オムニバス通信 :

10号


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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

   「横浜オムニバス通信」 10号(発行日 2001年10月28日)

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 □□□ 1.TaKMiのトピックス         □
□ □ 2.市民活動イベント情報          □
□ □ 3.横浜丘の手便り   □
 □  □□   4.TaKMiのIT講座             □
 □□□□□□  5.市民活動紹介             □□
□ □○○ □□ 6.編集後記       □□□
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□
    ○○   ○○ 
"みんなで乗れば(載れば)楽しいハズ。空でも走る横浜のバス方式の心意気" 
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 

アメリカの空爆が始まった日にAAに乗ってアメリカへ遊びに行ってきた小池
です。炭疽菌Anthraxのニュースが毎日。デ、気がついたこと。テレビのニュー
スに字幕が付いている。要約ではなく話しているとおりに画面下にスクロール
で現れます。昨年渡米時には無かった気がする。英語の勉強にぴったりでした。
シカゴの空港ではGIジョーみたいなMPが並んで警備しているし。キャリー
オンバッゲージも一個に制限。中身もしっかり検査。仕方が無いか…
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1.TaKMiのトピックス
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◆なんやかや会(第3回)

11月2日(金) 13時から15時 (場所:市ヶ尾プラザ)
     ワードでチラシを作ったり、パワーポイントでプレゼンテーション
     をしたりする時のヒント。
◆なんやかや会(第4回)
 
11月17日(土)13時から15時 (場所:市ヶ尾プラザ)
     ホームページのことで技術的に困っている団体むけ

◆◆事前に連絡を下さい。小池 gingerr@mb.infoweb.ne.jp
  曜日などが合わない場合も連絡を下さい。出来るだけ相談に乗ります。

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2.市民活動イベント
□□―――――――――――――――――――――――――――――――――

★1 10/22-11/1 第6回国際児童画展

横浜市青葉国際交流ラウンジのラウンジまつりが10月27・28日に開催
されますが、それと前後して、国際児童画展を開催しています。
今年で6回目。アメリカ、オランダ、フィンランド、タイや、区内の小学校
絵画教室の子ども達から、300余点の作品が集まりました。是非ご覧下
さい。
また、今回はOISCA(Organization for Industrial,Spiritual and
Cultural Advancement-International)と共催することでアジアの子ども達
の絵も20点展示しています。

日時と場所:10月22日から28日まで 青葉区役所別館ホール(終了)
      10月29日から11月1日まで 青葉区役所1階区民ホール
共 催:横浜市青葉国際交流ラウンジ  OISCA
後 援:外務省 横浜市国際交流協会

子ども達の絵を学校などへ貸出を行っています。(過去の作品もすべて)
ラウンジ窓口へ申し込んでください。tel:971-2040
ラウンジのホームページ http://www2.ocn.ne.jp/~aoba/

★2 10/13-11/10 AOBAトリエンナーレ2001  現代美術野外展

この秋、青葉区美しが丘地区はゲイジュツの街になる

横浜トリエンナーレと平行して、AOBAトリエンナーレが開催中です。ガイ
ドマップも完成しました。マップを片手に美しが丘の街を歩いてみてください。
「アートを身近にする街青葉」をメインコンセプトに街を違う角度から眺めて見
ませんか…
まだまだ間に合います..

・ワークショップ(ろう石遊び“道路に絵を描こう!!”)
日時:11月4日(日曜) 13時から15時  美しが丘第2公園そば
・アートサーフィン “駅コン たまプラ−ザで、ストリートミュージックを!”
会場:たまプラーザ駅改札前、駅前広場、たまプラーザ商店会周辺、美しが丘公園
日時:11月3・4・10日11時から16時
・作品解説ツアー"Walk & Talk"
開催期間中:水曜日・土曜日・日曜日  13時出発
      土曜日、日曜日は、2組のツアーが組まれています。
集合場所:たまプラーザ駅前 インフォメーションセンター前

すべての問合せ:AOBAトリエンナーレ2001実行委員会事務局 
    tel:090-2534-2575 fax:045-983-1775 e-mail:withk@withk.com
ホームページ http://www.zassou.co.jp/at2001/

★3 11/3 第2回大倉山地域交流講座

「創造と形式」−大倉山記念会館の建築様式
日 時:11月3日(土) 14時から15時半
会 場:大倉山記念館ホール
入場料:無料
講 師:勝又俊雄(女子美術大学教授)
定 員:80名先着順
問合せ:大倉精神文化研究所  平井 tel/045-542-0050

★4 11/10-12/15 生涯学習「ナイス・ライフ」

 備えは大丈夫ですか!‐豊かな生活
第1回 11月10日(土)「熟年者の心のケアについて」
     山本晴義 横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長
第2回 12月1日(土)「年金・医療保険制度変更に備えて」
     春木良雄 ファイナンシャルプランナー
第3回 12月8日(土)「薬の上手なつきあい方」
     吉岡 乃 薬剤師
第4回 12月15日(土)「介護保険制度の現状と問題点」
     港北区役所職員
時 間:13時半から15時半
会 場:港北区役所4階1号会議室 東急東横線大倉山駅から徒歩6分
申込み:10月29日(月)必着 ファックスまたは葉書に住所・氏名・
    電話番号・「ナイス・ライフ」希望と記入し、
    〒222-0032 大豆戸町26-1 港北区役所生涯学習支援係まで
問合せ:黒木、妹尾 tel:045-540-2241 fax:045-540-2245 

★5 11/13 かたつむり会シニア−ズクラブ 100回記念講演

日 時:11月13日(火曜)13時半から16時
場 所:山内地区センター 3階集会ホール
内 容:1講演「よい薬を創るために」岩田隆史 
     武田薬品医薬品開発本部開発推進部
    2健康寸話 青葉区保健所 保健婦
    3懇親茶話会
会 費:400円
問合せ:進藤美恵子 tel/fax:045-901-8904
 (この会は健康を維持し心豊かな生活を求める高齢者の会です)

★6 11/17 AUCVパソボラ相談会、勉強会

日 時:平成13年11月17日(土) 10時〜12時は相談会、13時〜は例会・勉強会
場 所:市ヶ尾・青葉区役所別館 当事者交流室 
    (田園都市線市ヶ尾駅から徒歩5分)
内 容:障碍当事者や支援者のインターネット活用の相談を受け付けます。
申込み:事前に,電話かFAXで 青葉区社協の石原さんまでお申し込み下さい。
問合せ:TEL : 045-972-8836 FAX : 045-972-7519 (担当 石原)
もしくは 電子メール: aucv-info@psv.org

★7 11/18 早渕川・矢上川・平瀬川 流域境ツアー

日 時: 平成13年11月18日(日) 10時〜
場 所: 地下鉄あざみ野駅集合(10時)
内 容: あざみ野駅から早渕川流域と矢上川・平瀬川との流域境を歩きます。
持ち物: 昼食,飲み物。歩きやすい服装でお越しください。
申込み: 11/17(土)までに,氏名・住所・電話番号・参加人数・(あれば)所属団体
     名を添えて,電話かFAXでお申し込みください。
主 催: 早渕川をかなでる会(太陽グループ)
問合せ: TEL./FAX.045-942-3480(福富)

★8 11/23 愛のフェスティバル

福祉文化を考える2001愛のフェスティバル
障害者や高齢者、大人や子ども、あらゆる人にやさしく文化にあふれた街づく
り目指しています。今年は社会福祉法人たねの会による施設建設への資金援助
を目的に開催します。

日 時:11月23日(金) 中止の場合は24日(土)雨天決行
   10時から15時まで
場 所:山下地域交流センターグラウンドと福祉施設「愛」〜無料シャトルバス
    のご案内〜
当日9時半より中山駅北口「パチンコじゃんじゃん」前〜会場〜青葉台駅6番
停留所の間を赤いノンステップバスで無料シャトルサービスをします。車椅子
の方もどうぞ!!会場には駐車場がありませんので電車やバスでのご来場にご
協力ください。
主 催:2001愛のフェスティバル実行委員会
問合せ:施設「愛」 tel:045-931-9595

★9 11/24 青葉区若者フェスティバル(交流広場「たまりん場」)

今年で2回目。交流広場「たまりん場」は、青葉区を中心にした近隣のさまざ
まな市民活動団体や生涯学習グループ、福祉グループ、ボランティアグルー
プなどが地域のネットワークを作り、楽しいまちづくり=共生のまちづくり
を目指しています。音楽を通じて、若者に地域のさまざまな活動をしている
グループとの接点を持って欲しい。ぜひ、ご参加ください。
日 時:11月24日(土) 12時半開場 13時開演 16時半終演
会 場:青葉公会堂
参加費:500円
申 込:青葉区若者フェスティバル実行委員会
   葉山: tel/fax:045-911-7705

★10 12/8-9 グルメキャンプ@くろがね青少年野外活動センター

このセンターのイベントに参加した子ども達の中からシニア−ズ・リーダー
という子どものボランティアが育っていってます。
そして、「いかだで遊ぼう谷本川」などにボランティアとして積極的に参加し
ています。異年齢の子ども達が時間を共にする絶好のチャンスです。

日時:12月8日(土)と9日(日曜)の1泊2日
場所:くろが青少年野外活動センター(青葉区鉄街1380番地)
対象:小学校3年生〜6年生 40名
内容:グルメな野外炊事、キャンドルファイヤー、クリスマスクラフトなど
参加費:6800円
受付:10月22日(月)〜31日(水)8時45分〜17時15分
tel:045-973-27012 fax:045-972-1093
主催:(財)横浜市スポーツ振興事業団

★11 11/25 青葉区防災講演会

日 時:11月25日(日曜) 14時から16時半
会 場:青葉区役所4階会議室 
内 容:第一部 
    講演 「横浜市地震マップについて」  
       翠川三郎(東工大大学院総合理工学研究家教授/
            地下構造査委員会)
    解説 「木造耐震診断について
       磯貝康正(建築局民間住宅課)
   第二部
    講演 「災害時、情報が人の生死を分ける」
       吉村秀實(富士常葉大学環境防災学部教授/
                 元日本放送協会解説委員
定 員:200名 先着順
申込み・問合せ:11月16日までに電話かファックスで庶務係(中尾)まで
主 催:青葉区民会議、横浜市総務局災害対策室、青葉区役所
協 力:横浜市建築局民間住宅課

   
★12 アンケートのお願い(青葉区民会議 防災・交通部会)

青葉区民会議では、私たちのまちを私たち住民の視点から
住みつづけたい「まち」になるためにさまざまな提言活動を
行っています。今区民会議のホームページでみなさんからの意見を集
めています。 是非協力をお願いします。

街角あちこち総点検(こんなところがあります・・・)
http://www11.u-page.so-net.ne.jp/ba2/aobahide/index.htm
低料金シャトルバス運行について(市が尾駅〜青葉区役所)
http://www11.u-page.so-net.ne.jp/ba2/aobahide/index.htm


◆市民活動イベント情報の募集
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。

横浜オムニバス通信編集部:E-Mail:TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

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3.横浜丘の手便り
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■「横浜丘の手」のまちづくり    都筑区   福富洋一郎
(10) 市民主体のまちづくりは永遠に 

これまで10回にわたり、「横浜丘の手」(横浜市北部4区)の、まちづく
り活動のご紹介をしてきました。今回は、いよいよ最終回です。長い間、つき
あっていただき有り難うございました。創刊号からの連載なので、この通信も
10号になりました。新しい風が吹き始めている気がします。
 繰り返しになってしまいますが、横浜の丘の手に住んで私が体験した地域
活動は、川づくり、道路づくり、森づくり等いろいろありましたが、どれも身
近な生活環境の改善を、市民自らが自主的・主体的に取り組んでいるものでし
た。そして、同じ志をもった市民がグループ(G)をつくり自らも汗を流しな
がら草の根活動をするとともに、自主活動団体がネットワーク(N)を組んで
お互いに刺激を与えつつ協力の輪を作っていました。そしてさらに、行政や企
業との連携を図る、いわゆるパートナーシップ(P)の動きも盛んです。

 私は、この「GNPのまちづく活動」の底に、横浜丘の手方式とよんでもい
いような特色があることに気がつきました。それをダジャレでもじってJAP
ANと説明しました。つまり、活動がうまくいっているキーワードは、
 ・楽しく (Joyful) 
 ・積極的で(Active) 
 ・実践的で(Practical)  
 ・魅力的な(Attractive) 
 ・連携活動(Network)
ではないかと思うようになりました。特に、楽しい活動は、継続するためには
必要なことだと思います。まちづくりの課題は、どれも一朝一夕に解決できる
ものではありません。市民・行政・企業それぞれが、地道に継続的に取り組ん
でいかなければ、次世代の子供たちに良い環境・暮らし、つまり「いい街」は
引き継いでいったり、作り上げていくことはできないと思います。

 広く仲間を募り、また忙しい人でも交流することが出来るツールとして、新
情報メディアの発展は目を見張るものがあります。さっそく横浜丘の手では、
それを地域活動に活かそうというグループが発足しました。その一つがこの
TaKMiです。その記念すべきメールマガジンに10回も連載させていただ
き感謝します。長嶋監督ではないけれど「地域活動は永遠です。」

皆さん、これからもご一緒に、それぞれの地域・分野で、特色のある「いいま
ちづくり」に取り組んでいこうではありませんか。  (終り)

ご意見は、こちらにどーぞ。
福富洋一郎   fukutomi@za2.so-net.ne.jp tel&fax 045-942-3480


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4.TaKMiのIT講座
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◆IT活用による多言語情報発信の舞台裏(全2回)

第1回 インターネットで多言語情報を発信するということ
                (財)神奈川県国際交流協会 小山紳一郎

 1999年の年末,コンピュータ西暦2000年(Y2K)問題が,世間を賑わせて
いたことをご記憶でしょうか。日本では,10月頃から政府・自治体が、万一の
場合に備えて防災用品を準備するよう呼びかけを行いました。当時,神奈川県
内には11万人を超える外国籍県民が暮らしていましたが国や自治体のY2K防
災情報が多言語で提供されなかったため(横須賀市は英語版作成),日本語の
不自由な滞日外国人には,これらの情報が十分に伝わっていない状況にありま
した。
 こうした状況下で、「万一コンピュータの誤作動によりライフラインに関わ
る災害が発生したら、災害弱者となるのは在住外国人ではないか。」 そう考
えた私は、Y2Kに関わる防災情報を多言語に翻訳し、チラシとインターネッ
トを通じて発信する「Y2K問題防災情報多言語化プロジェクト」を、神奈川
県内の国際交流協会やNGOとの共同事業として立ち上げることにしました。
 11月上旬に上記の関係者に集まってもらい,チラシ原稿の内容と翻訳言語、
配布経路などについて意見交換をしました。話し合いの結果,多言語への翻訳
作業は、プロジェクト参加団体のスタッフがボランティアで請け負うこととな
り、早速翻訳作業へ…。こうしてボランティアの手による翻訳チラシの原稿が
すべて揃ったのは、12月1日。大慌てでチラシを印刷し、在住外国人の生活拠
点となっている日本語教室やエスニックレストラン等に配布しました。 
 これと並行して、私たち(財団職員)は、多言語ホームページの作成に取り
組んだのですが、はじめての多言語データの扱いに四苦八苦。結局、翻訳チラ
シをスキャナーで読み込み、画像データとしてホームページを作ることに…。
こうして、苦難の末発信された多言語情報は、山梨や京都など全国各地の自治
体や企業で利用されたと聞いています。全国規模の緊急情報を、広範囲に低コ
ストで発信するには、インターネットは絶大な力を発揮する。そう実感したプ
ロジェクトでした。

◆今、電子自治体がおもしろい(1)  中谷 英世

市民が便利。ITで24時間、公共施設の予約が出来る自治体。

電子政府は2003年スタート、自治体はそれからだと思っていたら、ITをどん
どん活用している意欲的な自治体があります。「利用者に負担をかけずにサー
ビスを提供する」市民は顧客、サービス第一の自治体を紹介します。

◆「市川市360+5」千葉県市川市(人口45万)
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/home/365info/manual.htm
10ヶ所の公民館の全集会室、テニスコート5箇所24面の全利用状況がホー
ムページ上に公表されています。あらかじめ登録した市川市民や団体なら「ど
こからでも、365日24時間いつでも」インターネットで申込み予約できま
す。しかも首都圏のコンビニ1045店舗のタッチパネル式の情報端末から申
し込める。市役所のコンビニ化が始まりました。試してみてください。
◆三鷹市生涯学習情報システム(人口17万人)
http://www.shougai.city.mitaka.tokyo.jp/mitaka/index.html
平成10年度から稼動。三鷹市内3ヶ所の社会教育会館、11地区のコミュニ
テイセンター、公民館、小学校の体育館を含む体育施設など社会教育施設全て
の検索予約が出来ます。更に、講座の案内申込みがONラインでできるばかり
か、サークルの紹介、人材情報の提供、イベント催し物などの情報の発信も行
う文字どうりの生涯学習情報センター。三鷹市では「様々な学習や文化活動を
行うためのグループ活動と交流の場、地域の文化を市民がつくりあげていく創
造の市民広場にしたい」と言っています。
◆「世田谷区けやきネット」(人口78万)
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/
世田谷区も区民センター、地区会館、高齢者施設などの集会施設。公園施設。
スポーツ施設。学校開放施設の利用状況が専用の予約サイト「けやきネット」
で公開され、登録者が自宅PCから予約申し込み出来ます。世田谷区施設28
ヶ所と区内50のローソン店舗のタッチパネル情報端末からも申し込めます。
世田谷区のHPから「けやきネット」を開いてください。
◆「大阪府オーパス」 http://www.opas.gr.jp/
大阪府と府下10市1町の自治体が連合して149箇所434面の公共スポーツ
施設の情報を提供、予約抽選を受け付ける情報ネットです。昨年度のアクセス
383万件。開始が平成8年とはなんと先進的。共同開発のため開発・運営の
経費節減に大きな効果があがっています。街頭端末、PC、電話での自動応答
システムが24時間稼動しています。
住民ならオーパカード500円で登録利用できます。
◆神戸市「あじさいネット」
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/06/022/ajisai/index.html
神戸市地域サービス情報システムとして平成4年スタート、自宅の電話や街頭
端末機などを通して、市内40スポーツ施設の「情報入手」や「利用申込み」
利用料金支払い」などを行えるもの。今年3月25日から、要望の多かったイ
ンターネットでのスポーツ施設の利用申し込み等が可能になりした。
◆こうした市民サービスは空き施設の活用と居ながらにして申し込める利用者
双方のニーズにマッチしたもの。青葉区民のIT普及は日本一なのに、なぜ、
横浜市にはこうした発想が生まれてこなかったのでしょう?。新幹線、飛行機
ホテルのIT予約は当たり前の時代です。インターネットは自治体の比較情報
を提供してくれる市民の強〜い味方です。次回をお楽しみに・・・・・・・

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5.市民活動紹介
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◆◆私達は青葉区でパソコングループ『ami−amiあみーあみ)』をたち
あげました。amiとはフランス語で友達と言う意味です。

このグループは障害当事者と支援者がお互いに助け合いながら、パソコンの操
作を覚えて活用していく事を目的としています。目が不自由なのにパソコンが
できるの?手が悪くてマウスが使えないけど動かせるの?興味はあるけどちょ
っと不安…そんなかた達は一度覗きにいらっしゃいませんか。 視覚障害者の
為には画面を音声で読み上げてくれるソフトがあります。それを使ってインタ
ーネットで様々な情報を受け取ったり、文字を一文字づつ確認 しながら綴って
メールを出したりして楽しむことが出来ます。また、マウスを使えないかたの
ためにキーボードだけでの操作や、指一本で使えるマウスもあります。

その中から自分に合った方法を見つけて共に1歩前に進みませんか。私達がお
手伝いします。 私達も始めたばかりで、ご希望に添えないこともあると思いま
す。でもどうすればよいかをご一緒に考える事は出来ます。

先ずはパソコンに触れてみましょう。そこからなにかが始まります。私達は1歩
踏み出したそんなかた達のお手伝いをしていただけるかたも募集しています。

みんなで一緒に悩んで、笑って、気が付けば素敵な仲間になっている、
そんな場所『寺子屋』に来てみませんか。

●『寺子屋』開催日時/場所
 場 所   青葉区役所別館 社会福祉協議会(当事者交流室) 
  日 時   第1土曜日 10時から12時半
        第2金曜日 10時半から15時       
        第4月曜日 10時半から15時

◆◆AUCV(あおばユニバーサルコミュニケーションボランティア)ご紹介

私たちは、障碍当事者や支援者のインターネット活用のお手伝いをするボラン
ティアです。2001年10月からは、毎月第3土曜日に、青葉区役所別館で相談会
・例会・勉強会を開催しています。

私たちは、考えています。障碍当事者や支援者が共に生きる社会において、イ
ンターネットは皆が活用すべき重要なツールである、ユニバーサルなコミュニ
ケーションのためのインフラとして普及していくべきだ、と。私たちの会の名
称「ユニバーサルコミュニケーションボランティア」は、そんな思いがこめら
れています。

私たちは、「対面による相談の受付」「訪問サポートも含めた個人サポート」
「他団体との連携」「障碍者支援パソボラ同士の勉強会によるスキルアップ」
を重視しています。次回の相談会は11月17日(土)です。興味のある方、
メールにてお問い合わせください。また、ホームページも参照ください。

http://www.aucv.psv.org/


◆◆「おやじの腕まくり」活動日記−第4回   青葉区  千葉恭弘
 −おやじが変わる、家族が輝く、地域がよみがえる−

青少年問題との接点
 おやじのグループ活動の重要な要素に子供達との共生の問題があげられます。
地区センターなどの活動で子供達を対象とするイベントでは、子供の視線で見
ることを要求されるのです。「腕まくり」のメンバーは比較的年齢が高く、平
均年齢は40代後半から50代であり、すでに自分の子育てを卒業した人が多い
のです。忘れていた子供の視線をもう一度取り戻すことは結構難しいものです
が、工作塾などで子供を指導する時には、みんな子供になりきって楽しんでい
ます。自分の子供に接する時とはまた違った役割を演じられるということで
しょうか。子供との共同作業では、子供の様々な性格に遭遇し、付き添いで来
ているお母さん達との関係もいろいろ伺えて大変楽しいのです。子供達のエネ
ルギーの一オクターブも高いインピーダンスには正直言って非常に疲れますが、
イベントが終わった後で、「おじさん、ありがとう。また教えてね。」と言っ
て帰って行く子供達の言葉にその疲れも消えてしまいます。

その子供との共生も、現段階では小学生どまりであることが大きな問題だとも
言えるでしょう。それ以上の世代の青少年は我々にとっても取り組みがたいブ
ラックボックスとも言える存在です。異世代間の交流の問題も最近ではいろん
な地区活動の討論の場で取り上げられるようになりました。神奈川県青少年総
合研修センターでは、青少年問題において父親の占める重要性に焦点を宛て、
おやじグループの活動をこの視点から支援してくれています。その活動の中で
大変印象深い催しが2年ほど前にありました。「本音でトーク、子どもの言い
分、おとなの言い分」という第二回青少年シンポジウムです。これは高校生と
我々おやじグループを同じ討論の場に招き、お互いに本音でしゃべりあうこと
を通じて21世紀への道を探ろうという趣旨でした。おやじと子どもがそれぞれ
の立場で問題を提起する全体会議に続いて、分科会では「ファッションを考え
る」、「子どもの居場所、おとなの居場所を考える」、「親と子の対話を考え
る」、「仲間づくりを考える」、「ジェンダーについて考える」といった5テ
ーマに分かれて討論の場を持ったのです。高校生当事者の参加が少なかったの
は残念ですが、日頃意識的に避けてきた高学年の青少年と話し合える機会を持
てたことはお互いに大きなプラスになったと思えます。お互いが先入観・固定
観念を持って相手に接していること、子ども達もおとなとの触れ合いを望んで
いること、無個性と見えていた若い世代にもはっきりとした自己主張をするた
くましい若者がいるということ、若者たちにはそれこそおとな達が無気力・無
個性に見えていること、等々。かなり率直な意見交換が出来、シンポジウムが
終わったあとで一種の爽快感さえ感じたのです。この企画はほんの第一歩に過
ぎないのですが、その後にこれを引き継ぐ企画がまだ実行されていないので残
念だと思っています。

先日の「ボランティアフェスティバル」の「地域横糸」部会でも、異世代交流
も問題提起の1つだったのですが、まだメイジャーな話題にはなってはいませ
ん。しかし、青葉区の「たまりん場」のように、異種グループの交流の場では
自然に異世代の交流が進んでいます。ふるさと村のハイキングでは障害者の方
のサポートに若者達と中高年世代が一緒に動いているのです。世のおやじ族も、
教育の現場でおやじ達に期待されている役割を認識して、地域社会でも一つの
柱となっていかなければならないと思います。

次回に続く。

                                 
□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――――
6.編集後記
□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――――
市民活動支援センター市ヶ尾プラザがある青葉区役所別館には、青葉区社会福
祉協議会もテナントとして入っています。ここを拠点として活動をしている、
福祉関連のボランティア団体が30以上もあります。障害者のパソコン支援を
目的にボランティアグループが最近相次いで誕生しました。

視覚障害者のための音声支援ソフトを経験するチャンスがありました。横浜オ
ムニバス通信をそのソフトで試聴しました。冒頭のバスは、私たちにとっては
バスに見えてもソフトはただただ「しかく、しかく、いち」「まる、まる、く
ろまる」なんて言い続けています。600円は、「ろく、ぜろ、ぜろ、えん」
2001年は、「に、ぜろ、ぜろ、いち、ねん」と、数字を読み上げます。電話
番号のようです。文章の構成から考えなくてはならないとつくづく思いました
。感想文や随筆文でない限り、伝えたいことは先ず主語 その次に直接の内容。
それから飾り。曜日は(日)も(火)も同じ「かっこ、ひ、かっこ」と読みます。
日曜や火曜とすれば問題ないようです。今回は出来るだけ音声ソフトに呼んで
もらえるように工夫をしてみました。★や□は、まだ残っていますが・・・

発行:「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
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