オムニバス通信 :

7号


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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

   「横浜オムニバス通信」7号  (発行日 2001年9月16日)

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 □□□ 1.市民活動支援センターの市民活動用PC事情(2) □
□ □ 2.市民活動イベント情報          □
□ □ 3.横浜丘の手便り       □
 □  □□   4.市民活動紹介                 □
 □□□□□□  5.エッセー               □□
□ □○○ □□ 6.編集後記       □□□
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□
     ○○     ○○ 
"皆で乗ろう(載ろう)、空でも走る(定期発行)横浜バス方式の心意気" 
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm  
                                 
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 1.市民活動支援センターの市民活動用PC事情 (2)
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 「市ヶ尾プラザにPCが2台来た」という記事を6号で紹介しました。
その続きで、先進的な横須賀市立市民活動サポートセンターの取材をされた
小池さんのレポートです。

■■ 横須賀市立市民活動サポートセンター   青葉区  小池由美

 あちこちに市民活動をサポートしてくれる施設があります。似ているような
似ていないような…中身はどうなっているの?市民活動の何をどこまでサポー
トしてくれるの? 気になりますよね…

◇◇サーバーを持っている、横須賀市立市民活動サポートセンター

◆自前サーバーを設置していました
 市民公益活動をされている団体のホームページをアップすることが可能にな
っています。1団体当たり2MB程度の容量だそうです。2MBぐらいだとあまり
掲載することはできないかもしれないけど、まずやってみようよ…ということ
です。
 それに、ここにはホームページを作成するためのバックアップ体制ができて
います。PCルームにはモニターが2台、ラップトップが6台。LAN で繋がりホー
ムページの作成講座をここで開くことができます。センター登録の講師を依頼
し勉強会を薦めています。
<参考 市ヶ尾プラザ>
PC2台。OSはWindows 98 Office2000のExcel Word Access、PowerPoint
Out lookが装備されています。残念ながらホームページ制作ソフトは装備され
ていません。ISDNフレッツの高速回線が常時接続されています。
◆フロアーにあるPCタワーはなんだ…
 windows+printer  2セット。 mac+printer 1セット。スキャナーもある。
 その横にはビデオ編集機材一式。 
◆フレキシブルスペースで、ワープロをやっている人発見。ワープロ館内貸し
 だしがぞろっと棚に並んでいます。
◆館内貸し出しといえば、ラップトップPCも18台使えます。
◆キッズルームがあります。子連れのお母さんも一安心。
◆ロッカー(有料)や、レターケースも完備。
◆Faxの送信は、公衆電話に接続のファックスを使用
 受信は、受付のファック番号を利用できる。受信したものはレターケースで
 保管も可。
◆宅配便・小包預かり
 受付で預かってもらえる(要事前連絡)。発送はできません。
◆定番の大量印刷機(リソコピー)、コピー機、丁合機、製本機、紙折り機、裁
 断機、大型ホチキス、穴あけ機、計り、ラミネーター

マスコットは公募で決まった、「のたろん」ウサギです。
not alone から、命名したそうです。
「ひとりぼっちではない」そして、その語感から「市民活動は焦らずのんびり、
ゆっくりやろうよ」という意味もこめられているそうです。

開館:9:00〜22:00
休館日:12月29日から1月3日

横須賀市立市民活動サポートセンター(〒横須賀市本町3‐27)
電話:0468‐28‐3130  ファックス:0468‐28‐3132
e-mail:  notalon@ysc-unet.ocn.ne.jp
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/support/

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 2.市民活動イベント情報   
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★★ 9/22 早渕川水環境調査

日 時:9月22日(土) 14:00〜16:00 雨天中止
場 所:矢橋上流右岸の親水階段 (東横線綱島駅からバス「勝田折返所」下
    車,バス停近くの勝田橋から川沿いを下流へ徒歩10分)
内 容:水質調査,生き物観察など
持ち物:筆記用具,タオル,すべらない靴
主 催:早渕川をかなでる会(HARP水&みどりグループ)
問合せ:TEL 045-591-2705(運藤)

★★ 9/23 北の「森づくり」

日 時:9月23日(日) 10:00〜12:00,13:00〜15:00 雨天の場合作業中止
場 所:大塚歳勝土遺跡公園(歴史博物館側入口集合) (地下鉄センター北駅
から徒歩5分)
内 容:雑木林の下草刈り
持ち物:軍手。汚れても良い服装でお越しください。
主 催:港北ニュータウン緑の会,大塚歳勝土遺跡公園愛護会
問合せ:TEL 045-948-2920,FAX 045-948-2921

★★ 9/26 ラウンジ・アフタヌーンティー

「知っていますか? フィリピンの文化」
遠いようで、本当に近い国フィリピンのことを、あなたはどれくらい知ってい
ますか?
スペイン統治時代が350年あり、短いアメリカ統治時代の影響も色濃く残る
フィリピン文化。もちろんアジアとしての魅力にあふれた国。在日15年にな
るゲストに、フィリピンの文化と今のフィリピンがどんな風に見えるかを語っ
ていただき、皆さんの質問に答えていただきます。
お茶を飲みながら、楽しい午後のひとときを過ごしましょう。

ゲスト:中田ローナさん〔フィリピン出身 英会話講師〕
日 時:9月26日〔水〕14:00-16:00
場 所:ラウンジミーテングルーム#1
定 員:30名
参加費:100円
保 育:要予約〔2歳から4歳〕 保育協力金 1名150円
申込み: 横浜市青葉国際交流ラウンジ
    電話   045-971-2040
    E-MAIL  a2040@beige.ocn.ne.jp
(URL)  http://www2.ocn.ne.jp/~aoba/       

★★ 9/29 第5回都筑民家園 お月見ライブ

あの、都筑民家園でお月見・・・
日 時:9月29日(土) 
   18:00〜しの笛・・・都筑民家園しのぶえの会
       アコーディオンアンサンブル・・・Lino
18:30〜長唄と古典舞踊
     舞踊→昔噺狸(むかしばなしたぬき)
     長唄→黒塚(くろづか)安達原鬼女伝説のこわ〜いお話
     舞踊→元禄花見踊(げんろくはなみおどり)
   長唄は希扇会、舞踊は国際交流民族舞踊研究会
    囃子は、一如乃会です。
お抹茶とお団子セット(17:00〜18:30先着100名)300円
お団子だけだと100円だそうです・・・

主 催:都筑民家園愛護会
協 力:都筑クラブ、横浜ロックサークル
問合せ:電話・ファックス 045‐594‐1723 


★★ 9/30 雑木と竹をそだてて炭を焼こう(第1回雑木林塾)

日 時:9月30日(日) 10:00〜15:00 雨天決行
場 所:大塚歳勝土遺跡公園(歴史博物館側入口集合) (地下鉄センター北駅
から徒歩5分)
内 容:午前講義「雑木林の生態」,午後実習「下草刈り」
費 用:3,000円(6回分の資料代)
持ち物:記用具,軍手。汚れても良い服装でお越しください。
申込み:ハガキかFAXでお申込みください。
申込先:〒224-0062都筑区葛が谷6-36原ビル4階「緑の街」気付
「港北ニュータウン緑の会」まで FAX 045-948-2921
主 催:港北ニュータウン緑の会
問合せ:TEL 045-948-2920,FAX 045-948-2921,
    E-Mil   you-totsuka@par.odn.ne.jp

★★ 10/2,20,30 いい子ってどんな子?‐人とふれ合うことのできる子に−

T−GAL 連続講座
コミュニケーションが不足しているといわれる今の時代、親や社会は子どもを
どのように育て、受け入れていけば良いのか、考えて見ませんか?

1.10月2日(火)10:00〜12:00 ハウススクエア横浜4F
   「自己主張と我慢の教育学 佐藤淑子 鶴川女子短期大学教授
2.10月20日(土)13:30〜15:30 青葉公会堂2F
   「子供・若者とどう向き合うか」武田利邦 横浜商工高等学校教員
3.10月30日(火)10:00〜12:00 青葉区役所別館2F
   −TEA AND TALK−「今 親として何ができるか?」
定 員:1,3は60名、2は、80名
参加費:1000円全回通し 2(公開講演会)のみの参加の場合は、400円。
保 育:1回500円  詳細は問い合わせてください。
申込み:tgalkouenkai@yahoo.co.jp
    T−GAL連続講座申し込みと明記/住所、氏名、電話・ファックス
    番号、保育の有無など(必要な日程、子供の名前、年齢)
締切り:9月21日(金)
主 催:T‐GAL(Think Globally, Act Locally!)
  http://www.geoccities.co.jp/SweetHome-Green/1078
助 成:(財)横浜市国際交流協会 横浜国際交流基金

★★ 10/11 安ければいいの!?エコからエコを考える。

世界中の人が気軽で便利な使い捨てライフを楽しむには、地球があと4個
必要といわれています。
私達一人一人の家計と地球の環境問題が、どのようにつながっているのか、
身近な問題から目を向けて一緒に考えて見ませんか。

公開講座 「実践!エコ・エコライフを楽しもう」
      島秀子 消費生活アドバイザー/環境アドバイザー
日 時:10月11日(木)10:00〜12:00
場 所:青葉区役所304会議室
参加費:200円
問合せ:青葉区役所地域振興課生涯学習支援係り
    「環境問題学級」TEL 045‐978‐2295

★★ 10/28 手をつなごう!もうひとつのまちづくり「市民フェスタ21」

開催主旨は横浜市でも平均年齢が最も若く、人口が増え続けている北部地区
で、同じ町に暮らす人々が、よりよく暮らしていくためにどうしたらよいか、
人と人が出会い楽しく交流する場の提供をします。
また、情熱を持って都市農業に取り組んでいる地元の生産者と交流すること
で、農地や自然が多く残されている横浜北部の「農」を守り育てていくこと
をアピールします。(「市民フェスタ21」の祭り実行委員  小泉恵子)

日 時:10月28日(日)11時から14時
場 所:地下鉄センター南駅前 すきっぷ広場
イベント:食べる人、作る人がわいわい集う元気なイベント
    模擬店やフリーマーケット多数予定
    フリーマーケット 出店大募集  フリマ参加費 1区画1000円
申込み:10月13日までに氏名・住所・電話番号を記入の上
    往復はがきにて申し込み。(多数の場合抽選)
申込み先:生活クラブ運動グループ 「市民フェスタ21」まつり実行委員会
     青葉区市が尾長1161−8生活クラブ緑センター内
問合せ先:TEL  045-971‐2171(八木)

★★ 10/28 コンサートforユニセフ

小さな命をおおきな希望へ 井戸の設置で安全な水を!
出 演:木村 弓「千と千尋の神隠し」主題歌作曲・歌
   覚 和歌子「千と千尋の神隠し」主題歌作詞
   Boo−Hoo−Uhoo
日 時:10月28日(日) 14:00開場 14:30開演
場 所:青葉公会堂
入場料:1200円(収益金は日本ユニセフ協会へ寄付)
問合せ:TEL 045‐981‐3462
主 催:コンサートforユニセフ実行委員会

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◆市民活動イベント情報の募集
横浜北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
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 3.横浜丘の手便り   
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■■ 緑道(オムニバス)   (4)            

    「緑道の裏話」       都筑区      清水 浩
                   
 港北ニュータウンの表道路は緑道で都市計画道路は表道路ではない。今まで
の概念で言えば車が通る道が表で、商業施設が張りついて賑やかなのが常道で
あるが、港北ニュータウンの設計意図は静かで緑に覆われた道がメイン道路で
ある。
 緑道の表土は柔らかい土であり、ハイヒールを履いた人のためになっていな
い。ハイキングにハイヒールを履いて行く人はいない。設計段階で、管理上か
ら言って乳剤舗装をすべきであるとの議論もあったが、土肌の道路になってい
る。言わば自然保護で緑の豊さを第一義とした。生活・文化としては、高校・
大学の美術部の学生の彫刻や石膏を並べる話もあった。今問題になっている落
書き箇所に美術愛好者に明るい絵を描いてもらおうとも考えた。それぞれの町
内会で絵画好きな人が立候補して競作してもよい。
 緑道は、大人に人気があるが、若者子供には阪急の観覧車の方に人気がある。
それは前述したように使い道が分からないからかも知れない。緑道を活用した
小学校・中学校の学校対抗マラソン大会の実施もある。言わば活用方法の宣伝
である。それには早淵川を挟んだ北の地区と南の地区を結ぶ緑道の繋がり(連
結)が急務である。
 その一つとして、河川敷に桜を植えて並木を作ろうと市民が苗木を寄付する
と言う話があったが、用地管理上の都合で許されなかった。若し、植えられて
いたら桜の名所になっていたことであろう。
 江田方面では、南北地区の幅が狭いので、早淵川に歩行者専用の吊り橋でも
かけて連結したいという話もあった。何れにしても外周十五キロ、内周九キロ
と説明してきた。繋がらなければ半分しか出来ていないと言えよう。
 緑道の管理は、横浜市の西部公園事務所になっているが、管理が行き届かな
いので幾つかの愛護団体に除草器具などを貸し与えて地元の協力も得ているよ
うである。それでも草茫々なので個人にでも審査の結果作業する人を特定し除
草を委託したら、その者たちは競って管理する事になろう。現に集合住宅に属
する竹林、雑木林の管理は行届いている。
 茅ヶ崎地区公園には生態園が有って自然の動植物を保護しているが、そのた
めグリーンマトリックスの繋がりが途絶え一般車道に出る、仕方ないこととし
て歩道を三メートルぐらいに広くして貰いたいという意見もある。ある意味で
は設計上の配慮が足らない。又、緑道は、暗くて物騒だという意見もあるが、
あまり街灯を付けて明るくすると植物の生態が狂うという実態もある。
 緑道は、大体が谷間に設計されていて水の流れがついている。清水の湧き水
を頼りにしているが、干ばつになると流れがなくなり寂しい。港北ニュータウ
ンでは、せせらぎの水源に井戸を掘ることが許されているが、電気代など管理
費が問題となる。港北ニュータウンの区域は、減歩として既に応分の負担があ
って成り立っているので、都市計画税の一部で、地域の景観を維持するような
管理費は補ってもらいたい。

 今後も、このテーマを続けます。みなさんの投稿を、お待ちします。
                         

■■ 「横浜丘の手」のまちづくり   都筑区   福富 洋一郎

(7) 横浜丘の手方式 

前回まで、横浜丘の手には、市民の様々な地域活動が盛んに行われているこ
とを、私の体験を踏まえて紹介しました。行政が引っ張っていた時代から、市
民が自主的に、または、行政や企業と協働してまちづくりを進めていく時代が
やってきたのです。
 私もこの8年間、試行錯誤しながら、平日は「会社人間」、土日は「地域人
間」をモットーに、いろいろな人との出会いを楽しんでやってきましたが、ど
うも当地には、「横浜丘の手方式」といっても過言でない共通点があるような
気がしてきました。
 その特色は、次の3点にあるようです。
(1)行政のまちづくり計画に、早い段階で市民が参加していること。
(2)立場や利害の違う者同士が、交流する「場」があること。
(3)市民が、自発的に楽しく活動していること。
 このうち、特に第3点を強調したいと思います。身の回りの自主活動グルー
プの多くは、ソフトでオープンな運営とジョイフルな活動を心掛け、理論より
実践を目指して実績を上げているようです。それが、忙しい人も自由に参加で
き、活動が継続できる所以ではないでしょうか。

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◇◇丘の手に関するみなさまの情報をお寄せください。◇◇
お勧めの散歩道や取って置きの公園の情報、まちづくりの情報など
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)までお送りください。

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 4.市民活動紹介   
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◆◇「おやじの腕まくり」活動日記−第2回   青葉区  千葉恭弘
 −おやじが変わる、家族が輝く、地域がよみがえる−

■「腕まくり」の活動
半年に渡る10回の準備講座を終えて最終回では正式にグループ「おやじの腕
まくり」が発足しました。発足に当たってスローガンとして掲げたのが本稿の
タイトルである「おやじが変わる、家族が輝く、地域がよみがえる」でした。
新しいおやじのライフスタイルでは生活の場は、職場・家庭・地域という3つ
の軸足を等分に持ち、そのどれもが欠けてはなりません。おやじが変わること
により、失われていた家庭・地域でのおやじの存在を取り戻そう。肩書き・名
刺を抜きに話ができ、活動を共にできる仲間を作ろう。こんな思いで活動のス
タートを切りました。参加したメンバーは講座受講者から28名。毎月一回持
ち回りで担当する月例会を中心に、青葉区内の地域イベントや地区センターの
催しの助っ人を積極的にかって出ました。
最近の活動には次の様なものをあげることができます。

 ○伝統行事の助っ人 ○おやじの料理教室
 ○地区センター祭 ○いかだで遊ぼう矢本川
 ○児童文化教室 ○コンピュータも恐くない
 ○おやじサミット ○あなたもインターネット
 ○インドアプレーン ○舞台装置・音響・照明
 ○おやじの子供工作塾 ○国内・国際交流
 ○マジックの達人 ○涌き水探検隊

このように活動は多岐にわたっています。これは会の方針が緩やかな連帯を基
本として、活動は出来る人が、出来ることを、出来る時にやるということをモ
ットーにしているためであります。メンバーの才能を発揮できる場があれば何
でもやってみようの精神でとりかかっています。
恒例となった地区センターでの節分会、夏休み子供塾、地区センター祭りでの
子供工作塾などで地域の子供達と触れ合う機会も多くなりました。地域のイベ
ントでは他のグループと共同で参加する機会も多く、これらの活動を通じて人
々のネットワークが横に広がっていくのが実感できます。

■おやじのネットワーク
活動を続けてゆくと横浜や川崎には同じようなおやじのグループが幾つかある
ことも分かってきました。これらのおやじグループの横の連携ができないもの
だろうかと考え、後発のわが「腕まくり」から先輩グループに呼びかけ、平成
7年7月に第一回おやじサミットを横浜市青葉区で開催しました。「おやじの
会・いたか」、「じゃおクラブ」、「おっさんネットワーク つるみ」、「ま
・いい会」、「杉の子・おやじの会」、「おやじ考」、「都筑おやじ学」、そ
れから「おやじの腕まくり」と、それぞれユニークなネーミングを誇るおやじ
のグループ8団体が参加して、おやじのパフォーマンスに汗を流したのです。
これはくしくも、青葉公会堂の新築・こけら落としのタイミングと合い、青葉
区役所の協力を得て、開館間際の公会堂に400名の参加者を集めて開催する
ことができました。

以下次回へ。
  
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 5.エッセー   
□□□□□―――――――――――――――――――――――――――

◇◇ 電子メディアによるコミュニケーション   都筑区  王子 全主

 最近「本はどのようにして消えてゆくのか」(津野海太郎著 晶文社)を読
みました。紙と活字の本はなくなるのか?みなさんどうおもいますか?
 この本で小学校時代、ガリ版による新聞を発行、出版社で単行本づくり、雑
誌、ミニコミ誌、DTP新聞などの編集にたずさってきた著者が今までの印刷
技術と本作りの歴史を追いながら自ら経験してきたワープロ、MACコンピュ
ータとの出会い、DTP、パソコン通信との関わり、インターネット、ホーム
ページ、HTMLなどを通して今後のトレンドとしての本というものを考察し
ています。
 体験に共有する部分も多い気がしました。また今のマルチメディアの進展に
同じ様なことを感じている人がいたという気にもさせられた。電子メールによ
るコミュニケーションにも何かしっくりしないところ、引っかかるところを感
じていた私にとってなるほどなるほどいちいちうなずく場面もしばしば。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大手パソコン通信の会議室(フォーラム)で不特定多数の人たちを相手に心
ゆくまで対話的にふるまえたという経験がない。もちろんおしゃべりとか簡単
な情報の交換ぐらいのことはできる。でもそんな程度で対話的というのはおこ
がましかろう。そう思ってちょっと本気で関わろうとすると、必ず失敗する、
なんというか、しつこくなりすぎてしまうのである。書くことは、多かれ少な
かれ、私の考えはそれ(たとえば相手の観点)とは違う、と切り分けていく面
をもつ。つまり書くことは必ずいくばくかの切断的(批判的、批評的)な見解
を含んでしまう。私もそうだし、顔の見えない相手の側もそう。その種の切断
に、いちいち過剰に傷ついていては話がさきに進まない。と頭では思っていて
もどうしても多少は傷ついてしまう。そうなると、お返しに自分が負った傷以
上のものを相手に負わせたくなる。特に意識せずとも、そうしてしまっている。
 活字メディアであれば、批判するものと批判されるものとの間には時間的、
空間的な距離がある。ちょっときついことを書いても、また書かれてもその距
離の中で、自分が負った傷、相手に負わせた傷、このさきどう処理してゆくか
をゆっくり考えることができる、その意味で活字メディアは切断につよい。
 (本書71〜72ページより引用)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 これは非常に本質的な事かもしれないという気がしました。みなさんのネッ
トワークでの経験の中で、こんな体験した方もいるのではないでしょうか?
 瞬間的に全世界を駆けめぐる電子ネットワークの良さもありますが、間の大
切さ、読み手を意識した書き方も必要ではないかと思います。フォーラム、メ
ーリングリストなどである特定の個人だけを意識したような書き方、独りよが
りの書き方、その他大勢の読み手を意識しない書き方などちょっと配慮すれば
もう少し楽しい電子空間が広がってくるのではないでしょうか?

□□□□□□――――――――――――――――――――――――――
 6.編集後記  
□□□□□□――――――――――――――――――――――――――

 青葉区の花の地図作りをしている青葉区の地図作りグループ「まっぴい青葉
の街」(代表 秦さん)を5号で紹介しました。TaKMiでも支援したいと
考えています。まっぴいさんの作られているのはガリバーマップですが、HP
上の地図に花の情報をクリッカップルマップで表現できないかと考えています。
 その試作として、今年の夏歩いた「チロルの山旅」をクリッカブルマップも
入れて作ってみました。海外の山に関心があるかたも覗いて見てください。
http://home.catv.ne.jp/dd/taga/tirolto.htm
                             (多賀)   

横浜に在住の方で「横浜オムニバス通信」「TaKMi」の活動に参加したい
方は気軽に下記宛先までEメールでご連絡下さい。

発行:「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 



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