2002年11月10日

いま/なぜ「カラス」なのか?

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4.街づくり講座  ★アラカルト★  (3)   青葉区 三橋米子 
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☆いま/なぜ「カラス」なのか?(3) 

まず最初に、前回のクイズの回答を発表します。

1.アライグマ 2.イヌ 3.タヌキ 4.ムササビ 5.モルモット 6.ネコ 7.カモシカ 8.スズメ 9.ブンチョウ 10.カラス 11.インコ 12.ニワトリ 13.フェレット 14.イノシシ 15.ツキノワグマ

さてどれがペット動物でどれが野生動物かおわかりでしょうか?
この中で日本在来の野生動物は、3.タヌキ 4.ムササビ 7.カモシカ 8.スズメ10.カラス 14.イノシシ 15.ツキノワグマ です。
この他は、人が愛玩用に飼う事が出来る動物で、捨てられたり逃げたりしたものが野生化していても野生動物とは呼びませんし法律的にも全く扱いが違うのです。

緑に恵まれた神奈川県にあって横浜市は人口も多く都市としての快適な機能を求めつつも自然をどの様に残し日本の在来野生動物や植物と、どの様に共生して行くのか?
街づくりの中の大きな課題だと思います。
横浜市のシステムの中に野生動物を扱う部署がないことは、カラスを含めた様々な問題の解決を更に難しくしています。
私たち青葉区民会議自然環境部会では、いま一番身近で問題になっている人は野生動物であるカラスとの関係を見直すところから「街づくり」を考えようと試みています。
「一体カラスのなにが問題なのか?」「カラスとはどんな鳥なのか?」「正しく知り、適切な対応をするには?」11/30(土)公開シンポジウムを企画しました(詳しくは次回掲載します)。
基調講演には環境省の「自治体担当者のためのカラス対策マニュアル」の製作に関わりテレビや新聞などでもお馴染みの松田道生氏をお招きして、行政にもパネラーを依頼しておりますのでかなり期待できる内容かと思います。カラスで困っている人も、憎めないなァと思っている人も奮ってご参加ください!

Posted by omni at 2002年11月10日 20:13 | トラックバック
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