2004年03月28日

「横浜オムニバス通信」73号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」73号(発行日 2004年3月28日)
       
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□  □ 1.TaKMiのトピックス              □
□ □   2.市民活動イベント情報     □
□ □ 3.横浜丘の手情報 □
  □ □     4. 青葉別館問題 □
□ □   5.街づくり講座 運用編     □
□  □□   6.今、電子自治体がおもしろい(お休み) □
□□□□□□□   7.Yummyちゃんのネットサーフィン(12)□
□□□□□□□     8.ユニバーサルデザイン(UD)(2)   □
□□□○○ □□ 9.編集後記      □
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□
   ○○       ○○
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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          73号の編集担当は多賀です。

最近、ある研究会に参加し、その2次会でワインを飲みながら、市民メディア
に関係している若い人たちと雑談しました。その中で市民メディアの記者や編
集者はどのような記事や情報を発信すべきかということが話題になりました。

市民記者を目指すという女性から「読者の関心のあるテーマを、読者に共感さ
れる立場で書く」という発言がありました。確かに最近の魚釣島の問題でも日
本の記者が書いた記事と、中国の記者が書いた記事は違うのではないか。情報
を発信する記者としてはそれでよいのだろうかと問いかけました。

売れなくては存在できない商業メディアと違い、自由に記事が書ける市民メデ
ィアですが、やはり自然と(日本)市民メディア、(中国)市民メディアとい
うことになると思います。

小さいとはいえ横浜オムニバス通信もメディアの端くれです。私はメディアの
あり方として、そのような立場を越えた新しい視点を獲得できる情報の発信こ
そ、(市民)メディアの目指すべき姿ではないかと思っています。

イスラムの王と話し合い、エルサレムに10年の平和をもたらした神聖ローマ皇
帝フリードリッヒ2世(http://www.nhk.or.jp/bunmei/butai/back_n09.html)
の言葉「あるがままに見よ」こそ、メディアの基本ではないかと思っています。

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■■73号−お急ぎの方へのご案内■■

1.TaKMiのトピックス
  TaKMiの活動とひとびとの物語と「別館閉鎖移転」の日々の動きを伝える
  TaKMiのホームページを紹介しています。

2.市民活動イベント情報
   4/17 つづきパソピア座布団講座
   4/25 横浜市民メディア連絡会 第2回公開シンポジウム&総会など

3.横浜丘の手情報
  調査季報154号3月25日発刊!(編集者 関口さんのお勧め)
  本の紹介『森の人、人の森。』 “森の聞き書き甲子園”が本になった。

4.青葉区別館問題
  「別館閉鎖移転問題」に見る民感度チェック 
  各区でなにやら細かい民感度チェックが発表されているが、中谷さんの
  「別館閉鎖移転問題」を読むと・・・・
   
5.街づくり講座  ☆★☆鏑木塾☆★☆ (おやすみ) 
 
6.今、電子自治体がおもしろい(おやすみ)

7.Yummyちゃんのネットサーフィン(12)
  今回のYummy情報は地図がらみの交通事故、犯罪、地震情報です。
  あなたのまちは 安全かな? 区別にみる情報も・・・

8.ユニバーサルデザイン(UD)(2)
  小池久身子さんのユニバーサルデザインの発祥やその歴史についての
  お話しです。 バリアフリーとの違いも分るよ!

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1.TaKMiのトピックス  
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★ TaKMiの活動とひとびとの物語

 横浜市民メディア連絡会 Y-CMC(http://y-cmc.com) のホームページに、
「横浜市民メディア連絡会の活動の広がり」というコーナーを設けました。
活動団体の系統図になかのTaKMiにリンクして「TaKMiの活動とひとびとの物語」
を掲載しました。
3年間のTaKMiの活動の劇的な展開とひとびとの思いが紹介されています。
http://y-cmc.com/shoukai/takmi.htm

★ 「別館閉鎖移転」の日々の動きを伝えるTaKMiのホームページ
  http://takmi.ciao.jp/xoops/、

別館を拠点に活動する数百の市民団体の思いを伝える市民メディアをTaKMiが
提供しています。「別館を考える会」など市民の新たな活動を情報面でサポー
トする動きです。

TaKMiのホームページのBlogは、ゲストでも投稿が可能に設定されています。
ご自分の団体のイベント情報など自由にアップできます。
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/gsbbs/index.php

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2.市民活動イベント情報
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有効期限がまだ切れてない イベント情報はこちらから・・

72号から
★9 4/10 “ビデオ上映とトーク”の集い
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◆◇73号イベント案内◇◆
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★1 北八朔公園炭焼き体験会

■日時:4月、5月の第2、第4土曜日 9:00〜15:00 雨天中止
■場所:北八朔公園広場倉庫前(田園都市線青葉台駅からバス
    「北八朔公園東名口」下車) 屋外
■内容:竹炭焼き体験会。
 (1)炭材の調製(竹切り、竹割り)
 (2)炭焼き(炭材の窯入れ、火入れ)
 (3)窯出し(竹炭出し、窯掃除)
■持ち物:軽作業ができる服装
■申込み: FAXかE-Mailで下記まで(当日の1週間前まで)
■主催:北八朔公園愛護会
■問合せ:TEL/FAX.045-933-5257(大槻)E-MAIL.tootsuki@olive.ocn.ne.jp

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★2 4/17 つづきパソピア座布団講座

つづきパソピアでは、こんな楽しい企画をしました。
講座と言っても、講師の一人舞台ではありません。参加者全員が主役です。
講師の話をネタに、皆でワイワイ、ガヤガヤ・・・・気楽に語り合う場です。
どなたでも、お気軽にご参加ください。
そんな中から、新しいコミュニティが生まれるかも知れません。

■第1回講座のご案内
数字でうそをつく方法、嘘を見破る方法 ・・・後藤啓二さん、皆さん
     
■日時:4月17日(土)  19時〜21時(予定)
■会場:つづきの丘小学校・コミュニティルーム (駐車場はありません)
    小学校の案内図:
        http://pasopia.velvet.jp/sub/2004/zabuton/map.html
■参加費:無 料
■お申込:パソピア事務局  井藤まで e-Mail:pasopia-it@freeml.com

つづきパソピア座布団講座
http://pasopia.velvet.jp/sub/2004/zabuton/index.html

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★3 4/24 神谷郁代ピアノリサイタル

http://www2s.biglobe.ne.jp/~alleguro/

■とき:4月24日(土)午後2時00分開演 午後1時30分開場
■ところ:都筑区公会堂(横浜市営地下鉄センター南駅徒歩5分)
■プログラム:
     J.S. バッハ=ヘス カンタータ「主よ人の望みの喜びよ」
     J.S. バッハ イタリアン協奏曲 ヘ長調 BWV971
     ベートーヴェン ソナタ「月光」 嬰ハ短調作品 27-1
     シューマン 幻想小曲集 作品12
■入場料(税込み): 3000円(全自由席) 当日券 3500円
■主催:アレグロ・モデラート  
■後援:横浜市都筑区役所  
■発売日:2月1日(日)より  
■チケットの申込み、お問い合わせ e-mail allegrom@freeml.com 
電話:045-942-5679 FAX:045-942-5679
■販売場所:チケットぴあ、有隣堂センター南駅店、新星堂港北東急店、
     阪急チケットセンター(センター北)、都筑区役所1階売店

■神谷郁代プロフィール
 井口愛子氏に師事。桐朋学園高校卒業の年に毎日音楽コンクール第1位受賞。
エッセン音楽院卒業・クラウス・ヘルヴィッヒ、ステファン・アスケナーゼ氏
らに師事。
1972年、エリザベート王妃国際音楽コンクールに入賞。最終選考において、
課題曲だった新作のコンチェルトを唯一暗譜で演奏し、アシュケナージ以来の
快挙として話題となった。

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★4 4/25 横浜市民メディア連絡会 第2回公開シンポジウム&総会
   http://www.y-cmc.com/symp/symp2004.htm

     「市民メディアはヨコハマを変える!」 
  〜市民メディアのパワーをつなぐシステムを考える〜

■開催趣旨:
今、まさに市民メディアが注目されています。 1月24日に名古屋で開催された
第1回「市民メディア全国交流集会」には、全国から200名を超える参加者
がありましたが、その約半数がTV地方民放局・NHK、CATVといったメディアの
方々でした。
市民メディアの持つコンテンツに各メディアが注目しているのです。
我々は、さらに市民メディアをつなぐことで、社会を変える力を発揮すること
が可能であると考え、シンポジウムでその役割とシステムを検討します。

■日時:2004年4月25日(日)14:00〜16:30(13:30開場)
■会場:横浜市立大学よこはまアーバンカレッジ
    ゆめおおおかオフィスタワー17階 TEL 045-841-5900
    http://www.yumeooka.org/college/college.html
    京急・市営地下鉄 上大岡駅 駅ビル)
■基調講演
 竹内謙氏
(日本インターネット新聞株式会社 代表取締役社社長、元鎌倉市長、
元朝日新聞編集委員)
 日本インターネット新聞(JanJan): http://www.janjan.jp

■パネルデスカッション
 ●パネリスト
 ○浜田忠久氏(市民コンピュータコミュニケーション研究会・JCAFE代表理事)
  http://www.jcafe.net
 ○前田邦宏氏(株式会社ユニークアイディ 代表取締役/関心空間 主宰)
  http://www.unique-id.co.jp
  http://www.kanshin.jp/
 ○川嶋庸子氏 (まちづくり情報センターかながわ事務局・かんなび編集長)
  http://www.jca.apc.org/alice/
  http://kannavi.jp
 ○多賀和幸氏 (横浜市民メディア連絡会運営委員、横浜オムニバス通信編集長)
  http://www.y-cmc.com/
  http://takmi.ciao.jp/sub/
 ●コーディネータ  
 ○杉浦裕樹氏 (智財創造ラボ、横浜コミュニティデザイン・ラボ)

 ●司会 原聡一郎氏 (横浜市民メディア連絡会 事務局長)
    岩室晶子氏 (NPO法人 I Loveつづき 理事)

■主催:横浜市民メディア連絡会 [YーCMC]
    http://www.y-cmc.com/
■共催:NPO法人 まちづくり情報センターかながわ かんなびプロジェクト
■後援:横浜市教育委員会ほか (予定)
■協力:
 神奈川情報ボランティア、まちづくりフォーラム港南、智財創造ラボ、
 横浜コミュニティデザイン・ラボほか(予定)
■申込み/問合せ先:
 「4.25 市民メディアシンポジウム」実行委員会
  メールにて4/22までにお申込み下さい。
  担当:斉藤 保  E-mail  saito@e-town.ne.jp 
  氏名、メールアドレスまたは電話、
  横浜市民メディア連絡会総会・交流会への参加・不参加をお知らせ下さい
  電話070(5463)0441(原)
■参加料:
 シンポジウム 500円(資料代) 総会 無料
■その他:
 シンポジウムの後に「横浜市民メディア連絡会総会」と「交流会」を実施し
 ます。
 どちらも予約が必要ですが、ご参加いただけます(総会は会員以外はオブザ
 ーバー)
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     横浜市民メディア連絡会 総会&交流会

■横浜市民メディア連絡会 総会 
日時:4月25日16:45〜18:15
会場:横浜市立大学 よこはまアーバンカレッジ
対象:横浜市民メディア連絡会会員(会員以外のオブザーバー参加も可)

■横浜市民メディア連絡会 交流会
日時:4月25日18:30〜20:30 
会場:ウイリング横浜12階研修室(上大岡駅駅ビル「ゆめおおおかオフィ
   スタワー」)
対象:誰でも参加可能(要予約)
参加費:2000円程度
・軽食と飲み物付き
・市民メディアの紹介コーナーあり(発表希望者は事前連絡下さい)

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3.横浜丘の手情報    
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■■横浜   耳より情報
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★ 調査季報154号3月25日発刊!

A4判・100Pのボリュームで、定価は500円の格安です。区役所売店
や市役所1Fの刊行物サービスコーナー等で、是非、お買い求めください。

154号編集を担当された関口昌幸さん(横浜市役所都市経営局)から154
号のお勧めと見所をお聞きしました。

◆ 全国の大都市自治体が発刊する政策情報誌は大学教授などいわゆる外部の
 有識者によって執筆されているが、調査季報は、もともと市の職員が自ら、
政策について語り、事業について報告する希有な政策情報誌でした。
ただ、これまでは、市民に読まれることが少なく、基本的に市役所の庁内のみ
で流通する雑誌でした。

◆ 中田市政になり、より多くの市民に読まれる雑誌としての生まれ変わりを
模索していました。今回の154号は、その結果、「横浜のオリジナルのテー
マを、最新かつ独自の情報に基づいて、市民と共に編集し、読み、考える」雑
誌として、一皮むけたと結構、自信を持って言い切れます。

◆ 例えば、特集1で取り上げた「人口減少社会に臨む横浜」では、マスコミ
がうたう、一般的な「人口減少社会論」ではなく、「横浜の減少社会は、まだ
ら模様で訪れる」をテーマにして、同じ横浜市でもいかに居住エリアや居住形
態によって、人口構造や人口動態が大きく異なっているということを横浜市が
独自に開発したメッシュ統計データを活用して、実証的に分析しています。

◆ そしてそのことが、今の横浜市の各地域の市民生活にどのような課題をも
たらしているのかを赤裸々に語り、それに対応するように、生まれてきている
住民の新しく多彩なコミュニティ活動を、つぶさにレポートすることで、現在
まで残存する行政主導の成長型都市政策の構造転換を明確に主張しています。

◆ また、特集2の「創造都市・横浜を目指して」では、文化芸術の力で都市
を再生するという世界最新の都市開発のビジョンを横浜で、どう適応するのか
という視点からNPOのスタッフに寄稿してもらっています。さらに各区役所
の現場の職員が、市民に向けて本音で語る区役所改革の課題と成果など、他の
雑誌では決して読めない旬の記事が満載のある意味「市民メディア」です。

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★ 平成15年版 横浜環境白書ができました!
http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/epb/machi/hakusyo/index.html

◆内容

第1部:横浜市の環境の現況、
第2部:横浜市が取り組んだ環境施策一覧、
第3部:環境活動に取り組む市民活動情報、
第4部:環境基準や各種測定結果等の資料集等

◆販売場所
横浜市役所1階市民情報センター(郵送による販売も行っています)
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/joho/center/yushoindex.html

◆価格   1,450円
◆問合せ  環境保全局環境にやさしいまちづくり課 TEL.045-671-2484

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■■その他    耳より情報
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★ 本の紹介
『森の人、人の森。』〜森の聞き書き甲子園が高校生にもたらしたもの〜
人の森プロジェクト編著 ウェッジ(1600円+税)
http://www.wedge.co.jp/books/m2_59.html

<内容紹介>
 日本全国から選ばれた高校生100人が、森の「名手・名人たち」に、その
匠の技を聞き書きする《森の聞き書き甲子園》。
このプロジェクトに参加しようと山深い里に分け入った高校生たちは、脈々と
生きてきた名人たちの叡智に触れることで、自らを振り返り、学び、考え始め
ます。 そして彼らに接した名人たちも、「生きる喜びを改めて与えられた」
とおだやかに目を細めます。
人と自然、世代と世代。出会いが人を変えてゆく豊かな実例が、ここにあふれ
ています。本書は、7人の高校生たちと森の名人たちとの再会を追った心温ま
るドキュメントであり、いのちの物語でもあるのです。

“森の聞き書き甲子園” http://www.foxfire-japan.com/index.html

森の“聞き書き甲子園”-FOXFIRE IN JAPAN-」の実施目的
日本は「もりのくに」と呼ばれるように、森林が国土面積の7割を占めており、
古くから日本人は森林の中で暮らし、森林を大切に利用し、森林と日常のかか
わりの中から生活様式・文化・伝統を育み、受け継いできました。(中略)

私達は、日本だけでなく地球環境にとっても大切な森林を守り育てていくと共
に、地域の生活様式・文化・伝統・技能等を次の世代に引き継いでいく為に、
今まさに忘れられようとしている山の暮らしや埋もれかけている生業や技等を
語り継いでいかなければなりません。
こうしたことから、次代を担う高校生に、『森の名手・名人100人(森林に関
わる分野において優れた技や知見をもってその業を究め生活者の模範となって
いる達人)』にじかに接していただき、若者としてのみずみずしい感性と感動
と共に、名手・名人の言葉を「聞き書き」し、これを後世に伝え残すと共に、
社会一般における関心を高めていきたいと考えています。

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4.青葉別館問題               青葉区  中谷英世      
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「別館閉鎖移転問題」に見る民感度チェック     中谷英世
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今回の青葉区役所別館問題の行政の対応を見ていると、残念ながら、新時代行政
プランで謳われた「市民感覚」や「市民の視点」からは、程遠い現実が、ありあ
りと見えてしまいます。

◆その1「先送り行政」:10年間の契約切れ直前に交渉するだろうか。民間な
ら交渉に失敗すれば倒産ものです。
歴代の区長はその判断は先送。現区長・総務部長・総務課長はいずれも昨年4月
に総入れ替えで着任したばかり。ギリギリの難交渉になればなる程、人間関係を
重視した柔軟な交渉が必要。これ民間会社なら常識。
10年前に借地の延長契約をした時、既に契約に「事情又は名目の如何を問わず賃
貸借期間を存続させない」という条項がある以上、再延長はほぼ不可能に近い、
若しくは余程の好条件を提示しなければ新しい借地契約は極めて困難と見るのが
民間の常識。
しかも、十数万人の市民が活用している施設を閉鎖する影響の大きさを把握して
いるならば、その代替え施設を準備するためには少なくとも3年前には決断しな
ければならない・・・これも常識だ。
予算措置を見ても本格的な対策が練られたとはとても見えない。

◆その2「立たぬ理屈・条件交渉」交渉成就への執念が民間の常識。
契約上優位ににある地権者と、財政難・税金の無駄使い是正の大義名分の理屈で
交渉に臨む行政。これまで市中より割高な地代6,200万円を払い続けてきた
のに、それを急に是正する理屈はなんだろう。その上、期限付一時使用を長期恒
久的保障契約を要求し、仮庁舎限定の使用目的を外させる強気の交渉条件をだし
たが、どこまで成功が計算されていたのだろうか?
案の上、交渉は大難航。結局、借地料で地権者との間に相当の隔たり、到底埋め
られないと交渉を断念に・・。なんとか別館存続を成就させたい市民感覚とは、
ここでも大きな隔たりがある。

◆その3 情報を積極的に知らせる感覚がない。
10年間の契約切れの現契約に「事情又は名目の如何を問わず賃貸借期間を存続
させない」という条項があることを積極的に情報提供し、問題を知らせようとも
しなかった。昨年10月に交渉断念、11月に上局に判断を仰ぎ、1月20日ま
で4ヵ月も区民に知らせなかった。直接影響を受ける区民に説明するまで半年近
くも経過している。

◆その4 別館の実態把握が問題解決の第一歩だが・・・。
別館でどれほどの市民が活動し、行政が出来ないサービス事業をどれほど自主的
に展開しているのか、民の力を存分に発揮して来たその実態を把握することが最
初の仕事なはず。ボランティアの福祉サービスを停止すると障害者・高齢者にど
んな影響が出るのか。すべての市民団体にヒヤリングをする努力が不可欠。 民
の力・協働の時代と言うのであれば、これは問題共有の出発点である。

◆その5 実態把握や市民との共感もなく、只、一件落着を急ぐのは押し付けそ
のもの。「協働の基本理念」に大きく反する。
市民活動の実態を把握すれば、誰が見ても「まちづくり館」では規模が小さすぎ
るのは明白。ここ以外の施設はない・・との固定観念でしか対応できないとすれ
ば・・青葉区の市民活動を窒息させてしまってもいいと思っているのだろうか。
時間をかけ、情報を共有し、共感の中で解決する努力し、民の力を萎えさせない
のが「協働」ではないのか。

◆その6 市民活動支援センターは市民局、国際交流ラウンジは総務局の管轄、
いづれも横浜市北部方面の市の事業だ。区の権限が限られている中で、本庁が責
任を持って解決に乗り出さなければ、別館問題の解決は不可能に近い。
別館閉鎖の一方で同じ時期に「北部方面ホーラム」が45億の新館に開設される
不整合さ。縦割り行政では矛盾はないのだろが、市民感覚では理解しがたい矛盾
だ。別館閉鎖移転は15万人もの市民団体やサービスを受ける区民へ計り知れな
い影響を与えることの危機的な問題認識がないのだろうか。


◆その7 財政的なゆとりがないのであれば、市・区役所の一部開放を積極的に
考えたらどうだろうか。新しい市民と行政の協働の理念の発想による情報の拠点
として、この問題を考える柔軟性があるならば、新しい展開の可能性がある。
都筑区の市民活動支援センターが既に先鞭をつけた。
幸い、市民局は協働推進事業本部に変る。ここに最後の望みを託したい。

   
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5.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  
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次のシリーズを準備中です。

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6.今、電子自治体がおもしろい       
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別館問題でこちらは休憩です。
        
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7.Yummyちゃんのネットサーフィン(12)      小池由美
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今回のYummy情報は地図がらみです。

e-ガリバーマップというのも今後紹介しますが、現在行政で取れる
情報で地理と関係するものを中心にしてみました。

警察情報
 全国交通安全マップ
 http://www.kotsu-anzen.jp/index.html
 神奈川県警街頭犯罪など発生マップ(あなたのまちは 安全かな?・・)
 http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesd0501.htm
 かながわセーフティロード対策(国道246号で実施)
 http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2110.htm

横浜市地震マップ(地震ハザードマップに今後なる予定です。)
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/jisin_map.html

地震情報(地震が起きたらまずここをみると情報が分かる)
http://www.city.yokohama.jp/cgi-bin/menu.pl?kinou=jisin

鶴見川洪水避難地図(あなたの住んでいるところ浸水しませんか?)
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/hazard_map/index.html

おまけ:
警察への相談は#9110番です。110番とは違います!!
 http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesa4031.htm

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8. ユニバーサルデザイン( UD )(2)       小池久身子
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 「 ユニバーサルデザイン( UD ) 」
ナビゲーター の 小池 久身子( Ko-kumi ) です。

今日は、ユニバーサルデザインの発祥やその歴史についてお話ししましょう。

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  「 vol.2 ユニバーサルデザインって ?
               - U D プロフィール - 」

 ユニバーサルデザインは英語で 「 Universal Design 」 と書きます。

 Universal は日本語で「すべての人々の」とか「万人に共通の」といった意
味に訳されていますね。

 つまり、ユニバーサルデザインを直訳すれば「すべての人々のデザイン」と
いうことになります。

 では「すべての人々のためのデザイン」とは、どんなデザインでしょう?
ここで、その歴史を紹介しましょう。
 
 ユニバーサルデザインの発祥地は米国。注目され始めたのは
1990年代前半ですから、まだ新しい考え方なのです。

 歴史をたどってみると、米国では第二次世界大戦やベトナム戦争などで多く
の兵士が傷を負い、続々と帰国してきました。また1950年前後にはポリオ
が大流行し、障害児が増えました。

 そして現在まで、交通事故の増加や医療技術の進歩(命はとりとめるが障害
は残る)は障害のある人を増加させ、社会問題化してきました。

 国は、こうした人々が家に閉じこもるよりも、積極的に社会へ出ていく権利
を保障し、そのための社会的整備をすることは国家としての義務であると判断
しました。これが「バリアフリー」です。

しかしこのバリアフリー(=弱者を保護する)という考え方は、結果的に
社会の中で「弱者」を目立たせてしまうこととなりました。
 
 日本でもよくあることですが「あれは障害者が使うもの」という考え方はあ
る意味「差別意識」を含んでいますね。

 そのような考えに基づいてつくられたものは、汎用品でないために手に入り
にくかったり、特別仕様のために値段が高かったりして、市場も限られ、だん
だん売れなくなりました。

こうして「特別な人のための ものづくり」 はだんだん疑問視されるように
なり、誰もが平等な社会参加をしていくうえでは、「みんなのためのものづく
り」をしていこう、という考えに変化してきたのです。

 これがユニバーサルデザインです。

ユニバーサルデザインという考え方は、日本でも1990年代の後半から急
速に感心を持たれるようになりました。


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8.編集後記 
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 横浜市大村橋研究室の「都心部活性化研究」の研究会に参加し、関心空間の
開発者の前田邦宏氏((株)ユニークアイディ代表取締役)のお話を聞きまし
た。
 関心空間は各人がキーワードをつけて自分の関心空間をWeb上に形成し、そ
のキーワードで関心空間に参加している人たちが結びついてゆく、新しいコミ
ュニティ形成のツールです。 多くの才能ある若い人たちが、関心空間に参加
し、キラキラした情報を発信しています。
 前田氏によるとメーリングリストなどのオンラインコミュニティが怖くて、
敬遠していたそうですが、関心のあるモノ、言葉、文化などでつながってゆく
この空間は人と人がつながるほどよい距離空間かもしれません。新しいインタ
ーネット文化に発展する可能性があると感じました。   (多賀)

「都心部活性化研究」 http://www.yokohamalab.jp/creativecity/
関心空間 http://www.kanshin.com/                            
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TaKMiや本メルマガに参加を希望されるかた、記事についてのご意見、ご
感想などを下記Eメール宛にお寄せ下さい。
また横浜の北部の市民活動イベント情報掲載を希望される方はイベント情報を
Eメールでお送りください。(無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jpURL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL: http://takmi.ciao.jp/sub/ 
   http://takmi.ciao.jp/xoops/

2004年03月14日

「横浜オムニバス通信」72号

"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」72号(発行日 2004年3月14日)
       
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□  □ 1.TaKMiのトピックス              □
□ □   2.市民活動イベント情報     □
□ □ 3.横浜丘の手情報 □
  □ □     4. 青葉別館問題 □
□ □   5.街づくり講座 運用編?(その2)    □
□  □□   6.今、電子自治体がおもしろい(お休み) □
□□□□□□□   7.Yummyちゃんのネットサーフィン(休憩)□
□□□□□□□     8.ユニバーサルデザイン(UD)      □
□□□○○ □□ 9.編集後記      □
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□
   ○○       ○○
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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          72号の編集担当は小池です。

バスガイドもBlogを使って、頑張ってます。
「別館がなくなる日」まで私たちができること、しなくてはならないことを話
し合いましょう。
「どうする青葉区役所別館の今後」
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/newbb/viewforum.php?forum=9

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■■72号−お急ぎの方へのご案内■■

1.TaKMiのトピックス
  Blogの掲示板を活用してみました。みなさんもご一緒に!!
  今日は、都筑人交流フェスタでした。今年はTaKMiとしては参加しません
  でしたが、交流広場たまりん場で都筑区へ行ってきました。TaKMiのメン
  バーもそれぞれ違う顔でしっかり参加しています。一人で何通りにも地域
  で関わっていることが分かる交流会でした。写真で様子を感じてください。
  写真はクリックすると大きくなります。
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/gsbbs/index.php

2.市民活動イベント情報
  秋元紀子ひとり語り・・これ個人的には聞きに行きたい。246沿いのク
  ーカラでやっていたりする。一度一緒にいきませんか・・・。
  語学ボランティア研修・交流会は、だれでも参加できます。全国的に外国
  人が増えています。それと共にさまざまな問題も。こんな話も一度聞いて
  みてはと思います。
3.横浜丘の手情報
  区のHPからの情報とうまくつなげて紹介したいと思います。みなさんも
  自分の区のHPを見直してみませんか? 今、区役所のHPはどんどん変
  わっていますよ。おもしろい情報が転がり始めています。

4.青葉区別館問題
  説明会が3月10日にありました。速報です。
   
5.街づくり講座  ☆★☆鏑木塾☆★☆  運用編? (その2)
  温暖化防止活動推進センターになった・・・って、どういうこと?

6.今、電子自治体がおもしろい(おやすみ)
7.Yummyちゃんのネットサーフィン(休憩)

8.ユニバーサルデザイン(UD)
  新しいコラムが開始されます。ユニバーサルデザインという言葉をどこか
  で耳にしたことがあるでしょう?でもどんなことなんでしょう・・・もう
  一人の小池さんがナビゲーターで、分かりやすい言葉で語りかけます。
 

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1.TaKMiのトピックス  
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★ TaKMiの新ホームページは書き込み自由のBlogがいっぱい!

TaKMiのホームページはBlogが設置されていて、ゲストでも投稿が可能に設定
されています。ご自分の団体のイベント情報など自由にアップできます。

掲示板は手頃です。私も書き込めましたので見てください。
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/gsbbs/index.php


このメルマガも皆さんがBlogに記事を自由に書き込んで頂ければ、記事への
コメントも自由、写真掲載も自由、HTMLメルマガのようなウイルスの心配も
なく、HTMLメールが受信ができないソフトの問題も解決できます。
メルマガは目次の発行だけで済むと、手抜き大好き編集長は考えています。

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2.市民活動イベント情報
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有効期限がまだ切れてない イベント情報はこちらから・・

71号から
★5  3/27 講演会 「水と緑のネットワークをめざして」
★6  3/27 水質しらべ&冬鳥観察会
★7 3/27 野外実習『筍の保護柵作りと竹垣作り』〜竹の学校 講座No.19〜
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◆◇72号イベント案内◇◆
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★1 3/15 別館を考える会(仮称)
「別館がなくなる日」
あなたはどうしますか?  カウントダウン 383日 
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/gsbbs/index.php [16]記事
「民の力が存分に発揮される社会」実現には市民活動の「場」が必要であり、別
館で活動する私たち市民活動団体とともに、またそれ以上にこの活動によりさ
まざまなサービスを受ける市民のために、市民活動の拠点はどうあるべきか、
この青葉区役所別館移転が引き起こすさまざまな問題を契機に真剣に考えるべ
く「別館を考える会」(仮称)を設立することにしました。

別館入居施設移転を契機に、別館を拠点とする市民団体と利用する市民とが力
を合わせて今後の市民活動の拠点について一緒に考えていきませんか。 別館
がなくなる前に私たちが考えなければならないことがあります。

日時:3月15日(月) 13時〜 
場所:青葉区役所別館2階 第1会議室
参加:別館を使っているひとは誰でも 
問合せ・連絡先:小池由美  
el/fax:985-3100 e-mail:gingerr@spn1.speednet.ne.jp

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★2  3/18  3/26 よこはまライブラリーフレンド
神奈川県立図書館見学
日時:3月18日(木)9時半〜12時半  集合9時20分
場所:神奈川県立図書館 西区紅葉ヶ丘9−2 
   http://www.kinet.pref.kanagawa.jp/
参加費:無料
定員:20名 
締切:3月15日


中央図書館はるやすみ図書館探検(学校図書館ボランティアのための)
日時:3月26日(金) 10時〜12時 集合9時50分
場所:横浜市中央図書館 西区老松町1 
   http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/library/chuou01.html
定員:16名
どちらも
申し込み:氏名、住所、電話番号をかいて 
     よこはまライブラリーフレンド
     河本 045-351-2736 依田 045-894-0054

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★3 3/19 秋元紀子ひとり語り
安房−ルドファンタジー Vo.16
http://www7.ocn.ne.jp/~mitomoto

日時:3月19日(金)14時〜 と 19時〜の2回公演
場所:山手ゲーテ座 (tel:045-623-2111)
前売り:2,000円
予約:tel/fax:045-701-9104 山口まで
問合せ:080-3407-5392(Reading theater ききみみ)


さて、今年も三月の横浜演劇祭に参加しますので、そのお知らせを。

今回は、命についてかんがえたく、作品を選びました。「白いおうむの森」は、
彼女の作品からは外せない「あの世」を克明にあらわしています。児童文学と
いう形をとりながらも奥が深く、私がどこまでその世界を語ることができるの
か、今まだ不安の中にいます。(あ、これではきてもらえないか!)

また、昨年立ち上げたREADING THEATER ききみみのメンバーと共に
語る「ある雪の夜の話」は、白一色の雪原に赤いりんごが落ちたことから始ま
る幻想的なお話です。初の試み、ぜひ聞いていただきたいです。

それでは、おしゃれな街でお会いしましょう、お待ちしてます。
どうぞお元気で。秋元紀子 
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★4 3/21 よこはま福祉保健研究発表大会
日時:3月21日(日)10時〜16時半
会場:ウィルリング横浜 
参加費:500円
第1部はパネルディスカッション「障害のある人たちが働いていくために」
第2部は分科会 
  私が興味のあるのは第3分科会
  「福祉におけるITはどこまで活用されるか」
http://www.yokohamashakyo.jp/new/s-1-24.html

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★5 3/26 語学ボランティア研修・交流会
   http://www2.ocn.ne.jp/~aoba/
日時:2004年3月26日(金) 13時半〜15時半
場所:青葉国際交流ラウンジ ミーティングルーム#1
対象:ラウンジに登録している語学ボランティア
   ラウンジでのボランティア活動に興味のある人
参加費:無料
申し込み:氏名、使用言語、電話番号をラウンジ窓口まで
横浜市青葉国際交流ラウンジ a2040@beige/ocn.ne.jp

1)講演
「外国人登録 FAQ(よくある質問)」
 講師:関谷啓子さん(港北区役所戸籍課国際サービス員) 
   外国人登録窓口でのさまざまな質問、疑問を通して見えてくる外国人市
   民をとりまく課題。語学ボランティアとして活動する時にあなたならど
   うしますか? 
2)報告
「共生のまちづくりネットワークよこはま・地域連携調査(青葉地域)から」 
 報告者:小池由美さん(青葉国際交流ラウンジ情報広報部会員)
  横浜市国際交流協会と共生のまちづくりネットワークよこはまが15年度実
 施した地域調査の報告です。
 外国人市民も共に誰もが生活者として暮らせる「まち」、また一人一人がま
 ちづくりの「担い手」として活動できる「まち」をめざして、まず実態調査を 港南区と青葉区で行いました。
3)交流会
    

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★6 3/27  市民のつどい 開催
北部市民ギャラリー(仮称)・北部方面フォーラム(仮称)
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/danjo/fg_160327tsudoi-annai.html

青葉区あざみ野南に建設中の「北部市民ギャラリー(仮称)・北部方面フォー
ラム(仮称)」の運営について、現在、市民や学識経験者からなる検討会を開
催しています。
3月の検討会終了にあたり、検討内容を報告するため「市民のつどい」を開催
します。

日時:3月27日(土) 14時〜16時
会場:山内地区センター 3階集会ホール(B・C)
(東急田園都市線・市営地下鉄あざみ野駅徒歩3分)
参加:申込み
参加希望者全員の「住所・氏名・電話番号」を明記してお送りください。
【Eメール】sh-hokubufg@city.yokohama.jp
   
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★7 3/27 筍の保護柵と竹垣づくり −竹の学校−

日時:3月27日(土) 10時〜15時半
場 所 小机城址市民の森  <案内図>
定 員 30名程度
参加費 300円
申し込みは下記URLからどうぞ:
http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/suisin/kikaku/takeg.html


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★8 3/27 身近な素材を活かした国際理解 リソースの上手な活用セミナー

教育現場とさまざまな外郭団体(国際機関、市民団体など)の協働事例を具体
的に紹介検証します。
日時:3月27日(土)13時半〜17時
場所:JICA横浜国際センター4階会議室
参加費:500円
申し込み:YOKE国際理解・総合学習セミナー係り
     information@yoke.or.jp

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★9 4/10 “ビデオ上映とトーク”の集い
モンゴルの子どもたち・・・いま
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/gsbbs/index.php [14]
ウランバートルには、マンホールの中でしか生きられない子供達が、まだまだ
いると聞いて、「まず、知ることから始めたい」と企画したのがこのビデオ上
映とトークの会です。子どもたちは"未来からの贈り物"私達の未来です。

日時:4月10日(土) 13時半〜15時半
場所:横浜市社会教育コーナー JR磯子駅下車 歩2分
磯子区磯子3−6−1−1 TEL:045−761−4321
講師:NPO法人「リ・アース」代表 米山 毬子氏
    http://www.re-earth.net/index.html
参加費: 500円
申込み:当日会場まで直接おこし下さい。
主催:「モンゴルの午後」の会

上映ビデオ:碧い空 マンホールで暮す子供達    (20分)
      らくだの涙 〜ゴビに伝わる愛の調べ〜 (40分)

「モンゴルの午後」とは:
平成14年度横浜市生涯学習コーディネーター養成講座修了生有志が事後学習
として創った会です。
月一回の定例会・食事会・モンゴル旅行・他の会との交流etc… 楽しみなが
ら学習と親睦を深めています。一緒に行動する仲間募集中です!!!
問合せ先:森下 tel:045-933-7883, E‐mail: tsu-mori@abeam.ocn.jp


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3.横浜丘の手情報    
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■■緑区  耳より情報
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★緑区催しのお知らせ
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/kouhou/16_3c.html#moyooshi4

主なもの:
3月21日(日10時〜14時半     第4回緑区こどもフェスティバル
3月21日(日)13時〜14時     鴨居エキコン 鴨居まち研第2回
3月22日(月)〜26日(金)8時45分〜17時15分  緑区名木古木写真展
3月27日(土)10時〜14時 ※小雨決行   緑区民フリーマーケット

★ みどり生涯学習交流会に「めだかの学校」が参加しました

3月12、13日にハーモニーみどりで行われたみどり生涯学習交流会の12日に
「めだかの学校」が参加し、展示や名刺作成のデモを行いました。

名刺作成のデモは好評で、作られたかたのお話が伝わり大勢のかたが来られま
した。名刺は市民活動でも必需品で、皆さんパソコンで作られています。
名刺づくりは、ページ設定、表作成、ワードアート、クリップボード、印刷な
どワードの技術の広い応用問題です。

名刺づくりを教えて頂いたお礼にと絵手紙づくりの先生にハンサムな似顔絵に
感謝の言葉を入れたすばらしい絵手紙をその場で描いて頂き感激しました。

となりの鴨居まち研に方にはカモの絵(カモピー?)が入ったクッキーをご馳
走になったり、日本の大学の大学院で学んでいるという中国の好青年と最近日
本では見かけない知的で、美しいベトナム学生による馬頭琴の演奏を楽しんだ
りしました。

オカリナハーモニーの人生経験豊かな演奏にあわせて歌を歌いました。エーデ
ルワイス、琵琶湖周航の歌、学生時代、故郷などを歌っているうちに青春時代
にかえり、子供時代にかえりました。

山は青き故郷♪ 水は清き故郷♪


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■■港北区  耳より情報
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★港北 楽・遊・楽から
http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/sinkou/raku_yu_gaku/index.html

★遊・楽スポットから 目白押し これから暖かくなります。
いっぱい参加できそうなのがならんでいますよ。

http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/sinkou/raku_yu_gaku/no108_spot1.html
第22回 横浜ロードレース大会(新日本スポーツ連盟・横浜市連盟)
第16回 横浜駅伝大会(神奈川県スポーツ連盟)
よこはまウォ―キング協会だより
田谷の洞窟と森ウォーク
雪印乳業工場見学ウォーク
横浜松坂屋ファミリーウォーク協賛
岸根の丘と谷戸めぐり(港北シティガイド協会)
私が「ご先祖さん」になるには・・・(日吉自分史の会)
「日本列島先住民族・アイヌの文化に親しむ会」(日吉自分史の会)
<<日吉名作朗読の会>>(日吉自分史の会)

★変蝠へんぷくパソコン倶楽部
パソコン初級・中級コース会員募集

パソコンをやってみようかな?と思っている方のぞいてみませんか。
初歩から親切に教えます。

日時:月〜金曜日の内週1回 ご希望の時間帯で9:30〜12:30、13:30〜16:30
費用:3時間・500円(お茶代等の月会費100円)途中の休憩時間(20〜30分)
   は雑談など。
設備:インターネットADSL接続、パソコン16台
講師:18名によるテキスト方式と質問方式による個人指導
会場:太尾町、篠原町、下田町他(詳細は要問合せ)
問合せ:梅里和平(うめさと わへい) TEL/FAX 434-3669
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■■横浜   耳より情報
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★ 地産地消シンポジウムの報告とML参加のお誘い

3月13日神奈川県民センターで開催された地産地消シンポジウム
http://tsuzuki.main.jp/archives1/cat_ia.html#000038
(主催:神奈川情報ボランティアネットワーク)に参加してきました。地産地
消とITを結びつける面白いテーマと思ったのですが、参加者は24名と少なく、
一般の市民の方々の関心は低いと実感しました。

シンポジウムの前半は新アジェンダ21かながわの検討委員でもある鏑木さ
んから、ITを使って神奈川で地産地消を推進できないかという問題提起があ
りました。
・アジェンダ策定の時、多くの県民から「一次産業が元気でないと」というコ
 メントが寄せられていること
・地産地消といっても、本当の目的は「持続可能な社会」であり、フェアトレ
 ードや地元/国内/輸出入のベストマップなども考えるなど

続いてI love つづき(都筑区)副代表の岩室晶子さんからI love つづきの
メンバーで調べた都筑区直売所情報を中心とした「地産地消マップ」の紹介が
ありました。  http://tit.zive.net/gulliver/chisan

この「地産地消マップ」は参加者がWeb上の地図に自由に情報を書き込める地
図システム「e−ガリバーマップ」です。地図システムを共催した横浜市民
メディア連絡会 (http://www.y-cmc.com/)が提供しました。

このマップのリンクがはられた絵(手のマークになる)をクリックすると野菜
売り場の写真や情報が表示されます。またブログという表示をクリックすると
かながわ地産地消Blog(http://tsuzuki.main.jp/kiv/)にリンクしています。
 
このあと参加者全員が車座になって話をしました。
少ない参加者でしたが、参加された市民、生産者、流通業者など地産地消へ
の思いが深く、深刻な農業問題や農の楽しさなど時を忘れるほど熱心に議論
しました。

<課題>
・消費者は自分の食べている農産物のことをほとんど知らない
・虫食いや見た目の悪い野菜はほとんど買わない
・若い人たちが本物の野菜の味をしらない
・給食で土地の野菜を提供しようとしたら、料理法が分らないと言われた
・本来どっとでてくる旬の野菜は土地の人は保存して使っていたが、そのよう
 な文化が伝承されていない。(土地の文化を継承しいない住民の流入) 
・直売所にでてくる野菜は流通経路にのらなかったものが多い
・流通業者は県内の農産物をほとんど提供していない
・無農薬の野菜をNPOで市民に提供しているが、種類などはお任せになる
・有機野菜を日本の環境でつくることは難しい
・有機野菜や無農薬の野菜はほとんど神奈川県内では入手できない
・県内の農業生産量では県民の需要に種類や量の面で対応できない
・日本の農業はほとんど兼業農家で10年後はどうなるか分らない
・地産の野菜を買える情報がほとんどない

<アイディア>
・ICTが農家と消費者をつなぐツールになりうる
・ICTを使える農家は少ないので情報ボランティアなどの支援が必要
・ICTの情報によって動く消費者に農家が対応できる対策が必要
・ヨーロッパの市場(マルシェ)を日本でも考えられないか
・公共が場所などの市場を開く場所の提供できないか
・農の楽しさを分ってもらうのが地産地消を普及させるキー
・市民参加の農業でとれたサトイモの芋煮会など楽しいイベントがよい

<今後の進め方>
・生産者と流通業者と消費者が共に、食や農や環境を考えてゆく場づくり
・生産者と消費者の顔の見える関係づくりが安心できる食への近道
・ICTはそのキッカケをつくる
・消費者の必要な農産物を供給する農と楽しむ農があるが、農を楽しむ
 ところからすすめたらどうか
・“異文化”の地元民と新住民の「食」をきっかけとしたコミュニケーション
・暮らしをもっと地域にどう根付かせていくかはリアルな場だけでなく、ネッ
 トの活用することによって、より参加しやすく、前進しやすいものになる
・MLで情報交換を進めるが、長続きすることとと行動するコミュニティを
 目指します。

<MLへのお誘い>
 MLへ参加される方は、鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp)までお願いします。

<関連記事>
4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  運用編?(その2)

本記事についてのご意見、ご質問、感想は
TaKMi(TaKMi@egroups.co.jp)までご連絡お願いします。
                       (文責 多賀和幸)
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4.青葉別館問題           
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    ◆青葉区が初めて別館閉鎖移転問題で区民に説明会◆

3月10日午後6時から青葉区役所別館で開催された説明会には2百人もの区
民が詰めかけました。
1月20日の移転閉鎖の通告文が出されてから50日も経った遅すぎる説明会に
なり、別館閉鎖たいする区の説明が納得できないと、不満と不安の声が会場にあ
ふれました。また、田奈駅高架下の多摩田園都市まちづくり館には別館3団体
以外に地元の区民利用施設も入ることが明らかになっています。これは、説明
会の意見交換を整理し要約したもので議事録ではありません。(中谷英世)


宮崎総務部長以下関係課長から経過報告と移転対策について説明がありました。

1:借地を返還せざるを得なくなった経過についての説明。

20年前に仮設庁舎として開設。10人の地権者と平成7年延長契約の際「状況の如
何を問わず10年間で返還する」との期限つき契約になった。その後、延長の再契
約を交渉してきたが、一部地権者から更地にして返還して欲しいとの強い意向が
あり、平成17年11月13日を期限として、建物を解体撤去のうえ返還することにな
った。

※区は、今回の説明で、その交渉内容の区側の原則をはじめて以下のように明ら
かにしました。
交渉に当たっては、年間6200万円の高額な借地料を適正な額に是正すること。
期限付き一時使用契約を長期恒久的契約にすること。
使用目的が仮庁舎に限定されていることを改め有効活用を図れるようにすること
などを原則に折衝したということです。

しかし、地権者との隔たりが大きく、一部地権者から契約どおり更地返還の強い
意向で、昨年10月遂に断念、状況を上局に報告し判断を仰ぎ11月に結論を出さ
ざるを得ない事態になった。

宮崎部長は「別館を拠点に活動する区民は驚かれ、どうなるのか大変な不安を与
えた。この間、契約上の期限つき制限など、区民に積極的に説明していなかった
ことはお詫びする。また、決断の時期が結果的に遅いとのお叱りもやむ得ないと
思う。」と付け加えました。

○区民の意見
別館閉鎖を白紙にもどし、再延長を交渉してほしい。2年でも3年でも延長でき
ないか。地権者と直接話したいので仲介してほしい。
●行政の説明
とてもそんな状況ではない。再交渉は無理だ。厳しい。この場所で別館をなんと
か存続できないかとの意見については承知はしているが、契約であり区切りも
ある。公費の執行であり額の正当性不当性もある。理解して欲しい。
区民対地権者の話し合いはなんともいえない。別館の意義云々の以前の問題で、
土地をどう使うかは地権者の考えがあってのこと。行政の仲立ちはできない。

○判断が遅すぎた。16年度予算に反映できていないのではないか。移転対策費は
あるのか。10月段階まで他の検討はしなかったのか。それでは予算編成に間に
合わない。他の選択肢はないのか?
●なぜこんなことにの経過については、先見の明がないといわれればそのとおり
認めざるを得ない。決断の時期が結果的に遅いとのお叱りはやむ得ないと思う。
予算編成的には移転の手当はしてあり、遅くない。

○市当局はなぜ出席していないのか?ラウンジや福祉、支援センターなど市の事
業なのに知らん顔してる。区には力がない。なぜ生の声を聞かないのか。
障害者の社会参加でここから巣だたった人がいる。複合的な効果のおかげで社会
参加できた。ここが原点だ。青葉区はもっとやさしい街だったんじゃないか。

2:移転対策についての説明

移転先については、東急から多摩田園都市まちづくり館を活用できないかとの申
し出があり、田奈駅前という地の利もあり、一定スペースを確保することができ
ると判断した。
区民利用施設の他、市民活動支援センター、国際交流ラウンジ、生涯学習支援セ
ンターの移転先の候補と考え、ご説明しているがご了解をいただいている段階で
はない。内装工事費1500万円で4月着工を予定している。
区社会福祉協議会関係については横浜市が進めている福祉保健活動拠点の整備と
併せて移転先を検討することとし、意見を聞いている。
民間施設の借り上げ内装工事費3750万円を予定しているがまだメドがない。
市の厳しい財税状況から新たな土地を確保し建物を建てることは困難であり、区
役所の努力に限界がある。今後、中長期的視点で取り組みたい。

○田奈は小さい。施設的に受け入れが可能か?比較数値を明らかにして欲しい。
騒音、駐車場、調理場の施設・対策はあるのか?
●整備改善する。充分ではないにしてもほぼ移転できる。440平方メートルは、
別館の比較では少ない。満足はいかないが、耐震工事。内装 空調 防音をし
ている。別館は全部で建築面積2468平方メートル延べ床4506平方メートルだ。
田奈だけでは別館機能維持は困難、それを補完する処置をするため、福祉活動
拠点などを検討している。
田奈は移転候補で関係団体の了解はまだ得ていない。4月早々新年度工事開始す
るが、了解がいただけなければ無理強いはできない。しかし他の案は今ない。

○このままでは、市民の意思が無視されている。
田奈は一案なら別案も至急検討して欲しい。この会合は終点でなく出発点です
ね。よろしいですか(拍手)
●あくまで出発点だ。これだけを押し付けない。まだまだ煮詰める点が多い。田
奈の活用については、たばねている運営組織・事務局の調整もあり、平行して皆
さんの意見を聞いていく。しかし、来年3月には入る場所が現実に必要になる。
現在は提示できる田奈を説明した。狭い場所だが有効活用を話し合いたい。し
かし、ここは田奈をどうするかの話し合いの場ではない。経過を説明し事実を
知って欲しい。田奈も一つの選択肢だ。

○行政ができないことを市民サービスをやっている。突き放された感じがある。
ここだから参加できる人がこれなくなる。分散してはサービスが低下する。
私たちは別館の多様な他のグループと連携して成り立っている。市民団体が分散
するのは大きな損失だ。別館の意義をどう考えるのか。
●別館は立地条件、規模もあり、他区に比べてよく利用されている。別館の意義
もよく認識している。別館機能とは、箱でなく 皆さんの活動を評価ーそれが機
能だと思う。再構築のため、時間が欲しい。

○中長期的視点はどう考えているのか。中長期対応するから時間をくれと言うが、
いつまで待つのか。
再構築、中長期と言うが、田奈・福祉センターとばらばらにして本当に再構築で
きるのか?協働で話し合いをするのか?複合施設の評価をして欲しい。相乗効果
を考えて再構築を考えて欲しい。
区民の意見をどう反映していくのか。区民と話し合いを重ねるのか?今後の計画
を説明してほしい。
学校用地がある。結構市有地がある。市民交流センターを建てて欲しい。
●建てるのは予算的に非常に困難。
社会情勢も変わってる。市のTOPも変わり、協働の考えも確立されつつある。
区の機能強化も進んできた。中期構想の皆さんの知恵をかり意見を聞きながら、
別館の再構築を目指していきたい。
別館の評価については、多種多様な人が集う相乗効果があり、市全体としても、
市民と行政の協働の起点となりうる場と思う。今日の話し合いでその感をもつ。
しかし、まだ区の力は限られている。区の自主予算編成はできない。中期政策
プランの縛りがある。メニューを消化、組み合わせ、突破する努力をし市長にも
説明する努力をする。時期は17年度予算にもるのか今、明確に約束できるほど短
い期間ではない。
多くご意見を頂戴した。認識を深めたこと新たにしたことも沢山ある。誰と相談
するか難しい。できるだけ多くの方が参加できる話し合いは考えていきたい。一
方的な説明でいいのかの指摘もあるので、考える会、区民会議など様々な方々
の知恵を借りながらどうするか考えていきたい。
田奈・福祉拠点は緊急個別課題。全体に説明すると共に、個々に相談する課題
も多々ある。それは並行して進めさせていただきたい。それらの成果については、
何らかの形で皆様に報告し、ご意見を伺う機会を持ちたい。第一回説明会を終わ
ります。

以上が概要です。

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5.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  運用編?(その2)
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神奈川県地球温暖化防止活動推進センターになりました\(^o^)/

☆ 地球温暖化防止活動推進センターとは?
2月27日、かなわがアジェンダ推進センターは、神奈川県地球温暖化防止活
動推進センターの指定をいただきました。

地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、都道府県知事は、地域における
地球温暖化の防止に寄与する活動の促進を目的として設立された民法第34条の
法人又はNPO法人で、地球温暖化対策の啓発・広報活動などを適正かつ確実
に行うことができると認められるものについて、その申請により一つに限り指
定することができます。

かながわアジェンダ推進センターは、2月17日に申請し、指定されました。
県内で、以下の事業を実施することを求められています。

ア 地球温暖化対策の重要性等についての啓発・広報活動
イ 地球温暖化防止活動推進員及び地球温暖化対策の推進を図るための活動を
  行う民間団体の活動への支援
ウ 日常生活に関する温室効果ガス排出抑制等のための措置についての相談・
  助言
エ 相談事例に即した日常生活に関する温室効果ガス排出の実態調査及び調査
  に係る情報、資料の分析等
オ 地球温暖化対策の推進を図るための住民活動を促進するため、上記分析結
  果の定期的または時宜に応じた提供

温暖化防止活動推進センターになると何がいいか? というと、まずお金です。
国の法律で定まられたセンターなので、環境省の予算が取りやすいのです。
石油特別会計という予算が地球温暖化防止のための多くのメニューがあります。

http://www.env.go.jp/earth/gijyutsu_k/02_c/mat_01.pdf

にその概要がありますが、この予算の中に温暖化防止活動推進センター向けの
ものがあるのです。使わない手はありません!

センター向けではなく、一般NPO向けの予算もあります。「ひとつ予算獲得に
挑戦しよう!」というNPOの方は、ご相談ください。


☆ 目標14「地産地消」の推進

前回のオムニバス通信でもご紹介いただきましたが、昨日、アジェンダの目標
14である「地産地消」についてのシンポジウムをやりました。(実は、これ
からやるのですが・・)

まちづくりは、まちの人々の熱気が第一です。が、その熱気をどう「組み上げ
て」いくのか? という仕組み作りも同様に大切です。

今回のシンポジウムでは、地産地消をITを使って推進する仕組みが作れない
か? とのテーマを出し、議論しました。

基礎情報としての「リンク集」、思わず行ってみたくなるような「マップ」、
行ったあとに情報を書き込み、さらに輪を広げる「掲示板」、の3点セットで
情報の流れを人の流れにつなげ、地産地消を推進していきたいと思っています。

サンプルをご紹介します。まず、リンク集です。

http://www.monty.konan.yokohama.jp/kiv/20040313/tisanlink.htm

写真からリンクページに飛びます。次、マップです。

http://www1.tmtv.ne.jp/~ivtuzuki/tisan/tyokubaimap.htm

トマト上部2つと中川朝市、岩崎青果店、都筑みかん園の辺りを地図上でクリ
ックしてください。ブログの記事に飛びます。
(ブログという言葉がわからない方、とりあえず掲示板と思ってください)

ブログは以下から見ることができます。このブログに、いろんな情報を書き込で
いくのです。エントリーという概念が、掲示板でいう「スレッド」に近いですね。

http://tsuzuki.main.jp/kiv/

マップのアイコンとブログのカテゴリーを大体あわせてあります。
唯一、マップにないカテゴリーは「リンク集」で、
リンク集からもブログに飛べて、どんどん生の情報が書き込めるようにします。

http://www.monty.konan.yokohama.jp/kiv/20040313/osusume.htm

このような仕組み作りは、アジェンダの推進にとても重要と思っており、
今後もいろんな試みをしていきたいと思っています。


ご意見、ご質問、感想は鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp)までお願いします。

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6.今、電子自治体がおもしろい    (おやすみ)      
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別館問題でこちらは休憩・・です。
        
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7.Yummyちゃんのネットサーフィン       小池由美
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Yummyです。


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8. ユニバーサルデザイン( UD )(1)           小池久身子
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ナビゲーター の 小池 久身子( Ko-kumi ) です。

最近まちのあちこちでよく耳にする「 ユニバーサルデザイン( Universal
Design ) 」(頭文字をとって「 UD」と略されて登場していますが、クレジ
ットカードではありませんのでお間違いなく。)

みなさまは「デザイン」と聞いて、どんなイメージを持つのでしょうか。服や
建物なんかの・・?グランドデザイン、なんていう言葉も聞いたことがあるよ
うな・・。

そうなのです。「デザインする」ということは「ものづくり」だけでなく、今
や「まちづくり」などにも応用され、展開され始めているのです。

では、そもそも「ユニバーサルデザイン」って、なぁに?
私たちの日常生活にどんなふうにかかわっているの?

私 Ko-kumi が身近なところから随時ご紹介していきながら、みなさまと一緒
に考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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「 vol.1 ユニバーサルデザインって ? - つ く る 人 と 使 う 人 -  」
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Web(ホームページ)が使いにくくて、検索がちょっとおっくうに感じられる
ことってありませんか?
・ やたらと横文字やむずかしい言葉が使われている
・ アイテム(項目)数が多すぎて、検索に迷ってしまう
・ ウェイティング(待機)時間が長い
など、利用者にとってはイライラの原因がいっぱい!

これはWebをつくる人が「 このHPを見る人は、自分と同じ程度の知識は当然持
っているだろう 」と思い込んで作成しているからです。

でも考えてもみてください。HPで検索する人は、年齢や、目的、ネットの知識
それに設定環境(ダイヤルアップかADSLか)だってみんな違うはずです。

ITの業界では35歳定年説、というのがありますが、一般的にWebをつくる人
の年齢は若いのです。IT技術者にとって「当然」であると思っていることが、
利用者の中には「当然でない」人もいるわけです。

つまり、つくる人が、使い手の様々な状態を無視して、ものづくりをしているの
です。

若者があたりまえに使っている携帯電話を高齢者が使えず、なかなか普及しな
い背景には、こんなことがあるからです。

「つくる人」は減少する若者。「使う人」は増加する高齢者。今のままでは、
このギャップはますます拡大するでしょう。

日本の高齢社会は加速しています。「高齢社会」ということが具体的にどういう
ことなのか、日常の生活感覚からとらえる必要があるのです。

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8.編集後記 
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平成16年はなんだか、市民もうかうかやってられない年になりそうです。役割
分担として市民は税金をおさめ、市議を選び、市長を選び、税金で職員を雇い
まちづくりをいわゆる市に委託したのに・・・。協働とかいうことで、市民も
まちづくりを担うらしい。じゃ、市の職員は何をやるんだろう?税金の使途を
明確にしてほしい。私が担う部分は、どのように評価してもらえるんだろう?
老人パスは有料になっていくらしいけど、ボランティアパスとかボランティア
積み立てとかいうのをやってくれないかな・・・。区役所で協働をしましょう
とかいう名目での会議がひらかれるけれど午後5時までの会議にしたいらしい。
区役所に区民にご足労願いたいらしい。区役所への往復は下手すると7−800円
かかるというのに、参加する区民にどこの会場が近いですか?とは聞かない。
地区センターというのは徒歩圏内にあるから駐車場は極力設置しない?らしい。
では、徒歩でいけない区役所はどうしたらいいのかな・・・。
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横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jpURL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
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