オムニバス通信 :

33号


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」 33号(発行日 2002年9月15日)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□ □1.TaKMiのトピックス      □ 
□ □ 2.市民活動イベント情報    □
□ □ 3.横浜丘の手情報            □
□  □□ 4.街づくり講座 ★鏑木塾★ その 10  □
□□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい (20) □
□□□□□□□  6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋 (7)□
□□□○○ □□  7.編集後記         □
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□
○○   ○○
-----------------------------------------------------------------
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
---------------------------------------------------------------------
       タマちゃん、カム・バック!
66ヽ  鶴見川からタマちゃんがいなくなって、13日ぶりに、今度は横浜
(・  ヽ 駅近くの帷子川で元気に泳いでいる姿が目撃されたというニュー
〃ヾ  ヽ ス(9月12日)が流れました。また会えたのはうれしいのですが、
 ノ   ヽ 汚染された都市河川に居ついて、本当に大丈夫なのかと心配し
ています。鶴見川をきれいにしようというような市民活動に関心をしめす市民
は、ほんの一握りにすぎません。でもタマちゃんの運命が掛かっているとなる
と、殆どの人が鶴見川の汚染状況に関心を示します。
各国のエゴばかりが目に付いたヨハネスブルグ・サミットを心配して、地球環
境のことをもっと考えてほしいと、訴えているのかもしれません。
9月1日より「TRネットの鶴見川流域クリーンアップ作戦2002」がスタート
しています。鶴見川流域の多くの市民活動団体がこのクリンアップ作戦に参加
します。皆さんの参加方法も、順次このメルマガで紹介してゆきます。
TRネットHP: http://www.tr-net.gr.jp/ 
京浜工事事務所HP:http://www.keihin.ktr.mlit.go.jp/index_top.html

 
■■33号−お急ぎの方へのご案内■■

1.TaKMiのトピックス・・市民講座「市民力で発信するみなとまち横浜」
  参加報告と「なんやかや会」の案内
2.市民活動イベント情報・・鴨居まち研・見学会などのイベント情報5件
3.横浜丘の手情報・・都筑はじめて講座、情報紙の講座(都筑区役所関連)
  TEIC参加者募集、地域ダスの新企画など多数。
4.街づくり講座 ★鏑木塾★ その10
   ★ 市民の「参加と合意」の手法 − シナリオワークショップ
   参加と合意形成の手法の実践テーマを皆さんからご提案下さい。  
5.今、電子自治体がおもしろい (20)
  ニュース「平成関ヶ原の合戦」、横浜市電子自治体推進懇談会報告、e-デ
  モクラシーなど新しい時代の到来を予感させるレポート・・お勧めです。
6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋 (7)
  ファイル管理の理解こそパソコン上達のカギ!エクスプローラでいらいら
  している人是非読んでください。  
                    (33号の編集担当は多賀です)
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.TaKMiのトピックス
□――――――――――――――――――――――――――――――――――
★ 市民講座「市民力で発信するみなとまち横浜」参加報告

9月13日(金)市民活動支援センターで行われた市民講座『みなとまち・横浜』
第5回「市民メディアの可能性を探る」にTaKMiメンバーが参加しました。
(この講座は、横浜市大と市民活動支援センター共催の6回シリーズ)

司会は村橋克彦横浜市大教授と横浜市の関口昌幸氏(企画局調査課)
パネラーは原聡一郎氏(ぱど)、柴谷知宏氏(港北ニュータウンML)、野堀勝
明氏(イッツ・コミュニケーションズ)、熊谷和夫氏(神奈川新聞)

市民(地域メディアを含む)メディアのあり方として情報は受け取る側に任せ、
管理者は選択や編集をすべきでないという原氏と柴谷氏に対して、野掘氏は情
報の取捨選択と編集こそメディアの役割という議論が面白かった。
これはインターネットや多チャネル放送などのように、誰でもが発信者になり
得るメディアの出現により、従来型の放送や新聞などのメディアとはちがった
メディアのあり方が問われているのであろう。

熊谷氏からは「従来横浜市はニュージーランドなどと同規模の人口を持ちなが
ら、殆ど市民による街づくりが行われてこなかったのではないか。市民から区
に要望がでても、巨大化した市の政策決定になかなか反映されてこなかったの
ではないか」という指摘があった。

市民活動の情報化支援やネットワーク化を通して、市民参加による新しい街づ
くりを目指す活動を行っている「TaKMi」についても活動の説明を求めら
れ、中谷代表から市民活動IT化支援、市民活動ポータル、横浜オムニバス通
信(メルマガ)などの紹介があり参加者からも共感が得られた。

どうしたら市民メディアは市民活動の裾野を広げる支援が可能か?
「ばど」は発行部数は1,000万部を越し、ビジネスとして黒字「イッツ・コム」
のCATV、放送、ISPなどの事業はビジネスとしては現状では赤字という報告が
あり、どうしたら市民メディアを黒字にできるか?などという質問が会場から
でて、活発な議論が行われた。

市民メディアは、全国メディアに比べて、資金力や人材も弱い。しかし地方の
時代における市民参加による「持続可能な街づくり」など市民メディアの果た
す役割は大きい。黒字化の問題も、地域住民の利益になる情報の発信が出来る
かどうかにかかっている。私から新しい市民社会を目指す多様な市民メディア
の連携(市民メディアミックス)が必要ではないかという提言を行った。
横浜市民メディア間の連携をはかる連絡会などの立ち上げを提案したい。                  
                         (文責  多賀)

★なんやかや会9月21日(土)午後に予定しています。

相談のある方は事前に下記までご連絡下さい。
連絡先:小池  E-Mail TaKMi@egroups.co.jp

□□―――――――――――――――――――――――――――――――――
2.市民活動イベント情報
□□―――――――――――――――――――――――――――――――――
◇◆まだまだ、間に合うイベント情報(既掲載分)
◇30号
★1 9/22 緑区  緑区・青葉区・都筑区3区交流綱引大会
◇31号
★6 10/8,11/1,12/6,2003.1/14,2/7,3/7
親子のこころと体 リラクゼーションエクササイズ参加者募集!
★10 10/3,10,17,31 11/7,14,21 イライラもやもやしない私をはじめよう
◇32号
★1 9/21,9/22,9/25 都筑区民家園2002 
★2 9/23 2002あおばボランティアフェスタ
★9/29 平和のバラコンサート
★10/27 第11回 コンサートforユニセフ
----------------------------------------------------------------------
◆◇33号 イベント案内◇◆
----------------------------------------------------------------------
★1  9/21 ハート・ノーマライゼーションと私

生涯現役あおば会 第73回リラックスフォーラム

以前に紹介した、大石洋一さんが、今回講演されます。心に病を持つ方のため
のNPO法人ハート・ノーマライゼーションを作った彼の思いや、精神福祉の現
状など私たちが知る機会の無かった分野での講演です。おみのがしなく・・・

講師:大石洋一(NPO法人 ハート・ノーマライゼーション代表)
   http://www9.ocn.ne.jp/~heart-n/
日時:9月21日(土)13時半〜16時半
場所:山内地区センター 3階第2会議室(田園都市線あざみ野駅徒歩2分)
   tel:901-8010
資料代:500円
問合せ:桑田貴史 973-3922 伊藤泰志 901-9539
http://village.infoweb.ne.jp~fwgl2260/

----------------------------------------------------------------------
★2 10/4  鴨居まち研・見学会「都筑下水処理場・緑資源選別センター」

  私達の暮らしの跡(置き土産)を辿ってみませんか?

開催日時:10月4日(金)雨天決行。荒天中止
集合場所:ハーモニーみどり(中山地区センター)ロビー:9時20分
参加費:300円(レク保険等)(小学生以下は無料)
募集人員:30名(多数の場合は抽選)  選外の方のみ通知
持参物:弁当・飲み物など
申込み:ハガキまたはFAXに氏名・年齢・〒・住所・電話番号を書いて
    〒226‐0003 緑区鴨居5−9−26 山岸和子 宛て 
    Fax:934-9003   締切りは9月27日(金)
問合せ先: Tel:935-5892 村井康彦  
主催:鴨居駅周辺まちづくり研究会「略称:鴨居まち研」代表 狩野陽二
後援:横浜市緑区役所

----------------------------------------------------------------------
★3 10/4,5,6  ちょっと先生体験講座
    
何かをはじめたい! 好きなことで友達を作りたい! 
ちょっと先生ってどんな人?・・・そんなあなたをお待ちしています。 

日時:10月4日(金)10時〜19時、5日(土)10時〜16時、
   6日(日)10時〜14時半
場所:ハーモニーみどり(中山地区センター、中山地域ケアセンタアーなど)
申込み:往復ハガキに受講希望の講座番号と講座名、住所・氏名・電話番号
    (1枚につき1講座)を記載のうえ
    緑区生涯学習支援センター(〒226‐0013 緑区寺山町118)まで
*複数申し込みも可です。
締切:9月20日
講座の案内は、区役所の「緑区生涯学習支援センターだより」を見て下さい。

----------------------------------------------------------------------
★4 10/5 野鳥の世界〜自然環境に適応する鳥たちの生態〜

よく見かける野鳥の生態と環境への適応を大型スライドで楽しく説明します。 

ゲスト:荒木 行彦氏(日本野鳥保護連盟会員、五感教育研究所研究員)
日時:10月5日(土) 13:30〜15:30
場所:緑ほのぼの荘(十日市場駅徒歩4分)
参加費:500円(茶・菓子・資料代など)
申込み:往復はがきに住所、氏名、電話番号を記入のうえ、9月23日必着で
    下記までお申込み下さい。
    〒226-0013 緑区寺下町118 緑区生涯学習センター
    「野鳥」担当 沓掛、桶田 Tel:930-2237    

----------------------------------------------------------------------
★5 10/25,11/1,8,15 布絵本をつくろう
   美しが丘地区センター自主事業

講師:中山芳子氏  グループ・もこもこ代表
日時:10月25日、11月1、8、15日 10時〜12時
場所:美しが丘西地区センター
定員:成人女性24名
参加費:3,000円
申込み:往復ハガキ 住所、氏名、年令、電話番号「布絵本講座」と明記して
    〒225−0001 青葉区美しが丘西地区センター 
締切:10月5日必着
保育あり
問合せ:Tel 903-9204

□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
3.横浜丘の手情報
□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
◇◆まだまだ、間に合う丘の手情報(既掲載分)
◇29号
★ 9/28,10/5,10/19 つづきパソピアのインターネット講座参加者募集
◇30号
★ 10/5 ボランティア募集  2002青葉ふれあい運動会

----------------------------------------------------------------------
【【【33号 丘の手情報】】】
----------------------------------------------------------------------
★つづき人(びと)はじめて講座 

転入された方、これまで会社と家との往復だけされていた方などなど
一緒に都筑区の魅力を探りましょう!

 ***全3回の連続講座(単発で受講希望の方は御相談ください)***

第1回 10月19日(土)14:00〜17:00 (会場:都筑区役所、都筑中央公園)
「都筑区まるごと大解剖!」
〜区誕生から区役所の中身までのお役立ち情報、都筑中央公園休憩舎等の見学〜

第2回 11月16日(土)14:00〜17:00
          (会場:大塚・歳勝土遺跡公園、横浜市歴史博物館)
「都筑の歴史に触れてみよう!」
 〜いにしえからの都筑の生活をのぞいてみよう〜
  
第3回 12月1日(日)13:00〜16:00 (会場:都筑民家園)
「都筑での暮らし方提案」
 〜地域活動の達人を囲んで〜 おいしい豚汁もあります(実費自己負担)
  パネリスト
    岡本みどりさん(都筑民家園事務局)
    山岸紀美江さん(都筑中央公園自然体験施設管理運営委員会事務局)
    江畑正之さん(ヨコハマ都筑ミュージカル委員会)
    新谷繁八さん(地域活動グループ「やってみよう」)

講座の申込み:ハガキ叉はファクシミリに
   1.講座名『つづき人はじめて講座』、2.氏名(ふりがな)、 3.〒・住所
    電話(ファクシミリ)番号、4.応募動機, 5.この講座を何で知ったか
  を書いて、
  〒224-0032 都筑区茅ヶ崎中央32-1
都筑区役所生涯学習支援係まで  FAX:948-2239
 
 9月30日消印有効(定員30人 申込多数抽選)
 *保育はありません
主催:都筑区役所(問合せ:生涯学習支援係TEL 948-2236)

----------------------------------------------------------------------
★ 作って楽しい!読んで楽しい!魅力ある情報紙をつくろう

情報紙づくりのコツを学んでステキに情報発信しませんか?

第1回 10月22日(火)13:00〜16:30
 「情報紙の基本の『き』〜企画からレイアウトまで〜」
   講師:(株)シィーム出版代表 石田 章氏
     
第2回 10月29日(火)10:00〜12:00
 「あなたにしか作れない個性的な紙面を作ろう!」
   講師:イラストレーター 勝野真美氏

第3回 11月12日(火)10:00〜12:00
「プロの視点での取材活動」
   講師:読売新聞田園都市支局記者

*会場はいずれも都筑区役所6階会議室

 *** 講座の申込み ***
 
 ハガキ叉はファクシミリに
 1.講座名『魅力ある情報紙をつくろう』、2.氏名(ふりがな)、3.〒・住所
  電話(ファクシミリ)番号、4.応募動機、5.この講座を何で知ったか
 6.保育希望の場合は  子どもの名前(ふりがな)・生年月日・性別
 を書いて、
  〒224-0032 都筑区茅ヶ崎中央32-1
都筑区役所生涯学習支援係   FAX:948-2239
 9月30日消印有効(定員30人 申込多数抽選)

*各回のみの参加もできます。その場合、要申込・保育なし。
主催:都筑区役所(問合せ:生涯学習支援係TEL 948-2236)

----------------------------------------------------------------------
【【【市民活動 耳より情報】】】
----------------------------------------------------------------------
★ TEIC(英・日版情報誌“Living in Tuzuki”などの作成)の参加者募集
 
TEICは英語・日本語版の情報誌“Living in Tuzuki”などの作成を通じて、
外国人の方がより住みやすい都筑区になるように活動しているボランティア
グループです。国際交流や編集などに関心のある方、一緒にやってみませんか?
特にDTPのできる方、やってみたい方や外国人の方、大歓迎です。
連絡先  一杉 Tel: 591−5264 
        e-mail: zk9y-icsg@asahi-net.or.jp

TEIC(Tsuzuki English Information Connection) is a volunteer group that
publishes and updates “Living in Tsuzuki”, a Japanese and English
information booklet designed to make life in Tsuzuki-ku easier and
more enjoyable for foreign residents.
We are looking for more volunteers to help us with editting and DTP.
If you are interested in joining us or would like to hear more about
our activities, please contact Ms. Ichisugi at 591-5264 or
zk9y-icsg@asahi-net.or.jp

----------------------------------------------------------------------
★ 地域ダスの新企画 「16万人の自己表現」にご参加ください

 地域ダス10月号からの新企画のお知らせをさせていただきます。新企画は、
都筑区民(現在約16万人)の皆さん自身がつくり発信する、いわば『Do
It Your Self』コーナー。
いったいどうして、こんなことを? これまでのようにダス編集部スタッフ
による取材記事ですと、どうしてもダスの視点による記事になってしまいます。
ダスの大事な読者でいてくださる都筑区民の皆さんが日ごろ、見て、聞いて、
感じたことをダス紙面で自由に表現していただくコーナーを開設することにい
たしました。

◇原稿のほか、写真やイラストもOKです。
◇個人、グループ、学校、商店、企業など参加の仕方や年齢・性別は問いません。
◇掲載の条件は、たったふたつ。都筑区在住、在勤、在活動いずれかに該当す
 ること。営利目的でないこと。
◇ダスは紙面をお貸しするだけ。貸し料は無料です。スタッフに相談したいこと
 がある場合は、なんなりとお申しつけください。
◇例えば
N小学校4年2組のみんなが近くの商店街を歩いて感じたことを発表する。
犬のウンチの置き去りをなくすために、犬のトイレ設置を提案する。
 所属している地元のコーラスグループで発表会をやることをお知らせする。
 など甘口辛口のご意見、提案、お知らせをどしどし発信しちゃいましょう。

◇毎月10日までに紙面参加の意志表示をして頂き、20日までに、原稿を送
 っていただいた場合は、翌月号の「16万人の自己表現」コーナーに掲載。
 参加希望多数の場合は、誠に申し訳ございませんが、抽選とさせて頂きます。
◇お申し込みは
  地 域 ダ ス 編 集 部 Tel944-1714  Fax944-1399
Eメールdas@wa3.so-net.ne.jp

----------------------------------------------------------------------
★ 平成15年度「長寿・子育て・障害者基金」助成事業

 (WAM 社会福祉・医療事業団基金事業部 振興第一課・振興第二課)
応募期間:平成14年9月1日〜10月31日
助成対象:
 1.地域や家庭における子育て支援事業に関すること
 2.青少年の非行防止・健全育成事業に関すること
 3.非行等児童や家庭問題をめぐる諸課題等に関する
  調査研究に関すること
 4.子育てや非行児童等に関する広報啓発活動に関すること
 5.小・中学生や小・中学生のいる家庭に対する支援事業に関すること
連絡先:TEL03-3438-9946 FAX03-3438-0218
→ http://www.wam/go.jp/(募集要領掲載中)

----------------------------------------------------------------------
★IT講習会 特別講座「NPOコース」 受講者募集

日時:10月15日(火)10時〜17時半 *12時〜13時半は昼休み
   10月16日(水)10時〜17時半 *12時〜13時半は昼休み
      上記2日間連続計12時間です。
場所:横浜市市民活動支援センター 4階会議室
内容:Word/Excelを使って、企画書・名簿の作成方法や、ホームページから書
   式をダウンロードして活用する方法について学ぶ。(予定)
定員:20名(応募者多数抽選、結果は10月上旬に発送)
対象者:20才以上のしない在住・在勤で、Windowsの基本操作が出来る人
  (文章作成・メール送受信など)で、現在すでに市民活動を行っている人、
   もしくはこれから始めようと思っている人。
参加費:無料(コンピュータなど必要な物品はこちらでご用意します)
申込方法:往復ハガキに住所・氏名・年令・電話番号・活動内容と応動機を明
   記し、郵送または持参(1人1枚、必要事項の記入漏れは無効)
締切:9月28日(土)必着
申込先:〒231‐0062 中区桜木町1−1−56 みなとみらい21ク
リーンセンター5階 横浜市市民活動支援センター IT講習会「NPOコース」係
主催:横浜市/横浜市市民活動支援センター
   http://www.npo-c.city.yokohama.jp/

----------------------------------------------------------------------
★都筑中央公園ボランティア募集

都筑中央公園に残された、里山の自然を守る為の活動を行っています。
2002年10月から2003年3月までの行事予定が発表されています。

会員申込書に必要事項を記入の上、下記事務局宛郵送下さい。

事務局
都筑中央公園自然体験施設 管理運営委員会事務局
横浜市都筑区茅ヶ崎町2260
Tel/Fax 941-0987 E-mail: tsuzuki-park@tmtv.ne.jp

□□□□―――――――――――――――――――――――――――――――
4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆  その10
□□□□―――――――――――――――――――――――――――――――

★ 市民の「参加と合意」の手法 − シナリオワークショップ

 合意形成の手法、最終回はシナリオワークショップです。これも、コンセン
サス会議同様、DBT(Danish Board of Technology)が開発してきた手法です。
フューチャーサーチに似ていますが、フューチャーサーチが、個人の体験や認
識から出発するのに対して、シナリオワークショップは、専門家が用意する
「シナリオ」を出発点とするところが大きな違いです。

 この手法は、地域の関係者による対話をベースに、地域の将来ビジョンやニ
ーズを議論して、その技術的・社会的解を探ることが目的で通常、「地元住民」
「技術専門家」「地方政府官僚・地方議会議員」「企業の代表」という4つの
異なる社会カテゴリーから合計20〜30人が参加して2、3日の会議を行ないま
す。

 特定の課題について、前もって与えられたシナリオをベースに議論が進めら
れます。特徴的なことは、シナリオへの批判を通じて、参加者の知識や経験が
交わされ、それが未来へのビジョンや行動計画を形成する上での基礎となるこ
とです。

 言い換えると、シナリオワークショップは次の3つのフェーズからなります。
・批判
・ビジョン
・行動計画

 難しいのはシナリオの作成です。専門家によって作成されますが、シナリオ
は、その課題に対する典型的な4つの技術解を図示します。「都市のエコロジ
ー」の場合、
・問題解決への主役はだれか?市当局か、それとも個人レベルか、その中間か?
・どの程度「進んだ」技術を利用するか?環境問題の解決にあたるのは、人か、
 技術か?
という2つの軸で、それぞれ“high”と“low”という2つの選択を組み合わ
せた4つのシナリオが作成されるのです。
ハイテク・中央管理型;
ローテク・中央管理型;
ハイテク・自律分散型;都会型ディンクスコミュニティ
ローテク・自律分散型;パッシブ・ソーラーコミュニティ

どのシナリオが「正しい」ということはありません。これは市民が検討するた
めの「タタキ台」であり、市民が知識を得るための「鳥瞰図」でもあるわけで
す。

 このような洗練された「仕掛け」を用意することにより、市民は知識を得、
対話を十分に行ない、自分たちのための行動計画を作ることができるのです。

 シナリオワークショップはまだ日本では行なわれておりません、来年、首都
圏で実施の予定ですが、まだ詳細は決まっておりません。決まったら、お知ら
せいたします。

 さて、10回で「街づくり」の基礎編が終了しました。ここで、少しお休み
をいただき、今後どうするかを考えたいと思います。「応用編」に入っていく
のもいいですが、「基礎編」をふまえて、どこかで実践を試みるのもおもしろ
いと考えております。

 今後、どうするか? みなさまのご意見をお寄せくださいませ。

講座についてのご感想・ご質問もいつでも歓迎です。あわせて
kabu@ops.dti.ne.jpまでお気軽にどうぞ。

□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――
5.今、電子自治体がおもしろい(20) 青葉区  中谷英世
□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――
■最新ニュース「全国自治体、善政競争・平成関ヶ原の合戦」

今日関ヶ原合戦の日にあわせ岐阜県梶原知事と堺屋太一さんのアイデアで
「全国自治体、善政競争・平成関ヶ原の合戦」サイト http://zensei.jp/
がオープンしました。詳細はサイトを覗くとわかりますが、これまでの霞ヶ関
陳情合戦を止めて、住民に顔を向けた善政合戦に切り替えよう。自治体にも競
争の原理を導入して失敗を恐れず住民サービスを競い合い、官僚支配から市民
政治へ転換しよう、それも楽しくやろう。という試み。梶原知事の陣羽織記者
会見もインターネット放送局で放映する力のいれよう。
http://www.pref.gifu.jp/gib/7_lib/governor/g020a.ram
まさに「今、電子自治体はおもしろい」です。早速ご覧あれ。

■〜横浜市電子自治体推進懇談会。市民としての参加報告(2)〜

さて、9月11日、横浜市電子自治体推進懇談会第2回が開催されました。前回
の意見を整理し課題をつめる作業の予定でしたが、原案に行政への市民参画の
理念が欠落していることから再び基本理念の明確化が求められ、市のセキュリ
ティ問題、CIO導入など市全推進体制などが論議されました。
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/ipd/confab/2nd/index.html
私から以下の電子市役所素案の構成の組み直し提案を提出しました。
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/ipd/confab/2nd/pdf/aobakumin2.pdf

会議の途中で市長の記者会見資料「新時代行政プラン」策定方針が配布されま
した。ここには中田新ドクトリン「市民サービスにおける「顧客志向」「成果
重視」理念の徹底。 行政評価手法の導入。市民サービスの向上と行政運営の
簡素・効率化に向けた電子市役所の推進計画の策定」などの新たな基本方針が
示されています。
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2002/091004-2.html
新たな市長方針も出たことでもあり、懇談会委員の意見を反映した思い切った
見直し案を次回までに再提出してもらうことになりました。

■e-デモクラシーへ向けて

電子市役所は単なる窓口改善に止まらず、ITによる情報公開と市民参画の拡
大、つまりe-デモクラシーへの道を開くものでなければならないと思います。
そこで代表的なe-デモクラシーに関するサイトをご紹介します。

□□NTTデーター「次世代政府とe-デモクラシー」
http://www.nttdata.co.jp/rd/riss/e-demo/index.html
ネットワークで結ばれた政府や自治体と市民がよりよい社会を目指し、政策立
案執行プロセスへの参画をテーマにした「eデモクラシー」研究調査です。
東京大学の須藤修教授を主査に検討した「次世代電子政府研究会」報告は、
e-デモクラシーの可能性と行政・市民側の課題を明快に分析したまとまった論
文です。http://www.nttdata.co.jp/rd/riss/e-demo/report01.pdf
又「コンセンサスコミュニティ」は欧米の先進事例を紹介した必見の雑誌。
鏑木塾の参考になるかと思います。
http://www.nttdata.co.jp/rd/riss/bulletin/index.html

□□21世紀政策研究会「e-デモクラシー」http://www.e-demo.org/
これは、ご存知田中直毅さんが主催する研究会が始めたサイトで、誰でも参加
して意見を言える、誰でも読める。集計する。インターネットを活用した市民
参加の場の提供です。「e-デモクラシー実験報告の論文もあります。」
http://www.21ppi.org/japanese/thesis/200007/e_demo.pdf
21世紀研究会とは?知りたい方はここをどうぞhttp://www.21ppi.org/

□□シンクタンク構想日本代表 加藤秀樹さんの論文「政治そのものを変える
大きな流れとしてのe-デモクラシーの推進」も優れた文献です。
http://www.nttdata.co.jp/itinfo/publication/pdf/vol10-05.pdf

  
□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――
6.「TaKMiが贈るワクワクIT福袋」 (7)   都筑区 王子
□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――

★ フリーソフト、シェアウェアの活用術(その3)
  〜フリーソフト、シェアウェアを使ってみよう!〜

 パソコンを情報加工編集機器という視点で考えたとき、ファイルというもの
を理解しておかないと自由にパソコンを操れないことがあります。例えば作成
し、保存したWordの文書やWebでダウンロードしたファイルなどがどこにいっ
たか判らなくなったなどという経験をされた方も多いのではないかと思います。

 あなたのパソコンの中のソフトって何なんでしょう。ちょっとハードディス
クの中身を見てみましょう。
 先ず、パソコンを動かすための基本ソフトとしてOS(Operating System:
Windows98SE、Me、Xp等)があります。次にアプリケーションとしてワープロ
や表計算をするプログラム(Word、Excel、PowerPoint等)があります。その
他にアプリケーションで作成した文書、画像、表、図のデータがあります。

 大きく分けてOS、アプリケーション、データの3つであなたのパソコンの
ハードディスクの中身は構成されています。通常はc:\ドライブに収容されて
います。
c:\windowsの中にはOSが、
c:\Program Filesの中にはアプリケーションが、
c:\My Documentsの中にはデータがそれぞれ収容されています。
それを見るために、Windowsにはファイル管理ソフトしてエクスプローラが装
備されています。このエクスプローラを使って、ファイル構成の表示、コピー
・移動、フォルダの作成等行うことができます。

 エクスプローラは購入時の設定では、ファイルの中身はアイコンで表示され
ており、ツリー形式で全体の構成を見るためには表示形式を変更する必要があ
ります。またファイルの属性、拡張子、容量、隠しファイルの表示等を行うに
はこまめに設定替えをする必要があります。
 エクスプローラは初心者には使い勝手の悪いソフトと言えます。

 パソコン用解説書などでもアプリケーションの解説書は非常に多く出ていま
す。ファイル構成のことについて特に学習をしている人は少ないと思います。

 パソコンの理解の早道はOS、アプリケーション、データの区別、編集が自
由に出来るようになることだと思います。このためのツールとしてエクスプロ
ーラよりは格段に使い易いフリーソフトのファイル管理ソフト「まめFile2」
を紹介します。
また同様なファイル管理ソフト(シェアウェア4000円前後)としてFileVisor
v5.11、WinFM2000、卓駆★ for Windowsなどもあります。

まめFile2は高機能なファイル管理ソフトです。
 コンセプトとして、グラフィカルなインターフェイスを持ち、マウスでの操
作はもちろん、自動補完などキーボード操作を補助する機能を極力取り入れ、
今では低速の166MHzマシンでも軽快に動作をするソフトです。

 機能は非常に多く、ファイルのコピーだけ取り上げても、D&D、コピー&
貼り付け、新しい時刻のみ上書き、古い時刻のみ上書き、同名ファイルはコピ
ーしない、無条件で上書き、名前を変更してコピー、元ファイルの名前を変更、
エクスプローラ互換コピーなどのように、多彩な処理が行えます。
 他にも、テキスト/画像/Susieプラグイン/Wavファイル再生/圧縮ファイル閲
覧/サムネイル表示などの各種ビューアを内蔵し、26種類の圧縮ファイル類を
サポート対象としています。また、高機能な割に見た目や操作方法はエクスプ
ローラそっくりですので、初心者の方にも馴染みやすく、上級者向けにカスタ
マイズ機能が充実しています。
注目点として、フォルダを含んだファイル名一覧をCSVファイルで取り出せる
機能があります。※視覚障碍者の方にも使用できる配慮がされています。

まめFile2(ファイル管理・操作ソフト)の入手先は下記URLです。
http://www6.plala.or.jp/amasoft/

 今回はファイルを自在に使いこなすためのツールとして、フリーソフトの紹
介をしました。自分のハードディスクの中身をいろいろと観察して、全体のツ
リー構造を理解していくことで、パソコンの仕組みが判ってくるのではないか
と思います。
 次回は文章処理をするのに簡単なエディタについて紹介したいと思います。

□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
7.編集後記 
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
 緑区役所にメルマガの取材で行ったら、住基ネットの非通知の申し出の部屋
がありました。いろいろと話を聞いてきました。個人情報保護の法律も作らず、
住基ネットの導入を決めた国の責任は思いのですが、自治体も住基ネットのメ
リット、デメリットを市民に十分説明していないのではないかと思っています。
 確かに、横浜市は、安全性が総合的に確認された時、非通知の申し出をした
人も県に本人確認情報を送信すると言っているのですが、安全性の確認は極め
て難しいわけです。例えば、車や飛行機の安全性が確認されるまで車や飛行機
に乗らないという人を安全性の観点からだけで説得できるかどうかです。
 このような問題こそ、鏑木塾で学んでいる市民の「参加と合意」の手法が有
効なのではないかと考えています。十分にその政策のメリットとデメリットの
情報を提供して市民が判断するという手法がどうして取られないのでしょうか。
 中田市長、もしこのメルマガを読まれているなら、住基ネットのコンセンサ
ス会議などを横浜市でやることを考えてみたらどうでしょうか。
----------------------------------------------------------------------
TaKMiや本メルマガに参加を希望されるかた、記事についてのご意見、ご
感想などを下記Eメール宛にお寄せ下さい。
また横浜の北部の市民活動イベント情報掲載を希望される方はイベント情報を
Eメールでお送りください。(無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信」編集部 多賀、小池 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
URL:  http://homepage2.nifty.com/TaKMi/


オムニバス通信 に戻る