックス  909-1595

地域のサークルコーナー
サークル登録  http://www.salus.ne.jp/circle/

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■■サイト・冊子紹介              青葉区  小池由美
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【協働の手引き〜ボランテリー団体等と行政のパートナーシップの構築に向け
て〜」
ボランタリー団体等と行政との協働事業は様々な形態が存在し、その関係性も
一様ではありません。両者の協働関係をより良いものにしていくためには、行
政の関係者のみならずボランタリー団体等の方々にも協働の意義についての理
解を深めていただくことが大変重要です。
 そこで、今後、協働事業に取り組むに当って参考としていただけるよう「協
働の手引き」を作成しました。

発行:「かながわボランタリー活動推進基金21協働会議」
http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/center/kyoudou_tebiki.html


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■■都筑区  耳より情報        都筑区  是永圭子
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朝市のはしごがクセになりそう!

●港北ニュータウンふれあい市(葛が谷スーパーOK前)
5月11日の巻 
一番手前の店でパッと目を引くのはスナックエンドウ。明るい黄緑色が甘い味
を連想させる。ほうれん草、春菊、小松菜などが品よく並ぶ。後でまた寄ろう
と思う。

二番目の店はいつも、ルッコラやグリーンラディッシュなど個性派野菜を持っ
てきてくれるあの店だ。奥さんと息子のコンビ。今日の目玉は柔らかそうなネ
ギ!長ネギほど葉丈が高くなく、太さも長ネギの半分くらい(帰宅後使ってみ
たら余り辛くなく、緑の部分も薬味に使えて色もきれいだった)。

三番目はおいしい白滝のお店。もちろん野菜がメインだが、油揚げや白滝、こ
んにゃくも持ってきてくれる。今日はもう6時半だから、人気の白滝はとっく
に売り切れ。大根、ほうれん草、かぶ、小松菜のおいしそうな顔で並んでいた。
いつも店の端のほうに、おかきやあられなど米菓子の袋詰が並んでいるのはな
ぜか。こんど、この疑問をお店の人にぶつけてみよう!

葛が谷の朝市の中ほどに到達した。4軒目は角田さんのお店だ。葉付き大根が
立派だ。春キャベツ、ほうれん草、小松菜、長ネギ、じゃがいも、そして漬物
がにこにこ元気。店頭に立っている間にも「沢庵、頂戴!」の声が絶えない。
よく見ると、こんもりとある野菜の山の足元に、真っ赤なラディッシュが2袋。
形はふぞろいだが、色ツヤが違う。元気が弾けそうな大ぶりラディッシュ!コ
レを買わない手はない。

次に店を構えるのは、卵屋さん。お父さんと息子さんのゴールデンコンビだ。
卵の袋はもう残り3袋しかない。まず、1袋を確保したうえで店先に真新しい
立て札について話を聞く。「1kgで販売していますが、半分でもお分けします」
とあるのは、家族が少ないご家庭への配慮だという。「割れるのが心配な方には
ケースを用意しています。5円かかります。ごめんなさい」と最後のところが
なんとも謙虚!卵の入った発泡スチロールの横には矢車草が。今、この養鶏所
兼自宅の周辺には矢車草が密生しているらしい。これも必見。(東方町 平本養
鶏場 TEL:045-941-5137)

そのお隣りは、長芋がご自慢のご夫婦。今日はケシの花束が彩りを添えていた。
ここでもスナックエンドウと絹さやが季節を強烈にアピール。見たところどち
らもふっくらしたえんどう豆のようなので、店の奥さんにその違いを尋ねてみ
る。スナックエンドウは主に茹でて間マヨネーズなどをつけて食べるのがおい
しい。「絹さやは茹でてもいいが、そのまま炒めたり、卵とじにしたりといろい
ろに使える」とのこと。旬のしろうおと卵とじなんて最高かも!両方買って、
食べ較べてみよう!

一番奥には、以前紅いじゃがいもをすすめてくれた女性二人のお店。「ルッコラ
は今だけ!」の一言にグラッと来た。うっかりすると茎が伸びて、花が咲いて
しまうそうだ。今だけの限定出荷!かぶは少し小ぶりだが、みずみずしい葉と
ともにおいしそうなオーラを放つ。この店の中山さんは他県の産物もJA経由
で仕入れている。そのトマトはいつも絶品。ルッコラを刻んでオリーブオイル
とレモン汁でさっぱりいただきたい。

●ふれあい市(中川駅裏 ヤマダ電機との間の遊歩道)
5月11日の巻
そろそろ6時50分。中川の朝市がオープンする頃だ。クルマで移動し、今日
二つ目の朝市へ。場所は中川駅とヤマダ電機の間の遊歩道。中川駅の裏側にな
る。

4月の最終日曜に来たときは、たけのこの売り場が際立っていた。今日は、ど
うみても花が主役。今日は母の日。赤やピンク、紫がかったピンクに斑の入っ
たものなど、カーネーションの鉢植えが大量においてある。そのほかにも菊、
ゆり、しゃくやく、ひまわりなど、多種多様の花が肩を寄せ合っている。葉唐
辛子やおおば、なすなどの苗もずらーり。「この間のハーブ良かったわ。一つ買
っておくと、役に立つわよ」と馴染み客らしい人に私が苗を薦められる場面も。
ここは女性たちの社交場になっているらしい。

そうこうしている間に、小松菜が持ち込まれた。花をメインに売るここの店主
は女性だが、ご主人らしき男性が近くの自分の畑から小松菜を抜いてきたのだ。
まさに採り立て。あっという間に、3人のお客さんが自分たちで等分に分けて
いる。忙しい店主を助け、客が自主的にサポート活動をし、料金を払っていく。

この時期、たけのこを扱う店が一軒あった。小さいけれど、新鮮そのものとい
う感じの3本入りを求める。新鮮なら米ぬかやタカノツメは要らないと聞いた
ので、下茹でだけで最後の筑前煮をつくろう。

葛が谷とは売る人も買う人も違うので、朝市そのものの雰囲気が違う。こんな
違いを実際に感じてみるのもまた楽しいものだ。


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4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  実践編その3
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★ 神奈川で何から始めたか?

今回のアジェンダ作りは、昨年12月24日に第一回が召集されました。最初
に鏑木が確認したのは以下の点でした。
「今回作るのは、本来のローカルアジェンダですね?」

本来のローカルアジェンダというのは、繰り返しですが、21世紀も人類が持
続可能であるために1992年のリオのサミットで作った計画、すなわちアジ
ェンダ21を地域でどのように実践していくか、という計画です。しかし、神
奈川のローカルアジェンダはそうとはいえなかった。日本のローカルアジェン
ダは、この「本来の意味」を見失っているものが多いです。

神奈川において、根拠となる神奈川県環境基本条例28条では、「県は、市区
町村および県民等と協力して、地球環境保全に資する行動に関する計画を定め
る・・・」とあり、視点が地球環境に向いています。実際、1993年に作ら
れたアジェンダは、「フロン」「温暖化」、「酸性雨」「熱帯林の減少」等の
いわゆる「地球環境問題」に対する対策という色彩が強いものになっていまし
た。本来のローカルアジェンダは、地域を持続可能なものにするための計画で
す。「水」「大気」といったいわゆる「地域環境問題」を避けて通るわけには
いかないわけです。

ここで、疑問があるかもしれません。「では県や市区町村が作る環境計画とど
う違うのだ?」ということです。しかしこれは簡単なことなのです。かながわ
環境保全推進会議は、県も、県域の37市区町村も一会員です。ここで作った
神奈川「県域」の「社会計画」を、県や市区町村の「行政計画」に反映させて
いけばいいのです。そのための仕組みが必要だとの議論になりました。

しかし、かながわ環境保全推進会議は「民意」によって選ばれた首長や議会で
はありません。したがって、行政計画に規定することはできません。必要なこ
とは、県と37市区町村にアジェンダの策定から深く参加してもらい、それぞ
れの行政計画にフィードバックしてもらうよう働きかけることです。それがど
うなっているかをチェックすることがとても重要です。

もちろん、まだ、県と37市区町村の行政計画に影響を与えるに至っておりま
せん。アジェンダは完成していないのですから当然です。しかし、神奈川県の
各部局、市区町村との意見交換は開始しており、今後、楽しみです。

第二回の委員会では、鏑木は「ローカルアジェンダの作り方」という資料を提
出し、委員のみなさまにご説明しました。内容は基礎編とも重複するので省き
ますが、強調したのは、「"持続可能な地域"というものはどういうものかを、
委員が共有しなければならない。」ということでした。 計画をたてるには、
たてる人々の中で、目指すものがどういうものなのか共有されなければなりま
せん。このステップを省略して議論したために、堂々巡りになることが多いの
です。

しかし、「持続可能な地域」について共通の認識を得るのは実は困難な仕事な
のです。やり方を2つ提案しました。
(1)国連のアジェンダ21で何が要求されているかを学び、共有する。
(2)科学的に導かれた「持続可能な状態」を学び、共有する。

(1)は連続講座が必要で時間がかかるが、共有するのが容易です。(2)の
代表は鏑木が所属するナチュラルステップの4条件で、学ぶのは1時間ですが
抽象度が高く、議論につなげにくいという欠点があります。結果として、中途
半端ではありますが(1)も(2)もやりました。この点については次回以降
述べます。

さて、アジェンダのための県民討論会、今週いよいよ横浜です。多くのみなさ
んの参加をお待ちしております。参加によって計画を作るのがアジェンダの基
本なのです。

横浜地区の説明&討論会
・日時:5月29日(木)14:00-16:30
・場所:横浜市神奈川区鶴屋町2−24−2 
かながわ県民センター1501会議室

ご意見、ご質問歓迎です。鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp)までどうぞ。
まだ見てない方は、ぜひ「骨子」のHPをごらんください。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyokeikaku/agenda/index.htm


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今、電子自治体がおもしろい(35)    青葉区  中谷英世
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  横浜市が変わる!!  いよいよ動きだす「区役所改革」(その1)
              
 中田市長が肝いりで市民に提示した「新時代行政プラン?」に基づく区役所改
革の取り組みがいよいよ始まりました。5月15日横浜市18区の区長は一斉に
「区政運営方針」を発表、区役所を変える取り組みと今年度実現する主な事業運
営方針を区民に宣言しました。年度末にはその約束がどの程度実現できたのか評
価されます。つまり先送り行政を止め、民間並の経営に変える方針です。

「区政運営方針」の内容は区によっては改革意識が弱いところ、事業の羅列に終
わっているところまちまちで、比較すると区長の姿勢がはっきり見えて来ます。
市のホームページには運営方針のあり方について 3点挙げています。
・完璧なものでなくていいから、チャレンジ性のあるもの
・市民の皆様からご意見をどんどんもらえるもの
・「新時代行政プラン?」に則したもの
区局の運営方針の全てにリンクしたページがありますので比較して見ませんか。
http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/houshin/

◆中田市長は港南区長の発表に同席しました。港南区を区役所改革のモデル区に
指定。港南区は23人の民間教育を受けた職員を配置し、区民のニーズに敏感で
、民間企業の経営感覚を生かす「民感区役所」(民間の感覚)を目指します。
「より快適」「より親切」「より信頼される」「より便利」という4つの目標を
掲げ、365日区役所の実現を目指し検討を開始すると宣言しました。更にその
実施時期を明らかにしホームページ上に「民間通信」で発表、進捗状況を区民に
公開することを約束しています。
詳しくは「港南区ひまわり通信」と「民感区役所」宣言をごらんください。 
http://www.city.yokohama.jp/me/konan/catv/2week/catv_269.html
http://www.city.yokohama.jp/me/konan/koho/topics/press0515.html

中田市長は記者会見で「区政運営方針」のあり方についてこう述べています。
 記者:従来からの市政概要や各局区の事業概要等と、今回の運営方針との違い
    は何か。
 市長:事業概要等は、今年度にやるべき事業内容を網羅的に全て並べている。
    それに対して、運営方針は、局区長が1年間で目指すべきことを、事業
    に限らず、市民との協働のあり方や職員のマネジメント方法、そのため
    の取り組み姿勢などを表現している。
 http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/030515-1.html

◆今回の区政運営方針は「新時代行政プラン?」に基づいた改革の第一歩です。
中田市長は今年1月、総務局が提出した原案を「役人の限界!」と却下したいき
さつがあります。
(市長会見のページ:http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/ )
そして、北大の宮脇教授等を中心に新たに民間の視点から検討しなおし、23年
間に亘る官僚行政を抜本的に変えるための処方箋を示しました。
「新時代行政プラン?」は中田市長が最も力をいれていた行政の刷新、区役所改
革を目指すバイブルとも言われ、極めて大胆かつ斬新な内容です。

「新時代行政プラン」全文ファイルをダウンロードして是非お読みください。
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/gyoukaku/shinjidai/shinjidai1.html

その目的は「改革の方向性を示し、市民と共有するテキストとして組織・職員の
行動規範を示すもの」と位置付けています。更に「時代の変化に対して、行政運
営の仕組みを改革することが遅れており、職員の意識を変えるような仕組みづく
りや運用が不足している」と指摘しています。
 7っの重点改革の第一に「市民ニーズと協働を基準とする行政運営」を上げ、
次いで「IT等を活用して、市民に身近で、迅速なサービスを供給し、利便性を
上げます。市民と行政の双方向のコミュニケーション機能を強化する」としてお
り「市民との協働とコミュニケーション」を重視しています。

◆特に区役所のあり方に大きな改革の比重が示されております。
「現行の地域行政制度である「行政区」の枠のなかで、最大限「地域」が公的サ
ービスの向上に役割を果たすために、身近な市民サービスの拠点である区役所の
仕事の分野を広げ、事業執行の権限・責任を強化する観点から、区と局の役割分
担をつくり変える」としています。

その中で、市民ニーズの把握については、市民の身近にある区の役割りを重視、
その第1項目に「 区を中心にした広聴機能に転換し、市民ニーズを的確に捉え
政策に反映させます。」
第3項に「 区役所における電子会議室を拡充します。
と明示しました。

◆さて、この「区の電子会議室」が本当に機能するように造られているか、特に
市民との協働の仕組みつくりを忘れてフライングして始まった港北区などの掲示
版の現状が大変気になりますが、それは別項に譲るとして次回には「新時代行政
プラン?」に示された区役所改革の具体策を更にご紹介しましょう。(続く)

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6.TaKMi's ジャンプアップIT講座 Vol.1
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51号より「IT福袋」を改め、「TaKMi'sジャンプアップIT講座」とします。
TaKMiのITスペシャリストの方々にITまわりの話題や業界動向、知っておき
たい知識などを分かりやすく講義していただきます。「もっとがんばろう、好
奇心をもって新しいことにどんどんチャレンジしよう」という思いを込めてジ
ャンプアップ講座と命名しました。一回目は王子さんのレクチャーです。

『Linuxとは』
都筑区 王子全主

最近話題に上ることの多くなってきているLinuxについて述べてみたいと思
います。マイクロソフトのWindowsというOS(オペレーションシステム)一色に
クライアントパソコンは染まってしまいそうな傾向となっていますが、1つの
OSが普及する弊害も各所で起こっています。そこで注目されているOSとして
Linuxがあります。ではLinuxとはどんなものでしょう。

UNIX互換のフリーなOSであり、UNIXに由来する様々な特長を引き継ぐOSです。
OSS(Open Source Software)ソースコードが公開されており、自由(無料)
に使用、再配布、改造、修正等が出来ます。ソフトウェアの再配布の際は変更
の有無を問わず、配布される人にもそれをコピーし変更を加える自由を与えな
ければならないとされています。(Copyleft)

様々なプラットフォーム上で稼働することができます。例えばx86(インテル
ペンティアム等)、Alpha、SPARC、Ultra PowerPC、MIPS、ARM、M680x0、
Itanium Itanium2など。

Linuxの生い立ちは1991年学生のLinus Torvalds氏が興味本位で開発を始め
たことに由来します。UNIXをベースに最初からUNIXライセンスに抵触しないプ
ログラムを作りました。また全世界のボランティアたちのコミュニティにより
開発が進められています。ビジネスとは無関係に色々なソフト技術者が参加し
ています。1998年からビジネス用途として注目されはじめ、「伽藍とバサール」
「Halloween文書」などがインターネット上に公開されました。主要商用DBMS
がLinux対応を表明(IBM、オラクル等)しました。

Linuxとは厳密にはカーネルのみをさす名前といわれることもあります。
Linus Torvalds氏はカーネル(コア部分)を開発しました。その後、各デバイ
ス等とのインタフェースをとるドライバー、アプリケーションソフトが、コミ
ュニティによって開発されています。したがってlinuxをパソコンに実装しよう
とした場合、カーネル、その他、色々なソフトウェアを個別にソースプログラ
ムを入手してコンパイル(コンピュータが理解できる機械語に変換する)した
ものを1個1個実装(インストール)する必要がありました。専門家、ヘビー
なユーザー以外は手を出すには難しすぎるOSでした。その後、誰でも利用でき
るようにLinuxカーネル、ライブラリー、ユーティリティ、サーバープログラム
などのOSSを汎用的にまとめ、OSとして使用できるパッケージとしたもの。これ
をディストリビューション(WindowsXPのようなもの)と言います。

ディストリビューションとして配布されるようになり漸く一般の人でも容易
に使えるようになっています。商用ディストリビューションとして、代表的な
ものはRed Hat Linux、Miracle Linux、SunLinux、Turbo Linux等がありま
す。またLinuxの主なアプリケーションソフトとしてWebサーバー用(Apache)、
メールサーバー用(Sendmail、Qmail、Postfix)、DNSサーバー用(Bind)、フ
ァイルサーバー用(Samba)、データーベース用(PostgreSQL、MySQL)、スク
リプト言語(Perl)、統合文書アプリ(openoffice)、Webブラウザ(mozilla、
opera、netscape)、メールソフト(Evolution)などがあります。

用途としてサーバー用のOSとしてUNIXに変わって使用されています。Biglobe、
nifty等大手プロバイダーなどは急速にLinux化を行っている。クライアント用とし
てドイツ政府は採用する方向で検討中されています。ソースコードが公開されてい
るため中身が判るOSということで注目されています。また、最近携帯電話各社も
linuxの採用を発表しています。無償という面ばかりでなくオープンということも
使う側には大きなメリットがあるOSだと思います。

Linus Torvalds 来日講演会 (1995/12/04)(京都大学)
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/linus-lecture/index.html

linux入門(信州大学)
http://cai.cs.shinshu-u.ac.jp/sugsi/Lecture/linux/h_top.html

「伽藍とバサール」
http://cruel.org/freeware/cathedral.html

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7.編集後記 
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ユビキタス、協働のあり方研究会、区政運営方針、アジェンダ21かながわな
ど、小難しい言葉が飛び交っています。皆さんはそれらをどれほど身近に感じ
ていますか?インターネットで情報を調べる、関連の集会やシンポジウムなど
に参加する、詳しい人に会って質問してみるなど、具体的なアクションを起こ
し、それら言葉の意味を肌で感じてみたいと思います。

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TaKMiや本メルマガに参加を希望されるかた、記事についてのご意見、ご
感想などを下記Eメール宛にお寄せ下さい。
また横浜の北部の市民活動イベント情報掲載を希望される方はイベント情報を
Eメールでお送りください。(無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

2003年05月15日

「横浜オムニバス通信」57号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」57号(発行日 2003年8月15日)
       
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□ □                    □
□  □ 1. TaKMiのトピックス              □
□ □  2.市民活動イベント情報      □
□ □  3.横浜丘の手情報    □
□ □  4.街づくり講座   実践編その8       □
□  □□   5.今、電子自治体がおもしろい     □
□□□□□□□  6.TaKMi'sジャンプアップIT講座 休憩    □
□□□□□□□    7.編集後記                □
□□□○○ □□            □
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○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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           57号の編集担当は是永です。

長い梅雨が明けたと思ったら、そこはかとなく秋の気配が漂い、日照不足の影
響が心配される日本列島。パリでは猛暑が続き、お年寄りなどがたくさん亡く
なったと聞きます。アメリカ・カナダでは大規模停電で都市機能が大混乱に陥
り、新種ウイルス「Blaster(ブラスター)」の感染が拡大するなど、世
界的にいろいろな不幸や被害が続いていますね。私の知人宅でも「Blast
er(ブラスター)」の被害を受けました。新しいパソコンを買ったばかりで、
ウィルス対策をしようとしていた矢先だったとの話です。ウイルス対策ソフト
を入れていても、Updateを先延ばしにしているケースが意外と多いとも言わ
れています。これからはまめにUpdateをやることにしよっと。

■■57号−お急ぎの方へのご案内■■
1.TaKMiのトピックス
オフ会の企画をそろそろ考えなければ!

2.市民活動イベント情報
  ユニバーサル・デザインのまちづくり講演会、ほっと青葉の定例会、
「e-community2003」シンポジウムと100人ワークショップ、どうする主婦
…など、のぞいてみたくなるイベント満載。

3.横浜丘の手情報
  帰国生親子830人のメッセージ『海外で育つということ』出版のお知らせを
はじめ、国際ラウンジや生涯学習学級のお知らせなど、

4.街づくり講座
  新アジェンダの素案が完成し、県民意見募集が始まっています。悩み、練
り上げられたビジョンとは?

5.今、電子自治体がおもしろい
  中谷代表の切れ味鋭い行政批判が帰ってきました。

6.TaKMi'sジャンプアップIT講座
今回もおやすみです。


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1.TaKMiのトピックス
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●TaKMiのオフ会

TaKMiの仲間をはじめ、この横浜オムニバス通信を読んでくださっている
皆さんとも会えるようなオフ会を企画しています。お楽しみに!

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2.市民活動イベント情報
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まだ間に合うかもしれない・・イベントはこちら
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55号から
★7月19日〜8月31日「みんなでさがそう 未来の大発見!」第3回かな
がわサイエンスサマー
★8月31日締切「第3回横浜・人・まちデザイン賞」募集

56号から
★1 9/13 鉄町高水敷の野草管理作業と観察会
★3 8/23,9/27 水質しらべ&生き物しらべ
★4 8/26,27 初歩のパソコン講座 学校出前教室
★5 8/26,27 下水道施設見学会
★6 8/30 星空のコンサート

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◆◇55号イベント案内◇◆
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★1 8/21 スイカ割りと夏の虫のおりがみ

港北国際交流ラウンジ8月のプログラム

日時:8月21日(木) 13時〜15時
場所:港北国際交流ラウンジ
参加費:無料
申込:不要
http://homepage2.nifty.com/kohokulounge/

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★2 8/30横浜発 e-community(いいーコミュニティ)2003
〜協働型コミュニケーションで市民が変わる、行政が変わる〜

協働のありかた研究会よこはま(情報分科会)が企画したシンポジウム&ワー
クショップ。横浜の各地で起こっているICTを活用し、活性化したコミュニテ
ィの具体的な事例報告などを通じて、市民相互が、そして市民と行政が縦横無
尽に生き生きとコミュニケーションする新しい協働型コミュニティ
(e-community)のありかたを探ります。

日時:平成15年8月30日(土)13時半〜17時半
場所:武蔵工業大学・横浜キャンパス(横浜市営地下鉄 中川駅下車徒歩5分)
シンポジウム:3号館32A教室
ワークショップ:3号館33A、33B、33G、33H教室
内容:■第1部 シンポジウム「ICTでコミュニティが変わる」
13時半〜15時半
基調講演「ICTを活用した協働と地域コミュニティ」(仮称)
額田 順二(横浜国立大学教育人間科学部)
  提案報告「横浜市における協働型コミュニケーションに向けた課題」
  協働のありかた研究会情報分科会
  事例報告&パネルデスカッション
・洋光台第一小学校のネットディの取り組み
・あおば ぱそこん横丁の取り組み
・日野南連合自治会の取り組み
・シニアSOHO横浜・神奈川の取り組み
募集定員:150名

■第2部 新しい参画と協働のe-community向けた100人 ワークショップ
15時半〜17時半

協働型コミュニケーションが切り拓く横浜ならではのe-communityの
ありかたについて、市民、行政、企業の立場を超えた100人によるワー
クショップで提案します。ワークショップで参加者からだされた提案に
ついては、「横浜市協働の推進指針作成に向けた提言」としてまとめます。
募集定員:100名

申込み方法:氏名、連絡先(E-mail、FAX)を記載のうえ、シンポジウム、
ワークショップの参加を明記し(両方参加可)、下記までEメール又はFAX
でお申し込みください。Eメール:sympo830@yahoo.co.jp、FAX
(045) 664−0734

企画・問い合わせ先:「協働のありかた研究会よこはま 情報分科会」
原/070-5463−0441、関口/671−2029(横浜市都市経営局政策課)

主催:協働のありかた研究会よこはま(情報分科会)
事務局:横浜市市民局地域振興課市民活動推進担当/電話671−3624


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★3 9/6 講演会「ユニバーサル・デザインのまちづくり」
〜障害者・高齢者が住みよいまちとは〜

誰もが気軽に出かけられ、住みやすい町は、どんな工夫が
なされているのでしょうか?
アメリカなどのまちづくり事情に詳しい川内先生に
写真を見せて頂きながら、具体的なお話を伺います。

http://www.ran.sakura.ne.jp/~abs21/salon/2003/kawauchi/index.htm
日時:平成15年9月6日(土)14:00〜15:45
会場:青葉区役所別館 2階 社協会議室
講師:アクセス・コンサルタント 川内美彦先生
定員:50人(多数の場合抽選)
参加料:無料
申込先申込:往復ハガキに、住所、氏名、電話番号を書いて、
〒225-0024 市ケ尾町25-6 青葉区社会福祉協議会「まちづくり講演」
担当(Tel 972-8836、FAX 972-7519)または、
Mail abs-hq@egroup.co.jp
8月29日必着。多数抽選。手話希望者は、8月14日までに連絡を。

〜川内美彦先生プロフィール〜
一級建築士事務所アクセスプロジェクト主宰。
JUDA(日本障害者協会)代表として、様々な分野における
日米の情報交換を行うと共に、アクセス・コンサルタントとして
誰にでも使いやすく安全な街作りを提言。また、障害のある人の
社会への関わりを権利としていく活動を展開している。
「ロン・メイス21世紀デザイン賞」(2002年)受賞
「2005年日本博覧会バリアフリー対策検討委員会」委員
「中部国際空港バリアフリー対策検討委員会」委員など

●問い合わせ先
横浜市青葉区社会福祉協議会 まちづくり講演担当
TEL:045-972-8836 Fax 045-972-7519
Mail:abs-hq@egroup.co.jp

●主催
青葉バリアフリーサポート21(ABS21)
青葉区社会福祉協議会

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★4 9/11 「どうする?主婦 中途半端に自由な私達」連続講座説明会

都筑区生涯学級「ファースト・リーフ」が8回にわたり表題のような連続講座
を開催します。専業主婦がなににとらわれて中途半端になってしまうのかを見
つめたうえで、自分の本当にしたい事は何なのかを見つめ直し、それに向けて
の第1歩を踏み出すための講座です。講座説明会を9月11日に行いますので、
ふるってご参加ください。なお、連続講座申込締切は9月17日です。

●講座説明会
日時:9月11日(木)10:00〜11:00
会場:都筑区役所4階第4会議室
内容:講座内容の説明と質疑応答
その他:事前申込不要(子連れ可・保育なし)

●連続講座(8回)
時間:10:00〜12:00(ただし、第3回は9:45〜12:45、
   第4回は9:45〜12:15)
定員:30名
費用:全8回で1,800円
保育:2歳から。おやつ代ほか800円(8回分)、定員12名。
申込:ハガキまたはFAXで。講座名、氏名、〒、氏名、電話番号、応募動
機、講座を知ったきっかけ、保育希望の場合は子どもの名前・生年
   月日・性別を書いて下記へ。
   〒224-0032 都筑区茅ヶ崎中央32-1 都筑区役所生涯学習支援係
   FAX:948-2239
   9月17日(水)必着。申込多数の場合は抽選(説明会参加者を優先)。
問合せ:(運営委員)小泉 TEL944-1585

10月 6日(月):普通の主婦が「しんどい」のはなぜ? 講師/岩井阿礼氏
         区役所6F会議室
10月16日(木):講演をきいて感じたことを話してみよう
         都筑公会堂
10月23日(木)と10月30日(木):
         いろんな角度から自分を見つめ・考えてみよう
         講師/パク・ジョアン・スックチャ氏
         23日は区役所3F会議室9:45〜12:45
         30日は区役所6F会議室9:45〜12:15
11月13日(木):「夢を実現するイメージ理論」のススメ 講師/宮崎郁子
         区役所4F会議室
11月20日(木)と12月4日(木):やりたかった事をやってみよう!
         〜自分を変える・自分を動かす〜
         区役所6F会議室
12月11日(木):大人の自立とは?  講師/八巻香織
         区役所6F会議室


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★5 9/27 第88回インターナショナルトークサロン
守ろう地球、めざそう宇宙*宇宙ステーションの世紀*
ゲスト:菊山紀彦氏
    宇宙開発事業団招聘研究員 元種子島宇宙センター所長
    元筑波宇宙センター所長

日時:9月27日(土) 14時〜16時半
場所:青葉国際交流ラウンジhttp://www2.ocn.ne.jp/~aoba/
定員:60名
参加費:300円
申込:青葉国際交流ラウンジ tel:971-2040

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3.横浜丘の手情報    
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■■青葉区  耳より情報        
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「ほっと青葉」は青葉区の介護者・介護経験者・ボランティアが一緒になって、
よりよい介護について考えていく会です。

<ほっと青葉8月●定例会>

日時:8月26日〈火〉午後1時30分〜3時30分
会場:社会福祉協議会会議室
会費:無料
内容:介護保険〈在宅介護〉についてシンポジュムを開催します.ケアマネー
ジャー・訪問看護師・ヘルパー行政介護保険担当者の方々に各々の立場で介護
保険について話していただき、事前に会員にアンケートをとった結果を踏まえ
青葉区の現状を把握し、介護保険をより利用しやすくするためにどうしたらよ
いか、皆さんと考えたいと思います。関心のあるかたもぜひご参加ください。

<ほっと青葉9月●定例会>

日時:9月30日(火)午後1時30分〜3時30分
会場:社会福祉協議会会議室
会費:無料
内容:野原すみれさんをお迎えし、「頑張らない介護」講演会を開催します。
介護者のみなさん、介護の悩みを一人で抱え込んでいませんか?良い介護は頑
張らないことなど、どんな場でも苦労している介護者の側に立って発言しつづ
けていらしゃる野原すみれさんに介護についてたくさんの知恵をお話していた
だきます。元気をもらいましょう。介護中の方、関心のある方、ぜひ参加くだ
さい。

以上2回の定例会に是非多くの方に参加していただきたいと思います。介護はま
だまだ関係ないと思ってる方々にも。10年後、20年後、青葉区の福祉はどうな
っていくのでしょう。自分たちが願う青葉区の姿を考えていきましょう。

ほっと青葉 戸村恒子


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■■青葉区 青葉国際交流ラウンジから      
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★英語クラス後期受講生募集

日時:9月7日(日) 受付開始 9時半 締切10時
場所:青葉国際交流ラウンジhttp://www2.ocn.ne.jp/~aoba/
クラス開催期間:10月〜翌年3月
受講料:10,000円 当日持参
クラスは全て初級です。
英語A:木曜日 10時〜11時半
英語B:金曜日13時15分〜14時45分
英語C:火曜日19時〜20時半


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★帰国子女プロジェクト「海外で育つということ」発行のお知らせ

T-GAL帰国子女プロジェクトが2000年より取り組んで参りました、
帰国生と保護者に対するアンケート調査結果をまとめた冊子がようやく完成。
「帰国生親子830人のメッセージ『海外で育つということ』」
として発刊に至りましたので、お知らせいたします。

回収した帰国生親子830人へのアンケート集計と読み取り、
帰国生8人による座談会「本音で話そう」の記録、
啓明学園初等学校校長佐々信行先生と
座談会司会も引き受けて下さった朝日新聞アエラ編集部朴琴順さんによる寄稿、
帰国子女関係の資料など、読みごたえのある内容に仕上がりました。

※購入ご希望の方は下記までお申し込み下さい。
入金が確認され次第、送付させていただきます。
■郵便振替番号:00210-3-45931
■加入者名:T-GAL
■通信欄に「『海外で育つということ』希望」と明記してください

A4判142頁 1冊700円 
送料:1冊290円、2冊340円、3冊でも4冊でも同じで450円、
5冊以上は送料着払いとなります
詳しいお問い合わせは電話またはEメールで下記まで
■電話:070-5574-1617
■E-MAIL:shuppantgal@yahoo.co.jp

※「海外で育つということ」は
 (財)横浜市国際交流協会の助成により作成されました
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/1078/
E-Mail:tgal20yokohama@yahoo.co.jp

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■■都筑区  耳より情報         
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★ぐるっと緑道・遊歩道
〜車から安全な道のある街づくり〜

都筑区生涯学級が始まります。
都筑の街づくりで有名な川手先生や、清水浩さんたちが講師をされます。
日時:9月13日、10月4日、10月18日、10月25日、11月8日、
   11月15日の6回
定員:30名
申込:〒224-0032 都筑区茅ヶ崎中央32−1 都筑区生涯学習支援係
   氏名、住所、電話番号、応募動機を記入し、ファックスで948-2239
   8月20日締切
 

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ゴーヤで夏を吹っ飛ばそう!

台風一過の青空が広がっていた。夏の朝市は5時台が第一のピーク。曲がりき
ゅうり6本や小さめトマト1kgが50円と、掘り出し物が多いせいか。農家の
方がトラックから運びだした野菜を、いっぱいある中から選びたいせいか。味
もパワーも同じなのに、やっぱり見栄えを大切にする女性たち。花もよりどり
みどり!懐かしいケイトウが赤紫や黄色の夏を力強くアピール。枝豆、なす、
きゅうり、トマト、モロヘイヤ、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、ねぎ、オ
クラなどにまじり、ニガウリが市場の真ん中でその個性を主張している。スラ
イスして豚肉、豆腐などと炒めれば、今大人気のゴーヤチャンプルーの出来上
がり(作り方はゴーヤ王国URLをご参照ください
http://www.58kingdom.net/recipi/r002.html)。大熊町のゴーヤはそんなに苦く
ないそうだ。今夜はゴーヤチャンプルーといきますか!ビールにゴーヤ、冷た
いトマトに、枝豆があれば言うことナス!夏の食卓は、朝市の野菜だけで大ご
馳走。

都筑区葛が谷ディスカウントストアOK前 港北ニュータウンふれあい市
korenaga keiko

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4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  実践編その8
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★ 素案完成と県民意見募集

新アジェンダ、やっと素案が完成しました。
県民意見募集が始まっています。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyokeikaku/agenda/index.htm

県民討論集会も8月23日、27日、9月10日と3回あります。ぜひどうぞ。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyokeikaku/agenda/touronshukai.htm

骨子のとき同様、出前での説明会も要望あれば開催します。やりませんか?
骨子のときは、2回出前説明会を行ないました。とても有意義な時間でした。

さて、前々回、素案で一番苦労したのはCO2削減目標だとのお話をしました。
その次に苦労したのはビジョンです。苦労はそこそこ実っていますので、
ぜひお読み取りいただきたいなと思っております。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyokeikaku/agenda/vision.pdf

苦労した点は以下の2つの意見に中々合意がとれなかったためです。

(1)ビジョンは限りなくわかりやすくすべきだ。そうしないと人を
 惹き付けることができない。よって行動につながらない。
(2)ビジョンは多少難しくなっても、アクションとの連携もふまえ、
 長期的な社会の「あり様」をきっちり示すべきだ。そのために
 ビジョンを作っているのだ。

アジェンダの精神から言えば、(2)を重視すべきなのは当然です。しかし、
いざ議論になると中々合意ができません。「アジェンダとは何か?」 を
腹に落ちたレベルで委員が共有していなかったためと考えています。

市民参加では「知識付与」がとても重要ですが、それを単に「知識を与える」
という考えでやると、議論が深くなるとその知識はふっとんでしまいます。
「学習」のプロセスがないといけません。そういう意味では「知識付与」でなく
「知識獲得」が望ましいのです。ただし、これは大変な手間がかかります。

基礎編の手法の説明でも書きましたが、コンセンサス会議では
ジャーナリスなどトの概要プレゼンのあと、参加者が「何を質問すべきか?」
を議論することにより知識を獲得していきます。
シナリオワークショップでは、参加者が、専門家が作った4つのシナリオを
建設的に批判をすることにより知識を獲得していきます。
自らの能動的な動きなしに、知識は獲得できないものなのです。

基礎編 : http://www.ops.dti.ne.jp/~kabu/machi.html

ちなみに、ビジョンに、環境と直接関係が薄い社会計画的なものをどう
盛り込むかも、なかなか合意がとりにくいものでした。
「参画」「男女平等」・・といった概念です。もちろんアジェンダの
範囲ですが、持続可能社会との関係が見えるように書くのは難しいです。

あまりレスポンスがないので、このまま講座を続けるべきか少し悩んでいます。
ご意見、ご質問、感想、鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp)までぜひどうぞ。

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今、電子自治体がおもしろい(40)    青葉区  中谷英世
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  横浜市が変わる!!  いよいよ動きだす「区役所改革」(その6)
    
         〜区の権限強化とは?〜

◆さて先回につづき「新時代行政プラン」にみる区役所改革。
本文をまだ読んでおられない方はまず目を通してください。
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/gyoukaku/shinjidai/shinjidai1.html

今、横浜市は新時代行政プラン?「アクションプラン」を10月に発表するためエ
ンジンルームをはじめ各セクションで検討が続いています。
5月に発足した「アクションプラン局・区横断課題解決案作成チーム」の検討作
業も大詰めです。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/03053002.html

1.区におけるコミュニケーション機能の拡充
2.窓口サービスの拡充
3.民間化チェックの手法・仕組みの創設
4.既存公共施設の有効活用の推進
の四っ課題をめぐりそれぞれ、公募も含め局と区の若手職員が10名程度が集り夏
休み返上で熱心な論議をすすめています。また、青葉区役所でも若い職員が中心
になってオフサイトミーティングを自主的にはじめ熱い話し合いをしています。
庁内コミュニケーションの悪さを克服して、漸く新しい風が吹き始めました。

しかし、「区の権限強化は名目ばかり、人も金を付けないで、局から区へ仕事だ
けを押し付けている。これが分権なんだろうか?」という疑念の声が現場で大き
くなっています。

◇重点改革項目その3[地域行政機能の拡大・強化]」にはこのように書かれてい
ます。
『現行の地域行政制度である「行政区」の枠のなかで、最大限「地域」が公的サ
ービスの向上に役割を果たすために、身近な市民サービスの拠点である区役所の
仕事の分野を広げ、事業執行の権限・責任を強化する観点から、区と局の役割分
担をつくり変えます。』

これを実現するために、「予算、職員配置等に関する権限を拡充することにより
、区長は責任をもって区政運営にあたることができます。」と書かれています。

では現実に今の区と局の職員の配置がどうなっているのでしょうか?

◆平成14年度の横浜市職員の総数は32,891人です。
その内、関内など本庁の15局に12,660人、これに対して区役所に配置されてい
る職員は18区合わせて5,176人です。その他、教育委員会3,160人、市立大学
2,665人、消防局3,316人、水道局2,444人、交通局3,319人、事務局等113人
となっています。
本庁に39%、18区役所に16%、この比率は平成9年以来殆ど硬直化して変わりま
せん。この数字をご覧になってどう思いますか?

HPを作成するなど区の新しい広聴・広報の仕事が増えても職員の強化はナシ。
青葉区・都筑区など人口急増に対応して区の職員数増やすこともありません。
民間的発想でいえば「税収が殖えているのにサービスが還元されていない」こと
にもなります。

各区が独立した自治体であったとすれば、区民の命を預かる防災担当が総務課の
片隅で兼務の0.6人しかいない、交通政策を検討するセクションがゼロなどと言
うことはありえません。

◆新時代行政プランには
3−2:区役所の目標像として
(1)区民が納得できるサービスをすぐに提供する区役所
(2)区民とともに地域の問題を解決する区役所
(3)区民の声に絶えず耳を傾け、市政に反映させる区役所
また、
3−4:区役所改革に取り組み
(5)経営機能の強化(区役所の予算、組織機構、人員に関する権限強化)
(6)区役所予算の新設と区に関連性の高い局事業の予算要求
  ・区の権限・機構の拡充にあわせ、区が自ら予算編成を行う事業範囲を段階
   的に拡大していきます。
と謳われています。

地域の問題を本格的に解決するためには、予算編成能力と条例提案も出来るよう
な企画立案能力と権限を区に持たせない限り、分権化を目指す本格的な市政改革
にはなりえないと言えます。

◆重点改革項目4:
[局と区が自律的に運営できる仕組みづくりと局・区の機構の再編]
 自律的な組織運営のできる局と区を実現するため、予算、人員、組織の権限と
 責任を大幅に局と区に移転します。その前提となる、市政の基本方針を策定し
 、これにより、市全体として、より効果的・効率的な組織運営を実現します。
 また、時代の変化に沿った重点施策の変化への対応と権限・責任の局区への分
 権に沿った組織とするため、局と区の再編成をすすめます。

問題はこれをどのような理念を持って実現するのかです。現在の市と区の権限が
曖昧になった2重構造を単純化し「区が独立した市であるとすれば・・・」とい
った区をファーストオフィスとする理念をまず基盤にした再編制から始めるべき
ではないでしょうか?(続く)

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6.TaKMi'sジャンプアップIT講座   
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今回はおやすみです。

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7.編集後記 
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北米・カナダの大規模停電は5,000万人もの人々に深刻な影響を与えました。
高圧送電線網が故障したためだそうです。地下鉄やビルのエレベーターに閉じ
込められた人もありましたが、テロではないことが明らかになり、市民は次第
に落ち着きを取り戻していきました。CNNは、2年前の同時多発テロ事件でニ
ューヨーク市民は助け合うことを学んだと報じています。道路は徒歩で自宅に
向かう人々が溢れ、車は沢山の人々に取り囲まれた状態でのろのろ運転しかで
きなくなっています。知らない人とも情報交換をし、地下鉄の運転再開を歌を
歌いながら待ち、タクシーへの相乗りを交渉したり…。整然と家路を急ぐ人ま
た人。彼らのような不測の事態への冷静な対応が、果たして私たち日本人にも
できるでしょうか?電気の重要性、電気への依存度、停電時の対応など、いろ
いろ考えさせられます。「ニューヨークで今一番明るい光源は、月だ」そうです。

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TaKMiや本メルマガに参加を希望されるかた、記事についてのご意見、ご
感想などを下記Eメール宛にお寄せ下さい。
また横浜の北部の市民活動イベント情報掲載を希望される方はイベント情報を
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横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
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   http://takmi.ciao.jp/xoops/

Posted by takmi at 15:29

2003年05月11日

「横浜オムニバス通信」50号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」50号(発行日 2003年5月11日)
       小特集「横浜市における協働を情報から考える」
       
  □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□ □                    □
□  □0.小特集「横浜市における協働を情報から考える」 □
□ □ 1.TaKMiのトピックス      □
□ □  2.市民活動イベント情報    □
□ □  3.横浜丘の手情報            □
□  □□  4.街づくり講座  鏑木塾 実践編その2    □
□□□□□□□  5.今、電子自治体がおもしろい □
□□□□□□□   6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋    □
□□□○○ □□   7.編集後記         □
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□
○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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       50号の編集担当は多賀&小池&是永です。

みなさま、横浜オムニバス通信のご愛読ありがとうございます。発行してから
約2年目になりますが、とうとう50号に到達しました。50号発行を記念し
て、小特集「横浜市における協働を情報から考える」を組んでみました。
横浜市でいま「協働のあり方研究会」が発足し、TaKMiの多くのメンバー
が参加しています。しかし「協働とは何か」ということをきちんと考えると、
決して易しいテーマではありません。編集者一同でこの課題に挑んでみました。
少し長いのですが、中身はありますので是非読んで頂きたいと思います。

■■50号−お急ぎの方へのご案内■■

0.小特集「横浜市における協働を情報から考える」
いま、ホットな話題になっている横浜市の「協働」について小特集を組み
  ました。力作ぞろいです。 
1.TaKMiのトピックス
4月の講座は大盛況でした。5月も馬さんの楽しい講座を予定しています。
2.市民活動イベント情報
   コンサートイベント、里山シンポジウムなど多数紹介。
3.横浜丘の手情報
  体験水田、玄海田公園整備に関する意見・提案募集などは如何でしょうか。   
  不登校よみもの「らこすた 創刊号」、多言語生活情報などの冊子紹介。
4.街づくり講座
  ☆★☆鏑木塾☆★☆  実践編その2
  ★ いかにして市民の参加と合意の元につくるか?
5.今、電子自治体がおもしろい
  お休みです。
6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋 
  お休みです。

□■□――――――――――――――――――――――――――――――――
0. 小特集「横浜市における協働を情報から考える」
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□□いまなぜ協働か?             緑区   多賀 和幸
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民間企業がまだ国際競争力を持っていなかった時代に、日本株式会社として、
頼もしいリーダー的存在だった官僚組織が、肥大化し、既得権を擁護する自己
目的化した組織になり、いま日本がグローバル化や情報化や分権化という新し
い社会システムに移行するのに大きな足かせになっている。

福祉国家を目指し、同じような状況に陥っていたイギリスのサッチャー政権が
とった民間経営の手法や市場原理を公的部門の経営に適用して小さな政府や民
営化を目指すNPM(New Public management)という手法が国や地方自治体の行
政改革に適用されてきた。しかし、官の一部組織の民営化やスリム化では、官
僚の考え方や行動指針は変わらないという指摘が行われている。

これに対し、PPP(Public Private Partnership)という「官から民」へでは
なく「官と民の協働」というNPMを更に進化させた考え方が新しい行政改革の
潮流になりつつある。これは行政、市民、企業との間の「役割と責任を再構築
するパートナーシップ」により「住民ニーズにあった公共サービスの提供」や
行政、市民、企業の特質を活かした「サード・パーティ・ビジネス」などのビ
ジネス領域の創造を目指す取り組みである。これは官と民との協働を通して、
双方の特質を活かしながら、信頼と学びにより新しい公共サービスや社会シス
テムを創出する手法と考えられる。

中田市長が、「民の力が存分に発揮される社会」という方向を打ち出して、横
浜市において協働の試みが始まっている。横浜市は市民参加を先取りして取組
んできた自治体であり、この経緯は横浜市の「調査季報」150号の関口氏の論
文「参加から協働へ(1)横浜のコミュニティ行政と市民活動の軌跡」に詳し
く報告されている。
市民参加は「市民本位の市政」をスローガンに掲げた飛鳥田市政から始まるが、
当時の港北区(現北部4区)の票で逆転当選したことは、現在の中田市政の成
立と類似していて面白い。60年代、70年代の飛鳥田市政の時代に、「区民相談
室」、「市長への手紙」、「地域集会」、「区民会議」「自治会活動」などの
現在の横浜市の市民参加の原型がうまれている。
80年代の細郷市政において、地域組織に加えて、テーマコミュニティ活動が盛
んになり、公園や地区センターが建設された。また90年代の高秀市政では、横
浜市はMM21などの都市再開発に重点がおかれた。しかし時代の流れとして、
NPO活動は盛んになり平成9年から11年にかけて、「横浜市民活動推進検討委員
会」が設置され「市民活動推進条例」が制定され、市民活動支援センターが開
設された。

90年代に横浜市における市民参加や協働は光彩を失ってゆく。しかし、横浜市
はNPO活動の盛んな地域であり、動きの鈍い行政に対して、協働を求める市民
のマグマは鬱積していた。またインターネットなどの情報通信革命は「情報公
開」や市民の「自立共生」、「e−デモクラシー」などの市民参加や協働を目
指す思想を包含していて、対応できない行政と市民の意識はどんどん離れて
いった。「市民参加」や「協働」は情報通信技術を抜きにしては考えらない時
代がきている。

中田市政の新しい風が吹くなかで、北部4区で始まったTaKMiなどの市民団体
のIT支援活動は各区の情報化における「協働」や「市民参加」への理解が
深まる中、弾みがつき始めている。北部4区で特色のある協働の試みが行われ
ているが、青葉区の「あおば ぱそこん横丁」にみる協働のもつ熱気は、民
の力を引き出すモデルとして注目すべき事例と評価できる。

横浜市においては昨年、旧富士銀行横浜支店に「市民活動の共同オフィス」が
設置され、このオフィスの入居者を中核として「協働のあり方」の検討・検証
が始まっている。今後参加者を横浜市のNPOに広げてゆく必要があるが、緒に
就き始めた「NPOと行政の協働」は双方の信頼関係や対話を重視し、ビジョン
を共有し、着実、迅速に進めて頂きたいと考えている。

参考文献
(1)PPPによる地域価値の創造と民間化の実践
北海道大学大学院教授 宮脇 淳(富士通総研フォーラム2002)
http://www.fri.fujitsu.com/events/fri_forum/year2002.html
(2)「参加から協働へ(1)横浜のコミュニティ行政と市民活動の軌跡」
「調査季報」150号(企画局調査課 関口昌幸)

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□□北部4区における協働のモデル
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■■「都筑区の協働モデル」       都筑区 福富 洋一郎 
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都筑区の最近の協働事例として2つ紹介します。
1つは、「都筑区役所のホームページ作成への区民参加」です。

都筑区の企画調整係は、区役所のホームページの中に、「区民手作りページ」
を立ち上げる企画を立て、平成14年5月に、ボランティアを公募をしました。
そして、わずか3ヵ月後の9月には企画、取材からページ作成まで区民自身の
手になる「都筑の魅力探検隊」をアップしました。
これは、「区役所(行政)主導・都筑区民(市民)参加型」の「協働事例」で
すが、身近な情報がタイムリーに得られるとあって、ホームページのアクセス
が急増したそうです。
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/kumin/index.html

どれも人気ですが、 探検・2 メイドインつづきを探せ! 探検・3 都筑区の
緑道へようこそ!探検・7 都筑区内のドラマロケ地情報 などは、まちでも
よく話題になります。もちろん他も面白いです。
「区民手作りページ」の設置自体は本来、区民の意見収集や地域の合意形成を
目的としたものではありませんが、地縁血縁に頼らない区民のコミュニティ形
成や行政への関心の醸成に大きく寄与していると思われます。

 次は、都筑図書館と、その友の会である「都筑図書館ファン倶楽部・準備会」
とが昨年12月6日、共催で講演会を開催した事例を紹介します。これは、
「市民主導・行政協力型」の協働事例です。

りんごの木代表・絵本作家で、都筑区内で活躍されていらっしゃる柴田愛子
先生をお招きし「こどもの心・けんかのきもち」と題しての講演していただき
ましたが、絵本「けんかのきもち」は日本絵本大賞を受賞されたこともあり、
大勢の子育て中のお母さん方が集まりました。発案はファン倶楽部でしたが
図書館との共催が初めて実現することにより、会場・広報・関係書籍展示など
がスムースにいき、また諸準備・当日の会場整理・保育の実現・ビデオ記録な
ど、決めの細かい実行作業は、ファン倶楽部と協力ボランティア団体とで実施
し、まさに協働作業でした。申込み開始後数時間で満員になったそうです。

また都筑図書館主催の「郷土資料展」などにも区民が協力しています。
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/toshokan/local/local.html

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■■「青葉区の協働モデル」     青葉区  中谷英世
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■ ITが結ぶ新しいコミュニティを目指す「あおば ぱそこん横丁」協働事業

市が尾の青葉区役所別館、2階の奥まった片隅の僅か23平米の小部屋が今、横
浜市の注目を集めています。IT普及のため区役所が場所とパソコン機器を提供、
市民ボランティアが運営を担う文字通りの官民協働事業「あおば ぱそこん横丁」
が4月30日、横浜市で初めてオープンしました。
10台のノートパソコンが常設された「横丁」は、市民同士がパソコンを教わり
教える交流の場として大きな人気を呼び、5月11日の土曜日には40人もの初
心者と10人のパソコンサポーターが溢れ、廊下に臨時の机を並べ持参のパソコ
ンで学ぶ大ブレークです。

青葉区民会議では2年前から「市主催のIT講習会を受けても立ち往生している
初心者が大勢いる。フォロアップのため常設のIT普及相談施設が必要ではない
か!市民ボランティアの協力で運営できる」と横浜市に対し提案をし続けていま
した。しかし、e-Japan戦略推進のため国から各区に50台のパソコンが配備され
ながら、IT講習会以外は倉庫に眠ったまま、極めて効率の悪い利用実態に在り
ましたが、行政は動こうとしませんでした。

昨年、中田新市長が登場し「民のちからを存分に生かすまちづくり」を新政策の
中心テーマに掲げ、行政とともに市民も公的サービスの担い手として参加する協
働事業が求められる状況の変化の中で、漸く新しい風が吹き始めました。
今年早々に青葉区役所から「区民会議の提言に応え、別館に場所を確保し10台
のパソコンを提供する。ついてボランティアによる運営をお願いしたい」との回
答が来たのです。

TaKMiの活動の体験から、特定の団体が何時の間に行政の委託を受けてしま
い情報も公開されない不明朗な状況を目にしていただけに「この協働事業は絶対
にそうした関係になるまい。市民参加による開かれた新しい協働のあり方を求め
たい!」その実現のために、まず、青葉区内でパソコンを自主的に教えているボ
ランティア団体を探して説明、地区センターなどで自前のパソコンを抱えながら
苦労していただけに大いに共鳴、急遽、市民による運営組織を新たに立ち上げる
ことで一致しました。

そして青葉区のホームページを通じて広く市民にボランティア参加を呼びかけ、
3月末の設立説明会には60人もの市民が参加、私たちの市民による協働事業の
提案に青葉区を中心に緑区、港北区、都筑区、遠くは港南区、旭区、鶴見区、南
区からも続々とボランティアが集まりました。
「参加・公開・自主」を運営の基本に、市民同士が「教わり教える」交流の場の
創造を活動理念とした「あおば ぱそこ ん横丁」の姿が見えてきました。

4月早々から週2日で仮オープン、全員が参加体験した中から運営の問題点を洗
いだし、高齢者の教え方のノウハウを学び、5月本格オ−プンに備えました。
そして4月27日71人の市民ボランティアによる「あおば ぱそこん横丁」を
設立、13名の運営委員を新たに選び、会則・事業計画・事業予算を決め、いよ
いよボランティアによる新しい協働事業がスタートしました。
以来、連日20数人の市民が来店、運営委員の店長と4名の当番スタッフ、それ
に自主的なボランティアが集う横丁には笑い声と感謝の笑顔が溢れています。
市民の多様で個別的な質問に、スタッフ同士も助け合い改めて勉強をしなおして
います。まさに「教わり教える」場。今、ここにITが結ぶ新しいコミュニティ
の創造が始まりました。

もし、行政や既成の外郭団体が運営していたら、こんなに自由で楽しい雰囲気の
運営が出来ただろか?もし、市の職員などが施設管理の担当をしたら最低でも4
00万円は必要だろう。
しかし、この事業のために行政から提供される補助金は年間125万円。
私たちはこの施設の運営を民間だからできる事業として捉えています。

ボランティアは無償としても、管理責任あるスタッフにはせめて交通費ぐらい用
意しなければ善意だけでは長続きしない。僅か1,000円でもお渡ししたい。
4〜5人が週4日、52週担当すればそれだけで100万円の資金は要る。
これだけの施設は週4日ではもったいない。全週日オープンして市民サービスを
充実すべきではないか。しかし、資金が足りない。
参考書や教本、ソフト購入、プリンターインクなど消耗品の費用もいる。お知ら
せなどの広報活動のためにちらし印刷にもお金がかかる。
夜は空いているが自治会など団体の講習用に貸し出せないか。寄付金募集など市
民団体だからこそ可能な資金活動をしてサービス向上の資金を作りたい。
こうした現実問題を解決するのも市民団体の可能性だと考えます。

また、夏場を前に来場者の数に比較して、IT施設の環境として部屋の狭さは最
悪であり、健康問題、安全管理上の問題として改善を求めています。恐らくこれ
ほどの人気施設になるとは行政も予測し得なかったと思います。しかし、市民と
の協働事業を進めるのであれば、行政特有の先送りではなくスピードある解決も
求めたいと思います。

私たちは、会則に「運営を公開すると共に、市民が担うべき役割りと行政がなす
べき役割りを常に検証し、市民と行政との信頼関係を基盤に新しいまちづくりの
理念の実現に努める」ことを表明しました。
区の担当者も意欲に燃えていまが、現場では協働事業のルールが確立されていな
い中で手探り状態で取り組んでいます。私たちも「あおば ぱそこん横丁」が民
の力が存分に発揮されるIT協働事業の先進的なモデルとなるよう取り組みを進
めます。ご注目ください。

あおば ぱそこん横丁 http://home.catv.ne.jp/hh/pcyokoch/
ご意見はこちらに    pcyokoch@fx.catv.ne.jp

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■■横浜市の協働についての「Allyと研」の会話  青葉区 小池由美 
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馬車道を歩いていたAllyと研の会話から・・・

Ally:
横浜市のメイヤーが変わってから、ずいぶん市民活動や市民とメイヤーは会う
チャンスを増やしているみたいね・・・ 今月も港北区でCity Forumがあるけ
れど、一体どうなっているのかしら。
http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/topics/cityforum2003.html

研:
中田市長は「民の力を存分に活かした都市経営」を掲げて行政改革を始めてし
まったんだ。14年度を改革断行元年だって、言ってるよ。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/03040801.html

Ally:
「民」って、一体何のことなの?最近、横浜市のウェブサイトを見ると、
Public comment制度が出来ましたって。 政策決定プロセスへの市民参加を
進めますということだけど、どんな風に市民はこれから参加できるのかしらね?
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/03040802-2.html
「新時代行政プランI」には市民との協働で始めることがいっぱい書いてある
けれど、どこまでできるのかしら・・・。秋になったらaction planも出るそ
うだけど。 アクションプランって、どういうこと?
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/gyoukaku/shinjidai/shinjidai1-08koutei.pdf

研:
急に「協働」という言葉があちこちで出始めているけれど、横浜市では平成11
年の3月に市民活動推進検討委員会が全国に先駆けて「横浜市における市民活
動との協働に関する基本方針(横浜コード)」を発表していたんだ。一度これ
をジックリ読んでごらんよ。
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/tishin/npo/houkokusho.html#meibo

Ally:
それで、今横浜市ではどんな風に「協働」について考えているの?今までにも
パートナーシップ事業ってよく耳にしたけれど。

研:
昨年、馬車道にある旧富士銀行横浜支店に「市民活動の共同オフィス」を設置
することに決め、管理運営する団体や入居する団体を公募したのは覚えている
かい?ここからすこし行ったところだよ。そこで「協働のあり方」の検討・検
証を行うことにしたんだよ。
14団体が入居団体として決定し、「NPO市民セクターよこはま」が管理運営
を始めている。http://www.kyoudou-office.jp/office/index.html

Ally:
じゃ、その限られた14団体で「市民と行政の協働」を考えているの?

研:
そんなわけに行かないよ!横浜市には何千もの市民活動団体があるんだよ。
「協働のありかた研究会」そのものが市民活動と行政との協働事業であるはず
だから、公開の原則にのっとって、「協働関係を結ぶ両者の関係が、外からよ
く見える、開かれた状態であることが必要である・・・一定の要件を満たせば
誰もがその関係に参入できることが・・・条件」だから市民活動団体だったら
この研究会にはいつでも参加できるはずだよ。そういえば、全体会っていった
かな、5月20日に研究会の会合が開催されるよ。聞いてみればどうかな・・
info@kyoudou-office.jp

Ally:
すこし分かってきたみたい。今研究会ではどんなことをやっているのかしら?

研:
今まで4つの分科会に分かれて研究を進め、3月15日に「市民と行政で創る
"HOT CITY"よこはま」というシンポジウムで発表をしたところだよ。
http://www.kyoudou-office.jp/index.html
第1分科会:「協働のしくみを考える」
第2分科会:「協働を進めるための情報力について考える」
第3分科会:「コミュニティビジネスはどんな役割を果たせるか? 〜地域社
       会のために〜」
第4分科会:「市民と行政の協働の"プロセス〜成果"をどのように評価し、活
       かしていくか」

Ally:
仕組みとか評価、情報力を研究しているのはわかるけれど、実際市民が政策決
定プロセスに参加・参画(public participation,public involvement)が保障
されるという条例があるの?

研:
うーん。「協働のあり方のルールづくり」というのがどんなものを言ってるの
かまだ良く分からない。情報力をフルに生かして他の自治体が進めている「市
民参加条例」などをはやく横浜市も進めることが、今大事なのかもしれないね。

Ally:
市民活動をやっている人たちだって「今横浜市がやろうとしていること」を充
分、分かっているとは思えないんだけど・・・

研:
だから、TaKMiのオムニバス通信があるんじゃないか!! Allyも今までの通
信を読み返して欲しいな。市民活動のIT化を支援するTaKMiのねらいもその辺
りにあると思うよ。 情報をmanageする力は、これからの市民活動には不可欠
だよ。これからも、「あり研」がどんなふうに「横浜市の協働のあり方」を検
討していくのか目が離せない。TaKMiにしっかり書いてもらおう。

Ally:
じゃ、私も。あまり横文字のカタカナを増やさずに中身をしっかり分かりやす
く 書いてもらえるように横浜市にお願いしてみようかな。

★皆さんも馬車道を歩いて共同オフィスまで足を伸ばしてみませんか?
   
(注)小池さんは第2分科会(情報分科会)の共同代表でもあります。

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■■横浜市の協働について 「調査季報の協働執筆」  
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5月8日発行の調査季報152号に「あり研第2分科会」の有志で以下の論文
を協働執筆しました。この編集作業は横浜市都市経営局の関口昌幸氏が担当さ
れました。
  購入方法は以下のサイトの宛先にお申込み下さい。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2002/092002.html


★ 市民と行政の協働の都市経営のための情報力について考える
     〜NPOと市民メディアがつくる協働のかたち〜

(1) 市民と行政の情報共有について考える
  1)e-デモクラシーを目指した「市民電子会議室」の挑戦
  2)区によるICTを活用した広報・広聴の取り組み
  港北区「ふるさと港北まちづくりサイト」、都筑区「区民手作りページ」
  など掲載
(2)市民の情報力をたかめる
  「横浜丘の手ITサポートプロジェクト」、「横浜市民メディア連絡会」
  など掲載
(3)進むコミュニティの情報化と変わる地域団体
  1)日野南連合自治会のICT化の取り組み 
(4)情報格差(digital divide)の解消について考える
(5)新しい横浜から発信する協働の情報戦略

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これはこの論文のあとがきとして書いたものです。学生時代のエピソードに
触れたものですが、この「あとがき」によってこの号全体のトーンが大きく
変わってしまうので、最後の最後で止めにしました。(関口氏)

というまぼろしの「あとがき」ですが、裃をぬいで、市職員らしからぬ氏の青
春のグラフィティを綴った名文と協働にかける思いに感動して、この横浜オム
ニバス通信に掲載させてほしいと編集長が無理やり口説きました。(多賀)


★ あとがき       都市経営局        関口 昌幸  

 横浜市市民活動共同オフィスに入居するNPOのメンバーと議論をしたり、
協働作業をするようになって、学生時代に参加していたある「たまり場」(フ
リースペース)のことを思い出した。横浜の南西部郊外の私鉄沿線の駅からほ
ど近い場所にある生協の施設の1室を借りて営まれていたその「たまり場」は、
「わーくる」と名づけられ、学校でも家庭でもない青少年の第3の居場所を、
地域の中に創ることを目的に開かれたものであった。

80年代の初めに起こった様々な事件によって、学校や家庭といった、それま
で誰もが空気のように当たり前の存在だと思っていた社会システムは、揺らぎ
始めていたけれど、横浜の郊外がまだまだ10代のエネルギーで、満ちあふれ
ていた頃の事である。使用料が無料であるうえに、部屋の使い方は、利用者で
ある青少年がすべて自由に決め、自主管理するという家主からの画期的な貸与
の条件がうけて、「たまり場―わーくる」は、瞬くうちに中・高・大学生で大
賑わいとなった。

ミニFMの放送局やミニコミの編集、バンドの練習などと集まってきたメンバ
ーのそれぞれが、活動したい事は異なっていても、部屋の管理運営のルールに
ついて話し合う過程で、すぐにみんな仲良くなった。学校や家庭では、話せな
い悩みを夜遅くまで語り合ったり、人生論を戦わせたりと当時の若者から見て
も、もはや貴重な「青春」できるスペースとなっていったのである。

そんなある日、「バンドの音がうるさくて赤ん坊が眠れない」という近所の方
からの苦情が家主のところに持ち込まれた。それを受けた家主は、「バンドの
演奏は止めるように」と即座に私達に申し伝えた。「青少年に開かれた場所を」
と理想を掲げる割には結構、腰が引けているのである。

たった一人の苦情で、それはあまりにも「理不尽だろう」ということで、みん
なで知恵を出し合い、相談して出した結論というのは、その部屋から楽器の音
が漏れ聞こえると思われる範囲の家の一件、一件を聞き取りして回るというこ
とだった。

そして「一体、どのような楽器の音がうるさくて、どの時間帯の演奏が迷惑を
かけているのか」とアンケート用紙を片手に訪ね歩いた100件余りの聞き取
り調査の結果を集計して、ご近所の人たちの最大公約数の意見を集約する形で、
バンド活動のルールを記載した覚え書きを作成した。さらにその覚え書きを、
アンケートの集計結果と共に、再びご近所の方々に配り歩いた。それが効を奏
したかどうか分からないけれども、その後、苦情も来ることなく、家主との話
し合いの末、取りあえずバンドの活動は続けられるようになった。

大人に挨拶もろくにできなかった高校生や大学生がこんな面倒な調査をしてま
で、周囲との調和を図ろうとしたのは、「自分から音楽を取ったら何も残らな
いという」メンバーの熱い思いがあったからだ。それが、若者特有の思い込み
であろうと何であろうと「みんなのためにとか、他人のために」という嘘臭い
動機ではなく、「自分自身が本当にやりたいと思うことをやり尽くしたい」と
いう清冽な「私」の欲望こそがこの「たまり場」に集まるメンバーが共通に抱
えていたモチベーションだったから。
 
誤解を恐れずに私見を述べれば、NPOのマネージャーの多くは、どこかで、
このような清冽な「私」の欲望を大人になっても維持しながら、その欲望をよ
り多くの他者と共有したいと願い続けている人達なのだと思う。

すなわち、活動のミッションやコンセプト、ビジョンがどのようなものであれ、
「自分自身の人生を思う存分生き尽くしたい」そして、「隣人もまたそのよう
に生きて欲しい」というエートスこそが、活動の大きな原動力になっているの
ではないか。このようなエートスに根ざしながら、同志を募り、閉塞状況にあ
る今の社会の課題に果敢にチャレンジするからこそ、NPOは、新しい「公」を
紡ぎ出す担い手となり得るのだと思う。それは、公務員が、私の欲望を禁欲的
に制限することで「公」に至るのとは、自ずから異なる道である。

しかし、一方で、自分の家族や職場の同僚、限られた友人・知人との人間関係
だけで、ほどほどの生活ニーズを満たし、自己の生活を完結してしまいたいと
願っている市民はたくさん存在している。わーくるのメンバーが調整しなけれ
ばならなかったのは、そういう市民のニーズである。

かくゆう私にしても年齢を重ね、結婚をし、幼児の親となって実感するけれど
も、事情を良く知らなければ、近所でわけのわからない怪しげな若者がたむろ
し、騒音をまき散らしていたら正直、迷惑だと思うし、あまり積極的に関わり
を持ちたくないと思う。

それだけに、今の日本の社会におけるNPOの活動の困難さは、多くの市民が
潜在的に根強く持っているこのような「引きこもり願望」(それは、それでか
けがえのない「私」の欲望だ)にアプローチし、それを開いていくための試み
を、根気良く続けていかない限りは、「奇特な少数者」として社会的に孤立し
てしまい、活動の輪がなかなか広がらないことだろう。

だから、仮にも市民力との協働を標榜するこれからの自治体に求められことは、
このような方向性も質も異なる様々な市民の「私」の欲望が、お互いに混じり
合い、混沌のなかで新しい「公」となって立ち上がるための場や仕組みを用意
することだと思う。

そのためには、行政そのものを開いていくこと、すなわち市役所の情報をより
多くの市民に公開し、共有化すると共に、市役所の職員自身が街に出て、様々
な市民の声に耳をそばだて、必要に応じて議論の輪に加わることが、まず前提
になるのではないか。

この調査季報152号の編集プロセスにおいても、協働に関するNPOのメン
バー方々からの清冽な欲望や志を真っ向から受け、それを行政の職員として、
編集(整理加工)してしまう事ができず、しばしば立ち往生した。

深夜にまで及ぶファミレスでの議論や路上での立ち話しや、関内ホールの楽屋
裏で、市民活動共同オフィスの会議室やNPOの事務所で、ネット上のメーリ
ングリストの中で、協働に向けての「問い」が発せられ、それに呼応したり、
反発したりする様々な言葉の渦に巻き込まれながら、何とか政策情報誌として
形にすることができたのは、「市民との協働」を本気でうたう今の市政を最後
の最後では、期待し支えようとしている多くの市民や職員に助けられてのこと
だ。

企画局調査課として発行するのは最後となるこの調査季報が、「協働」とはこ
ういうものだと決着してしまうものではなく、新たな「問い」を発火し、それ
を持続し、職員や市民の間に実践と議論の輪を広げていくための媒体として活
用されることを願っている。
   
□―――――――――――――――――――――――――――――――――
1.TaKMiのトピックス
□―――――――――――――――――――――――――――――――――
■なんやかや会の日程をお知らせします。

★5月17日(土)13:00〜15:00 馬さんが担当です。
内容: 馬(マー)さんがワードでポスターづくりを担当してくれます。
場所: 市ヶ尾プラザ1F会議室で

花火の写真のうえに縦書きや横書きのテキスト、
ワードアートなどを書き加え、
花火大会告知のポスターを作ります。

「塗りつぶしなし」や「縦書きテキストボックス」「線なし」など
すぐ使える機能がほどよくまぶされ、楽しくワードが使えるレッスンです。
ご期待ください。

参加される場合は、イベントの一週間前までに、参加したいイベント内容、
住所、氏名、連絡先(E-Mail、Tel)を記載のうえ、下記宛にご連絡下さい。
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp  担当 小池

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TaKMiのHPイベント予定表には、最新のイベント情報が掲載されています。
下記URLをご確認の上、参加頂きたいと思います。
http://www.sanjocity.jp/~it-takmi/cgi-bin/schedule/schedule.cgi

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2.市民活動イベント情報
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まだまだ間に合うイベント情報
44号
★12 6/21『ハッピーバースデイ』上映会実行委員会へのお誘い
47号
★9 4/27,5/17,6/15日本の竹ファンクラブ
49号
★4 5/14 ロバの子お話し会
★5 5/15,5/16 公開 絵本講座
★6 5/17 横浜シティフォーラム(北部)地域が育む安心子育て
★7 5/24 第86回インターナショナルトークサロン
★8 5/28 第21回アフタヌーンティー
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◆◇50号イベント案内◇◆
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★1 5/14 やすらぎコンサート
会場の皆さんが主役です。心の窓を開いてさあ、みんなで歌いましょう!

日時:5月14日(水)14:00開演(13時30分開場)
会場:横浜ラポール・シアター(障害者スポーツ文化センター)
テーマ:ふるさとのうた・こころのうた
指導:松崎陽治&ピアノ伴奏:増本 博子
曲目:母さんの歌、埴生の宿、母ほか
ゲスト:女性合唱「コールやまて」
曲目:夢の色、苺たちよ、忘れな草ほか
前売券:800円 青葉・港北・緑の各区役所売店でお求めください。
当日券:1000円
予約・お問合せ:やすらぎコンサート実行委員会事務局
    電話 Tel 931-0741(増本)
公演:横浜市社会福祉協議会、横浜音楽協会

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★2 5/18 センター南駅前『春のすきっぷ広場ジャズコンサート』
Vest-pocket Jazz

日時:5月18日(日)12:00〜19:30
会場:センター南駅前公園"すきっぷ広場"
入場:無料
出演:ルパン3世、ザ・グリッスメン、サウンドホースワンほか
後援:都筑区役所、センター南商業地区振興会、横濱ジャズ協会
協力:横浜市交通局、横浜アマチュアコンボバンド連盟
主催:つづきジャズ協会http://tsuzuki-jazz.org
連絡先:Tel:949-4007

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★3  5/23 シンポジウム/森歩き/交流会 

そばに里山があるという事。
―持続可能な都市・横浜を目指して―
シンポジウム、森歩きは無料、交流会は実費徴収

締切:5月23日
日時:5月31日(土)13時〜17時
場所:新治小学校 体育館(緑区新治町768)
問合せ:NPO法人よこはま里山研究会NORA[シンポジウム係」
    nora-y@estate.ocn.ne.jp  緑政局緑政課 Tel:671-2624

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★4 5/25のむぎ平和ツアーBコース

日時:5月25日(日)9時半出発(9時15分集合)
集合場所:小田急新百合ヶ丘駅 エルミロード側バスロータリー奥で「のむぎ」
のバスが待ってます。移動はマイクロバスで。
参加費:3,800円
定員:20名
問合せ:のむぎ地域教育文化センター mail@nomugi.com
http://www.nomugi.com/ おしらせに詳細があります。

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★5 5/27 会場設営などの力仕事?ボランティア募集

かたつむり会シニアーズクラブが下記のように講演会を開催します。
運営をちょっと年配の女性ばかりでやっていますので、会場設営や受付などの
お手伝いボランティアを必要としています。
ぜひ、お手伝い(チョボラ)をお願いします。

講演会 「福祉行政について」
   青葉区福祉保健センター 担当部長 川崎善博氏
   青葉区社会福祉協議会  事務局次長 知久達哉氏

懇親茶話会  懐かしい歌の斉唱・手話

日時:5月27日(火) 13時半〜16時
場所:山内地区センター 3階 集会ホールAB
   (この会場の設営です)
会費:400円 ボランティアで協力してくださる方は無料です。

集会ホール前に12時50分に来てくださると助かります。
いかがでしょうか? 講演会はもちろん聞いていてくださって
結構です。

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★6 5/30,31 第2回都筑の森国際音楽祭 春の章

オペラに酔いしれる春の宵 全2夜

〜都筑の森芸術劇場が贈る欲張りな企画〜
オペラのいいところだけ集めてみました。

●5月30日(金)19:00 ヴィデオ「ラ・ボエーム」上映とお話
「近代イタリア・オペラ(ヴィリズモ・オペラ)とプッチーニ」
 昭和音楽大学教授 永竹由幸

●5月31日(土)17:00 オペラアリア、デュエットと管弦楽の夕べ
菅 英三子(ソプラノ)、福井 敬(テノール)
東京ニューシティ管弦楽団=内藤 彰(指揮)
「日本を代表する歌姫と貴公子の愛の二重唱」にオーケストラの華麗な競演!
プッチーニ:「つばめ」より「ドレッタの夢」、「トスカ」より「妙なる調和」、
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲、プッチーニ
「ラ・ボエーム」より「冷たき手を」、「私の名はミミ」、「愛の二重唱」
ビゼー:「カルメン」より「女心の歌」、「椿姫」より「乾杯の歌」

会場:都筑公会堂(2夜とも)
横浜市都筑区茅ヶ崎中央32-1 都筑区総合庁舎1階 Tel: 948-2400
入場:5月30日★全席自由席 500円
5月31日★全自由席一般6,500円(ペア券12,000円)学生券4,000円
未就学児のご入場はご遠慮ください。
前売:都筑の森芸術劇場、チケットぴあ、東京文化会館チケットサービス、
有隣堂センター南店、東急百貨店S.C.3F新星堂 都筑区役所売店
主催:都筑の森芸術劇場 Tel:942-3989 Eーメール:tmart@tmtv.ne.jp

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★7  5/31 里山シンポジウム

 里山と人の関わりについて考えます。
日時:5月31日(土)午後1時〜5時
会場: 新治小学校体育館
内容: 事例報告パネルディスカッション ※オプションで森歩き、交流会
   (1,500円程度)あり
定員: 血圧やコレステロール値が高い人、肥満の人とその家族
定員: シンポジウム(200人)、森歩き(50人)、交流会(100人)
   ※いずれも抽選
申込: 5月23日必着で、ハガキに住所、氏名、電話番号、年齢、森歩き参加
希望の有無、交流会参加希望の有無、森づくり活動に参加をしている
場合は団体名を書いて、よこはま里山研究所「シンポジウム係」
(〒232-0017 南区宿町2-40-119 Tel:722-9674 Fax:722-9675 
Eメール: nora-y@estate.ocn.ne.jpへ )

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★8  5/31「市民参加」の街づくり条例シンポジウム
斜面緑地や里山をマンション建設などの乱開発から守る

建築基準法の改正により地下室の容積率が緩和されたことから、土地価格の安
い斜面にマンションを建てる、通称“地下室マンション※”が全国で問題化し
ています。特に丘陵の多い横浜では、斜面を中心に貴重な緑地が残っているに
も関わらず、開発に歯止めがかかりません。ヨコハマ市民環境会議緑地保全・
マンション問題分科会では、こうした現状を広く一般に伝え、まちづくり条例
などの法整備を市に求めるためのシンポジウムを開催いたします。パネルディ
スカッションでは、紛争を抱える団体の代表や責任者、条例に詳しい専門家が
報告と討論を行います。また、オープンセッションでは事例の報告や質問をお
受けしますので、ご自由に参加下さい。

日時:5/31(土)18:30〜21:00
会場:横浜市市民活動支援センター 研修室1・2
  (横浜市中区桜木町1-1-56 みなとみらい21 クリーンセンター4F)
主催:ヨコハマ市民環境会議 緑地保全・マンション問題分科会
資料代:500円
パネルディスカッション予定者
パネラー:野口和雄氏(都市プランナー、まちづくり条例研究センター主任研究員)
     松本茂氏(地下室マンションに反対する市民ネットワーク事務局長)
     赤崎末人氏(日吉・あかもん坂の緑と環境を守る会世話人)
     小磯盟四郎氏(まちづくり・環境運動川崎市民連絡会事務局長)
ゲスト :立松幹雄氏(横浜市戸塚区矢部町「高層マンションに反対する会」)
コーディネーター:清水康二氏(桜の森を守る会代表)

スケジュール
   18:00     開場
   18:30〜19:50 パネルディスカッション
          休憩           
   20:00〜21:00 オープンセッション
お問合せ:ヨコハマ市民環境会議 緑地保全・マンション問題分科会
分科会代表:清水 康二 TEL/FAX:433-1415 < cellokun@pk.highway.ne.jp >
分科会事務局長:伊藤 博隆 携帯:090-9641-4306 < hiro_itoh@mac.com >

※地下室マンション:斜面に建てられたマンションで、斜面の上に玄関があり、
上から見れば地上3階地下7階に見える建物。下から見れば地上10Fのマンシ
ョンに見え、法的には問題ないとの判例もあるが、緑地保全・景観権の観点で
は大きな問題となっている。

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★9 6/17 海外生活情報交流会「みんなではなそう!」

――日本でのカルチャーショック――
帰国してから元気がでない・・・あなた。
国際交流ラウンジではどんな活動をしているの?
帰国子女の悩みを分かち合いませんか?
日本の学校のことが分からなくて不安です。

日時:6月17日(火)10時〜12時
場所:青葉国際交流ラウンジ
保育有:6月10日までに申込(一人150円協力金)
帰国児童や外国人児童向け 小学校の「転入のしおり」もお渡しできます。
申込:a2040@beige.ocn.ne.jp

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3.横浜丘の手情報
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■■緑区  耳より情報          緑区  多賀和幸
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★田奈恵みの里 体験水田(全6回)

   地元農家の指導で、米づくりを行います。
日時:6月14日、7月5日・26日、8月9日、10月11日・25日いずれも土曜日午後
   2時から ※10月は午前10時から
場所:青葉区田奈町(東急田園都市線田奈駅徒歩5分 田奈農協本所そば)
費用:1家族6,500円(保険料含む)
定員:25家族(先着順)
申込:5月26日必着で、ハガキまたはファクスに参加者全員の住所、氏名、
   電話番号を書いて、田奈農業協同組合 営農経済部「体験水田係」
  (〒227-0064 青葉区田奈52-8 Tel:981-1819 Fax:989-4300)へ
問合せ:緑政局北部農政事務所(Tel:948-2482 Fax:948-2488)


★「個性ある区づくり推進費」提案募集

 平成16年度に「個性ある区づくり推進費」で行う事業について、区民の
皆さんの提案をお願いします。
問合せ:予算調整係(Tel:930-2207 Fax:930-2209 
    Eメールmd-somu@city.yokohama.jp)


★(仮称)玄海田公園整備に関する意見・提案募集

 樹林・せせらぎなど自然環境を生かし、気軽にスポーツなどを楽しめる公園
(約17.3ヘクタール)を長津田に整備します。公園計画の策定にあたり皆
さんから意見や提案を募集し、公園づくりに反映していきたいと考えています。

場所: 緑区長津田町(長津田特定地区整理事業地内)
応募方法: 5月23日必着で、意見・提案をハガキ、ファクス、Eメールで緑政
   局公園部建設課 玄海田公園担当(〒291-0017 中区港町1-1 
   Tel:671-3945 Fax:664-5973 
   Eメールry-genkaidapark@city.yokohama.jp)へ
備考 ※詳細は、5月9日〜23日に緑政局公園部建設課のホームページ
  (http://www.city.yokohama.jp/me/green)に掲載します

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■■青葉区   耳より情報          青葉区 小池由美
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★募集

本当にあった みんなに聴いて欲しい話、[本]にします!!
青葉区を中心に活動している母たちのグループ「マザーズジャケット」です。
「みんな違って当たり前」を合言葉に、障害のある子もない子も当たり前に一
緒に暮らす社会を願って、講演会企画などの活動をしています。

障害のある子とのかかわりの中で、本当にあったことを、話してみませんか。
実際にあったことや、経験したことを出来るだけ具体的に書いてください。
皆さんの体験をまとめて本にしたいと思っています。
締切:6月30日(月)
あて先:マザーズジャケット代表 吉田朋子
    hello@andante.jp
住所・氏名・Tel・年齢・性別

エピソードを書いて、お送りください。掲載にあたってはこちらからご連絡す
ることもあります。掲載料や謝礼はありません。掲載されなかった場合も原稿
はお返しできませんことをあらかじめご了承ください。著作権は当方に帰属し
ます。

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■■横浜・神奈川  耳より情報          青葉区 小池由美
----------------------------------------------------------------------
★ホテルの紹介

えええ?! 今回はなんとホテル。上大岡駅から1分のゆめおおおかオフィス
タワー4階の福祉保健研修交流センターウィルング横浜に。横浜市社会福祉協
議会が運営しています。17室、最大52名まで収容できます。
http://www.yokohamashakyo.jp/willing/s-14-3.html
料金も安く、バリアフリールームもあります。一度考えてみてはどうでしょう?

★JECK NEWSLETTER 創刊号

「JICA帰国専門家連絡会かながわ=JECK」が今年の1月に108名の会員で設
立されました。この会はJICA(国際協力事業団)派遣専門家として活動した経
験をもつ帰国専門家及びその他有志が、会員相互の交流・親睦を図ること。国
際協力活動や国際交流活動の実施などを目的とするそうです。 活動拠点を横
浜国際センター3階の国際交流センター会議室におきます。
http://www.jica.go.jp/yokohama/ 

発行:JICA帰国専門家連絡会かながわ 
事務局:谷保茂樹 Staniho@aol.com

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■■サイト・冊子紹介              青葉区  小池由美
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★ 冊子紹介

不登校よみもの 「らこすた 創刊号」が3月25日に発行されました。
ひるまくぅーんとなっちゃん、豆太郎、うめしゅんの4人がどうやら作ってい
るようです。かって不登校、現在心理学を勉強していたり・・とちょっと創刊
号だけではまだまだ分からない。でも一度手にとってお読みください。
市民活動支援センター市ヶ尾プラザのラックで発見しました。
rakosuta@hotmail.com

★ こんなサイトをご利用ください。

多言語生活情報
制作:地域国際化協会連絡協議会 (財)自治体国際化協会
http://www.clair.or.jp/tagengo/

日本に住む外国人のための生活ガイドを英語、中国語、韓国朝鮮語、ポルトガ
ル語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ベトナム語、インドネシア語、タ
ガログ語、タイ語、ロシア語、日本語とやさしい日本語で紹介しています。全
国どこでも利用していただけるように共通情報に徹底して編集しました。地域
情報を追加して外国人の方へ提供すると身近な生活情報になります。私めバス
ガイドは英語版作成に微力ながら関わりました。

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4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  実践編その2
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★ いかにして市民の参加と合意の元につくるか?

前回、筆がすべって「応用編」と書きましたが、今回から「実践編」に表題を
変更させてください。

さて、基礎編でも強調したように、ローカルアジェンダは地域の人々の参加と
合意の元に作ることが前提になっています。10年前にローカルアジェンダを
作ったときも、県は多くの団体や識者に参加を求めました。アジェンダの発行
は「かながわ地球環境保全推進会議」であり、会議の構成は以下になっていま
す。

行政部会 : 県および県域の37の市と町
企業部会 : 神奈川県経営者協会や神奈川県商工会連合会など10団体
県民部会 : 神奈川県青少年協会やかながわ女性会議など47団体

広く、参加を求めているようですが、実は県民部会は県民個人ではなく
いわば県域団体であり、企業部会も個々の企業でなく経済団体などです。
実際は県がかなりこれらの団体をひっぱってアジェンダを作ったのです。
それでも、10年前ということを考慮すれば、「”参加”に配慮している」
と評価していいと思います。

今回も、形の上ではかながわ地球環境保全推進会議の下に新アジェンダの
検討委員会を作りましたが、お膳立ては推進会議の事務局である県の
環境計画課がやっています。昨年暮、環境計画課長から検討委員になるよう
依頼を受けましたが、そのとき課長は、「今回は県はドラフトを書かない」
と宣言しました。県は情報提供など黒子に徹し、すべての原稿は検討委員が
書くことになったのです。これはなかなか画期的なことと思っています。

検討委員の人選も、なかなか斬新です。アジェンダ21にひっかけたのか
21人の委員を選びましたが、10人が公募です。行政・企業・県民各部会
から2名ずつ。残りの5人が県の推薦で、学者が2名、団体1名、NPOが
2名です。学者の2名が本委員会と小委員会の委員長をしています。
小委員会で練った案を本委員会で討議し作り上げていく仕組みになっていて、
私ともうひとりのNPOの委員は、この小委員会の副委員長を務めて
います。かなり、「市民参加」に配慮した人選であるといえると思います。

この体制で3か月の間に、本委員会を6回、小委員会を7回、ワークショップ
を1回開催し、骨子を作り上げました。その成果が以下に公開されています。
ご意見、お待ち申し上げております。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyokeikaku/agenda/index.htm

そして、これからできるだけ多くの県民の方々と、骨子をネタに意見交換をし、
より「地域の参加と合意」を深めていくつもりです。
各地区で説明&討論会が開かれます。多くの人が参加すればそれだけ
アジェンダが目指す「市民とともに」という理念が実現されます。
お待ちしております。(横浜以外は、上のHPを参照ください)

(1)全県対象の説明&討論会
・日時 : 5月19日(月)18:30-20:45
・場所 : 横浜市神奈川区鶴屋町2−24−2
      かながわ県民センター305会議室

(2)横浜地区の説明&討論会
・日時 : 5月29日(木)14:00-16:30
・場所 : 横浜市神奈川区鶴屋町2−24−2
      かながわ県民センター1501会議室

また、出前ワークショップも要請があれば積極的に出向く予定です。
TaKMiで主催いただければ、鏑木+検討委員1名+県職員で
おじゃまさせていただきます。ひとつこの際! やりませんか??

ご意見・ご質問は鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp)まで。

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5.今、電子自治体がおもしろい 
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今回はお休みします。

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6.「TaKMiが贈るワクワクIT福袋」
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 今回はお休みします。

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7.編集後記 
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今回は50号と突然気づき、小特集「横浜市における協働を情報から考える」
を組みました。このため今まで日曜日か最悪シンデレラタイムで馬車が半分ほ
どかぼちゃになりかけた深夜には発行していたオムニバスを一日遅らせました。
編集しながら、「協働」が深い思想や歴史があることに気付き、苦吟しながら、
編集部総力でまとめました。
無理を言って記事を書いて頂きましたTaKMiの会員の方々やオムニバスへ
の掲載を許可していただきました関口さんありがとうございました。
                   (オムニバス編集部員 一同)
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横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
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