オムニバス通信 :

58号


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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」58号(発行日 2003年8月31日)
       
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□  □ 1. TaKMiのトピックス              □
□ □  2.市民活動イベント情報      □
□ □  3.横浜丘の手情報    □
□ □  4.街づくり講座  お休み           □
□  □□   5.今、電子自治体がおもしろい     □
□□□□□□□  6.TaKMi'sジャンプアップIT講座  お休み  □
□□□□□□□    7.編集後記                □
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○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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           58号の編集担当は小池です。
あああ、冷夏の夏休みが終わる。皆さん 夏休みはいかがでしたか?私は買っ
ておいた夏服 着れずに終わりそうで悲しい夏でした。市民活動も一息ついて
これからまた活動が始まるでしょう。4区走り回って情報を取りに行きます。
どこかでお会いしたら声かけてくださいね。 皆さんからの情報もお待ちして
います。

■■58号−お急ぎの方へのご案内■■
1.TaKMiのトピックス
いよいよ オフ会を始めますよ・・

2.市民活動イベント情報
  夏休みももうおわり。イベントもこれから増えてきますね。でも まだ
  スロースタート。

3.横浜丘の手情報
  いつもの朝市情報がお休みでちょっぴりさびしい。でも 9月1日は防災
  の日です。関連記事があります。

4.街づくり講座
  実践編ちょっと休憩

5.今、電子自治体がおもしろい
  中谷さんの連載記事の代わりに、30日にあったほやほやシンポジウムの
  報告をワークショップ担当の水上さんにお願いしました。

6.TaKMi'sジャンプアップIT講座
今回もおやすみです。(~_~;) 


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1.TaKMiのトピックス
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●TaKMiのオフ会
 いよいよ 新生TaKMiのオフ会(名前はまだない・・・)を開催します。
9月6日(土)10時〜 青葉区役所別館 あおばぱそこん横丁の会場を確保
しました。横丁への団体登録も済ませましたので、パソコンを使っての活動を
横丁で実施することが可能になりました。
 まず、当面の話題「ウイルス対策」、市民団体のためにHP講習会企画、緑
区のPCサポートなど情報交換をしませんか。
 10月18日に別館で開催される「あおばボランティア・フェスタ」に参加
します。リーフレットマガジンなどを実施予定です。2階廊下(横丁の側)に
場を確保。1階ロビーではABS21や横丁などPCグループの共同相談会を
開催する予定です。
 
 TaKMiの会員だけでなく、オムニバス通信の読者の皆さんも是非参加してみ
てください。オフ会で顔(^_^)v の見える関係になりませんか?

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2.市民活動イベント情報
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まだ間に合うかもしれない・・イベントはこちら
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57号から
★3 9/6 講演会「ユニバーサル・デザインのまちづくり」
★4 9/11 「どうする?主婦 中途半端に自由な私達」連続講座説明会
★5 9/27 第88回インターナショナルトークサロン

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◆◇58号イベント案内◇◆
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★9/15 グリーンマトリックス(都筑の緑道)ウォッチング  
     〜緑道の魅力・文化を尋ねて(お寺と神社めぐり)〜

みなさん、都筑区の宝物(環境資源)「グリーンマトリックス(緑道)」を、
秋の半日、緑道の魅力を求めて歩いてみませんか! 今回は、緑道ウォッチン
グ第3弾です。

第1弾 2002.3 南北の緑道全長17キロを完全踏破しました。
第2弾 2003.3 都筑区の南部を、ぐるっと回りました。(10キロ)

今回は、趣を変えて緑道を歩きながら、途中少し離れてお寺や神社をめぐります。
全長7キロですので、途中ぬけても、また、途中参加でもかまいません。文化
を尋ねるとともに、雑木林・竹林・畑・小川・湧き水・草花・鳥や魚など「里
山・街山」の身近な自然を再発見するかもしれません。(ガイドつき)

日時:9月15日(祝)10時〜15時(予定)
集合場所:市営地下鉄「仲町台駅」改札口    雨天中止
ルート:仲町台駅→せきれいの道→杉山神社(勝田)→最乗寺→正覚寺→茅ヶ崎
    観音堂→杉山神社(茅ヶ崎)→都筑中央公園(弁当)→心行寺→ささぶ
    ねの道→自性院→茅ヶ崎公園→仲町台駅
持ち物:弁当・水筒・敷物持参 歩きやすい服装で 
主催:港北ニュータウン緑の会、NPO緑の街
連絡先:福富 942−3480 fukutomi@za2.so-net.ne.jp  
申込はいりません。
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★9/20 おやじサミットin  かながわ
日時:9月20日(土) 13:15開会
場所:新百合21ビル・大ホール
   (小田急線・新百合が丘駅下車、駅から歩道橋で接続) 
コンセプト:職業人から市民へ コミュニティの再生をめざして
      〜男たちの生きがいルネッサンス〜
  
内容:第1部 基調講演 養老 孟司 氏(解剖学者、東京大学名誉教授)
       「人生を豊かにする秘訣は自分自身が変わること」

   第2部 花も実もあるおやじショー
   第3部 交流会

会費:200円( 〜第2部)
   2000円( 〜第3部)
 
その他:じゃおクラブの関係からは次ぎの通り発表等を予定しております。
         (順不同、敬称略)
         郡司 和昭 : じゃおの森の現状と将来構想 
         鎌田 信勝 : I型人間からT型人間を目指そう
         龍野摩耶子 : おやじの会に期待する。
         小原 芳郎 : 司会(1部)
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★9/20 第14回昭和大学藤が丘病院公開講座
日時:9月20日(土)午後2時〜5時
会場:昭和大学藤が丘病院研究棟1階臨床講堂 
テーマ:呼吸器の病気 
定員:150人(多数抽選) 
申込:往復ハガキに「昭和大学公開講座」と記入の上、住所、氏名、年齢、
   性別、職業、電話番号を書いて、〒227-8501 藤が丘一丁目
   30 昭和大学藤が丘病院庶務係へ。8月30日必着
問合せ:昭和大学藤が丘病院庶務係 電話974-6301
    健康づくり係 電話978-2438
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★9/26 アフタヌーン・ティ
「現代パラサイト・シングル考」
トークは、カナダでイタリア人の両親の元で生まれ育ち、経済を学び日本にやって
きたパウロ・デマルコさんです。
英語で行います。
日時:9月26日(金)14時〜16時
場所:青葉国際交流ラウンジ 
定員:30名
参加費:200円
保育:あり
申込:青葉国際交流ラウンジ
   a2040@beige.ocn.ne.jp

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3.横浜丘の手情報    
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■■青葉区    耳より情報             小池 由美
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★みんなの力で住みつづけたい青葉区に
〜地域福祉計画を考える集い〜
地域福祉計画は、各市町村が策定する社会福祉法に基づく計画です。青葉区で
は、平成15年度・16年度の2年をかけて計画をつくります。

日時:9月26日(金)17時半〜20時
場所:青葉公会堂
内容:基調講演  
    「みんなでつくる、福祉社会―地域福祉計画って何だろうー」
    講師:淑徳大学社会学部社会福祉学科教授 渡辺洋一
   パネルディスカッション
   区民によるミニコンサート
申込:直接会場へ
   *保育が必要な場合のみ9月10日までに申し込んでください。
主催:青葉区役所・青葉区社会福祉協議会
   事業企画係「地域福祉計画を考える集い」担当
    ao-fukuho@city.yokohama.jp

http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/652/001-6.html
15年度は鶴見・神奈川・西・南・青葉・栄・泉の7区で、16年度は他の11区
で、策定に取りかかります。


★あんしん歩行エリアって、ご存知ですか?

「魅力のあるまち 青葉台」がスタートしています。
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/aobadai/miryoku.html

あんしん歩行エリアは、誰もが安全で、安心して暮らせるまちづくりを実現す
るために、危険のあるところや自動車交通事故が多いところを、エリアとして
指定して、交通安全対策を面的に整備していくことになっています。
青葉区内では、青葉台駅周辺とあざみ野駅周辺が地区指定されました。

「こんなことがしたい」、「こんな取り組みをしてる」、「こんなことに参加
できる」など御意見、情報を是非お寄せください。
ao-kikaku@city.yokohama.jp


国土交通省 道路局での あんしん歩行エリア整備についての説明
http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/sesaku/index.html

● 市街地内の事故発生割合の高い地区において、歩行者等の通行経路の安全
性が、歩行者等を優先する道路構造等によって確保されたあんしん歩行エリア
の整備を推進します。

施策の内容
■ 市街地において、通過車両が生活道路に流入するなどして、事故発生割合
 が高いおおむね1km四方のエリアを選定
■ 交通安全総点検、ヒヤリ地図を活用し、地域と一体となった危険箇所の特定
■ 公安委員会と連携した面的・総合的な対策の実施

施策の目標
対策実施エリアにおいて
■ 死傷事故件数を約2割抑止
■ 歩行者・自転車の死傷事故件数を約3割抑止

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■■港北区    団体紹介     
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港北の仲間が参加しているグループです。今年の1月に設立されました。

★ヨコハマ市民環境会議
自然を保全し、人と生き物が共生でき、それらを次世代に残せるまち、持続可
能で循環型のまち、分権の時代において地域共同体と自治が再生し、生まれ変
わるまち、地球環境を守るために行動を起こしていくまち。そのようなまちづ
くりに向け、今こそ、市民一人ひとりが立ち上がり、身近にできることから、
一歩踏み出すことが大切だと考えます。 (設立趣意書より)
http://www.ycef.org/

緑地保全・マンション問題分科会が活動をしています。

また、近年市内に地下室マンションが増えていることから、横浜市建築局では
斜面地を利用した「地下室マンション」について意見を緊急募集中です。
http://www.city.yokohama.jp/me/ken/syamen/chika.html
9月10日締切

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■■緑区  耳より情報        緑区  多賀和幸
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★ 緑区ホームページ子ども版ができました。

http://www.city.yokohama.jp/me/midori/kodomo/index.html

緑区ホームページ子ども版は、小学校4年生以上を対象に、 分かりやすく、
親しみが持てるように、子どもたちの意見を聴きながら作られたようです。

イベント情報(じょうほう)、 緑区ってどんなところ、 緑区の木・花・マーク
緑区のうた、緑区内の小中学校、こんにちは、緑区長です、区役所の仕事など
が紹介されています。

「緑区の地域(ちいき)は、江戸時代(えどじだい)には武藏国都筑郡(むさ
しのくにつづきぐん)という名前で、・・・・・」とこの子供版には現在の緑
区がどのように生まれたかが良く分かるように紹介されています。

ホームページ子供版はなかなかよいアイデアと思いますが、子供たちが本当に見
ているのでしょうか? 子供たちの意見を聞いて作ったようですが、もう一歩進
めて子供たちに作ってもらったら、素晴らしいと思います。

オムニバス通信56号で紹介しました2003年度緑区のネットデイは東鴨居中学校
(11月8日(土))、霧が丘第二小学校(2003年12月13日(土))で実施されま
す。これからどのように活用されるのかほとんどわかりません。区のホームペ
ージを作り、それを緑区のホームページの掲載するのは学校にとっても子供
たちにとっても励みになるのではないでしょうか。また地域との交流も生まれ
ると思います。

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■■横浜市     耳より情報 
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★「市民の命どう守る」パネルディスカッション
基調講演:中田市長
パネリスト:大間知 倫 地域防災研究家
      小林 照夫 関東学院大学文学部教授
      川西 崇行 NPOまち研究工房
      吉村 恭二 神奈川災害ボランティアネットワーク代表
日時:9月2日(火)13時20分〜16時
場所:横浜市開港記念会館大講堂
主催:都市防災研究会  tel:844-2885
http://www6.plala.or.jp/takasima/bousai/
参加申込:ファックスで、氏名、住所、所属団体、性別、電話・ファックス番
号、年齢、普通救命講習終了証の有無、地域活動役職などを下記、
fax:783-4170へ           
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★ボランティア、集まれ!
 横浜市総合防災訓練への参加のお誘い
日時:9月1日(月) 集合9時半 解散11時
会場:金沢区鳥浜町10−6 トヨタ自動車車両置き場横
   参加申込された方には別途詳細について案内をします。
内容:市内外から集まってきた市民ボランティアの受付を行い、必要な避難場
   所にボランティアを派遣する訓練
 
参加される方については「ボランティア役」をお願いする予定です。
申込:横浜市災害ボランティアネットワーク会議事務局
   tel:223-2666 fax:223-2888 (横浜市市民活動支援センター)

**********バスガイドはむくれるの巻き*************
横浜市災害ボランティアネットワーク会議のサイトです。
http://www.city.yokohama.jp/me/V-net/iinkai.html
最新情報はいつでしょう? 災害情報などどのようにしたら入手できるのでし
ょうか? バスガイドは昨年度の総会(2002年の6月かな)に出、このHPで
は災害時に役に立たない・・日頃から活用する方向で制作して欲しいとお願い
しました。会員にはIT関係の学園もおられ、そこがボランティアで無償制作
協力をしますと確約されたんですが。12月で力尽きたのでしょうか。最新情報
が12月ですね。 

■最新情報 
やっと、このネットワーク会議の参加団体のホームページ作成支援アンケート
調査が来ました。さて、これからどうなるでしょう・・

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4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  実践編ちょっと休憩
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鏑木です。今回はお休みをいただきます。新アジェンダの素案。
県民意見大募集中です。ぜひご意見をお寄せくださいね。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kankyokeikaku/agenda/index.htm

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今、電子自治体がおもしろい       青葉区  中谷英世
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おやすみです。 
中谷さんは、武蔵工大で行われたシンポジウム「横浜発 e-community(いいー
コミュニティ)2003」に「あおば ぱそこん横丁」を引っさげてパネルデ
ィスカッションに参加されました。この報告はたぶん次回で紹介していただけ
るでしょう・・・。当日第二部で行ったワークショップのトータルコーディネ
イターの水上潔さんの感想を代わりに掲載します。

★シンポジウム「横浜発 e-community(いいーコミュニティ)2003」
〜協働型コミュニケーションで市民が変わる、行政が変わる〜

100人ワークショップの企画担当・コーディネータを終えて・・・
     協働のあり方研究会よこはま 情報分科会 港北区区民 水上 潔


 8月30日16時半、シンポジウム会場の武蔵工大の講義室では熱意のある発表
が続いて、予定より20分も超過していました。(次はワークショップだ。)パ
ネルディスカッションでの「コミュニティとICT(情報コミュニケーション技術)
の活用」のパネリストの意見交換は、ネットデイ、パソコンの教わり教え合う
場、隣近所のパソコンサポータ、リタイアシニアのSOHOといった具体的な話題
のためか参加者の興味を引っ張ったのでしょう、この後のワークショップへは
大勢の参加がありました。ただ、実際このままワークショップに突入して大丈
夫だろうか? 正直不安がありました。

下記がこの日のワークショップの課題でした。
1.「貴方にとって、よりよい地域のコミュニティとは、どんなコミュニティ
  ですか」
2.「よりよい地域のコミュニティを作るにあたって、コミュニケーション
  (人/組織、場、情報などの視点から)の課題は何ですか」
3.「これらコミュニケーションの課題の中から、ICTで解決できそうな課題
  について、具体的解決アイデアと、そのアイデアを実行する上での障害は
  何ですか」

今、読み返しても難しいテーマだと思います。
 確か7月25日の準備会で、私はワークショップ企画担当の1人になりました。
それまでは「地域に場と人と情報のコラボレーションを興すための仕掛けづく
り」を纏めて「横浜市協働の指針」への提言に結びつけるという目的が情報分
科会の方針としてありましたが、具体にどう進めるかまだ見えていませんでし
た。(何か議論の軸を見出さないといけない。)ワークショップは意見をどう
集約するかある程度進行役の人がイメージしていないと発散します。まして今
回の目標は100人ワークショップ。 全部で10グループもの討論を最終的に整理
できる組み立てをしなければなりません。(どうすればその軸を整理できるの
だろうか。開催日まで後1ヶ月。その間で、関係者と合意を取り、進行役にこ
れならできそうと思ってもらわなければならない。どうしよう。)
 準備会のメンバーはメーリングリストである程度意見交換ができます。それ
でも想像していた通り個人個人のイメージは違うし、メーリングリストでは行
間が伝わらないし...。次の準備会は8月14日でした。何を議論するのかと
いう点だけに絞って、関係者に問いながら、イメージ合わせを2時間ぐらいしま
した。「協働」「地域」「よいコミュニティ」「eコミュニティ」...こう
した抽象的言葉は具体例でしか整理が進みません。一方、具体例となると関係
者の熱い思いがその説明に加わり議論は白熱。(纏まるかな。)結局この日は
下記のような「eコミュニティ」のイメージの共有をし、次回の準備会を8月
25日とし最終の確認です。
 「より住みやすい横浜を作っていくには、さらに多様な市民ニーズに答えて
いかなければなりません。これら市民ニーズは地域によっても違うものです。
行政は「普遍的、安定的、均質的」サービスを「公平に、あまねく」行なう組
織のため、この多様な市民ニーズに答えるのは不得手です。一方で、自治会町
内会や市民活動単独ではこれらニーズに答える専門性も不足していますし人材
も足りません。
つまり、より良いコミュニティを形成しより住みよい横浜を作っていくために
は、行政・市民が協働し(市民同士や市民と行政が協働し)この多様な市民の
ニーズに対して地域でより専門的に答えていく仕組みが必要になります。この
協働型のより良いコミュニティを支えていく1つの手段がICTです。我々はICT
を活用し、協働型コミュニケーションを取りながら活動するコミュニティを
「eコミュニティ」と呼びます。」
 最後の準備会はしょっぱなから、「協働型コミュニケーション」などの問い
かけが難しいのではないかという議論から始まりました。個人個人のイメージ
するコミュニティはいろいろで、まずそのいろいろがあることから共有すべき
ではないだろうか。狙いは「協働」と「情報の重要性」だがそれを問いかけて
も言葉の意味がはっきりしないので受け取りにくいから、違う表現にできない
か?など、議論がまたもや白熱。この日の議論で私が学んだことは「『協働』
とは何かと直接問う」のではなく、「ワークショップで個人個人が考えた結果
としてそれが『協働』だと気付かせる」という方法論でした。
 ワークショップは「学習」だと何かの本で読んだことがあります。「学習」
は「教育」ではありませんから、個人が考え気付くことが大切です。今回の企
画に参加して改めてこの点を実感した次第です。
 さて肝心のワークショップは、8グループでした。高校生から高齢者までが
参加し、熱く意見を交わすグループもあれば、静かに意見を聞き入って進める
グループもありました。しかし、どのグループでも参加していただいた方々の
目は真剣そのものでした。まだアンケートなどの評価結果が出ていませんが、
多分意義深いものになったと思います。アンケート結果と共に、参加者の意見
を整理したものが「協働のあり方研究会」のホームページで掲載されます。そ
れまでもう一踏ん張りです。
最後に1人の高校生の挙げたコミュニティ像を紹介してこの報告を終わります。

「玄関に鍵をかけないですだれのようなものがぶら下がっているだけで、近所
の子がすっと入っていけるような隣近所がある地域」

参考:協働のありかた研究会よこはま
http://www.kyoudou-office.jp/ariken/index.html


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6.TaKMi'sジャンプアップIT講座   
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今回はおやすみです。


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7.編集後記 
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シンポジウム「横浜発 e-community(いいーコミュニティ)2003」では
総合司会をやってました。会場は武蔵工大。行ったことがありますか?一時私
立大学の多くが郊外に校舎を移転しましたね。厚木の奥や多摩の山合いに自然
環境を求めての移転でしょうか・・・武蔵工大は都筑区。いいところに来たも
のです。すぐ裏にあの緑道があります。大学とまちがこれから一緒に何かを始
める(すでに始めている)雰囲気を感じます。青葉区の大学はどうだろう・・
・まちのなかで 小学校や中学校が人の集まるところになればもっと地域とし
てのつながりが自然に生まれていくような気がします・・・ ネットデイが北
部4区でも続々と始まります。是非みなさん、学校に足を踏み入れましょう。 

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横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
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