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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"「横浜オムニバス通信」43号(発行日 2003年2月2日)
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□ □1.TaKMiのトピックス □
□ □ 2.市民活動イベント情報 □
□ □ 3.横浜丘の手情報 □
□ □□ 4.街づくり講座 □
□□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい (30) □
□□□□□□□ 6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(16) □
□□□○○ □□ 7.編集後記 □
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○○ ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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43号の編集担当は多賀です。年末から、悪質なインフルエンザにやられて寝込んでいました。自由な時間
だけはたっぷりあり、今年の横浜オムニバス通信のあり方を考えていました。
このメルマガは本当に皆さんに読んでもらっているのでしょうか?世の中に
は、多くの情報があふれています。私たちはその様な情報にじっくり付き合う
時間はほとんどありません。
いま一番大切な情報は何でしょうか?
それは、私たち自身や家族の命や生活を守る情報ではないでしょうか?
横浜に何時大地震が来てもおかしくありません。また高齢化や温暖化や悪化す
る地域環境などに対する備えもできているのでしょうか。
危機管理は個人だけでは限界があります。コミュニティとして助け合うこと
が必要になります。
今年は安全、安心、快適(アメニティ)をテーマにしてゆきたいと思います。
新しいコミュニティをIT活用や市民と行政の協働で皆さんと一緒に創ってゆ
くことを横浜オムニバス通信の使命にしてゆきたいと思います。
読者の皆さんの積極的なご意見、ご感想をお待ちしています。
(横浜オムニバス通信編集長)
■■43号−お急ぎの方へのご案内■■
1.TaKMiのトピックス
なんやかや会のスケジュールのおしらせ2.市民活動イベント情報
介護の話、猫との上手な遊び方・遊ばれ方、市民メディア連絡会の第1回公
開シンポジウム、地域通貨とまちづくりのシンポジウムなど多数3.横浜丘の手情報
緑区の防災チェックリストは必読!都筑区は是永さんの朝市の突撃取材、港
北区は西井さんの東横線地下鉄化跡の街づくり紹介、小池さんの冊子紹介など
4.街づくり講座
お休みです。
5.今、電子自治体がおもしろい (30)
〜横浜市新予算案を読む・中田新施策は?〜
15年度予算案が公表されました。どのような考え方で予算が組まれたか
市民はよく読み、行政に説明を求めることもまた、民の力の発揮です。6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(16)
今回は団体のホームページについてです。矢田さんの田舎の中学校の話から、
自治体ホームページの評価まで矢田&多賀が薀蓄を語っています。
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1.TaKMiのトピックス
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なんやかや会の日程をお知らせします。ワードは、文章作成、市民活動のチラシ作り、名刺、年賀状作りなど基本中の
基本です。優しい講師やITの匠達が初歩からマンツーマンで教えてくれます。
コーヒーやお菓子を食べながら、ワードがマスターできる絶好の機会をお見逃
しなく。(費用は茶菓代実費程度)★2月7日(金)PM 13:00〜15:00
予定:[Word 2]
●担当:是永・川辺
前回の[Word 1]の復習と、図や色について学習しようと思います。
オートシェイプの使い方、図の挿入、クリップアート、段組、文字の均等割
付、特殊文字、ページ挿入、改ページなど★2月15日(土)PM 13:00〜15:00
予定:チラシづくり
●担当:是永・川辺
1月18日と2月7日にやったことの実践編としてチラシづくりにトライしよう
と思います。★3月7日(金)予定:デジカメ基礎
●担当:中里
デジカメ自体の設定、パソコンへの取り込み、目的に合ったデータ容量、サ
イズ変更、編集方法など
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参加される場合は、イベントの一週間前までに、参加したいイベント内容、
住所、氏名、連絡先(E-Mail、Tel)を記載のうえ、下記宛にご連絡下さい。
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp 担当 小池TaKMiのHPイベント予定表には、最新のイベント情報が掲載されています。
下記URLをご確認の上、参加頂きたいと思います。
http://www.sanjocity.jp/~it-takmi/cgi-bin/schedule/schedule.cgi
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2.市民活動イベント情報
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まだまだ間に合うイベント情報
39号
★2 2/14 N響ヴァイオリニスト公門俊之が贈る“バレンタインコンサート”
★3 2/15 第7回つづきコープケーション 子づれオッケーコンサート
41号
★7 2/21 保育協力者のための講演会
42号
★3 2/22 ボランティア入門講座
★4 2/22 味噌づくり教室 2003年田奈恵みの里事業----------------------------------------------------------------------
◆◇43号イベント案内◇◆
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★1 2/5「介護は面白い!?」
日ごろ、介護に関わる皆さまお元気ですか?
施設の中で、家庭において、様々なドラマが展開されていることと思います。
この度、青葉区に三好春樹氏をお迎えすることが出来ました。
介護に対する考え方がガラリと変わること請け合いです。
初春に介護の明るい陽が射すことを祈っています。日時:2月5日(水)19:00〜21:00
場所:青葉公会堂
参加費:お一人 2000円(当日受付)
主催:銀の舟 株式会社 民間介護サービス研究所
医療法人社団 千草会問合せ:Tel 972-8036(銀の舟藤が丘 木谷)
申込み:Tel 972-8036 fax 972-8026
e-mail kiya@ginnofune.com講師紹介:三好春樹(みよし はるき)
理学療法士 1950年広島県生まれ、九州リハビリテーション大学校卒、特別養
護老人ホームで理学療法士として勤務。
1985年より「生活とリハビリ研究所」主宰「生活リハビリ講座」を全国で開催。
生活の場面で実際面に役立つ介護技術を提案すると共に、哲学・思想の領域ま
で取り込んだ全く新しい介護観を展開。著書は「関係障害論」(雲母書房)
「介護覚書」(医学書院)「じいさんばあさんの愛し方」(法研)など多数。
当日書籍の販売をいたします。----------------------------------------------------------------------
★2 2/9,2/23,3/9 地球市民講座 スローに生きる 全3回スローをキーワードにして,「生きにくさ」の根本にある問題を見つめなおし,
よりよく生きるための「もう一つの生き方」を探ります。■第1回■ ”スロー”に生きる
◆辻信一さん(明治学院大学/ナマケモノ倶楽部世話人)
2月9日(日)午後2時から
地球市民かながわプラザ 5階 映像ホールベストセラー「スローイズ・ビューティフル」の著者をお招きして、効率や
浪費につながらないスローな生き方の術、新しい文化の在り方、私たちが新
たに手にすべき「希望」としてのecologyについて考えます。■第2回■
スローフードのすすめ
◆小形恵さん(ライフシードキャンペーン・スタッフ/学生)
2月23日(日)午後2時から
地球市民かながわプラザ 1階 ワークショップルームこの回は、「食」をテーマに、「つくる人」と「食べる人」の関係が薄れ途絶
えていることを見つめながら、スローフード運動の背後にある考え方と、私た
ちが身近なところから始められる「食」をめぐる実践について一緒に考えます。■第3回■
人と人を結びつけるお金/「地域通貨」という考え方
◆森野栄一さん(経済評論家/ゲゼル研究会主宰)
3月9日(日)午後2時から
地球市民かながわプラザ 1階 会議室新しい人と人のつながりを生み出し、単線的な「幸福」や「豊かさ」のものさ
しによって喪った、社会のみずみずしさ・ほんとうの豊かさを取り戻すための、
「地域通貨」という新しい試みを通して、「もうひとつの生き方」を探ります。参加費:無料
場所:地球市民かながわプラザ(JR根岸線 本郷台駅より徒歩2分)
申込方法:講座名、氏名(ふりがな)、所属(学校名や団体名)、
連絡先(電話・FAX・Eメール)、希望する回数をすべて明記して、
電話/FAX/Eメールでお申し込みください。申込み・問合せ:(財)神奈川県国際交流協会 企画情報課
〒247-0007 横浜市栄区小菅ケ谷 1-2-1
TEL: 896-2896 FAX: 896-2945 E-mail: kikaku@k-i-a.or.jp
定員:各40名
申込:kikaku@k-i-a.or.jp
企画:神奈川県国際交流協会 http://www.k-i-a.or.jp/top/index.html
主催:地球市民かながわプラザ http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/plaza/
地図:http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/plaza/map-shousai.htm
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★3 2/14 講演会「猫との上手な遊び方・遊ばれ方」
〜行動学的アプローチによる〜「爪とぎは、なんのため?」「なつかれる飼い主になるには?」
猫を家で飼っている人、飼ってみたい人、そして飼えないけれど大好きな人
みんなの疑問をバッチリ解決日時:2月14日(金) 午後2時〜3時30分
会場:青葉公会堂2階会議室
講師:加藤 由子(動物作家)
定員:80人
申込:当日直接会場へ。先着順
問合せ:食品衛生係 Tel: 978-2463----------------------------------------------------------------------
★4 2/18「簡単!アロマテラピー」
〜介護者もほっと一息〜介護で屋内より出られず、身体的精神的に疲れている方に家にいても「ほっ」
と一息つける方法を学びましょう。日時:2月18日(火)10:30〜12:00
場所:新吉田地域ケアプラザ
対象:介護疲れがあり、ストレス解消したい方、介護者のつどい参加者
抽選で12名 400円(材料費)
申込方法:2月10日(月)必着で、電話(592-2151)FAX(592-0105)に講座名・
住所・氏名(ふりがな)・電話番号を記入し新吉田地域ケアプラザへ
申込・問合せ Tel 592-2151
(第4月曜は休み。但し月曜が祝日や振替休日にあたる時は火曜日)----------------------------------------------------------------------
★5 2/19 講演会「現代のわすれもの」
〜厳しくとも愛情を持って見守る〜
ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子さんが、子どもとの接し方について
話します。日時: 2月19日(水)午後2時 ※直接会場へ
会場: 緑公会堂
定員: 300人(先着順)
問合せ: 運営係(TEL 930-2328 FAX 930-2355)----------------------------------------------------------------------
★6 2/23 「横浜市民メディア連絡会」第1回公開シンポジウム
〜市民メディアは横浜を変える!〜<市民の皆さんへのアピール>
インターネットの出現とITの普及は、私たち市民に新たな可能性をもたらし
ました。市民自らが情報を発信し、市民社会のネットワークを築いてゆける新
しいメディアの誕生です。市民や市民団体が最新のコミュニケーションツール
を駆使することで、それはマスメディアを超える「市民メディア」としてコミ
ュニティの新しい情報のネットワークとなり、更に、より多くの市民が主体的
に地域社会に参画できる途を拓いたことも意味します。
私たちは「市民メディア」と既存のメディアとの融合を探りながら、市民、研
究者、企業、行政が連携し協働するコンソーシアムを目指し「横浜市民メディ
ア連絡会」を立ち上げました。そして、こうした市民メディアが切り拓く「新
しい社会」の可能性をより多くの方々と議論し、共有化するために、第1回の
公開シンポジウムを開きます。皆さんの参加を呼びかけます。
http://www.y-cmc.com/
横浜市民メディア連絡会代表 村橋 克彦
日時:2月23日(日)午後2時〜午後5時
場所:横浜市大アーバンカレッジ(上大岡駅徒歩3分)
ゆめおおおかオフィスタワー17階
参加自由・当日受付: 資料代:500円● 基調提案 「横浜市民メディア連絡会が目指すもの」
「市民メディアの定義と可能性」について、参加者の方々とともに考えます。● パネルデスカッション「市民メディアは新しい社会を創れるか?」
メディア、大学、NPO、市民活動の現場で市民メディアを駆使して、ユニー
クな活動を展開されているパネリストに、それぞれの活動と今後の発展を報告
をしていただきつつ、市民メディアが創る新しい社会の可能性について議論し
ます。
パネリスト:
野口 稔さん (共同通信メディア局次長、北鎌倉湧き水ネットワーク代表)
杉浦裕樹さん (横浜市市民活動共同オフィス・協働のあり方研究会情報サポ
ートチームリーダー、クリエイテイブサポート代表)
石田 正さん (横浜テレビ局取締役)
川浦康至さん (横浜市立大学国際文化学部教授、メディアとコミュニケー
ションなどを研究)
コーディネータ: 原 総一郎(横浜市民メディア連絡会事務局長)● 会場討論「市民メディアがコミュニティを変える!」
自ら市民メディアの担い手と任ずる方々に、会場からアピールしていただき、
参加者みんなで、市民メディアのこれからについて考えます。----------------------------------------------------------------------
★7 2/23 青少年の明日を考えるつどい
〜学校のゆとり教育と地域連携について〜文部科学省で「ゆとり教育」と「生涯学習」の推進にご尽力された、寺脇
さんに青少年教育と地域の関わりについてお話いただきます。日時: 2月23日(日) 午後2時開演
会場: 青葉区役所4階会議室
講師: 寺脇 研 文化庁文化部長
定員: 100人
保育: 2歳以上未就学児(若干名・多数抽選)。保育雑費100円(当日持参)
申込・問合せ:往復ハガキに、(1)講演名「青少年の明日を考える集い」
(2)郵便番号・住所(3)氏名(4)電話番号 (5)保育希望の人は、
子の名、ふりがな、生年月日を明記して〒225-0024市ケ尾町31-4
生涯学習支援係(Tel 978-2295)へ。2月7日必着。多数抽選----------------------------------------------------------------------
★8 3/2 都筑人交流フェスタ都筑区のグループ・ボランティア活動グループの交流、展示
「TaKMi」も出ます。「つづきパソピア」も出ます。
今話題の「地域通貨研究会」もやってきます。
福富さんちの「都筑区図書館ファン倶楽部」も出しますね・・・
「早渕川ファンクラブ」も参加だ。
その他、全部で32ものパネル展示があります。日時:3月2日
グループ活動紹介展示:10時〜15時
パフォーマンス: 10時〜15時
情報交流パーティ:16時〜18時グループパネル展示:2月24日15時〜3月2日15時まで
会場:都筑区役所
主催:都筑区役所 つづき人交流フェスタ運営委員会----------------------------------------------------------------------
★9 3/15 シンポジウム「地域通貨とまちづくり〜神奈川の状況は今〜」エコロジーとエコノミーの調和を図る究極のメディアとして,地域通貨が注
目されています。神奈川県内では,藤沢市善行地区の紙幣型通貨「ZEN」や
大和市のICカード型通貨「LOVE」をはじめ,川崎市や開成町でも地域通
貨の実験が行われています。昨年12月には,相模湖地域エコマネー推進協議会
が流域通貨「リバー」の試行を始めました。今後,茅ヶ崎市や鎌倉市において
も,地域通貨を導入する動きがあります。
本シンポジウムでは,地域通貨研究者の泉留維氏から,地域通貨導入の社会
背景と日本の現状について講義をしていただいた後,県内で地域通貨を実践し
ている団体から,各地域での取り組みの状況と今後の課題について事例報告を
していただきます。後半の意見交換では,コミュニティの再生や地域循環型社
会の実現に,地域通貨がどのような役割を果たすことができるのかを,会場の
皆さんと一緒に考えます。
なお,シンポ終了後は,会場を移して,県内で地域通貨を実践している団体
間のネットワークづくりの場を用意します。ふるってご参加ください。日時: 3月15日(土) 13時45分〜16時30分
場所: 神奈川県民センター403会議室
(地図:http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/center/areamap.html)主催:・神奈川情報ボランティアネットワーク
(http://www.monty.konan.yokohama.jp/kiv/)
・横浜市民メディア連絡会
スケジュール:
(進行:小山紳一郎<神奈川情報ボランティアネットワーク>)
13:30 開場
13:45 基調講演 「地域通貨導入の社会背景と日本の現状」
講師 泉留維氏(都留文科大学非常勤講師)
14:30 事例報告
・善行エコマネー研究会代表 宮田英夫氏
・ラブス・どこコミサポートセンター代表 渡辺敦氏
・レインボーリング理事長 安部芳裕氏
・相模湖地域エコマネー推進協議会副会長 牧島信一氏
15:50 意見交換(〜16:30)
16:30 閉会
参加費: 500円(地域通貨は利用できません(^_^;;)
問合せ: shinichi.koyama@nifty.ne.jpへメールでお問い合わせください。
小山紳一郎(神奈川情報ボランティアネットワーク,
財団法人神奈川県国際交流協会)
申込み: shinichi.koyama@nifty.ne.jpへメールでお申し込みください。
(★先着順50名)
メールが利用できない方は,045-896-2896へお電話をください。
その他: 当日は,(財)神奈川県国際交流協会発行のニュースレター
「地域通貨」特集号を配布いたします。□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
3.横浜丘の手情報
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■■緑区 緑区の防災について (1) 緑区 多賀和幸
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★ 緑区防災講演会平成15年2月2日(日)午後1:30〜(緑公会堂)緑消防署長の中山知久氏を
講師に緑区防災講演会が行われた。中山氏は、阪神・淡路大地震のとき、災害
直後に現地の救援に派遣された。この時のなまなましい実体験を話された。
死者6,300余人、倒壊家屋20万戸以上の災害は、平時における我々の想像を
はるかに超えていると思われる。
・災害地の交通機関、道路など使えず、東京から神戸まで24時間かかった。
・119番に2時間で900本の電話が入ったが、ガス臭いなどの緊急でない情報が
ほとんど。家族が生き埋めになって、本当の救援が必要な地域の情報は入
ってこない。
・被害の多かった地域では、消防団員や警察のみでなく通行人、被災者までも
家族から生き埋めになった家族の救援活動を依頼される。
・火災は最初はたいしたことはない。当日の10時、11時が一番発生件数が多く
一週間にわたり毎日10数件の火災が発生した。電気ストーブのタイマーや
熱帯魚の水槽の電熱器、ガス漏れなどからの出火が原因。
・道路はなぜか緊急ステッカーを張った一般車両で渋滞。買い物や一寸した
用事の車が多い。このため食料や負傷者を運ぶ車両が通行できない。
・近代都市の倒壊家屋に埋まった人の救助はコンクリートの床のボーリング
をしないと出来ない。しかし工事用の重機が運び込めない。
・病院は、つぶれている、停電、断水、医薬欠乏、医者、看護婦不足で大半
が利用できない。応急手当のみ。緊急度や重傷度をみて搬送や治療の順位
を決める。(トリアージ) 遠方の医療施設への運搬は何十時間もかかる。
・数時間ごとに襲ってくる余震と寒さから眠れない。トイレに行けないので
水や食事もとれない老人が多い。トイレだけは行きたくなるが、水がでな
くてすぐ使えなくなる。
・小中学校が、被災者の避難所となる。被災者がお年寄りを助け、被災者の情
報を、自分が持ってきたボードに書くなどのボランティア活動をしている。● 地震!!・・・「知る」「想像する」「備える」[チェックリスト1]
イ)“震度7”でも家が壊れないようにする
★耐震診断をうけてみる→補強するロ)家が傾くほどの揺れとは?
★室内はシューカーを振ったように・・・大きな家具、冷蔵庫、ピアノが
あばれ、食器や花瓶が落下し、散乱する。椅子や電子レンジが飛んでく
る!→家具をしっかり固定する。
ハ)揺れを感じたら「火」を消す訓練
★年に1回から2回起きる横浜震度1から震度2の地震時は、地震時イ、
ロ、ハや地震三原則を実施してみる絶好の機会・・・・。
★揺れを感じたら→身の安全、使っている火を消す、ガスの元栓、ブレー
カーを下げるの4行動を・・・その他、ニ、ホ、ヘは下記URLを参照
http://home.catv.ne.jp/dd/taga/check1.htm● 地震のとき!!・・・・・「昼・夜・夏冬共通」[チェックリスト2]
イ)“震度7”でも自分自身がケガしない冷静な決意!!
★寝室:ふとんをかぶる ★トイレ、浴室などの小区画:そのまま様子
を見る ★台所、居間:テーブルの下にかくれ、足にしがみつくロ)家が傾いたら、脱出優先!!(支柱などの弱い方に傾く)
★頭を守れ!足元の保護、停電用点灯ライト
★すぐ近くの窓など脱出できる所から外にでる
★「火」がでた と考えて早く脱出するハ)揺れがおさまったら「火」と戦う!!
★頭と足元の保護 ★ガスの元栓
★ブレーカー(屋内電気安全装置)を下げる
★「火」が出たら、消火器で消すその他、ニ、ホ、ヘは下記URLを参照
http://home.catv.ne.jp/dd/taga/check2.htm
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中山さんは自宅の耐震診断をうけたら“震度7”の2倍でも大丈夫だった
そうです。家具をすべてコンクリートの壁に固定しようとしたらだめだと言わ
れ、奥さんのものも含め、家具はすべて売払ったそうです。大型の冷凍庫には
食料をつめ、2Lのペットボトルを5本用意し、充電式の停電ライトを各部屋
に用意しているそうです。●講演会場の質疑の時間に以下の要望を行った。
行政がやるべき一番大切なことは住民の安全特に命を守ることであり、中山氏
の貴重な体験情報を自治会などを通して、緑区民に周知させてほしい。
情報や訓練もなく災害が起こったら、中山氏の話のように必ずパニックになる。
この素晴らしいチェックリストを緑区の全所帯に配布してほしい。
緑区はホームページに、住民のための災害情報がまったくない。青葉区、都筑
区、港北区などはきちんとやっている。●緑区総務課長の回答
ホームページは3月に新しくなるので災害情報は掲載します。
●消防署長の回答
地域で防災の講習会があれば、どこでも出前講演します。★チェックリスト1,2のオムニバスHPへの記載は許可を申請中です。
(編集長の一存で仮掲載しています)
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■■都筑区 耳より情報 都筑区 是永圭子
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★ 朝市の野菜と卵がおいしいワケ◎突撃取材!畑と鶏舎●角田さんの畑
大熊町の小高い山の頂き部分に畑が広がっている。白菜、赤かぶ、大根、人
参、ごぼう、長ネギ、じゃがいも、ブロッコリーなどが、太陽をいっぱい浴び
すくすくと育ている。角田さんの自宅もこの一角にあり、隣接する洗い場では
収穫してきた野菜の土を落とし、作業室では漬物を漬け込むという。縁側では
千切り大根が天日に干されていた。野菜は「木のチップを発酵させた肥料」や「魚粉の入った肥料」などを使い、
農薬はできるだけ使わないのが角田流。雑草は除草剤を使わず手でむしる、ほ
うれん草には虫除けのネットを被せるなどして自然の味を損なわないように気
遣っている。安全でおいしい野菜は、地道な努力によって育まれているのだ。
角田さんが栽培する野菜は約五十種類。春はほうれん草、小松菜、かぶ。春
から夏にかけてはきゅうり、とまと、なす、かぼちゃ、ズッキーニ、赤じそ、
とうもろこし。夏にはじゃがいも。秋には秋じゃご、おかひじき、モロヘイヤ、
ねぎ。秋から冬にかけては京水菜、白菜。冬には大根、かぶ、オータムポエム、
赤かぶ、ラディッシュ、にんじん、赤だいこんなど。季節ごとにフレッシュな野菜を食卓に届けようと、葛が谷OK前朝市と大熊
にこにこ市で直売している。「反響が直接返ってくるから責任が重いが、やりが
いもたっぷり!」と角田さん。これからも安全で新鮮、そしておいしい野菜を
届けてくれるに違いない。角田さんの人気加工品は朝市やにこにこ市で購入できるが、「赤かぶの甘酢漬
け」「大学芋」「味ナス」のレシピはJA横浜北ホームページに掲載されている。
http://www.jayokohamakita.or.jp/home.html
●平本さんの養鶏所
最盛期には5000羽いたという平本養鶏所。今は1200羽が元気な声を響かせ
ている。聞けば東方町には多いときは10軒の養鶏家があったとか。現在は港
北など周辺4区合わせても5軒しかない。42年前、開所した当初、あたりには
街灯も何もなく、自動給餌機導入にあたり電柱11本しめて40万円かかった。
夜は真っ暗で物騒なので、中本さんは用心のため猟銃を所持していたほどだ。平本家では10年ほど前から、白い鶏(白色レグホン)に加え、羽毛の赤い
赤玉鶏も買い始めた。現在は白と赤がほぼ同数。どちらもヒヨコから育てる。
2〜3ヶ月経ち、4ヵ月目くらいから卵を産みはじめる。以前は産卵まで半年か
かったが、鶏の改良と餌の向上で、産卵開始時期が早くなったそうだ。安全にはことのほか気を遣っている。生後1ヶ月目と3ヶ月目に生ワクチン
を飲ませ、4ヶ月目には筋肉注射をする。餌は抗生物質の入っていない安全な
ものを選んで与えている。成分はビタミンA、ビタミンD2、ビタミンB2、と
うもろこし、マイロ、テネマトリン、大豆油かす、菜種油かす、魚粉など。鶏
はほぼ毎日(産卵率:冬80%、春100%)卵を産み、1年半ほど産み続ける。
給餌、採卵、掃除など鶏の世話は365日一日も欠かせない。平本夫婦は二人揃
って旅行したことは今までに一度もないという。体重1.8kgの赤玉鶏が産む卵(赤玉)は、体重1.2kgの白色レグホンが産む
卵(白玉)より若干大きく、1個68gほど(白玉は63gほど)である。卵を産
まない日が4日続くと、かわいそうだが処分所に引き渡される。鳥糞はガーデ
ニング愛好家に好まれることから乾燥させ、袋詰めし販売している。冬など餌
の少ない時期は、鳩やむくどり、カラスなどが乾燥中の鳥糞をついばみにやっ
てくるそうだ。取り上げられた卵は、作業所で袋詰めされる。1kgに設定された重りに見合
う個数(白玉16個、赤玉15個)を入れてテープで口を縛る。安全で新鮮、し
かもおいしい平本さんの卵は1kg350円である。葛が谷OK前の朝市、平本養
鶏所、JA港北支所の3ヶ所で求めることができる。平本家でも、素性の知れ
たもっとも安全な蛋白源としてこの卵が毎日食卓にのぼる。----------------------------------------------------------------------
■■港北区 耳より情報 港北区 西井 弘
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★ 東横線地下鉄化跡地利用計画(東白楽〜横浜線間)神奈川区役所などを舞台に、東横線(東白楽駅〜横浜駅間)が、2004年の初春
頃に、地下鉄化された後、跡地の高架線路(2階)をプロムナードに、高架下
の地面(1階)を駐車場や道路などに、整備する計画が進められています。
この計画は、横浜市都市計画局企画調査課交通担当が、発行する
「散歩道づくり通信」で、神奈川区などの市民に広報されています。
都市計画局企画調査課交通担当(TEL:671-3511,FAX:663-3415)発行
http://www.city.yokohama.jp/me/kanagawa/town/sanpo/index.html----------------------------------------------------------------------
■■冊子&Webサイト紹介 青葉区 小池由美
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★「グループ活動をはじめて見たら」シニアの仲間づくりハンドブック退職後の生きがい作りのひとつの選択肢として、身近な地域で仲間を見つけて
行うグループ活動があります。が、どんな活動があるのか分からないで困って
いる方々や、より良いグループ活動を展開していくためにはどうしたらよいか
悩んでいる方々に役立てるために作成されました。事例紹介が3つありますが、一番バッターに青葉区の「まっぴい・青葉の街」
が5ページに渡って紹介されています。オムニバス通信の読者の方にも会員の
方がおられると思います。最近「花探検」大型地図などの展示がありごらんに
なった方も多いことと思います。立体地図などもあるようです。どんな風に作
ったのかお話を聞いてみてもいいかな・・・と思います。
http://www.01.246.ne.jp/~mappy
青葉区のすてきな公園 もあるのですが・・・
発行:(財)かながわともしび財団
2002年3月A5版76ページ★ 港北区のまちづくりフォーラムが開始されました。
皆さんちょいと覗いてみて下さい。
http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/index.html★「みどり区タウンガイド」が発行されました。
これで青葉区タウンガイド、都筑区ガイド、港北区ガイドとあわせて北部4区
完成です。
発行:15年1月1日
編集協力:緑区役所、緑区商店街連合会
なんと 600円
買っちゃいました。 緑区タウンガイド★ 公園情報
ビタミンママの公園情報
http://www.vitaminmama.com/kindex.htmlようこそ、写真で綴る都筑区情報ページへ!
http://www.bekkoame.ne.jp/~nvw/sunappu/sunappu.htmおもしろい?!安心!?都筑区公園ウォッチング
http://my.reset.jp/~yokokai/kouen/index.htm新横浜公園の紹介ペイジ
http://www.city.yokohama.jp/me/green/shinyoko/港北区にはこんな会もあります。桜の森を守る会
http://sakuraforest.fc2web.com/index.html----------------------------------------------------------------------
■■横浜市 耳より情報
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「横浜ひとづくり推進事業」助成金 2003年度応募要綱(1) 趣旨・目的
本助成金は、社団法人横浜青年会議所が「ひとづくり事業」を積極的に展開
しているNPO・市民団体に対しその活動と相互協力を目的として拠出するも
のとします。(2) 応募資格、助成の対象となる活動
横浜市内に活動拠点を置き、横浜で活動するNPO・市民活動団体に応募資
格があります。
本年はひとづくりのなかでも、現在さまざまな問題に直面している「地域の子
供育成」をテーマとし、たとえば家庭における育児やしつけ、教育や学校生活
の支援、青少年育成事業などを横浜市内で行っている団体を対象とします。
対象期間は2003年1月10日から同年9月31日までに行われている活動
や事業が対象です。1件あたりの助成金額は10万円から150万円(10万
単位)で総額150万円までです。(なお営利目的や宗教活動、特定の政治活
動、選挙活動を目的とする事業及び昨年度に当助成を受けた団体は除きます。)
(3) 応募手続
応募期間:2003年2月1日から2月28日まで (2月28日消印有効)
応募手続:2003年1月10日から2月21日
(4) 応募方法
(5) 審査
(6) 助成金交付応募手続、応募方法、審査、助成金交付などの詳細は下記
YOKOHAMA JC 社団法人 横浜青年会議所のホームページ
http://www.yokohama-jc.or.jp
の[2003.1/20] 「横浜ひとづくり推進事業」助成金 2003年度応募要項
を参照して下さい。
お問合せは(社)横浜青年会議所 地域の子供育成委員会
担当 萩原智美、野坂庸介までお願いいたします。
連絡先 Tel: 671−7485□□□□―――――――――――――――――――――――――――――――
4.街づくり講座
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今回はお休みします。□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――
5.今、電子自治体がおもしろい(30) 青葉区 中谷英世
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〜横浜市新予算案を読む・中田新施策は?〜中田新市長の手腕がどこまで盛り込まれるのか。注目の15年度予算案が公表
されました。横浜市民期待の市政がどう実現されるか、大変重要な予算です。
新聞記事はご覧と思いますが、市長記者会見(1月30日)が詳しく市長ペー
ジで公開されています。予算編成プロセスから積極的に情報提供を行う開かれ
た中田市政の実行だということです。このページからダウンロードすれば、マ
スコミに配布されたと同じ資料のすべて手にはいります。http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/15yosan/index.html
市民自らが直接情報を手にいれることが出来る、これがITのメリット。さて
どう読むか? 膨大な資料の中から注目したい点を抜き出してみました。■記者の一問一答の冒頭、市長は「過去の清算と未来への創造に優先的に取り
組んだ。未来の創造という意味では、子育て支援、環境行動都市としてのごみ
・環境対策、高齢者の施設入所待ち解消などについて重点的に配分した。切っ
たものとしては、新庁舎建設の新規積立10億円、環境事業局栄工場の建設費
用もごみの減量ができれば不要と言うことでゼロにした。」と言っています。http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/030130.html
■さて予算案の中で注目すべきページがあります。これまで18区一律に1億
円の区づくり推進費が配分されていましたが、中田新市政では区役所から財政
局への直接予算要求を試行しました。 区ならではの視点からの事業要求を認
め、今後の区役所機能強化の検討に活かそうという試みをしました。
その結果は15年度案のファイル「2:予算案のポイン」の中の26Pに掲載
され、各区の新規事業要求とその予算配分が公表されています。http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/15yosan/pdf/15yosan-2.pdf
今回18区要求の内15区に25億円の予算が新たに付きました。
緑区は駐輪場整備2千万円、港北区は区役所屋上緑化2千万円、都筑区は区版
の市民活動支援センター検討百万円、中川駅舎を活用した地域ケアプラザ整備
五百万円などなどなど・・・
しかし、青葉区、神奈川区、港南区の3区は査定ゼロ。???
ここで問題があります。どんな優先順位で決まったのか? 区はどんな要求を
したのか? 区民は全く知らされていない!・・予算編成プロセスから積極的
に情報提するとの大前提は区には適用されていないのではないのか?
市民の身近なところで迅速に課題を解決するための試みは大賛成ですが、区役
所が区民要望をどれほど把握出来たのか? 区の広聴システムが本当に機能し
ているのか? 区長をはじめ区職員の力量不足が区民に不利益をもたらさない
のか? 区民は区長を選べない中でのこうした大問題がいきなり提示されたと
いえます。■ここで広聴の改革が大きな課題になりますが、資料2「平成15年度行政改
革の主な取り組み」の第一項目に「ITを活用した市民サービスの向上」があ
ります。http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/gyoukaku/15keikaku/15keikaku.pdf
その(2)ア:広聴システムの整備「市民の声に迅速に対応し、市政への反映
を図り、あわせて市民への広聴情報の提供を推進するため、広聴情報を一元化
・共有化するシステムを開発」と目標がかかれています。単なるメールか、新掲示板方式か、電子市民会議室を開設するのか? 他の自
治体に負けないこれが横浜だ!という先進的なシステム開発を期待したいもの
です。遅れに遅れた電子市役所推進計画はまだ懇談会で策定中。昨年11月に
市民意見を募集しましたが、今だ公表されないままです。但し15年予算関連
だけが先取りされて、最終ページに参考資料として纏められています。■「平成15年度行政改革の主な取り組み」の8ページ「区の機能強化に対す
る体制の確立」で一寸注目したい新配置があります。
1:区に「ごみゼロ推進担当課長」「ごみゼロ推進担当係長」を設置
2:区に「学校支援・連携担当課長」を新設、地域活動における学校利用の推
進地域の人的資源の学校教育への活用、教育相談や学校運営等の支援機能
を強化
3:区に「まちづくり支援担当課長」を「土木事務所副所長」の兼務で設置
4:区の重点施策を推進するため、「担当係長」を設置(各区1名)
5:市民局に「区機能強化担当部長」を新設。更なる区の機能強化に向け、推
進体制を充実情報公開された膨大な予算書をどう読みこなすか。市民の情報力が問われます。
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6.「TaKMiが贈るワクワクIT福袋」 (16) 緑区 矢田 敏男
多賀 和幸
□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――★ 「たかがホームページ、されどホームページ」(2)
〜ホームページを作ることはどんな意味があるのだろうか?(団体編)〜「多賀」 さて前回、突然対談が始まってしまいましたが、矢田さんと私は緑
区オンライン学級の仲間で、同じ緑区のご近所ということで、この企画に参加
をお願いしました。個人編に続いて今回は団体編ですが、矢田さんお勧めの団
体のホームページはありますか?「矢田」 私のお勧めは、私のふるさとの中学校(塩江中学校)のホームペ
ージです。 http://www.niji.jp./school/nemunoki/
私のふるさとは、香川県の人口4000人足らずの小さな町で、どんどん人口の過
疎化がすすんでいるところです。そんな町の中学校ですが、 2001年の9月にホ
ームページを作り始めました。全校生徒が100名と大変少ないので、パソコンに
触れる機会は多く、海外日本人学校とのメール交換を おこなうことにより、第
2回インターネット活用実践コンクール実行委員会賞を受賞しました。
「多賀」 国語教科書の教材に書かれた「他者と視線を合わせることに関する
日本人と外国人の違い」に興味をもったある生徒の呟きを、メール交換で確認
しようと指導された先生が素晴らしいですね。またこのメール交換活動の教育
的な狙いや指導方法がしっかりと書かれています。さて団体がホームページを作る場合の基本的なことを整理してみますと、
1)団体のブランドイメージがホームページに反映されているか。
団体のホームページの一番の目的は広報です。例えばインターネット教育活動
を目的にしている団体が、拙劣なホームページを作っていたらそれだけで、信
用を失います。団体として何をアピールしたいかをよく考えてホームページの
デザインを考える必要があります。2)団体の信用や目的を確認できる情報が記載されているか。
団体の所在地や代表者や連絡先、団体の設立趣旨、活動目的や活動報告、NPO
などでは収支報告などもきちんと記載されていることが必要です。3)情報は分りやすく分類され、情報内容は団体の趣旨や目的に合っているか。
トップページにサイト全体の情報が見渡せる目次があるのが良いでしょう。検
索機能もあると必要な情報が探しやすい。また公共のホームページは、目や耳
の不自由な方や外国人なども見ることを考えておく必要があります。読み上げ
ソフトが対応できないフレーム構造を避けたりする配慮も必要でしょう。
情報内容は団体の趣旨や目的を、対象とする読者に理解してもらえるかどうか
十分吟味する必要があります。4)更新管理や双方向コミュニケーションに配慮しているか。
古い情報を何時までも掲載しるサイトは団体のイメージダウンになります。
ホームページに問合せのメールアドレスがなかったり、問合せの応答が遅いサ
イトも評価が低くなります。また掲示板を設けてコミュニティの場を提供する
ことも大切なことです。5)会員の情報をきちんと扱っているか。
会員の登録をしてもらう場合など、そのサイトとして情報のセキュリティやプ
ライバシーのポリシーが表示されていると安心できます。矢田さん、これ以外にも団体がホームページを作るときに注意点はありますか?
「矢田」 やはり、トップページのデザインが一番重要ではないかと思います。
トップページは、ポータル(入り口)にあたるので、そのホームページの目的
が分りやすく、親しみのもてるトップページが必要だと思います。
また、アクセス数が分るようにし、常に更新されているようでないと段々活用
されないのではないかと思います。また、リンクの情報が、トップページにあ
ると便利ですね。 いずれにしても、個人のホームページとは異なり、沢山の
人に活用してもらう必要があるので、色々と検討する課題は、多いようです。
私も今年は、団体のホームページ作りにチャレンジしょうと思っています。「多賀」 トップページのアクセス時間は8秒が限界だそうです。トップペー
ジは軽くする必要があり、重い画像をおいたりしないほうがよいと思います。
多くの団体が自治体のホームページ評価をしています。例えば、
21世紀政策研究所による全国市町村ホームページ調査結果
http://www.21ppi.org/japanese/thesis/200208/020830.pdf
によると、トップ1%に入る自治体のホームページは神奈川県周辺では神奈川県
横須賀市、藤沢市、鎌倉市、箱根町などが選ばれています。
1)情報公開、2)防災と危機管理、3)オンラインサービス、4)双方向コミ
ュニケーションを重点評価項目にしています。防災と危機管理を第二の評価項目
に上げているのはさすがだと思います。
オンブズマンがつけた辛口の自治体ホームページの通信簿もあります。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3852/thuushinbo_kangae.html
このような評価基準は、ホームページ作成の時に参考にされると良いと思います。□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
7.編集後記
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「災害は忘れた頃やってくる」「地震は歴史的に見て前例が繰り返される」
と言ったのは寺田虎彦だったそうです。各区の防災担当は総務課の庶務係長が
ひとり兼任しているだけだそうです。今回予算が増えたのは、環境と子育てだ
そうですが、横浜市の防災対策は本当に大丈夫でしょうか。
阪神・淡路大震災の教訓が少しも生かされていない気がしています。自衛隊
や消防隊も災害時には空からの消火や救援活動をするなどもっとダイナミック
な対応が必要なのではないでしょうか。
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横浜オムニバス通信」編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
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