2002年05月26日

「横浜オムニバス通信」 25号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」 25号(発行日 2002年5月26日)
 ,      
 i ; □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
; / \ □ □1.TaKMiのトピックス   □
/   \ □ □ 2.市民活動イベント情報 □
⌒⌒l⌒⌒ □ □ 3.横浜耳寄り情報        □
, | ; □  □□ 4.街づくり講座 ★鏑木塾★第2回 □
J □□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい □
( ^_^)人(^o^ ) □□□□□□□  6.おもいっきりしゃべり場 □
丿J   Uヽ □□□○○ □□  7.編集後記      □
/\ /\ □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□
      ○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

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 雨、雨・・雨といえば昔「シェルブールの雨傘」という洒落たフランス映画
がありましたね。戦争に引き裂かれた2人の恋人が港町シェルブールで数年後、
再会するが、二人は別々の人生を歩んでいて、知らぬふりして別れます。
 ミッチェル・ルグランの美しいメロディと哀愁に満ちたカトリーヌ・ドヌー
ブが美しかったですね。まだ憶えておられるおじさまがたも多いと思います。

 さて横浜オムニバスは雨の日も遅れず、休まず走ります。行楽に出かけるに
は、不向きなこの時期には近くの丘の手のイベントがお勧めです。
     
◇25号−お急ぎの方へのご案内◇
1.TaKMiのトピックス ★「地域メディア戦略研究会」への参加報告
  菅谷氏の基調講演の米国公共図書館の話は面白い。
2.市民活動イベント情報・・・6つのイベント情報
3.横浜耳より情報・・・多数    
4.街づくり講座 ★鏑木塾★ 第2回
  今回は「EUモデル」です。・・・・私には目からウロコでした。
5.今、電子自治体がおもしろい   お休み
6.おもいきり しゃべり場(第12回)
「男女共同△家庭におけるワタシの体験的リポート」
    〜男の旧い殻を脱ぎ捨ててみれば、・・・〜 都筑区 三浦 厳
                    (25号の編集担当は多賀です)
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1.TaKMiのトピックス
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  ★「地域メディア戦略研究会」への参加報告   TaKMi 多賀和幸

札幌市など9自治体と慶応大学メディア・コミュニケーション研究所が「地
域メディア戦略研究会」を発足させた。地域の課題を住民と行政が語り合いな
がら解決し、まちづくりに活かしていくためのIT活用のあり方を検討する。
札幌市、浜松市、大津市が幹事自治体となり、神戸市、愛知県東郷町、徳島
市、藤沢市、三重県、大和市などIT活用で先進的な自治体が参加し、自治体
間の連携と研究機関との協力で研究を進める。

 5月23日に慶応大学で「地域メディア戦略研究会」の設立記念フォーラム
が開かれた。記念フォーラムには、神奈川県、岡山市、三鷹市など自治体や富
士通総研や三菱総研などのコンサル企業や市民団体としてTaKMi(中谷、
小池、多賀)が参加した。

☆基調講演「地域コミュニティの活力を引き出す情報化とは」

講演者はジャーナリスト(経済産業研究所 研究員)として活躍され、「メデ
ィア・リテラシー」(岩波新書)などの著書がある菅谷明子氏である。  
1.地域社会を支援する情報化
 情報を持つものが、情報を持たないものを支配してしまうため、民主主義を
基本理念とする地域社会では、情報、知識を等しく共有するためのメディア空
間の構築は重要である。この場合、地域社会の誰もが情報にアクセスできるた
めには、ITだけではなく、すべてのメディアを考慮すべきである。
 公共的メディアのあり方としては、商業メディアが多くの人を対象とし、利
益を上げる情報提供を行うのに対して、中立的な立場で、阪神淡路大震災の時
に見られたような、地域密着の情報を継続的に提供する必要がある。

2.情報センターとして米国の公共図書館の果たす役割
 米国の公共図書館は日本の図書館とはまったく違い、地域における情報セン
ターの役割を果たしている。新しい土地に住むときに必要になる地域ナビゲー
タ情報や相談窓口情報が公共図書館のホームページに掲載されている。地域団
体のチラシや団体リストなども用意されている。
 ニューヨーク公共図書館(http://www.nypl.org/)は9.11テロの時も被害者
収容の問合わせ先情報や、World Trade Centerに入っていたオフィス・リスト
などを掲載した。その他企業支援情報、就職・進学情報、地域のNPOが作って
いる医療情報などを保有している。医療情報や新聞、雑誌のデータベースもIC
カードの入手で簡単に利用できる。
 また情報リテラシー講座、ビジネス講座など多くの講座も用意されている。
 運営は行政から独立し、3,500人のスタッフと2,500人のボランティアにより
市民の寄付に基づいて運営されている。年間予算2億ドルと聞いて驚いた。
米国公共図書館URL  http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0021_t.html

3.市民のために有効なメディア戦略
・テクノロジーのハードルを出来るだけ低くする。
・冊子で発行されてきた地域情報をデータベース化する。
・一番のメディアは人間。ワークショップなどで人と人のコミュニティを作る。
・市民が情報にどのような意義を見出すか。参画は市民のメディア能力を育て
 る。市民が情報発信を学習する場をつくる。
・地域メディア情報は存在するかではなく活用されるかが課題。編集、アクセ
 スし易い工夫が必要。
・行政、大学、図書館の情報をどうつなげるか。
・ITから抜け落ちる人への配慮。主婦の場合はチラシの活用などが有効。
・公共サービスはお金をかけられない。インセンチブの演出など寄付集めにど
 う知恵を絞るか。米国公共図書館の医療情報のデータベースは病院の寄付。
 治療するより予防するほうがコストが安いと病院を説得。
 パソコンは端末に寄付をしたパソコンベンダーの名前を表示。

 日本の図書館が情報センターになる可能性についての議論が質疑応答で行わ
れた。浦安図書館ではビジネス支援のプロジェクトが始まっているが、日本の
場合は寄付は期待できず、米国並みの役割を期待するのはかなり難しい。
   
☆ トークセッション「新たな地域コミュニケーションの時代」
コーディネーターは山鼻新聞編集委員(札幌市電子会議室世話人)杉山幹夫氏
参加自治体の大津市、神戸市、札幌市、東郷町、徳島市、藤沢市、三重県、大
和市などから、お国自慢や貴重な情報化の報告があった。
 注目すべき話題としては、<大津市>は公共施設168施設をCATV網で結んで、
ネットワーク化を計っている。市民のためのIT支援のサポート施設を作り、
10名のボランティア(300名の応募者)によるITサポートを行っている。
<札幌市>は市民参加の電子会議とは別に市職員用のMLを横糸として設けて、
市職員の多数の参加や情報リテラシーの向上に取り組んでいる。
<浜松市>は電子申請などの実験を行い、電子自治体の先取りをしている。
<藤沢市>は市職員の電子会議室への参加と市民団体との連携を模索している。
<三重県>は生活者起点の県政の実現を目指し、e-デモクラシーを推進してい
る。NPOとの協働など地域づくりへの住民参画の進め方を模索している。
<大和市>は市民との情報共有から行動共有に一歩進めて、地域通貨LOVESを
導入した。電子会議室は市民の意見から児童館の利用率改善が進んだなど、そ
れなりの成果はでているが、1,300人の参加者でも発言者は20人くらいで、本
当の市民参加はまだまだである。地域通貨LOVESは電子会議より高年齢者の参
加者が多く、市民参加のツールとして電子会議とは別の層の参加を引き出して
いる.
 この研究会を通して、自治体間の職員の友好的なコミュニティができつつあ
り連携や支援が始まっているのを感じた。

関根教授からフォーラムの締めくくりとして以下のような挨拶があった。
「インフォミドル(IT社会における行政と市民を繋ぐ情報NPO)が、IT
デモクラシーの実現にむけ、相互の情報交流に重要な役割を果たすことを期待
してる。直接民主主義の可能性も含めた市民と行政のかかわりを視野にいれた
研究を期待したい。いづれインフォミドルの論文を著したい」

<TaKMi>としての研究会への期待と要望
 中谷代表から市民団体のIT支援をどう考えるかという質問を行ったが、研
究会としては、このテーマをどう扱うか明確にはなっていないようである。
 多賀からは、この研究会は「メディア戦略研究会」という名前が示すように
単なる情報化のノウハウの交換だけでなく「戦略」を研究対象にしてほしいと
いう要望を出した。かつてのニューメディアの失敗が話題になったが、その原
因は、中央官庁と企業と行政が推進し、税金を負担し、サービスの受益対象で
ある市民の参加がなかったからと考えている。またツールの普及にばかり目が
ゆき、「何をどうするか」という戦略的な視点がなかったことや、日本の自治
体や住民の特性例えば、横並び志向や公開での情報発信下手などを十分配慮し
なかったことに原因があると思われる。
 この意味で今回の9つに自治体とこれを支援する研究機関の連携は、日本の
特性にあった有効な戦略を生み出す可能性があると考えている。
 また臨時増刊号の横浜市長への提言で、市民の自覚や課題の共有に関する提
言が票を集めたように、意識の高い市民の参加や課題の共有は自治体の財政再
建や健全化に有効であるという意見を述べた。
 しかし米国公共図書館に見られるような地域情報センターの実現の重要さと
日本における実現の難しさを改めて認識させられた。膨大な公共投資やODA
に使われたリソースがこのような分野になぜ投入されなかったのか悔やまれる。
 日本人の情報活用能力の向上につながる投資やこのような政策の選択こそが
21世紀に日本が生き残れる道ではないかという感想を持った。また我々の横
浜市からはこの研究会に参加者もなかったのは寂しい。今後に期待したい。   
                               以上
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2.市民活動イベント情報
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◇◆まだまだ、間に合うイベント情報(既掲載分)
◇23号
★7 6/8-6/23 横浜キャンプ村/スペースオルタからのおしらせ
★8 6/14 国際児童文庫協会総会と「講演会」のおしらせ
◇24号
★6/9 親子で楽しむ環境展
★7/27 つなしま・川べの桃まつり
★6/18「コンセンサス会議の可能性〜市民参加への道を拓く」

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◆◇25号 イベント案内◇◆
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★1 6/1「ヨコハマの港を考えるシンポジウム」住む港/訪れる港

日 時:2002年6月1日(土)午後1時〜午後5時(開場12:30)
会 場:横浜赤レンガ倉庫1号館3階 赤レンガホール

Part 1 住む港 ヨコハマの都心部居住とは・・ 午後1時〜
私たちが官庁街、ビジネス街、観光地だと思ってきた臨港・関内エリアが住宅
街になっていく時代の流れに、横浜ネイティブはどのような答えを出していく
べきなのか。新しい課題に明解なヒントを見つけだしたい。
柏木 博 デザイン評論/武蔵野美術大学教授
宮迫千鶴 アーティスト
鵜沢 隆 近代デザイン論/筑波大学教授

Part 2 訪れる港 21世紀型ヨコハマ観光の行方・・午後2時10分〜
一見、堅調に、また隆盛にもみえるヨコハマ観光。横浜ネイティブの盲点を見
極めつつあしたのミナト観光を考えていきます。
松葉一清 建築評論/朝日新聞編集委員
島森路子 広告批評 編集長
梅澤忠雄 都市プロデューサー

Part 3 そしてこれからのミナトヨコハマ・・ 午後3時20分〜午後5時
まさしく、これからのヨコハマの港に関して御意見を頂戴します。
柏木 博 松葉一清 宮迫千鶴 鵜沢 隆 島森路子 梅澤忠雄

主催:第21回横浜開港祭協議会(横浜商工会議所/(財)横浜観光コンベンシ
ョン・ビューロー/(社)横浜青年会議所)
特別後援:横浜市
お申し込み先: 参加者氏名/住所/TEL/会社名を御記入の上、Fax、
e-mailのいずれかでお申し込みください。
  Fax:231-8887 又は e-mail: tatsuya@yhp.co.jp
※受講票はお送りいたしませんので、当日受付へお越しください。
お問い合せは、担当・佐藤までe-mail tatsuya@yhp.co.jpへお願いいたします。

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★2 6/1 ,7/6 みっくすじゅーす…はじめます。
〜こどもをまん中に、いろんなヒトが集まる場所〜

日時:第1回6月1日(土)10時〜12時半
   第2回7月6日(土)10時〜12時半
場所:都筑区荏田南近隣センター内「ふれあい」事務所
    みずきが丘団地そば
費用:会場使用料、材料費など150円(こども一人あたり)
連絡先:菊池tel:941-9172  佐藤tel:941-9172 石田tel:941-3930

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★3 6/3,7/1 リーチ・ハンズ・ママからのお知らせです。

RH−ママは、地域と密着度の高い女性の視点から多様なニーズを形にする地
域活動を実践しています。乳幼児を抱え外出が困難な時期の子育て中の母親、
や保護者の社会参加支援となる託児サービスの場の企画運営をしています。

21日には、「こどもの時間」上映会を開催し、入場者数約220名、スタッフ21
名、乳幼児を含め、400名弱のかたがたに映画を見て感動していただきました。
この映画の感想を話し合う会を、以下のように開催いたします。
映画をご覧にならなかったかたも、ご参加くだされば、雰囲気が掴めることで
しょう。

(1)映 画 交 流 会
=映画の感想をみんなで話してみませんか?=

日時:6月 3日(月)(10:00〜12:00)
場所:青葉区役所別館保育室 *お子さんと同室での話し合いの集まりにな
   ります(託児はありません)
会費:100円(お菓子付)
申込み先:RH−ママ電話 070−5587−4806 

(2)救命救急講習会
事故/けが/天災―いざという時、落ちついて対処するために!!―
・ 全国の統一されたカリキュラムに基づいて実施
・ 訓練用人形を使い、誰にでも分かるように指導
・ 横浜市消防庁の修了証又は認定証を交付
日  時:2002年7月1日(月)9:00〜12:00
場  所:青葉区役所別館保育室
参加費:無 料
募集人数:30名(保育はありません)
締め切り:6月14日(金)
申込み先:RH−ママ電話 070−5587−4806
*上記全ての問い合せ先  RH−HQ@egroups.co.jp

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★4  6/5 青葉国際交流ラウンジ異文化紹介

 張 涛 飯店〜上海海鮮料理の店

講師:張 涛さん
日時:6月5日(水)12時〜14時
場所:青葉区役所別館調理室
参加費:食券500円
定員:20名先着順
保育あり
申込:横浜市青葉国際交流ラウンジ
   a204-@beige.ocn.ne.jp
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★5 6/9 早渕川 春のウォーキング 支流「布川」めぐり
  〜 昔、都筑郡の中心地。今、支流域が面白い 〜

みなさん、早渕川の中流域の支流、布川をご存知ですか。
ここには昔、都筑郡の郡役所がありました。横穴墓、中世の城跡、鎌倉街道・
大山街道、古い寺院、富士塚など、歴史的な名所がたくさんあります。また、
田園都市の新しい街づくりも見学できます。
さらに、風化させたくない25年前の米軍ジェット機墜落事故現場も、布川の
流域です。ポイントで説明があります。

1.日時:   6月9日(日) 午前10時から午後1時(予定) 
         小雨決行
2.集合場所: 東急田園都市線「江田駅」改札口
3.ルート:    
 江田駅 → 米軍ジェット機墜落事故現場 → 赤田西公園 →
 荏田城跡 → 大山街道荏田宿場跡 → 布川・早渕川合流点 →
 真福寺 → 鎌倉街道 → 荏田富士塚 → 無量廃寺 →猿田公園 
 (昔、都筑郡役所があった、長者原遺跡がある場所です。昼食予定)
4.申込はいりません。弁当・水筒・敷物持参
5.連絡先:  福富 Tel:942−3480
6.主催:   早渕川をかなでる会・太陽グループ

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★6 6/18 SLA青葉・元気塾  〜いきがいと自立を求めて〜
  第3回目「コミュニケーション」〜人生をゆたかにするもの〜

コーディネータ:織田弥生
        NLPマスタープラクティショナー 心理カウンセララー
日時:6月18日(火)10時〜12時
場所:青葉区役所別館会議室
定員:30名
参加費:500円
申込:横山 tel:961-3297 山下 fax:962-0837
住所、氏名、年齢、電話番号を明記して申込をしてください。

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◆市民活動イベント情報の募集
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部 E-Mail: TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

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3.横浜耳寄り情報
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★ ごぞんじですか?

青葉区役所のHPに「おおきくなぁーれ 親子育てストリート」が出来ました。
0歳から12歳までに必要な手続きや検診手続き、福祉保健センター(前の保
健所です)からの情報などを見ることが出来ます。こんな風にライフステージ
に合せて住民用のものもあると使う側として便利なんですが…
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/ko/index.html

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★ 青葉台魅力の街づくり検討委員会(13,14年度)が活動中です。

総合的な街づくりを考える「青葉台魅力の街づくり検討委員会」が13年度設
置され、環状4号線の渋滞問題や、違法駐車等の問題が検討されました。今回
のタクシー乗り場への一般車の右折進入・右折退出制限は、その中で提案され
たものです。
詳細は
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/aobadai/aobadai.html

この検討委員会は地元関係者(自治会、商店街、大型店舗など)や、行政関係
部署、青葉警察などからなります。その他に区民会議から2名の委員が参加し
ています。
14年度の課題は「歩行者空間の改善とバリアフリー対策」です。ぜひ青葉区
民のご意見を下さい。他区の方々からのご意見も大歓迎です。

青葉区民会議
http://webclub.kcom.ne.jp/mc/aobakumi/
ご意見は小池まで gingerr@mb.infoweb.ne.jp

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★ NHKインターネットディベート(BS1)のおしらせ
放送:土曜日23:00〜23:49 再放送:翌日曜日の深夜零時 (変更あり)

あなたからのメールが、番組を作ります。仕事、教育、暮らし、など、私達
の生活の中の様々なテーマを視聴者の皆さんのメールとともに議論し、課題
や解決へのヒントを探ってゆきます。放送に先立って、番組のテーマや専門
家の「オピニオン」を紹介します。

6月のテーマ2にシリーズ“ネオ町内会 ”が取り上げられています。
〜新しい町内会のかたちって?〜
放送日:第一回「これでいいの?町内会・自治会」(6月15日)
    第二回「コミュニティはあなたを待っている!」(6月22日)

投稿するには登録が必要ですが、投稿されている意見は自由に見ることが出
来ます。自治会のあり方は「市民と協働で」を公約にあげている中田市政に
とっても大きな課題だと思います。このディベートに参加しませんか…

http://www.nhk.or.jp/debate/

連絡先:NHKインターネットディベート番組制作部 
E-mail: XMB01121@nifty.ne.jp TEL03-5455-4904

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★ アートごころが遊ぶ森 ―ボランティアスタッフ募集
  〜 創造と森の声2002 〜

夏のイベント 7月28日(日)〜8月10日(土)
 ◆森で海外アーティストとTalk & Walk
 ◆森のアートごころ広場
 ◆森とアートごころセミナー
秋のイベント 10月12日(土)13日(日)
 ◆森のコンサート & Free Jam

場所:横浜動物の森公園予定地(緑区三保町)

ボランティアスタッフの活動内容
 ☆海外作家ワークショップ・アシスタント・通訳:来日海外作家のサポート
 ☆プレイリーダー:森で子供達と遊ぶスタッフ
 ☆会場案内・駐車場スタッフ
 ☆イベント運営スタッフ:秋の音楽イベントの参加兼手伝いや、
食事(野外料理)の準備など
問い合せ、申込:創造と森の声2002実行委員会
 事務局 (石山)k_ishiyama@ma.e-colle.com
実行委員長(豊田)watatan2@pa.catv.ne.jp

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★ フォーラムまつり2002―市民持ちこみ企画大募集!
かけがえのないい自分に出会う、人に出会う・・フォーラムまつり

フォーラムまつりは多数の市民活動グループの企画参加と、実行委員会による
手作りの運営に支えられています。実行委員にはフォーラムまつり全体の企画
コーディネート、広報活動、参加グループの交流会企画・実施等を、女性協会
の事務局職員とともに担っていただきます。
さまざまなグループの活動に関心のある方、イベントの企画準備を体験してみ
たい方、人に出会いたい方のご応募をお待ちしております。個人の方、男性も
ぜひどうぞ。

企画募集期間:6月1日〜21日必着
フォーラムまつり2002の実施日:10月20日(日)9時半〜16時
場所:横浜フォーラム
主催:フォーラムまつり2002実行委員会、(財)横浜市女性協会

企画応募資格、企画募集区分/参加料などの詳細は下記URLを参照下さい。
http://www.women.city.yokohama.jp/cgi-bin/msglist.cgi?msg=50&thm=1
問合せ:横浜女性フォーラム  tel:862-5052 fax:862-3101
http://www.women.city.yokohama.jp/
   
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★青葉区の情報募集中〜タウンニュース〜

毎週木曜日発行のタウンニュースが、紙面に《アオなび》コーナーをこの春か
ら開設。身近な街の情報を募集しているようです。
一緒に紙面を作りましょうということらしいです。
タウンニュース青葉区編集室まで連絡をいれると、話しを聞いた上で必要の応
じて取材にも来るそうです。
あなたの活動、青葉区の皆さんにお知らせしませんか?
tel:973-2711 fax:910-1120

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★あなたにとって「ボランティア・市民活動」とは何ですか?

ボランティア・市民活動に対する横浜市民の声を募集しています。
活動をしている人も、していない人もぜひ率直なご意見をお聞かせください!

「あなたにとって、ボランティア・市民活動とは・・・?」というテーマで、
あなたの考えを50文字以内で表現してください。いただいたご意見は、横浜
市ボランティアセンター新情報誌『Volun*Pa(ボラパ)』の紙面上に掲載させて
いただきます。(紙面の都合上、掲載できない場合もあります。ご了承下さい)

上記1.〜3.を明記の上、横浜市ボランティアセンター
「Catch Your Voices!」 係
 E-mail : voraemon@super.win.ne.jp、FAXの方は 045-201-1620まで、
 どしどしご意見をお寄せ下さい!お待ちしています。

■締切  2002年5月末日
■応募方法、意見の事例など
下記のホームページをご参照下さい。
http://www.win.ne.jp/~voraemon/catch1.htm

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4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  その2    鏑木孝昭
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今日は「EUモデル」についてです。

突然ですが、「自治体」って何でしょうか? 読んで字のごとく、「自ら治め
る」ものです。日本のように、ほとんどの仕事が国の出先機関のごとくである
ような状態では、「自治体」とはとても言えません。
(最近は少しずつ変わってくる気配がありますが、まだまだですね)

他の国はどうでしょう? ちょっと前までは「欧米」とかいう言葉で日本では
ヨーロッパとアメリカを安易にいっしょにする風潮が目立ちました。最近は環
境問題への対応などでかなり違いが見えてきました。
「欧米」という社会は個人をベースにした社会で、その点で日本とすでにちょ
っと異なります。しかし、あえていえば、個人をどこまでも優先する米国と、
個人を大事にするがゆえに、社会モデルも積極的に整備するヨーロッパとの違
いがあると言えるでしょう。

自治体について言えば、米国では住民が複数集まり、「自治体を設立する」と
言えば、自治体になることができます。ヨーロッパではちょっと違います。
自治体のすべきことを定義し、そのためにもっともよい形を社会全体が選択す
るようなやり方をします。

北欧が先駆者であったこの形(=社会モデル)はEU全体に広がりつつありま
す。これはEUモデルと呼ばれています。

このモデルは、個人を軸に、その個人にとって最も基礎的な支援、すなわち基
礎教育と福祉などは最小単位の自治体が責任を持つ体制を作ります。
北欧では、この最小単位は8000人くらいが適当と考えています。「おーい」
と助けを呼べば声が届く範囲です。自治体は大きい方がいいと考える日本とは
距離があります。そう、日本は社会の細かい制度まで国が決めるので、大きい
自治体のほうが国への発言権が増してGOODなのです。

最近日本でも「地方分権」と言われていますが、EUモデルではそんな言葉は
ありません。「地方主権」なのです。

もっとも大事なところをもっとも身近な自治体が行うということは、社会の制
度設計にも人々が参加しやすくなることを意味します。
この最小単位の自治体の上に、県レベルの自治体は薄く重なり、より専門的な
ことを担当します。たとえば高等教育です。その上にまた国が薄くかぶさり、
外交などを担当します。そのうえにEUが薄くかぶさります。かぶさるのであ
って、下を侵食はしないのです。これがこのモデルのすぐれたところです。
「地方主権」の意味するところはここなのです。

この「侵食しない」という原則は、マーストリヒト条約によってEUの組織原
理となった、「補完性原理」に基づいています。
そのひとつは「より大きな集団は、より小さな集団(最終的には個人)が自ら
目的を達成できるときには、介入してはならない。」というものです。EUモ
デルとのつながりがわかるでしょう。実はもうひとつあり、「大きな集団は、
小さな集団が自らの目的を達成できないときは、介入しなければならない。」
というものです。これが国や地方の独自性を生かしつつ、連携していくための
原理なのです。

この原理を日本でどう考えるか? という議論をしたい誘惑をこらえ、次回は
また世界レベルの話です。「アジェンダ21」です。

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5.今、電子自治体がおもしろい
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今回このコーナーはお休みします。
次回には、「地域メディア戦略研究会」参加報告で少し触れた大和市のLOVES
の取材を、中谷さんがされておられます。このリポートを掲載する予定です。   

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6.おもいっきり しゃべり場 オンライン・シンポジウム第12回 
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☆  「男女共同△家庭におけるワタシの体験的リポート」
    〜男の旧い殻を脱ぎ捨ててみれば、・・・〜   都筑区 三浦 厳

ウチは結婚して11年目になります。
ワタシ、元々は世間でよくある「男は仕事で妻と子どもを養って女は家を守っ
て・・・。」という典型的な性別役割分業的考えを持ってました。
子どもができるまでは、やはり普通に共働きで生活をしてました。
それで結婚4年目で子供ができました。当然ワタシは子供ができたら育児、躾
も妻がやるものだと思いこんでいた訳です。

ところが妻は仕事をやることを希望していてワタシはそれに抵抗を感じ、妻が
仕事をするしないで随分モメた時期がありました。(具体的には約1年〜2年)
結局、強行突破的に仕事を始めた妻に軍配が上がる形で、子供を預けながら共
働きという生活になりました。

それまでは当然「男は仕事」的な考えのワタシは残業残業の生活でした。共働
き当初は「仕事をするのはあなた(妻)の勝手なので家事には影響がないよう
にしてくれ。」などと考えてましたがそのうち、実際に収入が入るようになる
と残業も減らすようになる。→自分の時間がもてるようになる。→自分のこと
を冷静に考えることができるようになってきました。

やがて冷静に考えて、ワタシがしゃかりきになって残業をやっての収入のみの
年収と、共働きで家事もシェアで二人の収入の合計年収をくらべたら、後者の
方がカラダは楽だし収入も多くなることに気づき始めます。

そこからは考えが変わってくる速度が加速します。実はワタシは料理するのが
好きな方なので、家にいるときの食事や弁当はワタシが担当するようになりま
した。(もちろん、これは今も続いてます。)

ま、こういう過程を経てワタシも家事に参加(?)するようになったわけです。

ここからが本題なのですが、実際仕事オンリーの生活をしてた時期というと、
自分の健康(身体的精神的な健康)には本当に無頓着でした。冷静に自分の事
を考えることができるようになってからは、健康管理もかなりできるようにな
りました。
それまで93キロあった体重を20キロ以上も落とし、毎日運動も積極的にす
るようになり健康面でもかなりのメリットがありました。あと禁煙もし、精神
的健康面ではカンペキとまでは行きませんが、ある程度自分のストレスもコン
トロールできるようにはなったように思います。

いずれも一見、共働きとは関係がなさそうですが、共働きをやったおかげで自
分に時間的、精神的余裕ができ、こういう好循環ができたように思います。
そうなってくると仕事からはだんだんに遠ざかってきます。そのうち「どうし
てこんなに男性の仕事に対する義務感が強いんだろう?」「こんなに勤務時間
が長かったりサービス残業が当たりまえになってるのはナゼ???」と感じる
ようになりました。

この上、世間のだれもが言ってるような大不況!近年、女性で仕事を望む人が
多く、新卒で社会にでる女性も腰掛け的にOLという職業をするのでなく、フ
ルタイムで子供ができても働き続けたいと希望する人が増えています。
どうしてそういう人が仕事に就けないんでしょうか?

いろいろ原因はあるとは思うのですが、大きな原因のひとつにかつてワタシが
持ってたような「男が働いて女は家事を・・・。」と、いうような性別役割分
業的考えが妨げになっているような気がします。

結局家族を養うためにクビを切られる訳にいかない。→多少の無理は仕方がな
い。→サービス残業的労働→勤務時間が延びる。こういう風潮を大きな社会的
な目で見ると結果的に雇用が推進されない。

倒れる寸前まで働く夫に、働きたくても仕事がなくて家にいる妻や、職に就き
たいのに職が見つからない若い世代。→フリーター化(今はフリーターすら厳
しい現状ですが。)→パラサイトシングル化。
国単位で見ても税収が減るんだからいいことがあるわけがない。その上、どの
世代にとってもいいことがない。先が見えない。こういった閉塞感が今の社会
の現状のような気がします。

ま、ワタシは社会を変えてどうこうという力も方法も知りませんので、社会に
対しては無力感を感じてますが、せめて自分の生活は自分で選択して工夫して
いきたいと思います。その上で共働きによって「性別役割分業的な考え」から
「パートナーとともに働き、生活する、家事も仕事も分担」ということに気づ
くことができて良かったと思います。            (完)

□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
7.編集後記 
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
 いよいよワールドカップ開催まであと5日です。横浜国際競技場で試合が行
われる6月9日、11日、13日、30日に競技場周辺で交通規制があります。
車でお出かけの時は、神奈川県警察のホームページ情報を参考にして下さい。
http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0070.htm

 日本も初めてフーリガンの洗礼を受けるわけです。札付きは、水際で阻止で
きても、フーリガンの予備軍は大量に入国してくると言われています。丘の手
地域の方々はくれぐれも注意して下さい。また警備の方も、がんばって下さい。
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「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

2002年05月12日

「横浜オムニバス通信」 24号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」 24号(発行日 2002年5月12日)

         □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □
〜〜〜   □ □1.TaKMiのトピックス   □
  へ □ □ 2.市民活動イベント情報 □
 /  ~\/ \ □ □ 3.横浜耳寄り情報        □
/   / ~\ □  □□ 4.街づくり講座 ★鏑木塾★  □
□□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい □
ヤホー! □□□□□□□  6.おもいっきりしゃべり場 □
ヽ(^o^)丿 □□□○○ □□  7.編集後記      □
ヽ(^o^)丿 U   □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□
j /\ ○○   ○○
  /\

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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

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広報よこはまの区版5月号が、皆さんのところにも届いたころでしょうか。各
区の『個性ある区づくり推進費』での自主企画事業が掲載されていますよね。
じっくりご覧になったことがありますか?各区の個性とは何でしょう?個性を
形作っている区民の意見が反映されているのかしらん。青葉区には今年度中に
コミュニティFM局が開局します。これは、ビッグニュースなんですが、ビッ
グニュースだという認識は区民にはないですね・・・あなたの区の個性を考え
てみませんか?
        
◇24号−お急ぎの方へのご案内◇
1.TaKMiのトピックス     ちらし作成講座をやります。
2.市民活動イベント情報 
3.横浜耳より情報     IT講習会が藤が丘地区センターであります。
4.街づくり講座               ★鏑木塾★が始まります。
5.今、電子自治体がおもしろい
6.おもいきり しゃべり場(第11回)
     
                   (24号の編集担当は小池です)
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.TaKMiのトピックス
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
★☆ちらしをつくろう会☆★

以前から、企画を考えていた市民活動団体むけの「ちらし作成講座」をやっと
開催することが出来るようになりました。

この講座は講義とpcを使ったワークショップとからなります。小人数制ですの
で3コース用意しました。講義は3コース合同で受けてもらい、ワークショッ
プの日程で3コースに分けました。是非ご参加ください 。3コースあわせて
15人を考えています。先着順です。

日時と場所:
 ◎講義(全員合同) 
  講師:柏村 茂 『チラシを作って生き生きした活動を』
       〜チラシづくりのABCをまず聞いてみましょう〜

     5月27日(月)10時〜12時  別館2階第1会議室
     
 ◎ワークショップ(各コース5名ずつ)
  Aコース   
     5月27日(月)13時〜15時半 別館1階プラザ会議室
  Bコース  
     5月28日(火)10時〜12時半 別館2階第1会議室
  Cコース  
     5月29日(水)10時〜12時半 別館1階プラザ会議室
参加費:600円
参加資格:市民活動グループなどで、チラシ作成などの技術を必要とされてい
る人でワード文書作成程度できる人 当日、ご自分のグループで既に作成され
たチラシがあれば持参してください。

申込:名前とコース(第1希望と第2希望)を明記して
 gingerr@mb.infoweb.ne.jp小池まで 先着順です。(5月21日締切)

ワークショップの内容:1.ページ設定 2.ワードアートでタイトルを作る 
3.テキストボックスで 4.図形(オートシェイプ)を加工する 5.イラ
ストを挿入する 6.背景をつくる 7.書式設定のここは覚えたい 8.飾
り罫線を使ってみよう

★☆TaKMi  PCなんやかや会☆★
   PCなんでも相談会です。
第1金曜日と第3土曜日の13時〜15時。
場所は横浜市市民活動支援センター市ヶ尾プラザです。
TaKMiのメンバーがスタンバイしています。
(事前に連絡を貰えると、嬉しいですが…TaKMi@egroups.co.jp )
チラシ作成講座を終了されても、まだまだわからないことがいっぱいあると思
います。そういう時も利用して欲しいです。プラザの2台のPCにホームペー
ジビルダーもやっと!!!搭載されました。ホームページ作成の講座もこれか
ら考えて行きますので待っててくださいね。

 6月の予定  6月7日(金)  13時〜15時
        6月15日(土) 13時〜15時
   
●臨増刊3号アンケートをTaKMiホームページ上につくりました。
5月12日現在 投票数 32票です。順位は?覗いてみて下さい。

[オムニバス通信」アンケートのホームページ
http://www.sanjocity.jp/~yokohama/takmi/enq/enq.cgi


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2.市民活動イベント情報
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TaKMiのHPにイベントカレンダーを付けました。これからそちらとの連
携もかんがえます。
http://www.sanjocity.jp/~yokohama/takmi/calen/calen.cgi

◇◆まだまだ、間に合うイベント情報(既掲載分)

◇22号
★5 5/21 映画「こどもの時間」上映のおしらせ
★6 5/25 「子育てと地域」第3弾
◇23号
★2 5/18 NHKアナウンサートーク
★3 5/19 ひとりで悩まないで
★4 5/19 散歩からはじまる自然観察〜新緑の日吉を歩こう〜
★5 5/20 SLA青葉・元気塾
★6 5/25 市民環境教室「親子で自然観察会」
★7 6/8-6/23 横浜キャンプ村/スペースオルタからのおしらせ
★8 6/14 国際児童文庫協会総会と「講演会」のおしらせ

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◆◇24号 イベント案内◇◆

★6/9 親子で楽しむ環境展

 親子で楽しくちょっぴり体験・実験 身近な環境。
☆電気が見えるかな? おもしろ電池・エコカルタ
☆調べてみよう身近な環境 水質・大気・生物チェック
☆神奈川37市町村のゴミ分別カレンダーチェック 環境に優しいのはどれ?
☆神奈川の自然 ちょっぴり体験
☆何が出来るかな 牛乳パック・ペットボトル 
☆ケナフの紙漉き ケナフの展示

日時:6月9日(日)10−16時
場所:かながわ県民活動サポートセンター 1階展示場
連絡先:神奈川県環境学習リーダー会  Tel/Fax 474-1617(緑区 北村)

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★7/27   つなしま・川べの桃まつり 

 桃の郷、綱島の丘・まち・川辺の緑をビーチウォーク
 散策の後は、バリケン島ビオドープで川辺の自然を楽しみながら交流会

日時:7月27日(土) 9時半〜16時
集合場所:東急東横線「綱島駅」東急ストア前改札口
集合時間:9時半
定員:50名 先着順/定員になり次第締切
参加費:500円(交流会会費を含む)
申込:ハガキまたはファックス
   〒・住所・氏名・年齢・性別・電話番号
主催:カワウネットワーク
共催:港北桃まつり実行委員会
問合せ・申込先:カワウネットワーク 「川べの桃まつり」係
〒223−0053 港北区綱島西2−13−7−308(有)流域法人バク
ハウス内 tel:545-9712 fax:545-9773

**バリケン島の『バリケン』ってなんのことか知っていますか?(小池)
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★6/18「コンセンサス会議の可能性〜市民参加への道を拓く」

日時:6月8日13時半より(17時20分終了予定)
場所:神田、東京電機大学11号館17階大会議室
http://www.dendai.ac.jp/d2_guide/access_index.html

参加費:無料(「コンセンサス会議 実践マニュアル」を配布します)
時間割
13:30〜13:40 開会あいさつ
13:40〜14:10 市民参加の手法−その潮流            
14:10〜15:00 コンセンサス会議/実践マニュアルの解説
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:35 日本で実施されたコンセンサス会議
16:35〜17:20 全体討議

開催趣旨
 私たちの毎日の暮らしは、すべて科学技術によって支えられているといって
も過言ではありません。
その一方で、公害やオゾン層の破壊など、身近なところから地球規模にいたる
まで、科学技術は多くの問題も生み出しました。今、私たちに必要なことは、
どのような科学技術は発展させ、どのようなものは研究や実用化を差し控える
べきかを判断することです。その判断は私たち「市民」こそがするべきではな
いでしょうか?
 私たち「科学技術への市民参加を考える会」は、このような問題意識を持つ
市民が集い、結成されました。私たちは、市民が科学技術について判断をする
方法の一つとして、「コンセンサス会議」という手法を提案しています。この
ほどこの優れた手法を詳細に解説した「コンセンサス会議 実践マニュアル」
を作成いたしました。今回のシンポジウムでは、このマニュアルについてを説
明し、日本での実施事例を題材にしてどのように市民参加を進めるか参加され
るみなさんと考えていきたいと思います。市民参加に関心ある、多くのみなさ
まのご来場を心よりお待ち申し上げております。

お申し込みは不要です。お問い合わせは recpt@kanon.to にでお願いします)

「科学技術への市民参加を考える会」
事務局 東京電機大学理工学部
〒350-0394 埼玉県比企郡鳩山町石坂
http://www.i.dendai.ac.jp/~wakamats/

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★番外編 私の活動範囲でのお知らせです。
     外国人市民への情報伝達支援という分野です。

★5/24 NPOが拓く多言語・多文化社会
−震災7年の神戸からの活動報告−

 日本に住む外国人の人口は約180万人。地域社会は外国人住民との共生とい
う課題に直面しています。阪神・淡路大震災は、その課題を浮き彫りにしまし
た。
 あれから7年4ヶ月。言葉をはじめ「生活条件」が多数者とは異なる外国人
住民に対する「多様性の重視」「少数者の尊重」への取り組みを行ってきたN
PO及び当事者の活動を今回、報告させていただきます。多文化・多民族・多
言語社会づくりに向けた成果と課題をより多くの方と共有し、今後の活動に生
かしていけることと願っています。多くの方の参加をお待ちしています。

日時:5月24日(金)13時−16時
場所:日本財団ビル 2F 大会議室
   (東京都港区赤坂1-2-1)
入場:無料

<プログラム>
(1)多言語による情報提供活動の7年
   報告者:日比野 純一(ツール・ド・コミュニケーション代表)
   内容:◇多言語コミュニティ放送
◇災害時多言語情報発信システム
◇暮らしに役立つ多言語生活情報誌
◇インターネットによる多言語情報の発信
(2)翻訳・通訳センターが地域社会に果たす役割
   報告者:吉富 志津代(多言語センターFACIL代表)
   内容:◇豊かな地域社会を創る翻訳・通訳活動
◇全国に広がる翻訳者・通訳者のネットワーク
◇外国人コミュニティ自立に向けての事業展開
(3)コミュニティづくりの柱としての情報発信
   報告者:ゴンザレス・ギジェルモ(HYOGO LATINO編集長)
   内容:◇スペイン語情報誌「HYOGO LATINO
」◇スペイン語ラジオ番組
(4)NPOを通じた在日外国人支援
  報告者:青柳 光昌(日本財団ボランティア支援部)
  内容:日本財団のこれまでの取り組みとこれからの展望

<問合せ・申込み>
多言語センターFACIL
〒653-0052神戸市長田区海運町3-3-8
たかとりコミュニティセンター内
電話078-736-3040 FAX078-731-6927
E-Mail:facil@nifty.ne.jp
URL http://homepage2.nifty.com/facil/
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◆市民活動イベント情報の募集
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部 E-Mail: TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

◆市民活動団体が事業を企画するなかで、音楽を組み込んだりする時がありま
すよね。どこの市民利用施設でもこういった音楽の入るものを敬遠したり不許
可にしたりしていませんか?趣味の音楽グループが練習場所として市民利用施
設を使うのは会場の利用目的にはそぐわないでしょうが、企画の中で音楽が交
流の媒体のような働きをしているものまで不許可にするのは一考の余地がある
と思います。柔軟な対応が必要な場面で、決定するのは一方的に施設側という
状況を変え、利用する側の人たちも交えてコンセンサスを創っていくようにな
れば良いな・・と考えます。みなさんは、どう思われますか?

□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
3.横浜耳寄り情報
□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
★募集のおしらせ 投稿ビデオ
神奈川県立生命の星・地球博物館より

動物や化石など、様々な分野に興味を持って行動し、自らビデオを撮って楽し
んでいる方々の作品を募集いたします。投稿されたビデオは、審査委員会で決
定の上、当博物館で上映し、広く県民にご紹介させていただきます。

投稿規程
◎ビデオの内容:
1.自然科学および当館の講座などの活動内容で、当館の学芸員が審査できる
  下記の分野を対象とする―動物・植物・化石・地質・博物館活動
2.上映時間は15分程度
3.言語は日本語に限る
4.投稿するテープは、Hi−8もしくはVHS,デジタルビデオに限る
*著作権はすべて投稿者にあります。
◎投稿の資格
 投稿本数は、一人あたり1期1本
◎募集期間
 第1期(4〜6月)、第2期(7〜9月)、第3期(10〜12月)、
 第4期(1〜3月)
◎ビデオの審査
 ビデオ審査委員会で決定する。上映期間は1年間とする。
◎ビデオの返却
 上映が決定したものは、テープをダビングしその後返却します。その際、同
 意書を交わします。採用されないビデオは返却します。
◎応募方法
 投稿ビデオ応募票があります。(各区生涯学習支援センター)
 必要事項を記入し各締切までに郵送か、当館まで持参下さい。
◎応募締切
 各期ごとに、6月30日、9月29日、12月28日、3月30日
◎問合せ:〒250−0031 神奈川県小田原市入生田499
     神奈川県立生命の星・地球博物館 企画情報部情報資料課
     tel:0465-21-1515 fax:0465-23-8846
     e-mail:jyouhou@pat-net.ne.jp
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★体験型授業をする方を募集中です。

神奈川県では、将来の科学技術やものづくりを担う青少年を育成するために、
県内の研究者、技術者等で小中学校で体験型の授業をボランティアで
実施していただく方を募集しています。
詳しくは、
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kagaku/haken/index.htm
をご覧ください。
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★しっていますか? 保健所の名称はなくなりました・・・

横浜市では福祉と保健に関する相談からサービスまでを一体的に対応できるよ
う、福祉部(福祉事務所)と保健所を一つにして業務の再編を行い 1月1日
より「福祉保健センター」を開設しています。保健所は「福祉保健センター」
という名称なんですね… Public Health Center からPublic Welfare and
Health Center に英語名も変りました。青葉区役所の1階には各回の案内板が
英語、中国語、ハングルで表示されています。看板などの表記変更には横浜市
青葉国際交流ラウンジの語学ボランティアや外国人窓口スタッフなどが翻訳協
力をし、架け替えが終わりました。緑区や港北区、都筑区ではどのような対応
になっているのでしょうか…区役所へ行かれたついでに調べてみてはいかがで
しょう・・・。

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★ 冊子案内  「国際港都横浜の都市づくり」
 YOKOHAMA A.D.1859-A.D.2001
横浜開港の年(安政6年1989年)から、平成13年までの横浜の都市づくりが
様々な写真と資料で説明されています。あとがきには、「・・・・都市横浜が
いかなる都市づくりの戦略を持ってすすんできたのか、また行こうとしている
のか、とりわけ、平成2年以降の先駆的・戦略的な取組に焦点を当てて紹介・
・・・」とあります。
発行:横浜市企画局企画調整部企画課 平成14年2月 A4版128頁
定価:1300円
市情報センター、区役所売店などで販売しています。

前市長の先駆的・戦略的な取組を今一度検証し、新市長がどのように取組んで
行くのか判断材料にもなる冊子です。チョット高いですが、読んでみるのも面
白いかもしれません。

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★送迎ボランティア説明会
お年よりや障害を持った方たちをご自分の車や社会福祉協議会の車で、施設や
病院などに送迎するものです。当日は制度の説明やボランティアを求めている
グループの紹介を行います。
日時:5月24日(金)13時半〜15時半
場所:青葉区役所別館2階会議室
申込:電話かファックス(当日受付もOKです)
   青葉区社会福祉協議会まで
   tel:972-8836 fax:972-7519
会費:無料
主催:青葉区送迎サービス連絡会
後援:青葉区役所 青葉区社会福祉協議会
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★青葉区IT講習会―藤が丘地区センター自主事業―
昨年の横浜市IT講習会と同様の内容で開催します。対象は横浜市在住在勤
で20歳以上です。往復ハガキで申しこんでください。
日時:Aクラス
    6月17日(月)、19日(水)、21日(金)、23日(日)
    9時半〜12時半
   Bクラス
    6月17日(月)、19日(水)、21日(金)、23日(日)
    13時半〜16時半
   Cクラス ★6名保育付き
    6月18日(火)、20日(木)、22日(土)、24日(月)
    9時半〜12時半
   Dクラス
    6月18日(火)、20日(木)、22日(土)、24日(月)
    13時半〜16時半
講師:青葉パソコンサポートチーム(APST)
場所:藤が丘地区センター 中会議室
定員:20名(申込多数の場合抽選)
   Cクラスは6名の保育がつきます。
   保育:2歳以上未就学児が対象
      4階分の保育雑費として400円
      保育オリエンテーション6月11日(火)10時〜
      藤が丘地区センターグループ室で
参加費用:1000円
申込:往復ハガキ 講座名「青葉区IT講習会」、クラス名、住所、氏名、
年齢、電話番号、Cクラスの保育希望は「保育」と子供の名前、生年月日
締切:6月3日(月)必着
〒227−0043 青葉区藤が丘1−14−95 tel:972-7021
*駐車場はありません。
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4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  その1
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この講座が始まるきっかけは・・・

神奈川情報ボランティアネットワーク主催のシンポジウム「まちづくりとIT」
(3/23)で鏑木さんが『まちづくり−地域とITの視点から』という講演
をされ、、街づくりについての先進国北欧の事例など、とても示唆に富むお話
をお聞きしました。これからの市民活動や行政との協働は、きちんとしたコン
セプトや方法論を踏まえて進めることが、大切になってくると痛感しました。
横浜オムニバス通信の読者には、街づくりに係わっておられる市民活動の多く
のリーダーや関心をお持ちの方々がおられます。多忙な鏑木さんに「街づくり
講座」の記事を書いて頂きたいとお願いしたところ、快くご了解を頂きました。
『街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆ 』というタイトルで、かなりの期間に
わたって連載をお願いしています。ぜひ質問や意見などもお寄せいただき、双
方向の講座にしてゆきたいと考えています。(多賀、小池) 

■塾長プロフィール■
鏑木孝昭(かぶらぎ たかあき)さんは1982年慶応義塾大学法学部政治学
科をご卒業後、石川島播磨重工業(IHI)に入社され、情報システムの構築
・運用を担当されました。
阪神・淡路大震災のとき、被害者・被災地支援のためのネットワーク「インタ
ーVネット」を構築したことをきっかけに、IHIの要職にありながら、ボラ
ンティア活動を始め、現在は環境問題、市民参加、地域情報化、行政情報の公
開などに取り組んでおられます。
「北欧スタイル・快適エコのすすめ」高見幸子、鏑木孝昭著 オーエス出版社
「ボランティア入門ハンドブック」鏑木孝昭 オーエス出版社などの著書があ
ります。

では、いよいよ鏑木さんに登場していただきます。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 

横浜オムニバス通信読者のみなさま、はじめまして。KDDIの携帯auの宣
伝で全国的に名前が売れた鏑木(かぶらぎ)と申します。いくつかのNGOで
活動し、神奈川では、「神奈川情報ボランティアネットワーク」の代表を務め
ています。
(ホームページ : http://www.monty.konan.yokohama.jp/kiv/)

この団体が主催したシンポジウム「まちづくりとIT」で多賀さんに講演をい
ただいた縁で、オムニバス通信で『街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆ 』を
掲載させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

この講座は、ぜひ双方向のものにしていきたいと思っております。

「神奈川情報ボランティアネットワーク」は、全員が目的を共有しその目的に
邁進するグループではありません。「神奈川」を大事にする人々がITを利用
してゆるやかにつながり、年に1,2回のシンポジウムと、シンポジウムの回
数X3回くらいの飲み会をするところです。それぞれの活動をしている人々が
活動をシェアする場であると言ってもいいでしょう。ですので代表も「えらい
人」ではなく「雑用係」なのです。

「それぞれの活動」と申し上げましたが、では鏑木はどのような活動をしてい
るかと申しますと、キーワードは、実は「北欧」なのです。

北欧は地方分権が進み、人権にも環境にも深く配慮し、市民参加がもっとも進
んだ国々です。市民活動は地域のレベルが大事ですなことはもちろんですが、
世界が非常にせまくなった今、地域の問題は世界の問題に直結します。解決へ
のヒントを探し続けると、北欧にたどり着く人は多いと思います。

鏑木はスウェーデン発祥の国際環境NGO,ナチュラル・ステップの日本法人
の理事であり、デンマーク生まれの市民参加の手法を日本に適用するNGO
「科学技術への市民参加を考える会」の事務局長です。多少クサイ言い回しに
なりますが、わたしたちが平和に、幸せに暮らせる社会をどう作るか考えてい
った結果、この2つの活動に行き着いたのです。どのような活動をしているか
順次ご案内させていただきます。

鏑木の切なる願いは、自分たちの問題から出発し、北欧までたどりついてしま
ったこの経験を、多少の知見もたまっておりますのであわせてこの講座で横浜
のみなさまとシェアリング(共有)させていただき、学んでいただけることが
あれば学んでいただき、地域の視点からの積極的かつ建設的な批判をいただき
鏑木もブラッシュアップするです。

先進事例の北欧と、愛する土地横浜が出会い、高めあう場所のひとつになって
いければすばらしいと思っています。この双方向のやりとりから、新しい横浜
のまちづくりのプロジェクトができたら最高です。ぜひ、さまざまな意見・質
問・批判を kabu@ops.dti.ne.jp にお寄せいただきますようお願いします。

今後とも、よろしくお願いいたします。次回は、まずEUモデルの話をします。


□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――
5.今、電子自治体がおもしろい (13)    青葉区 中谷英世
□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――

   〜ITサポートセンター、地域ITリーダーの必要性〜

昨年度、国のIT講習推進特例交付金545億円により全国の自治体が一律に実
施したIT講習会の受講者は550万人。横浜市でも10万2000人にのぼります。
総務省の報告では女性や高齢者の関心が高く、東京都・神奈川県では1.3倍〜
1.5倍とかなりの競争率。しかし、本当に講習会が役に立ったのか、どのくら
いの受講者がPCを活用しているのか、横浜市市民局の担当者に聞いてもどう
も国から降って来た事業を受身で処理してるだけでその評価が明確ではありま
せん。
◆総務省のHPに重要な報告があります。「住民へのIT機会の提供等のあり
方に関する検討委員会報告」これは臨時増刊3号で多賀和幸さんが「今年度の
横浜市のIT教育」で詳しく紹介されています。
http://www.soumu.go.jp/it/020125.pdf
(このPDFが開かない場合は次のページから試みてください。
http://www.soumu.go.jp/it/index.html)

報告のポイントは、
(1)IT講習会だけでは不十分。(2)受講者は継続的に助言、指導など、
適切なサポートをしてくれるリーダー的な存在を求めている。(3)幅広く地
域住民と交流がもてるようなサポートセンターのような「学習の場」の必要性
を強調しています。このため自治体の社会教育施設、地区センター、図書館、
学校、庁舎など公的施設を活用したボランティア参加によるへルプデスク機能
のある「IT学習プラザ」の開設のためにIT拠点化推進事業の補助金を用意
し、積極的促進を求めております。

◆そこで、今年度のIT講習会はどうなるのか、各区に配布した50台のPCは
どう活用するのでしょうか?
国は今年度は緊急雇用創出特別基金を活用して、各自治体が上記の報告の趣旨
を生かしたIT普及事業を推進すること求めています。「地域住民のIT活用
能力向上のサポート体制を構築する事業」が推奨事業例と明記されています。

◆IT講習会の次にやるべきことは、明確です。
東京都北区では情報化推進センター(http://www.netcity.kita.tokyo.jp/hoku4)
を拠点にしITボランティア活動が始まっており、NPO団体北区情報化推進
協議会(http://npo.kitaku.net/)が自分達の地域の情報化に自主的に取り組
んでいます。
また、三重県では北川知事の推進で「みえIT市民会議」が設置されNOP団
体DCs地域情報化推進センターの認定(2001年227名)をうけた三重
県民「IT教師/地域情報リーダー」が活動を開始しました。
http://www.dcs.gr.jp/mie/gaiyou.htm

◆横浜市はどうか?
市民局はIT講習会を各区に任せて実施することにしましたが、総括と反省の
上で新たな方針があるとは思えません。
TaKMiの多賀さん梅里和平さん千葉恭弘さんの報告でも明らかなように、
港北区や緑区など殆どの区は従来型の業者に委託したIT講習会を前年どおり
進めるだけのようです。しかし、僅かに青葉区や鶴見区都筑区には新たな動き
があります。
●青葉区は13年度に生涯学級「わたしもパソコン教え隊」開催し、IT講習ボラ
ンティアを養成。PC支援団体APSTが組織されました。 地区センター自主
事業として、APSTが運営する講習会を実施。13年度と同じ教材を使用。
講習料1000円有料。しかし、これとは別に緊急雇用創出特別基金による業者委
託の講習会も平行して実施するが、こちらは無料。 並存は悩ましいですね。
ただ国の事業終了後の息の長いボランティア参加を織り込んでいるようです。
● 鶴見区の講習会は業者委託の講師に昨年募集した情報ボランティア37名が
アシスタントとして参加し、地区センターで地域のIT教育を行うようです。
5ヶ所の地区センターに10台づつPCを配布するとの情報も聞きます。
●都筑区ではIT講習会の新しい情報は得られませんでしたがTaKMiの王
子全主さんから「都筑区のホームページの中に区民の手作りページの開設を予
定していること。その企画・取材・ホームページ作成に意欲のあるボランティ
アを募集」していることの情報が提供されました。行政のHPを市民参加で進
める新しい試みです。
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/new_info.html#new_09

◆しかし、横浜市では、国の報告書に指摘されたような、ITサポーターが継
続的なヘルプが可能なIT学習プラザを市民参加で進める発想は見受けられま
せん。
青葉区民会議は現在その設置と幅広いボランティア参加を求めて区の担当者と
折衝を始めました。
◇PC50台の有効利用はかり、市民グループへの貸し出しなど前向きに進め
  ること。
◇10台のPCを常設した施設を早期に開設し市民サポータで運営すること。
◇IT講習会検討過程を全て区民にオープンに情報提供すること。

中田新市長が全職員へ向けて発信したダイレクトメッセージ「変えるのは、皆
さんです」には「市民のための市政へ向けた変革」が明確に求めれれています。
どのようにそれが具体的なものとなるのか、市民参加のITサポートもその一
つとして、注目しましょう。その為には市民も提言し話し合い協働する努力が
必要でしょう。
梅里和平さんもTaKMiメーリングリストで提案しています。
 ◎IT以外のコミュニケーションも活発になり地域の活性化に繋がる。
 ◎鼠算式に地域のIT教育の組織化が可能になる。
 ◎地域のホームページ、メーリングリストの開発が可能になる。
 ◎生涯学習、助け合い、不要品交換などの地域通貨の導入への道が開ける。

◆皆さんの地域はどうでしょうか。積極的な情報提供と意見を求めます。

最後にIT講習会受講者のためのフォローページを2、3ご紹介します。
http://www.naruhodo.net/it/
http://www.us-ex.com/it-h/
http://www.portnet.ne.jp/~haya-ki/web/
http://www.city.sanjo.niigata.jp/public/eazymeet.html

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6.おもいっきり しゃべり場 オンライン・シンポジウム第11回 
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   男女共同参画社会と市民活動         青葉区 小池由美

市民活動という分野でボランティアをやって10年ほどになります。それ以前
の活動は自分の趣味範囲であったような気がします。社会や行政を視野に入れ
ての活動として自覚して初めて、市民活動とよべるのでしょうね。私は専業主
婦ですが、主婦という職業は社会的なボランティアに関わる分野をたくさん内
包しています。アメリカでは企業理念の中にフィランソロフィーとして予算も
つけて社員教育?の中にボランティア活動が組みこまれています。企業人が、
どんどん学校や地域に参加してきますね。企業も単にボランティア精神だけで
学校に来ているとは思えませんが、現実にはたくさんの企業人が地域や学校へ
出て来ます。

日本では、ボランティア活動のマジョリティは女性でしょうか・・市民活動を
やっていると、地域で頑張ってきた?女性陣とリタイヤした企業男性陣といっ
た構図で反目があったりすることに遭遇します。結果や成果を予測しないよう
な企画の進め方にいらだつ男性陣。10時に始まる予定の会議が5分過ぎても
全員揃わなかったらそれだけで、不機嫌になる男性陣。やってみて、だめだっ
たら違う方法を考えても良いじゃない…なんて思っている女性陣。それぞれの
持ち味を生かして活動をすれば良いのになと考えていました。会社で培われた
企画力や運営能力、社会性、と、子育てや家庭運営で身につけた臨機応変さ、
柔軟性などがよくいわれることです。これらを男女特性なのかと思っていたの
ですが、男女共同参画が進めば、そうとはいってられないですね。

まちづくりを一方的に担ってきた行政に対して、市民が参画しようとした場合
市民活動を進める人に必要とされる資質は、単に『男女共同参画社会を目指そ
う」ということで養われるのでしょうか… 

                  
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7.編集後記 
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総会のシーズンですね。昨日もひとつ総会を済ませました。我が「横浜丘の手
市民活動ITサポートプロジェクト(あああ、長い)TaKMi」もそろそろ
総会を開く準備を始めます。6月には開催できるんだろう…と思います。読者
の皆さんでこの際会員になっても良いな…とふと思ってしまった人、開催日程
はお知らせをオムニバス通信に載せますから来てみて下さいね…。

横浜の市民活動グループの緩やかなネットワーク 『わ』創り連の北部4区の
情報交換・交流会も企画中です。世話人を私(小池)がやっています。
7月7日(日)に「たなばた会議」と称してやります。次号あたりで呼び掛け
たいと思います。Jot it down.

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「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/