オムニバス通信 :

9号


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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

   「横浜オムニバス通信」 9号(発行日 2001年10月14日)

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 □□□ 1.TaKMiトピックス    □
□ □ 2.市民活動イベント情報          □
□ □ 3.横浜丘の手便り       □
 □  □□   4.市民活動紹介                 □
 □□□□□□  5.電子行政どうなってるの?       □□
□ □○○ □□ 6.編集後記               □□□
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□
     ○○     ○○ 
"皆で乗ろう(載ろう)、空でも走る(定期発行)横浜バス方式の心意気" 
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm  
                           
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1.TaKMiトピックス
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◆ TaKMiが神奈川新聞で紹介されました
TaKMiの活動を紹介する記事が神奈川新聞の10月7日の横浜日曜レポート
で大きく掲載されました。お読みにならなかった方は下記HPでご覧下さい。
http://homepage2.nifty.com/TaKMi/shinbun/newpage2.htm
http://home.catv.ne.jp/dd/taga/news.htm
横浜北部の活発な市民活動を市民ネットワークにより横に繋ぐことで、市民
活動の連帯や若い世代の参加を呼び込みたいと、中谷代表が夢を語っています。
また青葉区「川を楽しむ会」の今井さんからは、TaKMiの協力によるHP
の作成によって、若い世代の参加者の増加や別の川のボランティアとの連携が
深まったという、うれしいコメントが寄せられています。

◆◆「TaKMiなんやかんや相談会」
TaKMiでは市民活動のホームページを作りたい、メールを連絡に利用した
いなど市民団体のITの活用方法や具体的な技術面での相談会を行っています。
相談会は「なんやかんや」が意味しているように、市民活動にどのようにIT
を活用するかなど、楽しくお茶でも飲みながら、何でも相談できる場にしてゆ
きたいと思っています。
相談場所の市ヶ尾市民活動支援センターにPCも入り、IT環境は整いつつあ
ります。気軽に覗きに来てください。
TaKMiのホームページのトップページに相談会の写真があります。

次回は11月は2日(金)、10日(土)午後1時から市ヶ尾プラザで予定し
ています。
当日駆け込みでも結構ですが、TaKMiあてメールか市ヶ尾プラザに置いて
ある「相談受付チラシ」で事前に相談内容と来られる時間を連絡していただけ
れば、より的確に対応できます。
詳しくはTaKMiホームページをご覧下さい。
TaKMi:http://homepage2.nifty.com/TaKMi/    


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2.市民活動イベント情報
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★1 10/6-12/8 第8回横浜ラポール 芸術市場

障害者スポーツ文化センター横浜ラポールは、障害者が、さまざまなスポーツ
・レクリエーション・文化活動を通して、健康づくりや社会参加を進めること
を目的として事業を展開してます。この「芸術市場」は、障害者の文化活動の
発表の場として毎年開催されています。地域のさまざまな方たちが関わって出
来あがった「芸術市場」に是非行ってみませんか。

日 時:10月6日(土)〜12月8日(土)
会 場:横浜ラポール JR新横浜駅より、無料送迎バスあり
http://www.city.yokohama.jp/me/rapport/200110/event.html

美術展 :10/24-10/29 入場自由
舞台発表:オータムコンサート 11/11(日) 事前申し込み締めきり10/28
野点  :10/21(日)入場自由
上映会 :12/8(土) 「ホワイトアウト(字幕付き)」
     事前申し込み締めきり11/25

申込み・問合せ先:横浜ラポール企画課「芸術市場」T係
     Tel/045-475-2055 Fax/045-475-2053

★2 10/19 「サラワク先住民と語ろう」――森を食べるのは誰!
   《 あなたはレトルト食品やケーキが好きですか? 》

その材料に使われている油は、マレーシア・サラワク州の森林伐採された後に
できたヤシ油プランテーションで作られています。森林と共に生きてきたサラ
ワクの人びとは伐採によって生活を失い、その後に出来たプランテーションに
よって新たな打撃を受けています。
先祖伝来の土地と生活を守るために森林伐採やヤシ油プランテーション開発に
反対し、行動しているサラワクの先住民族をお迎えし、現地の生活を報告して
いただくと共に、大量に資源を消費し「豊か」といわれる私たちの生活につい
て考えます。

日 時:10月19日(金) 18時30分から21時
会 場:新横浜 スペース・オルタ
    横浜市港北区新横浜2−8−4 オルタナティブ生活館 地下
    ( JR横浜線・地下鉄 新横浜駅 徒歩7分 )
ゲスト:サラワク先住民 地域住民議会議長 他2名
参加費:一般 1000円  地球の木会員 800円
主 催:特定非営利活動法人 地球の木
共 催:スペース・オルタ
申込み・問合せ先:地球の木事務局 
     Tel: 045-471-5536 Fax: 045-471-5543
E-mail  CZR10753@nifty.ne.jp

★3 10/27 市ヶ尾・谷本川の水質調査と生き物調べ

日 時 :平成13年10月27日(土) 9:00〜11:00 雨天中止
場 所 :市ヶ尾・谷本川 (青葉区役所別館裏) 
    (田園都市線市ヶ尾駅から徒歩5分)
内 容:谷本川の水質や生き物(魚)の現状を把握し,生き物と水質の関わりや
    水質調査の方法を学習します。
持ち物:川に入れるズック靴,着替え,帽子,タオル,飲み物など
申込み:10/25(木)までに,電話かFAXでお申し込みください。
主 催:あおばく・川を楽しむ会
問合せ:TEL./FAX.045-972-7028(今井)

★4 10/27 青葉ふれあいフェスティバル

区役所別館を活動拠点とする各団体によるまつりや、ふれあい農園収穫祭(障
害者が栽培した野菜の販売が同時開催されます。
 
日 時:10月27日(土) 11:00〜15:00

市民活動支援センタ−に登録している団体は、当日宣伝用チラシを配布するの
であれば支援センターで、100枚まで無料作成しても良いそうです。(リソ
印刷の原紙代と紙・印刷代を出してくれるそうです)
TaKMiもチラシを作成し、当日宣伝配布します。

★5 10/7 青葉区リモウォーキング(境界線歩き)

今回は、おもしろ迷路特集だそうです…どんなところを歩くのでしょうね?

日時:10月7日(日) 9:30 美しが丘西早渕台公園集合
              「ヨネッティ王禅寺前」下車徒歩5分

場所:保木の里から寺家ふるさと村へ境界線上を歩きます
参加費:1000円/中学生500円/団体割り引きあり(地図・資料代など)
持ち物:お弁当・水筒
服 装:ハイキングスタイル
行 程:約9キロ
申し込み:のむぎ地域教育文化センター tel:045-961-6696

★6 10/25-12/13 こんなこといいな、できたらいいな
   −身近な環境講座U−

ずっと住みたい環境をみんなで作っていくために、港北ニュータウンが
どんなふうにつくられたかを学び、これからの都筑を一緒に考えませんか?

場 所:都筑区役所6F会議室、他
日 時:10時ー12時(8回連続講座)
主 催:都筑区生涯学習学級 I Love つづき
費 用:全8回分 1000円(11/13 参加費別途)
    一回のみの参加も可能です。(300円/一回分)    
講 座:
10/25(木) 港北ニュータウン今昔物語・・都市基盤整備公団 武藤孝雄氏
11/1(水) 市民参加のまちづくり1・・・山田美千子氏(都筑マスタープラ
     ンづくりに参加)、城所辰男氏(牛ケ谷公園愛護会会長)
11/8(木) つづき未来プラン・・・都筑区区政推進課長 武井伊織氏 
11/15(木) 市民参加のまちづくり2・・環境学習アドバイザー、
                 産能短大講師他  樋渡真理子氏                           
11/23(金) ウォークラリーに参加  都筑の街を歩いてみよう
11/29(木) こんなこといいな、できたらいいな(つづき未来地図を作るT)
環境学習アドバイザー、産能短大講師他   樋渡真理子氏
12/6(木) こんなこといいな、できたらいいな( つづき未来地図を作るU)
12/13(木) こんな地図できた  Tea&Talk

申込み:下記1−6を書いてはがき又はFaxで申し込んでください
 1.学級名 I Love つづき、2.氏名(フリカナ)、3.郵便番号、住所
 電話番号、4.応募動機、5.過去の学習参加有無、6.どこで知ったか
はがき(〒224-0032 都筑区茅ヶ崎中央32-1 区役所生涯学習支援係)
 または Fax 045-948-2239 まで
問会せ:運営委員 山本 Tel&Fax 045-942-3903
e-mail akifuyu@yc4.so-net.ne.jp

★7 10/27,28 横浜市青葉国際交流ラウンジまつり
     〜歌って、踊って、国際交流〜

今年も横浜市青葉国際交流ラウンジのおまつりがやってきました。
たくさんの催し物があるので、ここでは掲載しきれません。
是非、ラウンジのHPにアクセスしてください。
  横浜市青葉国際交流ラウンジ http://www2.ocn.ne.jp/~aoba/
青葉区民まつりのお知らせにも掲載されています。
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/kurashi/kouhou/23/1310_23.html

★8 11/1 『大人のためのおはなし会』

 子どもの頃、楽しんだおはなしを、大人の皆さんに聞いてほしいと
企画しました。
日 時:11月1日(木) 午前10時〜12時
場 所:青葉台コミユニティーハウス「本の家」(東急青葉台駅・徒歩七分)
おはなし:『男の産婆』 『刑前見母』など、中国の昔話
講 師: 寺内重夫氏(語り手として、50年のキャリアの持ち主)
参加料:  無料(お子様連れの方は、参加できませんが、保育あり)
申込み: 10月20日(土)まで(定員・50名)
     「本の家(Tel 045-981-1400)」にお電話ください
主 催:  おはなし「ひなたボッコ」

★9 11/10 市ヶ尾・谷本川の自然回復作業と観察会

日 時:平成13年11月10日(土) 14:00〜16:00 雨天中止
場 所:谷本川の鉄町高水敷 
    (田園都市線市が尾駅からバス「桐蔭学園入口」下車)
内 容:谷本川、鉄町高水敷の野草管理作業を通して、自然回復作業と生き物
    の関わり、生命の大切さ、自然の大切さを学習します。
持ち物:帽子,タオル,長袖シャツ,着替え,手袋,飲み物など。
    歩きやすい靴でお越しください。
申込み: 11/8(木)までに,電話かFAXでお申し込みください。
主 催 :あおばく・川を楽しむ会
問合せ: Tel&Fax 045-972-7028(今井)

★10 11/11 たまりん場ハイク2001
〜障害・国籍・年齢をこえて、歩こうよ〜

交流広場「たまりん場」主催の恒例のハイクを今年も行います。
今回で3回目。過去2回は寺家ふるさと村から青葉区役所別館まで谷本川沿い
に歩きましたが今回は、寺家ふるさと村の中をゆっくり歩くコースにかえまし
た。共生のまちづくりを、みなさんで考えて歩きましょう…

日 時:2001年11月11日(日)9:30から14:30
集合場所:寺家ふるさと村・四季の家
参加費:500円/小学生以上 100円/未就学児 
    保険料・おやつ・会場費その他をふくみます)
持ち物:弁当・すいとう・ビニールシート
予定人員:約100名
雨・中止の場合:四季の家で交流会 10:00〜13:00
ボランティア説明会:11月4日(日)13:00から別館2階小会議室
          これからでも間に合います。ボランティア協力してくれ
          る人是非来て下さい
申し込み:松村 Tel/fax:045-971-1104
         e-mail  mtmr@02.246.ne.jp
小原 Tel/fax:045-903-0556
         e-mail  obaray-aoba@muc.biglobe.ne.jp
チラシをTaKMiのHPに掲載中
http://homepage2.nifty.com/TaKMi/tamarin/tamarinba.htm

★11 11/18 『おはなし フェスティバル2001』

地域のおはなし会グループによる語り、読み聞かせ、紙芝居、絵話、
パネルシアター、エプロンシアター、ベープサートなどを楽しみましょう 

日 時:11月18日(日) 午前10時〜16時
場 所: 山内地区センター(東急あざみ野駅・徒歩三分)
出演グループ:荏田おはなし会・おはなしのゆりかご・おはなしバスケット
    おはなしおばさん・語りかたり・かたらんらん・さつきお話し会
お 話:たんぽぽ・どんぐりこ・虹の部屋・ひなたボッコ・まほうのとびら
申込み: 当日、直接会場にお越しください
参加費: 無料
問合せ先:横浜市山内図書館 Tel 045-901-1225
     青葉区生涯学習支援センター  Tel 045-975-0023
主 催: おはなしフェスティバル実行委員会など


★12 11/22-12/13 『おはなしの講習会』
  〜おはなしの技術をもう一歩すすめるために〜

日時・内容 
   第一回   11月22日 (木) おはなし会について
   第二回   11月29日 (木) 紙芝居、パネルシアター実演
   第三回   12月13日 (木) 受講者による発表 
          各回とも、午前10時〜12時 
場 所: 山内図書館 (東急あざみ野駅・徒歩三分)
講 師: 小阪真理子氏 田中美恵子氏 横大路早苗氏
申込み先: 横浜市山内図書館
      〒225-0011 横浜市青葉区あざみ野2−3−2
      Tel 045-901-1225
申込み方法:往復はがきで、お申し込みください
     お名前、ご住所、年齢、電話番号、おはなしの活動名、
          経験年数をお書きください
受付期間:10月23日(火)〜10月29火(月)必着
定 員: 40名(応募者多数の場合は抽選)          
 
★13 11/24 市ヶ尾・谷本川の水質調査と生き物調べ

日 時:平成13年11月24日(土) 10:00〜12:00 雨天中止
場 所:市ヶ尾・谷本川 (青葉区役所別館裏) 
    (田園都市線市ヶ尾駅から徒歩5分)
内 容:谷本川の水質や生き物(野鳥)の現状を把握し、生き物と水質の関わり
    や水質調査の方法を学習します。
持ち物:川に入れるズック靴,着替え,帽子,タオル,飲み物など
申込み:11/22(木)までに,電話かFAXでお申し込みください。
主 催:あおばく・川を楽しむ会
問合せ:TEL./FAX.045-972-7028(今井)

★14 11/24-12/15 おしらせ 青葉区生涯学習自主事業

「私もパソコンおしえ隊」
第1回 11月24日(土)講座オリエンテーション   
    講演・ワークショップ
    「生涯学習とは〜その役割と留意点〜」
    桜井高志(桜井・法貴グローバル教育研究所)
第2回 12月1日(土) パソコンの教え方のポイント@
第3回 12月8日(土) パソコンの教え方のポイントA
第4回 12月15日(土)ロールプレイング(模擬体験)
             今後の活動にむけて(話し合い)
時 間:13:30〜16:00
場 所:大場みすずが丘地区センター中会議室
定 員:20名応募者多数の場合専攻
対 象:区内在住者で、パソコンに関わるボランティアに興味があり、講座終了
 後、地区センターなどで開催する講習会に指導者(ボランティア〕として参加
 可能で全4回講座出席可能な人
申込み:e-mailで、講座名、氏名、年齢、住所、電話番号、記入
     「パソコン指導者養成講座」担当aoshinko@city.yokohama.jp
締めきり:10月22日(月)

★15 11/26  講演会のお知らせ「教育ってなんだろう?学校ってなんだろう?」
       〜言葉なく語りかける重複障害の娘との20年〜

 命の弱さと強さや人間の自立と依存などのニ面性、また、共生の本質を
どのように受け入れていくかについても、障害のあるお嬢さんを授かった
時から、むしろ、足が地に付いたとおっしゃる最首さん。星子さんとの生活
を通して見えてきた教育観・社会観をお話ししていただきます。
http://homepage2.nifty.com/TaKMi/saikouen/kouenkai.htm

講 師:最首 悟
日 時:2001年11月26日(月)10:00〜11:30AM
場 所:区役所別館2F大会議室

講師プロフィール:
作業所カプカプ運営委員長。恵泉女学園大学人間環境学科教授。
著書 『星子が居る』(世識書房、1998年)ほか

主 催:青葉バリアフリーサポート21(ABS21)/マザーズ・ジャケット(MJ)/
    青葉区社会福祉協議会
申込・問合せ先:横浜市青葉区社会福祉協議会 担当:石原 TEL 972−8836
   会場準備の都合上、11月16日までにお申込ください
託 児:あり(託児料500円、15名程度)
    担当:吉田(11月12日申込締切) 
    TEL 913−4602 PHS 070−57203968
参加費:300円


◆8号掲載分の変更連絡
 10/20 第2弾 早渕川クリーンアップ作戦2001のHPのURLの変更
 変更前   http://www.02.246.ne.jp/~tanika/
 変更後   http://www.02.246.ne.jp/~harp/ 
主 催:早渕川をかなでる会(HARP)
連絡先:福富 tel&fax 045-942-3480   fukutomi@za2.so-net.ne.jp

◆市民活動イベント情報の募集はいつでも!!
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部:E-Mail:TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

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3.横浜丘の手便り
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■■ 緑道(オムニバス)   (5)            
    
  港北ニュータウンの緑道     都市基盤整備公団   武藤孝雄

 港北ニュータウンには、記録すべき2つのことがあります。1つは区画整
理事業での「申出換地」についてのことです。将来の用途地域に合わせた飛
び換地によって、希望の場所に換地を行いました。これが、横浜市の5つの
副都心の一つになる東急SCや阪急SCのあるタウンセンターの街づくりに
実っています。なにしろ、ビルの立ち上がりが目覚しいのです。現時点で、
60%の立ち上がりとなっています。

 2つは、都市設計の基本に里山景観を残した「グリーンマトリックスシス
テム」の公園づくりです。昭和40年代初期まで、ここの丘陵地域は手付かず
の農村として奇跡的に残っていました。丘陵地のすそをめぐる旧道沿いに、
見事な屋敷林も多く見られました。
 この生活の匂いを保っている在来の緑を、都市設計に残すことが課題とし
て取り上げられました。その方法が、グリーンマトリックスです。住宅地と
して利用しにくい谷戸沿いに緑の軸線を確保しました。

 19haの総合公園を中心に、4つの地区公園を緑の回廊で結び付けます。
2ha規模の15の近隣公園を地域的にバランス重視で配置し、これも、緑
の回廊で結びました。公園と公園を緑道と名付けられた回廊がネットワーク
化されています。総延長15kmの緑道には、4.5kmのせせらぎが流れています。
港北NT1317ha全体で、9.3%の122haが、公園になっています。

 緑道は、学校用地や集合住宅沿いに配置され、それらの敷地の20%を保存
緑地として提供してもらい、緑道の厚みの乏しさを補ってもらいます。緑道
本来の10〜40mの幅員も、保存緑地のせいで100mに達している場所
もあります。緑道や公園の緑は在来の木々が主ですから、ほんの少しの技能
と個人の体力に合わせて、緑の「愛護会」に参加できます。港北NTは、市
民参加で街づくりを進めてきました。公園の利用のほかに、管理に参加する
楽しみもあるのです。                     
                               以上

「東本郷周辺万歩マップ」のご紹介     緑区  多賀 和幸

 私の住んでいる緑区東本郷の周辺にも、住宅地や農地や雑木林のなかを歩
く楽しい散歩コースがあります。この散歩コースを「東本郷周辺万歩マップ」
として素晴らしい小冊子に纏められたグループがあるので、ご紹介します。
 この活動は平成10年に東本郷小学校のコミュニティスクールの自主事業
「万歩マップ(づくり)の会」(代表 山口順正さん)として始まりました。
老化防止には歩くことが、一番の効果という趣旨から、一日、1万歩を目標
に、東本郷小学校を基点にした17通りのコースが組まれています。

 そのなかの(4)四季の森公園コースをご紹介しましょう。
 バスで来られる方は、鴨居駅から12, 36系統のバスに乗り菅田町で下車さ
れ、 70mくらい戻り、おやまだコンビニ店と黒滝幼稚園の間の道を鴨居原の
方向に入ってください。
 万歩マップによると、鴨居原農業専用地区にザンブリ塚という謎めいた名
前の塚があります。昔、鶴見川は小机付近まで海水が流れ込み、満潮時に川
が増水すると川辺の村落は水を被ったそうです。川辺に住んでいたザンブリ
という屋号をもつ地主さんが移り住んだことに由来するという説があります。
この近くには縄文時代や梨農園もあります。9月下旬に歩いた時に買った豊水
は本当に美味しかったです。
 さらに青砥上星川線をこえて竹山団地に入ります。竹山団地には多くの公
園があり桜の季節には花見が楽しめます。さらに雑木林や畑の小道を歩き、
白山地区にでます。白山高校の横を歩き、長坂谷スポーツランドのグランド
を右手に見て大きな通りを歩くと、中原街道にでます。ここから四季の森公
園南口はもう間近です。四季の森公園北口から、10分程で中山駅に着きます。
東本郷小から中山駅まで約1時間52分、約1万4千歩だそうです。
(地図(3)竹山南公園コース、(4)四季の森公園コース参照
http://home.catv.ne.jp/dd/taga/manpo.htm)
 元気な人は、横浜動物園ズーラシアまで歩いて見るのも楽しいと思います。
四季の森公園の事務所で頼むと地図をくれます。約1時間弱位で行けます。

 東本郷万歩マップの会は、マップのコース紹介を兼ね、毎月一回、土曜日
組と水曜日組に分けコースを案内しています。参加者は約100名。
詳しくは会の責任者 山口順正さんにお問合せ下さい。
(Tel&Fax : 045-472-5062)

 「東本郷万歩マップの会」のご好意によりマップの一部をTaKMiのHP
で紹介させていただきました。「東本郷周辺万歩マップ」をご希望の方は上記
山口さんまでお問合せ下さい。
 
  
■「横浜丘の手」のまちづくり    都筑区   福富洋一郎

(9) 横浜市北部4区の特色   

前回まで、「横浜丘の手」と言われ始めた、横浜市北部4区の、まちづくり
活動の話をしました。今回は、それぞれの街の特徴を考えてみましょう。
 都筑(T)・青葉(a)・港北(K)・緑(M)の4区は、土地柄が大変似
ていますが、開発された時期によって少しづつ雰囲気が違います。私は、鉄道
になぞらえると、それぞれの特色が分ることに気がつきました。
 緑区は、JR横浜線が通っています。明示41年八王子で生産された絹製品
を貿易港まで輸送する鉄道として、鶴見川沿いのルートが開けました。
通勤用に活用されたのは比較的に最近なので、まだ沿線には昔の伝統や緑が残
っています。
 現在の港北区は、再編成により縮小され、東急東横線の沿線地帯となり、昭
和7年に東急東横線が全通。日吉・綱島・大倉山・菊名等の駅前を中心に賑や
かな街が発展しています。
 そして青葉区は東急田園都市線です。昭和41年、溝の口・長津田間が開通
し、丘陵地に美しい街が誕生しました。たまプラーザ・あざみ野・青葉台等に
は住宅が立ち並び、東京等から大勢の人が引越してきました。
 最後は都筑区です。区内を横浜市営3号線が貫いています。平成6年、新横
浜からあざみ野まで延伸し「港ヨコハマ」がぐっと近くなりました。港北ニュ
ータウン事業により、インフラの整備された近代都市に生まれ変りました。し
かし農業も盛んで、工業地帯も発達したバランスのとれた街です。
 現在、各4区で、都市マスタープランの区プランが、作成されたり、作成中
で、それぞれ特色のある、まちづくりの真っ最中です。そこに住む私たちに何
ができるか、いよいよ、次回が最終回です。


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4.市民活動紹介
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■こんなグループ
「都筑区図書館ファン倶楽部・準備会」

 地域の図書館「都筑図書館」が大好きな人達が、楽しめて使いやすい「私た
ちの都筑図書館づくり」のお手伝いが出来ないかと集まって出来た倶楽部です。
都筑図書館や都筑区役所とパートナーシップ(協働)で「特色ある地域図書館
づくり」を進めていくために、市民団体の設立準備をしています。
 倶楽部の準備会通信 創刊号(2001年夏号−季刊)が発行されました。
A43ツ折りのかわいらしい通信ですが情報満載です。また、都筑区内図書施設
マップをアンケート調査を行って作成しました。
 「都筑図書館」に関心のある方、これまで図書館にお世話になり、何か恩返
しがしたいと思っていらっしゃる方、参加されませんか?

問合せ:都筑区図書館ファン倶楽部・準備会(代表 伊藤紀久子)
連絡先 福富 045-942-3480  fukutomi@za2.so-net.ne.jp

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5.電子行政どうなってるの?
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■■■「藤沢市民電子会議室」(2) 運営委員の片桐常雄さんに聞きました。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/index.html

「発言登録者1,590人の76%が20代から40代、市政に若い市民層が参加して来
ました。地縁・血縁を超えた電縁コミュニティですね」ー市民電子会議の運営
委員を担当する片桐さんは慶応大学大学院時代から電子会議の開発に携わって
こられた方で、公募で選ばれた10人の運営委員の副委員長を勤めます。
運営委員制度は市民会議室のメール発言をまとめ、意見を集約し行政に政策提
言を提出するキーマン。特に[市役所エリア]のテーマを自主的に設定する機能
を持ち、これまでも「地引川ダイオキシン問題」や「鵠沼海浜公園を皆で話そ
う」の電子会議室は行政に変革を促す大きな問題提起となりました。オフライ
ンで行政と協働作業にも取り組んだ成果だということです。
「電子会議開設当初は行政への批判や無責任な要求型が多く、本質的な論議に
入れませんでした。やはり政策提言まで高めるにはナビゲーターが必要です。
電子会議をリードするコツは、頭から論議にはいらずに、井戸端会議的な一見
ムダ話から会話を始めるコミュニケーション作りが大事ですね」片桐さんは静
かに話します。
「今後は52もの会議室を持つ[市民エリア]のテーマから、例えば「バリアフリ
ーを考える」などを[区役所エリア]に設定し、市民提案につなげて行きたい。
[e-スタート]で行政側に市民に向きあっう姿勢と体制がありますからね」と抱
負を話してくれました。片桐さんは更に、「ITの市民の声は、直接市民に応
対する窓口と同じこと」と市長の前向きな言葉を付け加えました。
36万都市「藤沢」最新の話題は、10月 1日市民活動推進条令が制定され、市民
活動推進センターが年内にオープンすることです。市民電子会議は「藤沢の市
民活動を応援する」を開設、公開論議の結果、市民の声を反映した推進センタ
ーが開設されることになり、その経過はホームページに全て公開されています。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/~data/npo/index.htm

現在、推進センターを管理運営をするNPOなどの団体を公募、公開で決める
作業が進んでいます。「支援」は行政が上から助けてやる姿勢だからをやめよ
う、より積極的な「推進」に決まったそうです。市民を信頼し市民が参加する
自治を築く「電縁都市ふじさわ」をうらやましく想うのはリポーターのみでし
ょうか。
                                 
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6.編集後記
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爽やかな季節になりました。秋は実りの季節、野山を歩くと、麓から山頂にか
けて、季節の移ろいを見せる美しい紅葉やきのこ、木の実などの山の幸に出会
えます。緑道でも、食べられるきのこ「いぐち」を取ったことがあります。
また秋はイベントの季節。イベント情報の掲載依頼も徐々に増えてきました。
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発行:「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
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