2002年04月28日

「横浜オムニバス通信」 23号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」 23号(発行日 2002年4月28日)

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◎        □ □ □
‖<[三三三三三  □ □1.TaKMiのトピックス   □
‖<[@)3333巛   □ □ 2.市民活動イベント情報 □
‖<[@)333巛   □ □ 3.横浜耳寄り情報        □
‖ □  □□ 4.横浜丘の手便り  □
‖ □□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい □
‖ □□□□□□□  6.おもいっきりしゃべり場 □
‖ □□□○○ □□  7.編集後記      □
‖ □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□
ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿 ○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
 

Wie herrlich leuchtet Mir die Natur!
Wie glaenzt die Sonne! Wie lacht die Flur!
燦然と  自然は輝く!  太陽は燃え!  野原は笑う!
                          (多賀 訳)
とゲーテが「五月の歌」で歌った一年中で一番美しい季節がやってきました。
リュックを背負って、登山靴を履き、残雪と新緑の山を歩きたいものです。
さて皆さんはゴールデン・ウイークには何処にお出かけでしょうか?
丘の手のイベントも面白いものがあります。ちょっと覗いて見てください。
        
◇23号−お急ぎの方へのご案内◇
1.TaKMiのトピックス
  臨時増刊3号発行
2.市民活動イベント情報
  丘の手の8つのイベント情報
3.横浜耳より情報
   子育て、仲間づくり、自分史、街並みコンテスト、歴史講座など
4.横浜丘の手便り
   おやすみ
5.今、電子自治体がおもしろい
  e−デモクラシー
6.おもいきり しゃべり場(第10回)
   『男女共同参画社会基本法から考えると』  
                   (23号の編集担当は多賀です)
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1.TaKMiのトピックス
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★1 臨時増刊3号の発行
「横浜のここを変えよう」意見募集に寄せられた意見や提言を本日発行しまし
た。中田市長にも読んでもらうことになると思います。

●臨時増刊3号アンケートをTaKMiホームページ上につくりました。

「オムニバス通信」アンケートを市民の意見の最後につけています。
「オムニバス通信」アンケートのホームページ
http://www.sanjocity.jp/~yokohama/takmi/enq/enq.cgi
において各意見に対して賛成される項目に投票をしていただく仕組みです。
是非投票をトライしてみてください。これは国や市町村の政策などに対する
インターネットによる国民投票や住民投票にもつながってゆく仕組みです。

●今年度の横浜市のIT教育(緑区 多賀 和幸)のURLの修正

総務庁のホームページに掲載されている「住民へのIT機会の提供等のあり方
に関する検討委員会報告」  http://www.soumu.go.jp/it/020125.pdf
のURLが開けません。
 http://www.soumu.go.jp/it/020125.pdf でなく
 http://www.soumu.go.jp/it/      から開いて下さい。

★ ちらし講座を計画しています。決まり次第お知らせします。


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2.市民活動イベント情報
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◇◆まだまだ、間に合うイベント情報(既掲載分)
◇21号 
★5 5/5 鶴見川流域「こども風のまつり」
◇22号
★3 5/3 創造と森の声2002プレイベント
★4 5/3 みどり・発見と交流のウオーク
★5 5/21 映画「こどもの時間」上映のおしらせ
★6 5/25 「子育てと地域」第3弾
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◆◇23号 イベント案内◇◆

★1 5/5 えこだ太陽公園フリーマーケット&子どもの日スペシャル

日時:5月5日(日)10時〜15時あたり
場所:荏子田太陽公園(荏子田3丁目青葉保育園の裏)
   雨天中止

イベントがたくさん!!丘の斜面に鯉のぼりがたくさん泳ぎます。
故郷自慢の屋台、ミニバラコンテスト、子どもたちようにゲーム、
落書きコーナー、やきとり・・・

主催:荏子田おやじの会 http://oyajinokai.hoops.ne.jp/

問合せ:大島 ohk@dd.catv.ne.jp

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★2 5/18 NHKアナウンサートーク

NHKアナウンサーによる、放送番組に関する旬の話や取っておきの話しを通
して地域のみなさまにもっとNHKを知っていただき、交流を深めていくもの
です。今回のトークは武田真一アナウンサーです。

「ニュースの最前線から〜キャスターとして、ジャーナリストとして」

日時:5月18日(土)13時半開場 14時〜15時半
場所:山内地区センター 3階集会ホール(定員250名)
参加費:無料 ただし入場整理券(事前申込)が必要です。
申込:ハガキに、郵便番号、住所、名前、電話番号、参加希望人数
   応募多数の場合は抽選
宛先:〒231−8324 NHK横浜放送局
   「NHKアナウンサートーク」係
締切:5月8日(水)必着
主催・問合せ:NHK横浜放送局
       211−0418(平日10時〜18時)
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★3 5/19 ひとりで悩まないで
「非行」を考える親たちのつどい in かながわ

日時:5月19日(日)13時〜16時
場所:地球市民かながわプラザホール
(JR根岸線本郷台駅から3分)
第1部:オープニング のむぎ平和太鼓
    記念講演   能重 真作氏 「親の立場から、子どもの立場から」
第2部:かながわ「非行」と向き合う親たちの会 発足会
資料代:700円

主催:「非行」と向き合う親たちの会(かながわ準備会)
問合せ:のむぎ地域教育文化センター内 樋口(Tel 961-6696)

参加自由です。我が子の非行に困っている人、これからに不安を抱いている人
は、実はとても多いのです。悩みを共有して、智恵を出し合い、子どものため
に親として、教師として地域の共同の子育てとして何が出来るのか、子どもた
ちをめぐる様々な問題について考えたいと学習会が企画されました。

地球市民かながわプラザ
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/plaza/

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★4 5/19 散歩からはじまる自然観察〜新緑の日吉を歩こう〜

日時: 平成14年5月19日(日) 9:30〜12:30 小雨決行
場所: 東横線日吉駅改札口集合(9:30)
内容: ゆっくりみんなで散歩しながら、街の中の自然観察をしませんか?
    知っていそうでまだまだ知らない、そんな日吉の自然に出会えるかも。
ちょっとしたお散歩気分でお気軽に御参加ください。
費用: 200円
持ち物:昼食、飲み物、あれば双眼鏡、虫メガネ、図鑑など。歩きやすい服装
   でお越しください。
定員: 20名
主催: NaturesBasket (Nacs-J自然観察指導員)
問合せ: TEL./FAX.045-789-2611(金成(かなり))

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★5  5/20 SLA青葉・元気塾
      〜生きがいと自立を求めて〜

サードエイジを地域で元気に生きるために、お互いに勉強しあい、身体を動か
し、自分を表現しあいませんか!!
この元気塾は、午前のひとときを、ゆったりと気楽に過ごせるサロン風な集い
になればと願っています。

毎月行事がありますが 5月のものをお知らせします。
「ウォーキングのよろこび」
日時:5月20日(月)
   9時   受付
   9時半  ガイダンス
   10時半 出発
   12時半 現地解散 
集合場所:青葉区役所別館会議室

主催:関東SLA協会青葉会
雨天の場合:「自分のウォーキングルートつくり」をテーマに会議室でトーク
をします。
定員:30名
参加費:500円
申込:横山 tel:961-3297
山下 fax:962-0837

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★6  5/25 市民環境教室「親子で自然観察会」

日時: 平成14年5月25日(土) 10:00〜14:00 雨天決行
場所: 寺家ふるさと村 (田園都市線青葉台駅からバス「鴨志田団地」下車)
内容: 昔ながらの美しい田園風景が残る寺家ふるさと村で,自然とのふれあ
    いを体験します。講師:吉武美保子氏(NPO法人よこはま里山研究所代
表)ほか
定員: 小学生とその保護者,15組(1組当たり2〜4人)
申込み: 5/7(火)までに,所定の申込用紙に必要事項を記入の上,郵送かFAX
  でお申し込みください。なお,申込用紙は,氏名・住所・電話番号・FAX
番号を記入し,ハガキかFAXで御請求ください。
(申込用紙請求先:〒231-0017中区港町1-1横浜市環境保全局事業推進課5/25
「親子申込用紙」まで)
主催: 横浜市
問合せ: 環境保全局事業推進課 TEL.045-671-4107,FAX.045-224-6627
備考: 横浜市環境月間事業のプレイベントです。

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★7 6/8-6/23 横浜キャンプ村/スペースオルタからのおしらせ

6月8日(土)16時〜22時
 パーティー・フォー・キック Part1
6月9日(日)映画上映
 「ザ・カップー夢のアンテナ」英語・日本語字幕
6月12日(水)
 記録映画「越前和紙」と紙すきに出会うゆうべ
6月15日(土)14時〜17時
 サッカーボールをもって『西アフリカおはなし村』にあつまろう!
〜横浜キャンプ村ピース・ボール・メッセージ・パーティー〜
6月23日(日)
 記録映画「アイヌの結婚式」とアイヌ民族に出会う夕べ

問合せ:スペース・オルタ気付 472−6349(佐藤)

■『西アフリカのおはなし村』
21号でお知らせした、大阪の国立民族博物館から江口一久さんが来ます。
参加費は海外からの来浜者はカンパ、国内居住者は1000円

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★8  6/14 国際児童文庫協会総会と「講演会」のおしらせ

日時:6月14日(金)青山にある東京ウイメンズプラザ 視聴覚室にて
     (表参道より徒歩3分) 

10:00〜10:45 国際児童文庫協会総会
10:45〜11:00 コーヒーブレイク
11:00〜12:45 江口一久氏講演と
       ジョセフ・ンコシと河辺知美両氏によるアフリカンドラムと
       マリンバの演奏

講演演題「昔話が語られる社会」
〜西アフリカおはなし村より〜

人と人の話のやりとり、ふれあいの楽しさ・大切さを
西アフリカのフルベ族に伝わる昔話を通して
おはなし村語りベの江口村長が語ります。
アフリカンドラムとマリンバが奏でる
「大地のリズム」が心地よく響きます。

★どなたでも参加できますが、文庫会員以外の方は、参加費として1200円
いただきます。

■■■アフリカンドラムの2人のプロフィールです

★ジョゼフ・ンコシ(Joseph Nkosi)
 南アフリカを代表するマリンバ(木琴)奏者。
 アフリカ、ヨーロッパを中心に世界各国で演奏し、
 リズミカルでスピード感溢れる演奏は各地で賞賛を受けている。
 使用する楽器は手作りのもの。

★河辺知美
 アフリカパーカッションバンド「レギレギ」メンバー。
 西アフリカの太鼓ジェンベを演奏。
 関西を中心に活躍中。

■■■江口一久氏のプロフィール
  1942年京都生まれ、言語民族学者。
  現在、国立民族学博物館民族文化研究部教授。
  67年より西アフリカにて言語民族学の研究を行い、1年の3分の1を
  カメルーンで暮らし、文字を持たないフルべ族に語り継がれる民話、フ
  ルべ族の言語研究の一人者として知られる。ここ十数年、中国を訪れる
  ほか、北米としの多民族社会のフィールド・ワークをおこなっている。
  主な
  著書に「北部カメルーン・フルべ族の  民間説話集」「アフリカ最後
  の裸族」「ことば遊びの民族誌」絵本「男と四人のおよめさん」など。

尚、講演会と演奏会の詳細は、国際児童文庫協会へお問い合わせください。
Tel/Fax  903-1744
e-mail: makie56@mac.com, maskeiko@fn.catv.ne.jp

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◆市民活動イベント情報の募集
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部 E-Mail: TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

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3.横浜耳寄り情報
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★募集  子育てサポーター

託児施設ではありません。親子で遊んだり、学んだりする子育て支援施設で
す。子育てサポーターは、日常的に親子を見守り、話し相手となる子育ての
パートナーです。

条件:資格は特に無し きもちがあれば
   ボランティアとしての募集です
   サポーター連絡会 つき1回開催予定
新規サポーター説明会 
   5月16日(木)13時〜 港北区社会福祉協議会 対面朗読室
   5月31日(金)10時〜 同上

専任アドバイザー
   伊志嶺 美津子(関東学院大学人間環境学部・人間発達学科教授)
   大豆生田 啓友(関東学院大学人間環境学部・人間発達学科専任講師)

問合せ:NPO びーのびーの
tel:439-7447 fax:439-7448
http://www.bi-no.org
              
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★ためして実践!地域にデビュー    青葉区生涯学級
  ふれ合って楽しい仲間づくりをしませんか

第1回 5月14日(火)10時〜13時 
     ウォーキング  
第2回 5月21日(火)10時〜12時
第3回 5月28日(火)10時〜12時
     この2回をオリエンテーションとグループづくりに
     テーマは、防災、福祉、まちづくり、暮し方再発見
第4回 6月4日(火) 14時〜16時
     公開講座
     「今日このごろ考えること」 作家・精神科医 なだ いなだ氏
第5回 6月5日(水) 
     ワークショップ
第6回 7月1日(月)13時〜16時
     Tea & Talk

定員:25名
参加費:全回通し 1500円
    公開講座のみは300円 申込時に明記
申込:ハガキまたはファックス
   講座名「ためして実践」 郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号
締切:4月25日(木)定員に満たない場合はその後も受け付けます
問合せてください!!
問合せ:青葉区役所地域振興課生涯学習支援係
    ふれあい学級「ためして実践」
    tel:978-295 fax:978-2295


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★会員募集中

港北自分史の会
・自分史を書いてみませんか…
  自分について越し方行く末をみつめて
   忘れがたい出来ごと、友達、家族の思い出
    旅をして紀行文に
     日常のささいなことをエッセイ風に
・楽しいお喋り染ませんか…  「はなそう会」

例会:毎月第1金曜日13時半〜16時半
場所:綱島地区センター
会費:月1,500円
文集『あしあと』を年2回発行

はなそう会は隔月第4金曜日13時半〜16時半

問合せ:原 公房 kimimoch@xg7.so-net.ne.jp

「港北の丘」タウン情報にも掲載 http://kouhoku-hills.com/

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☆コンテスト募集
花と緑の街並みコンテスト

*対象となる花や緑
 市民団体などによって管理されている花壇や、お隣同士の連続した生垣や植
 え込みなどのまとまった花や緑で、一般の方々の目にふれるものです。
 (1軒だけのお宅や過去5年以内に当コンテストに入賞した緑は対象になり
 ません)
*応募方法
 応募用紙に必要事項をご記入の上、下記までお送り下さい。写真がある場合
 は同封してください。(写真はお返しできません)
  〒222−0033 港北区新横浜2−7−17 KAKiYAビル4F
   (財)横浜市緑の協会 花と緑の街並みコンテスト係
*締切
 7月31日(水)消印有効
*選考・発表
 9月下旬から10月にかけて、候補地を審査し5件程度を{花と緑の街並み
 賞」として表彰します。また受賞地には標識を設置していただくとともに、
 管理団体には表彰状・記念品の贈呈を行う予定です。また、来年1月に季刊
 誌「みどり新年号」などを通じて広く公表します。

問合せ:横浜市緑の協会 緑化推進課 Tel 476-6009 コンテスト担当
 
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★丘の手 催し物 
春期歴史講座 「横浜の歴史」特講
横浜アンダーグラウンドヒストリー
 
横浜のはるかな地中の歴史をかたります。
第1回 6月25日(火)縄文時代
    五千年前の都筑ー縄文貝塚を掘るー 坂本 彰
第2回 7月2日(火)弥生時代
    大塚遺跡を語る          小宮恒雄
第3回 7月9日(火)中世
    称名寺境内発掘報告        鹿島保宏
第4回 7月16日(火)近代1      
    市域における発掘の歴史      今井康博
第5回 7月23日(火)近代2
    アンダーグラウンドから見た都市横浜の近代  青木祐介

講座時間:14時〜15時半
会場:横浜市歴史博物館 研修室
定員:55名(全5回受講できる方)
参加料:2,500円 (教材費)
応募方法:往復ハガキに住所・氏名・電話番号・年齢・「横浜アンダーグラン
ドヒストリー」と明記して、「横浜市歴史博物館 学芸課」まで
締切:6月10日
結果連絡は締め切りご1週間以内に

主催:横浜市歴史博物館 
   〒224−0003 都筑区中川中央1−18−1
   http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/

☆余談 第4回の講師 今井康博さんは青葉区生涯学習支援センターの
今井さんのパートナーの方です。

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4.横浜丘の手便り 
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今回もお休みします。
これから“藤の花”や“さつき”や“あやめ”が美しい季節になります。例年
より2週間も見ごろが早そうですが、はな情報をお寄せ下さい。

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5.今、電子自治体がおもしろい 
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今回はこのシリーズは中谷さんが、パソコンのやりすぎで肩を痛めお休みにし
ます。
臨時増刊3号の横浜市長への提言で「横浜e−デモクラシーの提案」を私が書
きましたが、小池さんに「“e−デモクラシー”といわれてもなんのことやわ
からへん」といわれました。中谷さんの代役として、専門家ではありませんが
“e−デモクラシー”の説明をしてこのコーナーのお茶を濁したいと思います。

 ★ “e−デモクラシー”ってなんや?     緑区 多賀 和幸

 e-デモクラシーは、インターネットという新しいコミュニケーションの手段
を利用した、民主主義の理念をより身近に実現するためのツール(手法・道具)
であり、行政における意思決定の過程に住民が参加し、住民、専門家、行政に
関わる人々が対等な立場で議論を展開していく場とその取組みを言います。
(三重県のHPから http://www.pref.mie.jp/KOHO/plan/e-demo/index.htm)

e−デモクラシーは電子政府や電子投票などのように、現行のサービスや現存
する制度の電子化と一般に理解されているが、ITのデモクラシーへの影響は
もっと根本的なものだ。e−デモクラシーの最大の特徴は政治・行政がガラス
張りになることとデマンド(市民)サイド重視である。(三重県版“e−デモ
クラシー”は保守王国をどう変えるか 石川幸憲 中央公論5月号)

うんん・・ひょっとすると今や救いようがないと思われている政治・行政が変
わるかもしれないという希望を持たせてくれそうではないですか。三重県の北
川知事は、県職員の意識改革、県庁の仕組みの改革をやり、最後の仕上げに、
県民も含めた県政全体の改革の改革に“e−デモクラシー”というツールを使
おうと考えているようです。
しかし問題は県民が舞台に上がってくれるかどうか、また上がったら上がった
で、きちんとした議論が出来るかどうかということが課題になっています。
何しろ、お互いに分っているのが、当たり前という遺伝子をもった民族ですか
ら、ちがっているという事を前提とした話し合いを行う文化は育たなかったわ
けです。
それにメールというツールを使って議論をして、曲がりなりにも合意に達する
というトレーニングはビジネス・スクールでも行かなければ身に付くものでも
ありません。『なぜ、メールは人を感情的にするか』(小林正幸)という本が
話題になっています。メールという感情も表情も分らないメディアがなぜ人を
感情的にするかは、想像や妄想を膨らませる余地が大きいからだそうです。
このような限界もある“e−デモクラシー”ですが、そこを知って使えば、新
しい政治や行政への市民参加の強力なツールになります。また県民や市民の自
己責任が問われる時代になったと言えるとおもいます。

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6.おもいっきり しゃべり場 オンライン・シンポジウム第10回 
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 『男女共同参画社会基本法から考えると』 緑区 側島文夫

 私の場合は、このテーマで尻込みしていたのではなく、単に時間がないから
だったのですが、多賀さんからご依頼がありましたので書かせていただきます。
 さて、今さら、男女共同参画社会基本法について取り上げるのもおかしいの
ですが、この機会に調べてみたこともありご勘弁ください。

 この男女共同参画社会基本法(以下、基本法と略称します)は、憲法の保障
する基本的人権のひとつである、憲法14条1項「すべて国民は、法の下に平等
であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又
は社会的関係において、差別されない」の中の「性別による差別禁止」につな
がりその指針として制定されたもので、平成11年6月23日に公布施行されまし
た。
 基本法の前文には、憲法のうたっている差別禁止を進めるにはなお一層の努
力が必要なこと、少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化等への対応でも男
女共同参画社会の実現が緊要な課題であること、そのような状況下、男女共同
参画社会の実現が21世紀の最重要課題であると位置づけ、社会の全分野で男女
共同参画社会形成促進施策の推進が重要であることの認識が示されたうえで、
基本法は、男女共同参画社会の基本理念を明らかにし、国・地方公共団体・国
民の取組を総合的、計画的に推進するために制定された旨うたわれています。

 基本法には、男女共同参画社会の形成に関し5つの基本理念が規定されてい
ます。1)性別による差別的取扱いを受けないなど人権が尊重されること、2)社
会制度・慣行が性別による固定的役割分担の考えを反映し男女の社会での活動
の選択に影響することのないよう、できる限り中立なものにすること、3)国、
地方公共団体の政策や民間の方針決定に男女が共同して参画する機会が確保さ
れること、4)家族を構成する男女が協力して子の養育、家族の介護等に役割を
果たし、仕事などの活動と両立できるようにすること、5)国際的協調の下に行
うこと、の5つです。
 基本法は、国に、これらの基本理念にのっとった男女共同参画社会形成促進
施策を総合的に策定実施する責務を課し、地方公共団体には、国の施策に準じ
た施策とその区域の特性に応じた施策を策定実施する責務を課し、さらに国民
には、職域、学校、地域、家庭その他の社会のあらゆる分野で基本理念にのっ
とり男女共同参画社会形成に寄与するよう努めなければならないとしていま
す。

 以上の基本的施策として、国と地方公共団体は、それぞれ男女共同参画基本
計画を定めて公表することになっています。国は、平成12年12月12日付けで決
定し公表しています。なお、横浜市の場合は、今年2月に横浜市男女共同参画
審議会の答申が出ていますが、まだ基本計画は公表されていないようです。
 ところで、基本法は、「男女共同参画社会の形成」を定義して「男女が、社
会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活
動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及
び文化的利益を享受でき、かつ、共に責任を担うべき社会を形成することをい
う。」としています。「自らの意思によって…参画する機会が確保」となって
いますので、必ずしもどの職場にも男女同じ比率ということではなく、比率は
結果に過ぎないということになります。
 私は、この男女共同参画社会基本法の施策を全面的に支持する者で、男女共
同参画社会のできるだけ早い実現するのを望むばかりです。

(注)法律の条文や男女共同参画基本計画については、次をご参照ください。
法令データ提供システム http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
内閣府男女共同参画局  http://www.gender.go.jp/

 男女共同参画ということに関連し、ごく最近、私の職場で起こっていること
を紹介させていただきます。私の勤める銀行では、少数の総合職の女性と多数
の一般職の女性がいますが、1年ほど前に一般職社員の着ていた制服を廃止し
ました。この結果、女性社員の外見からは総合職と一般職を見分けることはで
きなくなりました。私の属する法務室の主な仕事は、業務上の法務リスク管理
で、具体的には銀行内からいろいろな法務問題の相談にあずかることですが、
女性からの照会事例も結構あります。その際、2、3電話なりメールでやり取
りをすれば、相談者の知識の程度や能力はだいたい分かるものでして、これに
は男女差は特にないように感じています。有能な一般職の女性がいて、そのセ
クションでは総合職の男性から頼りにされている状況もよく見ます。当たり前
のことですが、男女の違いや女性の総合職一般職の違いからではなく、その個
人の能力から違いは生じるのですね。
 総合職と一般職の違いは、仕事の質ではなく転勤がありうるかないかという
待遇面の差に過ぎないと思いますし、そのうち、男性の就職希望者が転勤のな
い一般職を選ぶようになる例もでてくるでしょう。そういえば、通勤で利用す
る地下鉄銀座線で女性の車掌の車内放送に時々出会います。

 就職活動について古澤暁子さんが書かれたことからも、着実に男女共同参画
社会に向かっていることがうかがえ、大いに期待しています。望むらくは、そ
の進行が加速されることでしょう。いうまでもなく、それに寄与するのが私た
ち国民の努めでしょう。

以上
                  
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
7.編集後記 
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――

やれやれ、なんとか空いたコーナーの隙間が埋まりました。明日から本格的な
休暇に入ります。ITなどはきっぱり忘れて、自然の中に飛び込んできます。

確か、シドニーやバンガロールにも読者がおられます。オーストラリアやイン
ドの春の便りも聞かせてください。オムニバス通信に掲載したいと思います。
そういえばBS2でインドからの生中継もいまやっています。
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「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
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「横浜オムニバス通信」 臨時増刊 3号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"
「横浜オムニバス通信」 臨時増刊 3号(発行日2002年4月28日)

――<D.若き市長へのエールと期待>―――――――――――――――――
 
★10 日本改革は横浜から 市政刷新、中田新市長に託す
    “脱横浜都民”、“区への分権”に共感    青葉区  J.K

■ウンザリ市政
「もう“ウンザリ”、早く変わって欲しいな」というのが横浜市長選挙を控え
ての偽らざる気持ちだった。
高秀前市長が登場した12年前はバブル絶頂期。横浜経済を握るミナトに着目
して意欲的な開発事業を計画、推進してきたのは、さすが建設次官まで務めた
行政手腕だと、素直に評価しよう。
しかし当選の翌年には戦後経済を支えてきた土地神話が崩壊、93年には非自
民政権が誕生した。95年の阪神大震災で安全神話も崩れ去り、あとはご存知
“日本病”。それでもミナト中心の大事業は進む。
オリンピック立候補はさすがに取り止めたものの、今度はW杯だ。
東京都知事選に続き、長野・栃木と続いた一連の“プロ”、“相乗り”敗退の
知事選の流れをどう見ていたのだろう。有権者は臨港開発やダム建設など大型
プロジェクトやハコモノ行政に飽き飽きしていたのではなかったか。
人口急増の北部横浜、社会資本の立ち遅れ
青葉区に"移住"してから25年になる。東京都内への通勤者のベッドタウンと
して私鉄沿線に発展してきた横浜北部は、青葉区を中心に、人口だけは政令都
市並みの100万人近い一大住宅地帯となった。
ただ社会資本の立ち遅れは覆うべくもなく、交通混雑や文化・スポーツの公共
施設不足などに悩んでいる。
"移住"世代も老齢化し、"高齢者福祉"が急浮上している。
しかしながら徒らに行政に頼るのは避けたいという、シャイでリーズナブルな
市民意識が強く、最寄駅に出るための満員の通勤バスにも「我慢、我慢」、訪
問サービスの民生委員にも、つい「余計なお世話」と無愛想な応対するのも、
この地域の人々ではある。

■隣接諸都市との住民サービスに格差
さて横浜市の公聴の一翼を担う市民組織「青葉区民会議」の委員として6年前、
市政に多少の関わりを持つようになって驚いたのは、住民サービスの面で隣接
諸都市と、かなりの格差があることであった。
大災害が起きた場合、生活や行政の情報を住民に伝えるのに必要な、街頭スピ
ーカー、「同報無線」網が全くなく、いざとなったら広報車かボランティアの
自転車で廻るしかない。こんなのは、この周辺では横浜市だけらしい。災害情
報の収集では自治体としては日本いや世界に冠たる設備があるというのに・・。
放置自転車もそうだ。お隣の川崎市では、余裕のあるところは歩道でも駐輪場
を設けて対応しているのに、横浜市では、駐輪禁止の建前にこだわり、“放置”
が増えるばかり。これといった知恵もないまま、政令都市でただ一つ、対策の
ための全国組織にも入らず、横浜モンロー主義を貫いている
違法駐車に至っては駅前交番の前でも、お巡りさんは知らぬ顔の半兵衛だ。
県警に聞くと青葉署の警察官1人当りの人口負担は県警平均より5割も多い
1300人。「警察官の配置が人口増に追いつかない」が言い訳だが、一寸警
告だけでもしてくれりゃあいいのに。
ちなみに横浜市の12年度市民意識調査によると、市政に対する要望の1位は、
殆どの区が“福祉”なのに、青葉区は“交通”だ。
交通政策は市政の重要課題。県警との連絡を良くしてね。

■青葉区独立論?
“青葉区独立論”というのをご存知だろうか。市政を論じる時、揶揄を込めて
囁かれる言葉である。横浜は現在18区、等分に1億円ずつ配分される「区づ
くり推進費」を人口別に配分せよという要望に始まり、“特別区”にせよ、人
口27万の“独立市”に、旧港北区(北部4区)による政令指定都市はどうだ。
さらには「お遊びに“青葉共和国”でも作るか」というものまである。
「区への分権」
中田さんは、選挙戦の第一声で「区への分権」を訴えた。
横浜はミナトだけはない。独特のバランス感覚で、広い横浜の地域の特徴を生
かした市政を、という思いからか。それとも政策立案に携わる"カンナイ"のお
役人の奮起を促したのか。
第一声ではさらに、情報公開も含めた市政構造改革論、市長の多選批判。歯切
れがいい。しかし言葉を選びながら訴える、気配り振りは、国政への理想と国
会の現実に悩みながら“無所属”を貫いた“したたかさ”の証明か。

■有権者は正直
中田勝利は北部4区に止まらず、ミナトの外縁、金沢、栄も勝利で覆い、神奈
川、戸塚の東海道筋も接戦。北と似たような悩みを抱えているのだろうか。
今回の選挙を"青葉区の乱"と報じたマスコミがあったが、皮相的だ。横浜の地
図に選挙結果を落として見れば、答えは一目瞭然、ミナトのツケだ。

■脱“横浜都民”
中田選挙で聞かせたのは「横浜都民はやめよう」であった。
マスコミ用語の“何とか”都民は、実はコメントが必要だ。
所謂“横浜都民”は北部だけでなく、市内住宅地の何処にでもいる。その大半
は自らのふるさとを求めて“移住”してきた人々である。
多忙で地縁感覚も薄く政治的には“無党派層”と受け取られるが、自らの責任
で生活拠点を選択しただけ、ふるさと志向は強く、政治的関心は高い。
政治的差別用語とも受け取れる“横浜都民”というこの言葉を、青葉台出身の
中田さん自身は、ひょっとして苦々しく思いながら育ち、政治家への志を育ん
で来たのではなかろうか。
横浜市長選挙では、今回から不在者投票制度が緩和され、勤め人には大変便利
になった。このため青葉区での不在者投票は、前回の3.6倍の6171人に
達した。政治的インパクトが起きれば頼まれなくても投票所に行く。これが青
葉区の投票率を10%、市全体では5%も引き上げたのではなかろうか。
今年の市民意識調査によると、この5年間に新たに市民になった人は、“横浜
都民”と限らず、36%に上る。人口動態も急激に変化しているのだ。

■推薦候補決定で予備選の勧め
それにしても相乗り市議団はお粗末であった。身近な利害が絡む首長選挙では、
与党は候補者本人が出馬辞退するまで付き合わざるを得ないのか。危機感が欠
如した惰性のお付き合い選挙では勝てない。市会最大の自民党よ、つい1年前
の総裁予備選で小泉さんを推したエネルギーは何処に行った。
僅か半年前、お隣の川崎市長選で四選阻止の反面教師があったのに。
小泉首相が中田さんに会って5万票減ったと党本部に抗議したという報道があ
ったが、自分たちは何をしたのだろう。市民のニーズを吸い上げられない硬直
化したお付き合い推薦では、政治は活力を失うばかりだ。
推薦決定は幹部の談合でなく、予備選で決め方がよりマシだ。
各党とも予備選をするようご忠告申し上げたい。党勢拡張にもつながろう。
面目を保ったのは民社党県連の分裂派ばかりであったが、出陣式に中田応援に
駆けつけた、国会野党の若手議員の鈍感なのに驚いた。国会の“ごたごた”を
取り上げて与党攻撃、「改革、改革」と叫ぶばかり。何処にぶつけていいのか
分からない地元横浜市民の“閉塞感”がちっとも分かっちゃいない。

■直前の出馬表明で油断誘う?
従来的な選挙戦術から見ると、候補の動きなど事務所に聞いてもわからない。
電話作戦も支持者任せといった中田選挙はメチャだった。
それでも横浜市民は新人中田に軍杯を挙げた。脱政党の風というのだろうか。
だが待てよ。今回の勝利は無党派層の勝利というより、高秀陣営の危機感が欠
落した相乗りの惰性選挙が原因との見方も強い。中田出馬の噂は前からあった
が、直前の表明で相手の油断を誘うという計算もあったかもしれない。選挙運
動が長引くと事務所の借り上げ費だけでも大変な出費だ。

■日本改革は横浜から 国政のリーダーに将来を期待
中田さんは日本新党出身だが、新進党の解党以来、民主党にも入らず、無所属
を通した。保守系の自治会長にも支持者が多く、一昨年の衆院選では、首相秘
書官を務めた自民候補を、鎧袖一触の大量得票で三選を果した。
若いながら政治感と行動力は抜群。IWC=国際捕鯨委員会で各国と渡り合う
など国際感覚も養い、新進党時代、かっての自民党の若手暴れん坊集団“青嵐
会”顔負けの活動もし、テレビにもしばしば登場した。
しかし市長就任後の発言を見ると、意外と慎重な姿勢。徒らに先を急いでトラ
ブルを起こすタイプではなさそう。
大丈夫。前外相とも、長野県知事とも苗字は全く反対の「中田」だから。
戦後の横浜は東京を意識しながら、左右に揺れ動いてきた。
在任中、市民の視線で実績をあげ、国政への発言力の確保に努めるといい。
横浜市長を2期8年務めて国会に戻っても、まだまだ若手だ。政界はリーダー
不在のまま、なお低迷を続けているかも知れない。その時中田さんは地方政治
の実績と知名度が大きな支えとなり、ユニークな存在になるだろう。
君は若い。ロマンを忘れず、力を蓄えよう。横浜から日本を変えよう。

中田さん、改革も良いが、あせると真紀子さんのようになる。来年には相乗り
の市会の選挙もある。
当分総論で行き、じっくりボタンの押しどころを研究したらよい。

右肩上がりの時代のお役人は、皆夢を持っていたが、この頃は諸事マニアルの
ように「検討、検討」「本部に伝えます」だ。

最後に言いたい。「中田さん、何時までもロマンを忘れるな」
竹林の凡人、隠居ジャーナリスト

高秀市政の手法は東京五輪、大阪万博などなど、右肩上がりの60〜70年代
の発想と同じではないか。東京湾臨港開発や愛知万博の計画縮小をどう考えて
いたのだろうか。

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★11 中田新市長を迎えて           戸塚区 林

劇的な選挙を経て、中田新市長のもと新しい横浜市がスタートしました。
役所内の旧体制や議会との軋轢なども予測されますが、恐れず、ひるまず、と
らわれず、市長の市民に対する想いを実現してもらいたいと思います。

さて、これからの横浜市ですが、まず財政が厳しい状況下で、中田市長は公約
である積極的な情報公開と、NPOや民間との協同・協力をはかりながら施策を
推進されるのでしょう。
その結果、積極的な市民参加、さらに言えば市民主導のまちづくりが求められ
ます。つまりこれまで見られた「行政まかせの体質」から、「市民が主体で行
うまちづくり」への体質改善が必須となるでしょう。

選挙中、中田市長は公約として「市内分権」を掲げました。そもそも、地方分
権の基本的な考え方とは「市町村ができることは独自で行い、できないことを
県に、県でもできないことを国に補ってもらう」ことです。横浜市で言えば、
まず区で実施し、できないことを市でカバーするシステムを目指すことと、私
は理解しています。

これからは「横浜市に何をしてもらえるか」ではなく「横浜市になにができる
か」というスタンスでいきましょう。そして「まず、私たちの地域から」です
。自ら提案し、実施していくこと、これは必ず新市長は受け入れてくれると思
います。今はまさに横浜市が大きく変わるチャンスの時です。皆さんとともに
実践していきたいと思います。

このようなメールマガジンを通して、お互いを高め刺激しあう機会になればと
祈念しております。

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◆◇「オムニバス通信アンケート◇◆

各意見に対して、読者のアンケート調査をお願いいたします。

「オムニバス通信」アンケートのホームページ
http://www.sanjocity.jp/~yokohama/takmi/enq/enq.cgi
において各意見に対して賛成される項目を投票いて下さい。

1)参考になった記事、面白かった記事の回答欄をチェックして「回答する」
  ボタンをクリックして下さい。
2)複数回答は可能ですが、連続投票は反映されません。
 (1ユーザ1回の投票が可能になっております。)

□□―――――――――――――――――――――――――――――――――
3.編集後記
□□―――――――――――――――――――――――――――――――――

 多くの意見をお寄せいただいた市民のかたがたに感謝致します。この提案を
どのような形で整理するかは、編集部のほうでも結論がでていません。むしろ
市民のかたがたから寄せられた、中田新市長にかける期待と、思いを直接読ん
でいただきご判断頂きたいと思っています。
これらの提案や意見などについて、ご意見のある方は下記メールアドレスまで
お送り下さい。
 
「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
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2002年04月14日

「横浜オムニバス通信」 22号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」 22号 (発行日 2002年4月14日)

*   VV * □□□ 1.TaKMiのトピックス  * □
WWW □ □ 2.市民活動イベント情報 □
WWWW □ * □ 3.横浜耳寄り情報        □
WWWWWW* □  □□ 4.横浜丘の手便り  □
WWWWWWW □□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい □
\ 桜 / * □□□□□□□  6.おもいっきりしゃべり場 * □
  | | *  □□□○○ □□  7.編集後記      * □
| |* * □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□
*************** ○○   ○○

(ё_ё) 散ってしもた・・・
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm


春があっという間に通りすぎてしまいましたね。成瀬街道の八重桜も悲しいほ
どあっけなく、この間の強風で(私は狂風と言いたい!)花を落としてしまい
ました。日本に帰ってきてからずっとこの強風に頭に来ている。こんなに風の
強いところも無いもんだ。でも、風に負けずにオムニバス発行するぞ。
                      
◇22号−お急ぎの方へのご案内◇
1.TaKMiのトピックス
  速報「横浜北部のIT普及状況最新情報 緑区がトップに」
2.市民活動イベント情報
  丘の手の6つのイベント情報と大阪の情報
3.横浜耳より情報
   高齢者のIT講習会、自然観察指導員募集、出版物案内2件
4.横浜丘の手便り
   いかだで遊ぼう谷本川実行委員会スタート
5.今、電子自治体がおもしろい
  〜情報公開と市民参加〜 中田新市長効果
6.おもいきり しゃべり場(第9回)
   「男女共同▲社会の実現に向けて!」  
                   (22号の編集担当は小池ですよ) 

□――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.TaKMiのトピックス
□――――――――――――――――――――――――――――――――――

速報「横浜北部のIT普及状況最新情報 緑区がトップに」

4月3日、横浜市は昨年度調査した横浜市民意識調査の結果を発表しました。
その中で「市民生活とインターネット」調査を特集しています。

横浜市民のインターネット世帯利用率は60.2% で大都市平均43.3%(12年度
総務省調査)を大幅に上回っています。

区別では緑区(81.7%)が、トップに踊りでました。以下
2位−都筑区72.4%、3位−西区68.5%  4位−栄区67.4%、5位−青葉区67.3%、
6位−中区66.2%  7位−金沢区64.4%、8位−港南区63.0% 9位−旭区61.3%
10位−保土ヶ谷区60.9%、ここまでが平均値を上回りました。
港北区は11位で59.9%でした。

一方、磯子区40.9%、瀬谷区46.0%が低く、最高と最低の比率差が41ポイント
もあります。
個人利用率も緑区がトップ、三菱総研の昨年の調査では青葉区が日本一でした
が、いずれにしても横浜北部3区がIT化最先進地域である事は間違いありま
せん。(中)
http://www.city.yokohama.jp/me/kikaku/chousa/ishiki/13/13-index.html


□□―――――――――――――――――――――――――――――――――
2.市民活動イベント情報
□□―――――――――――――――――――――――――――――――――

◇◆まだまだ、間に合うイベント情報(既掲載分)
◇21号 
★1 4/6-28 恩田の谷戸で、森づくり 
      まだまだこれからのイベントがあります。
★2 4/24 民家園むかしばなし
★3 4/17 やすらぎコンサート
★4 4/21 北の『森づくり』
★5 5/5 鶴見川流域「こども風のまつり」
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◆◇22号 イベント案内◇◆

★1 4/18 講演会 南米再訪
 長い海外赴任生活特に南米での生活を経てリタイアされた講師が、昨年3月
「南米アンデスを旅する」と題して講演されました。
チリ、サンチャゴ、ペルーなどの地理、文化遺産、歴史やペルーの前フジモリ
大統領についてのお話など、あふれるほのど知識と暖かい人柄が、会場を魅了
しました。
 今回ボリビア赴任のため再訪した南米の印象、南米から見た日本、などを短
期帰国の間をぬって語ってくださいます。
日時:4月18日〔木〕午後2時から4時
場所:青葉国際交流ラウンジミーティングルーム#1
講師:角井信行氏(東京外大スペイン語科卒 コスタリカ ペルー、チリに通
   算14年半勤務)
参加費:無料〔飲物あり〕
定員:30名
主催&申し込み:横浜市青葉国際交流ラウンジ
tel:971-2040 fax:971-0260
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★2 4/27 たんぽぽ広場
日時:4月27日(土)午前10時〜11時30分
会場:中山地域ケアセンター
対象:3歳まで
内容:人形劇、うた、ゲームなど
定員:40名(抽選)
申込み:正午〜午後2時までに電話で八朔乳幼児保育園
    (Tel 934-0746)へ(土日を除く)
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★3 5/3 創造と森の声2002プレイベント

韓国の美術家と一緒に韓紙(韓国の手すき紙)と小枝を使って
森にオブジェを作るワークショップや、竹の楽器や民族楽器を
奏でる体験コーナー「音の広場」などで楽しみます。

日時:5月3日(祝・金)10時〜15時
会場:横浜動物の森公園予定地(緑区三保町)
「ワークショップ/先着30人」予約制
申込み:豊田(Tel/Fax 935-4065 wakatan2@pa.catv.ne.jp
主催:創造と森の声2002実行委員会
共催:緑区役所
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★4 5/3 みどり・発見と交流のウオーク

新緑あふれる約7kmのコースです。
日時:5月3日(祝・金)午前9時に中山小学校跡地に集合(雨天決行)
コース:旧中山小学校〜県立四季の森公園〜横浜動物の森公園予定地
〜梅田川〜新治市民の森(愛護会の特製豚汁に舌鼓)
定員:500人(予約優先・当日受付あり)
申込み:4月30日必着でハガキに参加者全員の住所・氏名・年令・
電話番号を書いて、緑区生涯学習支援係「みどり発見と交流のウオーク」
担当まで(Tel 930-2235 Fax 930-2242)へ *ファックスも可
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★5 5/21 映画「こどもの時間」上映のおしらせ

「子どもの時間」は、自主保育のドキュメンタリー映画です。
親は子どもに、生きる強さを伝えなければならない・・・
今はそんな時代ではないでしょうか?
子ども本来が持っている力を引き出す子育てを考えたい!
さらに、子どもは、先輩ママや地域の人々の間で育てていきたい!
「地域ぐるみで子育て」に賛同してくださる現役ママとそのこどもたちはじめ、
多くのかたがたに見ていただきたいと、映画上映会を、開催いたします。
当日会場においでください。

対 象: 子連れ親子など、どなたでも。 
日 時: 5月21日(火)第1回 10時半〜 第2回 13時半〜
場 所: 青葉公会堂講堂
入場料: 大人ひとりあたり200円

主催:リーチ・ハンズ・ママ(RH−ママ)
共催:青葉区社会福祉協議会「青葉子育てのびのび広場」
後援:青葉区役所

http://homepage2.nifty.com/TaKMi/eigakai/index.html

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★6 5/25 「子育てと地域」第3弾

日時:5月25日(土)13時半〜16時
場所:もえぎ野地域ケアプラザ
申込:小池 gingerr@mb.infoweb.ne.jp
主催:交流広場「たまりん場」

2月の交流広場「たまりん場」交流会では、今年のテーマ「子育てと地域」か
ら、多くの課題が出されました。今後同じテーマで定期的に会合を開きます。
具体的に何ができるのかを先日第2弾として話し合いました。異年齢交流の場
の確保や、子育てグループ同士の交流会の開催、子育てに関する支援情報の一
元化、必要な情報を受発信するためのメディアなど、具体的に出来ることから
始めたいと思います。第3弾ではケアプラザという場を使ってどのようなこと
ができるのか?それぞれ具体的な独自のプランを持ち寄って話合いたいと考え
ています。コンなことができるんじゃないかな・・・アイデアをお持ちの方は
是非いらしてください。

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★7 4/29 仲間からの・・チョット遠いけど、面白イベント情報
 休み中に関西へ帰る人は行くことが出来るんじゃないかしら…

『雑穀畑ワークショップin民博(みんぱく)』

太陽の光を沢山浴びて土の栄養をふんだんに吸収したモロコシ・ヒョウタン・
オクラ・ゴマなど、西アフリカからやってきた栽培植物は日本のものよりずっ
と大きく生命力に満ちています。そんな雑穀の持つ魅力を体験すると同時にこ
れらの植物を通して西アフリカの世界も学ぶことが出来ます。
日時:4月29日 13時半〜15時半
民博・第3セミナー室参加無料
申込:名前、年齢、住所、郵便番号、電話番号+雑穀畑WS参加希望
   ohanashi@idc.minpaku.ac.jp

民博=国立民族博物館
http://ohanashimura.minpaku.ac.jp/

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◆市民活動イベント情報の募集
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部 E-Mail: TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
3.横浜耳寄り情報
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★私の見た市長選挙コンクール

目的
私たちのくらしを明るく幸せにする、よりよい政治が行われるために選挙を行
っています。今回、緑区では、お子様の時から選挙に関心を持っていただくた
め、選挙をテーマにした絵を募集します。3月31日横浜市長選挙のことなど
を描いて応募してください。優秀作品は、表彰や展示を行います。

応募
●絵のテーマ
 選挙のテーマで、市長選挙の出来事などを絵にしてください。
●応募できる方
 緑区在住の小学生までの児童(3月31日に小学生以下)
●絵の大きさ
 画用紙八つ切り 382mm×271mm B4サイズまで
 絵の裏に住所、氏名、生年月日、電話番号を記入 応募作品は原則として返
却致しません
●受付
 4月8日(月)〜30日(火)
●受付方法
 1.郵送:〒226−0013 緑区寺山町118番地
      横浜市緑区選挙管理委員会事務室宛て
 2.持ちこみ:緑区役所3階 緑区選挙管理委員会
●問合せ
 緑区選挙管理委員会事務室 tel:930-2212 fax:930-2209
●優秀作品発表 6月下旬頃通知が届きます
●展示 8月頃に展示会を予定
    優秀作品賞ほかを予定
              
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★横浜市IT講習会  高齢者対象講座が開かれます!! 
お見逃しなく・・・

対象者:満65歳以上
受講料:無料
講習期間:1講座4日間全16時間
講習時間:10時〜12時   13時〜15時
募集人員:1講座定員15名(旭区は10名)
講習内容:1.パソコンの基本操作
     2.簡単な文書作成(ワードの基本操作)
     3.インターネットの利用
     4.電子メールの送受信
レジュメ:横浜市作成の「パソコンはじめの一歩」を無償提供
受講会場:市内老人福祉センター

申込方法:申込先 
     〒221−0063 神奈川区立町20−1
     (財)横浜市老人クラブ連合会
        事業課 (tel:433-1256)
応募方法:往復ハガキに自分あての住所などを書いて
     会場・日程・住所・氏名・年齢・電話を記入
募集期間:4月10日〜4月23日
注:1人1通 応募者多数の場合は抽選 返信用ハガキで受講可否をお知らせ
します。 1人1講座の申込です。

会場:港北区
    菊名寿楽荘   5月21日(火)〜24日(金)
   緑区
    緑ほのぼの荘  5月28日(火)〜5月31日(金)
   都筑区
    つづき緑寿荘  6月4日(火)〜6月7日(金
   青葉区
    ユートピア青葉 8月13日(火)〜16日(金)
全区で実施されます。上記以外は問合せてください。
(財)横浜市老人クラブ連合会 事業課 (tel:433-1256)  
 
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★第312回NACS−J 自然観察指導員講習会・神奈川 申込のご案内
   自然を守るボランティアリーダー

期日:5月31日(金)〜6月2日(日) 2泊3日(雨天決行)
会場:神奈川県立「芦ノ湖キャンプ場」
対象:満18歳以上で、2泊3日の講習会全日程を受講できる方
   自然観察指導員として、地域の活動を進める意欲を持った方
   *既に自然観察指導員として登録している方は受講できません。
費用:参加費 35,000円 NACS−J会員は30,000円(受講料、初年度登録
費、宿泊費、食事を含む。会場までの交通費は自己負担です)
受付期間:4/1〜4/26
参加希望者は「実施要項」の基づく参加申込が必要です。
要項請求先:〒224−0045 都筑区東方町1352
      細野純人 
      氏名、性別、年齢、住所、tel/fax
返信用封筒
     (定型長3 90円切手貼付+請求者の宛先・住所をつけて)

主催:NACS−J(財)日本自然保護協会
   グリーンタフ 神奈川自然観察指導員連絡会
     http://www.seaple.icc.ne.jp/~murata/gtafu/html 

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★4/21 2002緑・芸術祭
  「ユースフェスティバル」企画・運営スタッフ募集

  音楽・ダンスのフェスティバルを11月に開催します。
内容:(1)広報スタッフ(イベントのPR等)
   (2)舞台スタッフ(舞台設営・運営等)   
   (3)美術スタッフ(チラシ・ポスターの作成、舞台装飾等)
対象:30歳代まで 
   *活動が夜間の場合もあり、中学生以下は不可
説明会:4月21日(日)午後2時30分
    または24日(水)午後7時30分
申込み:緑区生涯学習支援係(Tel 930-2236 Fax 930-2242)へ

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★出版物のご案内1
「都筑区 統計要覧」が出ました。(都筑区役所で配布)
 発行 都筑区役所総務課 平成14年3月

この統計要覧は、各種統計資料をもとに、都筑区の現況を分かりやすく紹介し
た冊子です。
人口・面積、産業などの定番のほかに、生活と環境や福祉、文化施設、市税、
選挙など 他区との比較(全市統計資料との比較など)をながめていると、北
部4区の特性が見えてきます。また、都筑区だけの特徴も随所にあります。
「緑」や「公園」という項目をみると、ああやっぱりな・・と羨ましくなりま
す。自動車台数なんかも、おもしろいです。是非自分の目でご覧になって、
「我が区」はどうなっているのか…考えてみるのも今の時期大切かなっと思い
ます。

都筑区役所HP
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/

参考:
横浜市の統計情報(人口ニュース、年齢別人口、町別世帯と人口など)が毎
月更新されて、HPに掲載されています。
http://www.city.yokohama.jp/me/stat/index.html

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★出版物のご案内2

アメリカの学校と地域を結ぶ 「学校ハンドブック」
―ニューヨーク州エッジモント学区ブルーブック全訳―
  2002年3月 発行T-GAL(Think Globally, Act Locally!)
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/1078
問合せ:shuppantgal@yahoo.coljp
定価:500円
 (財)横浜市国際交流協会の助成により作成

「地域と学校の連携は、世界各地で教育課題解決の主要な方策となっている。
地域社会が学校と教育責任を適切に分担し、子どもたちの教育活動に関わる大
人のコミュニティを創造することが必要である。その具体的な方策は、地域ご
との豊かな素材や環境に合せて個性的に進められていて良い。―中略― 
地域・学校・家庭に連携がかけ声ではなく、具体的な行動に変る時に 何から
始めたら良いかを考える時に、地域に開かれた学校にしたいときに、PTAが
学校と地域のかけ橋になるときに、応えてくれるものとなっている。」
(序文より)

横浜市に海外から戻ってくるいわゆる「帰国子女」(小学生、中学生)と呼ば
れる児童・生徒の総数の4分の1が青葉区に転入してきます。都筑区に戻って
くる数も増えてきています。日本の教育制度に驚き、子どもや自分自身の逆カ
ルチャーショックから地域を見なおし、どうしたら海外でやっていたように、
地域の住民が教育に関わることができるのか・・・ 答えをこの冊子を全訳す
ることからみつけられたのではないでしょうか。  T-GALの今後の活動に注目
です。 
 
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4.横浜丘の手便り
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今日から、「いかだで遊ぼう谷本川」の実行委員会がスタートしました。私も
実行委員の1人として参加。1989年に「あおばく・川を楽しむ会」主催で
第1回を開催し、今年でなんと、14回目です。その後、1995年からは地
域で自然を愛するまちづくりのグループや川づくりのグループで実行委員会形
式に変り、工夫をしながら今日に至りました。さて、今年は7月20日海の記
念日に開催することに決まりました。 
今日の実行委員会には高校生が2人参加。計画段階で高校生が入ってきた!!
「まちづくり」に興味を示してこういったものへ参加してくれる地域の若者た
ちに大いに期待したいものです。オムニバス通信が若者へ届くような工夫が必
要だと思いました。

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5.今、電子自治体がおもしろい(11)     青葉区 中谷英世
〜情報公開と市民参加〜 中田新市長効果
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中田新市長の公約はオープンな行政、情報公開と市民参加ですが、その効果が
早くも、徐々に現れ始めました。
◆先回は、始めて明らかになった横浜市のIT戦略案を紹介しましたが、この
案が提出された横浜市高度情報社会懇談会=通称IT懇談会の情報を7万ペー
ジに及ぶ横浜市の迷路のようなHPから探すのは、これまでは、至難の業でし
た。しかし、先週末、企画局ホームページのTOPに3月28日第3回懇談会
開催がNEWSとして、とりあえず掲載されました。
(http://www.city.yokohama.jp/me/kikaku/index.html)
肝心のIT戦略案や会議の中身の情報は何もありませんが、こうした会議が開
催されていること、過去の2回の会議の議事録は不十分ですが提供されていま
す。
また、企画局組織表からの情報アクセスが変身、これまでのワールドカップ推
進課とプロジェクト推進課2課だけだったのが、果然、企画局の11課の全て
が情報を掲載しはじめました。
(http://www.city.yokohama.jp/se/department/kikaku/index.html)
◆しかし、最も市民向けに情報を積極的に公開しなければならない市民局のH
Pはいまだ、改善の兆候が見えません。昨年11月に閉幕した筈のトリエンナ
ーレが今だ表紙のTOPを飾っています。
(http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/index.html) 
18課の内、アクセスできる課は僅か5課。市民情報課さえもアウトです。
(http://www.city.yokohama.jp/se/department/shimin/index.html)
特に、私たち市民団体に一番かかわりのある市民活動を支援推進する情報には
、市民局のページからはアクセスできないのです。
◆11年3月堀田力さんが委員長として2年半かけて纏めた横浜市市民活動推
進検討委員会報告書〜これは市民活動と行政の協働のあり方を示した素晴らし
い提言で、市民活動推進条例の制定、市民活動支援センター開設の基盤になっ
たものですが、これを読むためには検索を重ね迷路を迷い大変な努力をしない
とたどりつけません。まるで、読ませたくないかのようです。
この報告書には市民活動の役割、行政と協働する意義などが明快に記され、と
くに情報公開について、「協働にあたっては,市民活動と行政はともに,その
基本的情報を社会に開示して,市民が誰でもその情報に接して内容を確認する
ことができるようにしておく必要がある。」と強調しています。
やっと見つけたURLです。是非お読みください。
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/houkokusho.html
市民活動と情報公開を重視するのであれば、市民局の表紙に位置付けて然るべ
きだと思います。
◆折角の情報公開と市民参加の理念は今は、失われています。皆さんは市民活
動推進について市長に意見具申する推進委員会があること、だれが選ばれどん
な活動をしているかご存知でしょうか。
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/616/001-1.html
横浜市広報2000年6月号に「市民活動推進条例 7月1日から施行」の記
事の「情報の公開も」の項目の下に、「市民活動推進委員会を設置し、それら
の活動に必要な事項の審議や意見具申を行っていきます。」とあります。しか
し、この広報記事以降、これに関する情報は全く見当たりません。
何方が委員でどんな意見を高秀市長に具申しているか、全く公開されていない
のです。
私どもは最近、市民局に情報提供を求め、初めて6名の委員と議事録のコピー
を手にしました。委員はいずれも市民活動では知られた方々です。
なぜ、委員さんたちは審議状況の情報公開をしていないことを高秀市長に指摘
もせずにその座にいたのでしょうか。市民活動にかかわるものとしてその資格
と見識を疑います。情報公開は行政だけでなく市民側にも責任があります。
◆「市民活動と行政はともに,その基本的情報を社会に開示して,市民が誰で
もその情報に接して内容を確認することができるようにしておく必要がある」
情報の受発信は高度情報社会の基本的人権であることを改めて認識して貰いた
いと思います。(中)


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6.おもいっきり しゃべり場 オンライン・シンポジウム第9回 
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「男女共同▲社会の実現に向けて! 」       都筑区  三浦純子

と、堅苦しいタイトルをつけたので、読むのもだるくなってしまうと思います
から、まずは クイズで気分を変えてみましょう。

問題
ある優秀な外科医のところに、急患が来ました。患者を見ると、外科医の子供
でした。外科医は、一生懸命に手術を施しましたが、不幸にも子供は亡くなっ
てしまいました。その後、葬儀の時に弔問客の一人が、子供の父親に向かっ
「一生懸命手術されたのに、お亡くなりになって、残念ですね」と声を掛けま
した。すると、父親は「いえ、私は 手術をしておりません」と答えました。
なぜでしょう?

答えは、次号!だと、イライラする人もいるかと思うので、すぐに言います。
「外科医は子供の母親だったからです」 いかがですか?
「優秀な外科医=男性」のイメージありませんか?私は、外科医が父親で、こ
どもは息子のイメージを持ってしまいました。(バイクで事故した)まったく
勝手な思い込みですが・・・。

このクイズは、、『課外授業 ようこそ先輩 田嶋陽子 「女らしさ 男らし
さってな〜に?」』のビデオで田嶋さんが自分が卒業した小学校で授業を行っ
たときに使ったものです。(フォーラムよこはま等で借りれます)そして、子
供達は、男の仕事、女の仕事の枠を取り払って、自分のやってみたい仕事をイ
メージして行くのです。とても良い内容です。
私も、小学校で田嶋さんの授業を受けていれば・・・、将来の夢がお嫁さんな
どということも無かっただろうに。白馬の王子様も現実には現れなかったし、
王子様探しの時間を勉強に当てていたら、さぞ立派な人になっていただろうに
なぁ。と思います。よって、今「ジェンダーフリー」をテーマとして学び直し
ているんですが。そして、子供達には自分が興味のもった事をチャレンジでき
るパワーをもってもらいたいと願っています。(注:自分が果たせなかった夢
を子供に押し付けているのではなく、子供全般への希望です。自分の人生は自
分でがんばりますので)

ジェンダーフリーと出会ってからは、街中の何気ない会話が、やたらと、神経
に障ってしかたがありません。例えば、おもちゃやさんで、子供が「これがい
い」と選んでいると、「好きなの選びなさい」と言ったはずの大人達が「それ
は、ダメよ、女の子のおもちゃだから」とか言われているのを聞くと、「好き
なの選びなさいと言ったんだから、好きなの買って上げればいいのに」と思っ
てしまいます。この様に、社会から刷り込まれる社会性は、現在では「ジェン
ダーバイアス」の掛かったものが多いです。(随分と減っては来ていますが)

よって、前回、多賀さんが尋ねていましたが、
>ジェンダーの考え方で育てた子供たちの遊び方は性別がないのかどうかと
>いうことです。

●いくら私が「ジェンダーフリーな社会は素晴らしい」と子供に語ってもこど
もから「じゅんちゃん、そうは言っても、まだまだ世の中、男の子と女の子と
分けてる事の方が多いよ」と言われているのが、現状です。

確かに、こどものおっしゃる通り。
しかし、どっちの方が生き易いか、自分で考えて選択をしてもらいたいと思っ
ています。そういった、選択が少しでも増えて行く社会を私は望みます。親戚
のおばーちゃんが、「嫁」として生きてきた人生の話を聞くたびに、涙が出て
しまいます。これからは、そんな人種差別を少しでも無くして行きたいと思っ
ています。
そして、自分自身が暮らし易いと思える社会に向けて、少しずつでも行動でき
れば、なんだかいいなぁ。と思っています。

TaKMi  のパワフルな行動力には、びっくりしている半面、素晴らしいと思い
ます。横浜から社会を変えて行ければいいですね。
私も、がんばろう。男女共同▲社会の実現。                        
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7.編集後記 
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昨日、交流広場「たまりん場」交流会で呼びかけた「子育てと地域」第2弾を
開催しました。さまざまな立場と年齢の人が集まって、課題を共有することに
始まりお互いの思いを話合いました。従来市民活動に必要なものとして言われ
ている「ひと、もの、かね、場」に加えて、今1番必要とされているのは「情
報」だとつくづく感じました。市民は公的な情報と、民的な情報の両方をバラ
ンス良く取り入れることでより充実した生活を送ることが出来ます。市民活動
団体が責任を持って情報提供できるよう、TaKMiはIT支援をやっていき
たいと思います。
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「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

2002年04月06日

「横浜オムニバス通信」 臨時増刊 2号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

「横浜オムニバス通信」 臨時増刊 2号 (発行日2002年4月6日)

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   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 
  □ □                        □
  □ □ 1.「横浜のここを変えよう」意見募集について  □
  □ □  2.参考データ              □
  □ □                      □   
  □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□ ○●○□□□□□
   ○○          ○○  

横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
 

 3月31日の横浜市長選挙で37歳の中田新市長が誕生しました。
横浜市政にも大きな変化が起こる予兆を感じています。
「横浜オムニバス通信」の創刊号に私は「このメールマガジンは市民活動
のIT支援、連携が日本を変えるという熱い思いをもった横浜丘の手市民
のプロジェクトTakMiが発行する情報誌です。」と書きました。
この夢がすこし現実味を帯びてきた気がします。
 今回の中田新市長を誕生させた横浜市民が、新市長に何を感じているの
か、この「横浜オムニバス通信」の読者に問いかけてみようと臨時創刊2
号を発行することになりました。
 どうか活発な意見をお寄せ下さい。         (多賀・小池)
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
 1.「横浜のここを変えよう」意見募集について
□――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ★ 「横浜のここを変えよう」意見募集

「自分の意見をはっきり言えば『声がとどく』ことに市民は気がつきはじめ
ている。新しい政治の流れを市民が作り始めている。」
(2002年4月1日付『朝日新聞』朝刊39面 評論家・木元教子さん) 
 中田新市長誕生は、私たち横浜市民にとって、かってない横浜の大きな変化
を予感させます。また市民活動のIT支援やネットワーク化による新しいコミ
ュニティづくりを目指す私たちは、この横浜の大きな変化をチャンスと捉えて
います。

 このため、中田新市長誕生に思うこと、横浜市民として今考えること、横浜
のここを変えたい、変えたくないなど、皆さんの思いを語る場、知る場として、
この「横浜オムニバス通信」を活用していただきたいと思います。

 皆さんが日ごろ感じておられることを何でも、気楽に投稿してみて下さい。
また横浜市民以外のかたも、新市長によせる提言や意見などをお寄せ下さい。

投稿締切:4月13日
原稿の投稿先: TaKMi@egroups.co.jp 
表題:「新市長に期待すること(サンプル)」
住所・氏名(xx区 横浜 太郎) 
本文:長さ:35文字×20〜30行
記事の書き方:「横浜オムニバス通信」のホームページの
       「横浜オムニバス通信」の記事の書き方を参照
  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm

また、みなさんひとりひとりの意見を尊重して、できるだけ修正せず掲載した
いと思います。
できるだけ実名で掲載することを希望しますが、匿名希望の場合はその旨明記
してください。
また内容を確認したい場合に必ず本人に連絡ができるように、TaKMi宛のメール
には実名をお書き下さい。

*どうしても編集の必要があると判断した場合は、書かれた方にご連絡をいた
 します。ご了承下さい。
                         編集長  多賀
                         副編集長 小池

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2.参考データ
□□―――――――――――――――――――――――――――――――――

★ 中田宏新市長 ホームページ
  http://www.nakada.net/index1.html 

★ 横浜市長選挙開票速報
  ・投票率は39.35%(前回は34.11%)
  ・中田氏が第一位だった区
   青葉区(得票率 67.95%)、都筑区(49.38%)、緑区(46.45%)
   港北区(44.49%)、栄区(43.05%)、金沢区(40.68%) 
http://www.open-web.jp/~open-web/users-cgi/sokuho/kaihyo_sichou.cgi

★ Asahi.com 神奈川
 裁量わずか242億円 補正で問われる独自色など
http://mytown.asahi.com/kanagawa/newslist.asp?k=13

★ Yomiuri On-Line
 変革の風〜横浜新市長誕生
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/

★ 神奈川新聞 News Summary
若さと変革に期待
  http://www.kanagawa-np.co.jp/

★ 日経新聞 「横浜市政 変化の奔流」首都圏経済・神奈川
  4月2日(上)、3日(中)、4日(下)

★ 横浜市ホームページ ゆめはま2010プラン
http://www.city.yokohama.jp/me/kikaku/yumehama/index.html

★ ごまめ通信舎
  http://www6.plala.or.jp/gomame/

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「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/