オムニバス通信 :

42号


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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」42号(発行日 2003年1月19日)

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□ □1.TaKMiのトピックス       □
□ □ 2.市民活動イベント情報     □
□ □ 3.横浜丘の手情報             □
□  □□ 4.街づくり情報                 □
□□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい (29)  □
□□□□□□□  6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(15) □
□□□○○ □□  7.編集後記         □
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○○   ○○
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横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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           42号の編集担当は小池です。


                     

■■42号−お急ぎの方へのご案内■■
1.TaKMiのトピックス
  なんやかや会のスケジュールのおしらせ

2.市民活動イベント情報
  今回は、バスガイドは時間切れで走り回ることが出来ず青葉区周辺情報に
  なりました。赤いボルボが走っていたら声をかけてください。

3.横浜丘の手情報
  青葉区からと都筑区からの情報です。緑区と港北区の情報提供を誰か手伝
  ってくれませんか・・・
                                    
4.街づくり情報   
  今、さまざまなモニター募集が始まっています。皆さんの活動に取り入れ
  ることが出来るのではないでしょうか?
  
5.今、電子自治体がおもしろい (29)   青葉区  中谷英世
  「インターネットを防災情報のツールに」横浜市の防災は進んでいるといわ
れていますが、情報が伝達されるべき一番の末端である市民へは、"last
one mile"などといわれ、遅れているのが現状です。では、どうすればよ
  いのでしょうか?

6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋(15) 
  多賀あんど矢田で贈る「たかがホームページ、されどホームページ」(1)
  が、シリーズで始まります。ホームページ作成を考えている皆さん(うん?
  私もね)必読ですよ。

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1.TaKMiのトピックス
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なんやかや会の日程をお知らせします。これから予定されているものに、ぜひ
参加してみませんか? 案外使っていないワードの奥義があるかもしれません
よ。

★1月18日[Word 1] 終了しました。こられた方6名、サポーター7名という
ことはマンツーマンですね。 2時間があっという間でした。その後お茶をし
ながらよもやま、なんやかや会でした。
 ●担当:小池
 ページ設定(余白、文字数と行数、印刷の向き、フォント・サイズの変更)
 テキストボックスの使い方(文字の拡大・縮小、段落、塗りつぶしなし、線
 なし)ヘッダー・フッター(担当者名、日付、ページ数)IMEパッド(手書
 き、一覧、総画数、部首)単語/用例登録(辞書ツール)

★2月7日(金)予定:[Word 2]
 ●担当:是永・川辺
 前回の[Word 1]の復習と、図や色について学習しようと思います。
 オートシェイプの使い方、図の挿入、クリップアート、段組、文字の均等割
 付、特殊文字、ページ挿入、改ページなど

★2月15日(土)予定:チラシづくり
 ●担当:是永・川辺
 1月18日と2月7日にやったことの実践編としてチラシづくりにトライしよう
 と思います。

★3月7日(金)予定:デジカメ基礎
 ●担当:中里
 デジカメ自体の設定、パソコンへの取り込み、目的に合ったデータ容量、サ
 イズ変更、編集方法など

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*TaKMiのHPに貼り付けてある、「イベント予定表」は書き込み自由。画面
 上部の小さなカレンダーの中の日付をクリックして入力したのち登録するだけ
 あなたの入手した旬の情報をぜひ、一人でも多くの人に知らせてあげて!
*「市民活動リンク集」には、市民活動グループ・個人のホームページをは
 じめ、公共機関、学校、企業、施設、自治会、メディアなどのリンク先を豊富
 に紹介しています。探している情報が手早く見つけられます。

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2.市民活動イベント情報
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★1 1/21 人生を楽しくする方程式〜SLA青葉・元気塾
こころの時代を生きる
日時:1月21日(火)10時〜12時
場所:青葉区役所別館会議室
定員:30名
参加費:500円
申込: 山下 fax:962-0837
   住所、氏名、年齢電話番号を明記して申し込みください。
問合せ:横山 tel:961-3927

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★2 1/28 介護者サービス「ほっと青葉」1月定例会
介護者によるシンポジウム「えこたらない介護」
日時:1月28日(火)13時半〜15時半
場所:青葉区役所別館2階青葉区社会福祉協議会会議室
コーディネイタ:松本 恩(前東山田地域ケアプラザ施設長)
パネリスト:介護者の方3名

おしらせ:「ちょっと聞いてよタイム」15時半〜16時半を今月の定例会か
らはじめます。
参加料:無料
当日宅老をご希望の方は、下記へ問合せください
青葉区福祉保健センターサービス課高齢者支援担当/米澤・森野
tel:978-2450
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★3 2/22 ボランティア入門講座
    親子でみつけるボランティア
http://www.sanjocity.jp/~it-takmi/shiencet/index.html

親子で出来る身近なボランティア活動を始めましょう!
家族一緒にボランティアについて考えてみませんか?

日時:2月22日(土)10時〜15時
会場:青葉区役所別館2階第1会議室  午後は、街に出て活動します。
対象:市内在住の小学校3年生〜6年生のお子さんと保護者の方 
定員12組(先着順)
参加費:無料(昼食は各自持参)
服装:暖かくて活動しやすいもの
申込:1月22日(水)9時より 電話にて
   横浜市市民活動支援センター市ヶ尾プラザ   tel:974-5525
1月26日は休館です。
主催:横浜市市民活動支援センター

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★4 2/22 味噌づくり教室 2003年田奈恵みの里事業

大変貴重な地元『田奈産大豆』を使って、味噌づくりにチャレンジ
日時:2月22日(土)23日(日)10時〜15時まで
場所:田奈農協センター(JR・東急田園都市線長津田駅北口徒歩1分)
参加費:5,500円〔材料込み、約10キロ持ち帰り)容器は各自持参して
    ください。容器サイズは、高さ約30センチ、直径30センチ程度の
    もの。蓋があればなお良いでしょうね。
    昼食は各自で。地元野菜を使ったとん汁をサービスします。
募集人員:各日とも30人。(応募者多数の場合は抽選)
申込:氏名・住所・電話番号・希望日を書いて、ハガキ/ファックスで下記ま
   で申し込んでください。
締切:2月3日(月)必着
〒227−0064 青葉区田奈町52−8 田奈農業協同組合 組織営農
室「みそ係」  tel:981-1811 fax:981-1839
主催:田奈恵みの里推進委員会、田奈農業協同組合
後援:横浜市緑政局 

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3.横浜丘の手情報
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■■青葉区 耳より情報              青葉区   小池由美
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★青葉の街・土曜コンサート 平成15年度出演者募集
http://doyocon.hp.infoseek.co.jp/

『青葉の街・土曜コンサート』は、平成元年より毎月第3土曜日に、東急田園
都市線たまプラーザ駅南口のイッツ・コミュニケーションズ(旧東急CATV
以下 iTSCOM)オープンスタジオで開催し、その数は既に160回を超え、出演者
は2400人余、来場者は1万人を越えています。
当コンサートは、地域の区民のボランティアからなる実行委員会が、横浜市青
葉区役所・iTSCOM の協力のもと、企画・プロデュース・運営する手作りのコ
ンサートで、出演者は青葉区及び近隣地域のアマチュアグループの方々です。

15年度の演奏者を募集中です。締切は2月28日。早い目にお申込を!!
詳細:http://doyocon.hp.infoseek.co.jp/subh15bosyuu.html

65歳からのアートライフへの入り口もあります。
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★活動紹介   むすびの会−日本伝統芸能教育普及協会
        http://www.musubinokai.org

子どもたちが日本の伝統芸能に触れるための「機会づくり」を応援します。

伝統芸能を学校教育の中に取り入れることには、伝統芸能の実演家の協力を始
めとして、橋渡しをする機関や指導者の存在がなければ実現することが出来ま
せん。学校教育現場教員、伝統芸能の実演家、学識経験者、研究者を発起人と
して、日本の伝統芸能を教育カリキュラムの中に組み入れることが可能となる
ような支援出来る組織を発足しました。

発起人の一人に青葉国際交流ラウンジ登録の自主グループ伝統芸能わくわく座
の代表藤間多京さんが入って活躍されています。
青葉国際交流ラウンジ自主活動グループ一覧からどうぞ
http://www2.ocn.ne.jp/~aoba/

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■■書籍  耳より情報 
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★冊子紹介
「新・あなたのおっぱいライフ応援します!」保存版
発行:あおばおっぱい会 2002年11月
製本協力:都筑区生涯学習支援センター
見ることが出来るのは:都筑区、青葉区の生涯学習支援センター
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★地図情報
寺家ふるさと村散策マップが出来ました。
A3 八つ折版(みうら折のようにはなっていませんが・・・)
発行:青葉区役所区政推進課(個性ある区づくり推進費)
森のコース(周遊)、里のコース(巡回)、川のコース(市境)の3コースが
紹介されています。。青葉区役所広報相談係、地区センターで入手。

「ふるさと村は大勢の人が利用します。お互いにマナーをまもりましょう」な
んていう言葉が入っています。また、「寺家ふるさと村の農地・山林は、農家
の個人所有物です。農家のご厚意で提供していただいています」とも、書かれ
ています。
さあ、青葉区の人はどのように読んだらよいのでしょうか・・・

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■■都筑区 耳より情報           都筑区  是永圭子
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★朝市は今年も元気だ!
                              2003/01/12
今年こそはウワサのシラタキを手に入れようと早起きしたつもりだったが、朝
市に着いたらもう7時。やはりお目当ては売り切れていた。
出遅れたことを後悔しながら奥に向かうと、みんな片手に野菜の入った袋を持
ち、紙コップを口に近づけては白い息を吐いている。そう、2003年初朝市では
甘酒がふるまわれているのだ。人間は食べ物に弱いのか師走の餅つきといい、
年初の甘酒といい、こういう食べ物飲み物がいただける日は買い物客がどっと
増える。これは朝市運営の参考になりそう!
白菜、大根、人参、じゃがいも、里芋、八つ頭、小松菜、ほうれん草、ごぼう、
たまご、こんにゃく、京がんも、漬物などが所狭しと並ぶ。今年初めての市の
せいか、どことなく華やいだ感じだ。今日のイチオシは聖護院大根か。ごろん
と丸いもの、ちょっと細長いものなどいろいろ。煮て食べるのがいちばん美味
しいとのこと。変わったところでは、鷹の爪とアスパラ菜とじゃがいも餅を発
見。工夫を凝らした売り手の気持がひしひしと伝わってくる。朝市ならではの
楽しさを、今年もみなさんがしっかり用意してくださっていた。

角田さんの漬物も健在だ。昔ながらのたくあん、麹漬けのたくあん、そして大
人気の赤蕪の漬物。昨年末、私も生の赤蕪で漬物にトライしたが、大失敗をし
ていたのだ。角田さん曰く、赤蕪の漬物は出来上がるまで15日かかるそうな。
今度、じっくり漬け方を習わねば!
そんな漬物コーナーにな・なんと、ビーズの指輪とネックレスが飾られている。
角田さんの娘さんが作った作品だという。たくあんとアクセサリーというミス
マッチがとてもおもしろい。ビーズそのものが特殊なものらしく、朝日の中で
ひときわ美しい輝きを放っていた。そんなこんなで盛り上がっているとき、勝
手に応援団の面々に出会う。早速、角田さんの畑に伺いたいと取材を申し入れ
る。年末に立てた「畑に行こう!」の目標が、はや叶うこととなった。
雑談をしていると、ダッフルを着た若い女性に目がとまる。竹で編んだカゴを
二つさげ、買うぞ!という意気込みをあらわにした様子。どうやら常連さんら
しい。ご主人も小さなレディをあやしながら市の中を回遊している。もっとも
っとこんな若いファミリーが増えるといいなぁ。

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★2 横浜・川崎地区の主な朝市・直売所(野菜・果物等)案内

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/nogyosinko/chykubai/yokohama-kawasaki.htm

★3 かながわとれたて産直ガイド
(朝市・共同直売所・観光農園・ふれあい施設)
http://www.fnet.ne.jp/sangyo/sanchoku/index.html
http://www.fnet.ne.jp/sangyo/sanchoku/yk.html


■■■バスガイドも行ってみたい、朝市です。
我が家から一番近いのはどうやら、田奈のようです。近々チャレンジしてみよ
うと思います。誰か一緒に行きませんか? イベント情報で、味噌作りを紹介
しました。

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4.街づくり講座  活動に活かす情報を!
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★横浜市民メディア連絡会でのメイリングリストでの話題から・・(TaKMiの
会員もたくさん参加しています)

神奈川県視覚障害者情報・雇用・福祉ネットワーク (通称View-Net神奈
川(びゅーねっとかながわ) )の方が入会したいと申込がありました。。
http://www.view-net.org/
その方が、横浜市のHPは視覚障害者への配慮がないと嘆いておられます。神
奈川県は相談があり前向きに対処してくれてるようです。どうしてなんでしょ
うかね・と、ここまで考えて、我がTaKMiのHPも大丈夫かなと。HP担当の
王子さんの努力が随所に見られると思いますが、皆さんどう考えられますか?


視覚障害児のためのインターネットアクセス支援システム
http://www.schoolnet.gr.jp/uni/shienkyoiku/shien_shikaku.html
聴覚障害児のための支援システム
http://www.schoolnet.gr.jp/uni/shienkyoiku/shien_chokaku.html

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★横浜市民メディア連絡会http://www.y-cmc.com/

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★広報よこはま 市版 と各区広報へのリンク先はここです。
2003年1月号NO.647
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/647/mokuji.html

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今、ちょうどいろいろなモニターの募集時期です。私はまだやったことがあり
ませんが、市政モニターをやったことがある人 どんなことをされたのか教え
てくださいませんか?(バスガイドは興味津々なんです)
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★15年度電気通信サービスモニター募集中
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030117_5.html

総務省では、よりよい電気通信サービスを安心して利用することができるよ
う、利用者の視点に立った電気通信行政の推進に取り組んでいるところですが
電気通信サービスに関する利用者の御意見や御要望を幅広くお聞かせいただき
今後の電気通信行政に反映させるため、平成15年度(2003年度)電気通信サ
ービスモニターを下記のとおり募集します。

募集期間
1月20日(月)から同年2月21日(金)まで(当日消印有効)

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★15年度市政モニター募集中
申込 1月14日〜31日(消印有効)
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/647/002.html#2
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★15年度神奈川県くらしのモニター募集 県のたよりから
http://www.pref.kanagawa.jp/tayori/tayori/siken.htm


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【市民活動は、局でいうとどこに一番関係していると思いますか?ちょっとの
ぞいて見ませんか?市庁舎へ行かれたことはありますか?】
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★市民局地域振興部 地域振興課・市民活動推進担当へようこそ!
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/tishin/index.html

★横浜市市民活動推進委員会答申(概要版)平成14年8月
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/tishin/npo/tousingaiyou.html
(市民局地域振興部地域振興課-2002.11.20作成)


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5.今、電子自治体がおもしろい(29)   青葉区  中谷英世
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    〜インターネットを防災情報のツールに、などなど〜

 前回、震災・防災情報対策は自治体最大の役割りでは・・・と横浜市から市
民への防災情報の伝達体制が非常に貧困であることを指摘しました。
こうした状況下で、実際にどの程度情報伝達が可能だろうか?青葉区民会議で
は青葉区と横浜市危機管理対策室に現状での検証を行うことを提言してきまし
たが、1月15日(水)ついに検証の訓練が実現しました。

以前であれば「ご要望は伺っておきます」いつもの決まり文句で終わりでした
でしょう。しかし、横浜市の対応に大きな変化が生じています。

■今回は緊急情報伝達を目的とした初の訓練が青葉区で実施されたことです。
その特徴は
1:中田市長がテレビ電話を使って青葉区長に訓練開始を指示したこと。
2:地域防災拠点の区民から被災情報を災害用携帯電話で区防災対策会議に連
  絡を入れたこと。
3:区情報班からFMサルースに緊急情報の放送が要請されたこと。
4:インターネットを活用した横浜市安否掲示板の実験が、防災拠点の区民参
  加で実施されたこと。

■昨年10月、たまプラーザに開局したコミュニティ放送局FMサルース。そ
の放送エリアは青葉区が中心です。http://www.fm-salus.jp/
横浜市がFMサルースと防災協定を締結、大震災時には青葉区の要請に応じて
区民に避難命令や被災情報など防災に必要な緊急行政情報を放送することが可
能となりました。他の地区は依然市民への行政伝達システムがないままです。
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/press/press021113-2.html
なお携帯電話でもFMサルースの放送が聞けます。番号は018-099-4841です。
携帯をお持ちの方はテストしてみてください。

■横浜市安否掲示板の入力実験も横浜市としては初の試み。
青葉台中学・桂小学校の防災拠点では発災後数時間経過した状況を想定、イン
ターネットによる安否入力実験が行われました。安否掲示板は実験用の試作品
で、いろいろ意見を取り入れ、これから検証して実用ソフトにしていく計画だ
とのことです。

防災へのインターネットの活用は安否確認にとどまらず、避難者の把握登録や
救急医療・救援物資の状況、防災本部と防災拠点間の情報交換など多様な利用
が期待されます。
そのためには、防災拠点で活動する区民のIT化をどう進めるか区防災現場の
課題が浮かびあがっています。

■もう一つの横浜市の動き。ご存知の方は多いと思いますが、中田市長が総務
局提出の「新時代行政プラン」原案に大いに怒り策定作業を中止させ、北大の
宮脇教授の提言を取り入れる作業に切り替えたニュースです。

総務局案は従来型の手直し程度にとどまり、コストダウンについての厳しさが
見られない。行政の事務事業の見直しについての抜本的な案が何もない。他の
部局に切り込めない役人の限界。行政改革の効果は疑問だとと断じています。

早速、横浜市長のホームページに16日のその記者会見がいち早く公表され、
市長の考えが説明されています。前市長時代には考えらなかったことです。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2003/030116.html
また、総務局案は11月20日の記者会見資料として掲載されています。
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/gyoukaku/index.html

総務局が進める電子市役所推進懇談会の予定されている会議も延期されました。
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/ipd/confab/
「電子市役所はITによる市組織運営の簡素化、役人の意識改革を促進する強
力なツールである」との問題意識が希薄で、ただ行政窓口の電子化程度に矮小
化してしまう総務局の原案も俎上に乗っているでしょう。

ITを活用し、市民に全ての情報を開示し見えるオープンな行政運営。これこ
そが、ガラス張りの市政運営を実現する電子市役所の理念そのものでしょう。
中田市長としては初めて事務局案を拒否。いよいよ役人の牙城を切り崩す抜本
的な改革に着手することになりそうです。エールを送りたいものです。

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6.「TaKMiが贈るワクワクIT福袋」 (15) 緑区  矢田 敏男
                             多賀 和幸
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★ 「たかがホームページ、されどホームページ」(1)
 〜ホームページを作ることはどんな意味があるのだろうか?(個人編)〜

「矢田」 3年前に新しいノートパソコンを購入したのを機会に、それまで個
人用に整理していました自分の趣味である山登りや旅の記録を、親しい友人や
親類の人たちに紹介する目的で始めたのがホームページ作成のきっかけでした。
 そこでホームページビルダーのソフトを利用し、解説書を見ながら自分で,
ホームページの立ち上げを2000年の4月より開始しました。
 こちらが私のホームページ 「山と旅のスケッチブック」です。
   http://home.catv.ne.jp/dd/yadat/
 
「多賀」 私は、もっと動機不純でインターネットを情報発信やコミュニケー
ションのツールとしてお客さまにお勧めする仕事をするはめになりましたが、
自分ではあまり使っていなくて、こっそり自宅でやってみたのがきっかけでし
た。
 ホームページというものは、(1)誰に見てもらいたいか、(2)テーマは
はっきりしているか、(3)キャッチコピーやデザインは工夫しているか、と
薀蓄を述べながら、自分のは、細々、長々とあまり進歩もなくやって来ました。
この講座をきっかけに私のホームページも見直したいと思います。
「ほっと一息“バーチャル亭”」http://home.catv.ne.jp/dd/taga/
 矢田さんは三百名山を目指すホームページを作られておられますが、百名山
に関係するホームページがどれくらいあるかご存知ですか?
 なぜ人はこのように、自分のことを情報発信したがる存在なのか不思議な気
がしています。もっとも昔から、土佐日記や更級日記など本来はプライバシー
に属するものを公開したいという気持ちが人間にはあるのですね。

「矢田」 私は、人のホームページに今まで興味を持っていなかったので、い
くらあるか知りません。日本百名山は、中高年に人気があるので、たくさんの
方が作られていると思います。公開したいかどうかは個人差だと思います。
私の場合、ホームページを登録していませんし、積極的に公開する予定も持っ
ていません。親しい人たちとのコミュニケーションの道具として、活用してい
る感じです。

「多賀」 Yahooで調べると百名山に関係するホームページは16,700件ありま
す。山田洋次監督の初の時代劇「たそがれ清兵衛」は是非見たい映画ですが、
江戸時代の庶民の生活の記録がほとんど残っていなくて苦労したそうです。イ
ンターネット以降の庶民の生活の記録は膨大なものでしょう。
 ところでホームページを作ってみて、なにか良かったことは、ありますか?

「矢田」 まず、山登りや、旅行に行ったとき、すぐに写真と記事をホームペ
ージにアップするようにしているので、自分自身の記録として利用しています。
 また、親類や親しい友人へ、手紙の代わりにEメールにウエブサイトを貼り
付けて知らせています。非常に簡単なので、お薦めです。

「多賀」 年賀状にホームページのURLを書いているので、友人から、奥様に
「あなたも少し見習ったら」と言われたというメールが届いたりします。夫婦
で自由な海外旅行を楽しんだり、地域活動をしたりしているのが、そろそろ企
業社会から地域社会へと回帰しつつある同年代の友人の生き方の参考に多少は
なっているのでしょうか。
 前回のこの講座を書かれた藤田さんからホームページの掲示板で身内の介護
をされている方々が苦労話を語り合い、どれだけ勇気づけられたか分らないと
いう話をお聞きしたことがあります。
 ホームページというのは、一方的に情報発信するツールではなく、コミュニ
ケーションするツールとしても大きな意味があるのかも知れませんね。
 しかし、ホームページをつくることは、自分のプライバシーを晒すことにな
るわけで、不安はありませんか?また、対策はとっておられますか?
 
「矢田」 私のホームページは、登録していなせん。また、実名は、すべて削
除するようにして、他の方への迷惑にならないようにしています。不安は、特
に感じていません。多賀さんはどうですか?
 
「多賀」 私も最初自分のプロフィールを載せていましたが、削除しました。
自分や家族の写真も出さないという人もいます。ホームページというのは、誰
もが見られるオープンな世界です。ホームページに関係する方々のプライバシ
ーやセキュリティに関連する情報の扱い方には十分な注意が必要でしょう。
参考(http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/sec-privacy/)

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7.編集後記 
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神奈川県国際交流協会が発行している"Hello friends"の新年号には、地域通
貨が特集に取り上げられています。コミュニティを再生し地域循環型社会を形
成する道具として地域通貨の可能性をさまざまな分野で取り上げ始めています
ね。県内の地域通貨が紹介されていますが、都筑区のリーフはまだ載っていま
せんでした。TaKMiの中にも地域通貨を考えている人たちがいます。これから
どんな風に地域で展開されるのか興味があります。
川崎登戸にあるアリエルダイナーでは、川崎市の地域通貨「アーチ」で飲食代
の10%が支払えるとか。
「お店の奥にある商品陳列棚の間から人が出てくるのを発見!!
スタッフルームかと思いきや・・・市民活動やNPOの方々にミーティングルー
ムとして開放してくださるそうです。利用料は?「お茶の一杯やデザートを召
し上がって下さったらそれで良いです」!! 市民活動と地域通貨
考えましょ!! http://www.arieldiner.com/
http://www.machinet.org/natural_res/kanagawa/arieldiner.htm

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TaKMiや本メルマガに参加を希望されるかた、記事についてのご意見、ご
感想などを下記Eメール宛にお寄せ下さい。
また横浜の北部の市民活動イベント情報掲載を希望される方はイベント情報を
Eメールでお送りください。(無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信」編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL:  http://www.sanjocity.jp/~it-takmi/


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