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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"「横浜オムニバス通信」 20号 (発行日 2002年3月17日)
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□□□ 1.TaKMiのトピックス □
□ □ 2.市民活動イベント情報 □
□ □ 3.横浜耳寄り情報 □
□ □□ 4.横浜丘の手便り □
□□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい □
□□□□□□□ 6.おもいっきりしゃべり場 □
□□□○○ □□ 7.編集後記 □
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○□□□□□□□
○○ ○○
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htmいよいよ横浜市長選が近づいてきましたね… 住民基本台帳ネットワーク化が
今年の8月から始まります。本人確認情報手続きなどが進み、ICカードによ
る市民証のようなものを持つようになるのでしょうか…市長選なども電子投票
になる日もそう遠くありません。家から投票が可能になる…さて、投票率は上
がるのでしょうか? 16日に開催された市長選立候補者の公開討論もインタ
ーネット上で行われたりすると、もっと多くの市民が知る機会を分けることが
できるようになるのではとおもいました。電子投票のことは、5.のコラムで
書いてもらいました。そちらをご覧になってください。
(20号の編集は小池です)◇20号−お急ぎの方へのご案内◇
1.TaKMiのトピックス
緑区サークルの集い報告
2.市民活動イベント情報
丘の手内の3つのイベント情報
3.横浜耳より情報
メンバー募集、講習会情報、グループ紹介、 ボランティア募集など
4.横浜丘の手便り・・今回おやすみ
5.今、電子自治体がおもしろい
電子投票がはじまる
6.おもいきり しゃべり場(第7回)
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1.TaKMiのトピックス
□―――――――――――――――――――――――――――――――――
★緑区サークル交流会 参加報告(小池)渡り歩いた交流会も緑区のもので最終回。3月10日(日)10時〜15時、
会場は緑公会堂と緑区役所。賑やかに、楽しく参加してきました。
TaKMiは、2階の生涯学習支援センター、インターネット接続のパソコ
ンがあるところを陣取りました。「鴨居フォトクラブ」は、デジカメ体験を行
うということでお隣同士。インターネット接続のデスクトップはコンバータで
テレビのモニターに繋ぎ、会場に来た人にTaKMiのHPを見てもらいなが
ら活動の説明をしました。
持ちこみ機材、ラップトップ3台、プリンター1台、プロジェクター1台。
2台で無料の名刺作成をやりました。1台はプロジェクターを使い、パソコン
シアターを開設。会場の催し物やサークルのブースをデジカメ撮りし、スライ
ドショーで見てもらえるようにしました。(名刺作成シートの寄付が会員より
あり大助かり…。)
緑区のグループもまだまだHPを持っているところが少なく、これからとい
う感じがしました。終了後も交流会に参加し、緑区で活動している人たちとア
ナログで繋がってきました。見える関係の交流があってこそのデジタル仲間で
す。それぞれの区で活動している人たちから生の情報がこのオムニバス通信へ
届くようになれば良いな…と思いました。
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2.市民活動イベント情報
□□――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆まだまだ、間に合うイベント情報(既掲載分)
◇17号掲載分
★7 3/22 映画「ユキエ」上映と松井久子監督講演のお知らせ◇19号(丘の手
★4 3/21 シンポジウム「竹林を暮らしに、地域づくりに活かすには?」
★5 3/21 林洋子−人語り−宮沢賢治
★6 3/23 市ヶ尾・谷本川の水質調査と野鳥観察会
◇19号(丘の手以外)
★2 3/23 シンポジウム 「まちづくりとIT」 参加者募集************************************
◇◆20号 新着イベント情報(丘の手)◆◇
★1 3/24 第2回 緑区子どもフェスティバル
日時:3月24日(日)10時〜14時
場所:四季の森公園
参加自由
巻き寿司作り、木の工作、折りがみ、ダンボールであそぼう!
万華鏡づくり などなど 愉しいことがいっぱい待っている(よ!!)
問合せ:生涯学習支援係 こどもフェスティバル担当
tel:930-2237 fax:930-2244
________________________________________________________________________★2 3/31 生涯現役つなしま会
第76回ふれあい役立ち日曜サロン
『庭木の管理・手入れのポイント』
あなたの庭は、成長しつづけるきによってゆとりの空間がうしなわれていませ
んか?庭は、自然を範とする風景ですが、特に伸びた枝葉は安らぎを与えてく
れません。
(1)庭木は、自分で手入れする (2)庭木の殖やし方と仲間づくり
日時:3月31日(日)13時半から16時
会場:浜京(港北区綱島西2−5−4 531−7161
講師:元大船植物園長 曾我大典氏
参加費:会員無料(ビジター300円)
申込:堀江 tel/fax:531-8007________________________________________________________________________
★3 4/13 里山観察会「新治の春を訪ねて〜植物を観る」
新治の植物を観察することから、今後の森創りに役立つ基礎知識がえられます。
日時:4月13日(土)10時〜14時
集合:奥津家長屋門前
定員:愛護会員、一般希望者、 25名
参加費:会員 500円、一般、1000円
講師:生命の星・地球博物館学芸員 勝山輝男氏
主催:新治市民の森愛護会・自然観察クラブ
共催:NPO組織の里山研究所
NORA吉武氏がサポートをします。
申込:tel/fax:921-279―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆市民活動イベント情報の募集
横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。
横浜オムニバス通信編集部 E-Mail: TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)□□□――――――――――――――――――――――――――――――――
3.横浜耳寄り情報
□□□――――――――――――――――――――――――――――――――★3/26(青葉区)3/28(都筑区)
ファイバーリサイクルネットワークの古着・古布回収
古着・古布を回収。雨に濡れないようにビニール袋似入れて回収拠点へ。セー
ター・コート・ジャケットなど防寒衣料は回収できません。詳しい回収時間、
回収拠点は問合せてください。主催:ファイバーリサイクルネットワーク
問合せ:tel/fax:710‐6507 (竹内:平日11時〜16時のみ)
_____________________________________★ボランティアミニ講座(平成14年度 緑区生涯学級)
緑区と自分に出会う−わくわくライフ対象者:男性中心(女性の方はご夫婦でご参加ください)
定員:30名(応募多数抽選、初めての方優先)
参加費:2000円(8回分) 料理の実費は別途徴収
会場:緑区役所など
申込:〒226−0003 緑区寺山町118 緑区役所生涯学習センター
「わくわく」担当へ
〒、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を往復ハガキに
担当:沓掛・桶田
問合せ:tel:930-2237 fax:930-2244
締切:3月25日(月)必着会場、開催時間が毎回変ります。確認してください。
プログラム
1.4月13日(土) 「地域の仲間とイキイキ人生」
2.4月20日(土) 「デイキャンプで楽しく過ごす」
3.5月11日(土) 「長津田の歴史を尋ねて」
4.5月25日(土) 「ヘルシー料理をみなで体験」
5.5月31日(土) 「ハマドリに乗船・横浜港見学」
6.6月8日(土) 「さわやかスポーツの体験」
7.6月22日(土) 「鴨居地区のウォーキング」
8.7月13日(土) 「地域で楽しく会話がはずむ」
_____________________________________★ 4/13 シニアパソコン入門塾
開講日:4月13日 実習指導全5回
場所:つづきの丘小学校コミュニティハウス・研修室
市営地下鉄センター南駅10分
定員:20名
参加費:全過程で、5000円
応募条件:50歳以上 パソコン初心者 全過程に出席できる事
応募方法:往復ハガキに、氏名、住所、電話番号、年齢、性別、パソコン経験
パソコンでやってみたいことを書いて4月5日までに申しこんでください
宛先:224−0006 横浜市都筑区荏田東1−22−1
つづきの丘小学校コミュニティいハウス『シニアパソコン教室」
担当:中島 tel/fax:945-2949
_____________________________________★しってますか? 都市情報提供システム実験 モニター募集中
実験内容
1.PDA(携帯情報端末)による歩行者ナビゲーション実験
2.街角すくりーんによる情報提供実験
実験期間 3月9、10、14、15、16、17、21、22日
モニター全員にシーバス乗船券をプレゼント!
実験場所
1.は、横浜都心部
2.は、桜木町駅周辺
PDAを貸し出します。
街角スクリーンとは:桜木町駅前広場に157インチのスクリーンを、野毛ち
かみちの50インチのスクリーンを設置。交通情報の提供や周辺施設・イベン
トを紹介
募集人員:1日につき30名まで
申込: http://www/jtpa.or.jp/hamanavi/
申込締切:参加希望日の3日前まで
参加:無料
主催:横浜市道路局
________________________________________________________________________★こんなの知ってました?
緑区に 「省エネ共和国」が建国されてました・・・・大統領 北村 博子
国民数 25名
建国記念日 平成13年10月15日神奈川県環境学習リーダーエネルギー会省エネ共和国
緑区東本郷2−2−13
tel/fax:474-1617省エネ共和国を建国するには・・・
http://www.eccj.or.jp/republic/welcome/found.html今後の活動予定:
1)自主製作 省エネカレンダーや、家系簿、紙芝居など
2)学習会開催
3)展示・出品
4)小学校総合学習への支援:環境学習教育
5)地域への省エネの普及あなたのそばに、こんな国ができていたんですね…
________________________________________________________________________★グループ紹介と仲間募集
「オリーブみどり」
身近に済んでいる外国人と交流し、理解を深めてお互いに住みよいまちづくり
を進めます。
定例会:毎月第4火曜日
場所:ハーモニーみどり2F多目的研修室使用済み切手などを集めて国際協力に役立てています。
仲間募集中
連絡先:森田敬子 tel:935-2721(20時以降)
_______________________________________________________________________★グループ紹介
NPO法人 動物介在活動 HALの会
人と犬との相互作用に関する効果(ドッグ・セラピー)を動物活動(AAA)
/動物介在療法(AAT)/PTSDに適用することを目指しています。子ど
も・障害児・障害者・老人に対して、生活の質の向上及び教育・福祉の増進を
図り、人とのふれあいを通して築かれた、人と動物の絆の精神的効果を広く啓
発することを目的とした団体です。活動参加メンバーを公募しています。
愛犬と一緒に活動に参加してみたい方(愛犬と一緒でなくてももちろんOK)
活動を援助・支援してくださる方
活動犬のトレーニング教室も開設してます。
問合せ:NPO動物介在活動 HALの会
tel/fax: 943-0116
______________________________________________________________________★グループ紹介
「グループ・おとこの出番」 緑区
緑区で開催された男性を対象としたボランティア入門講座(平成8年)の受講
生たちの事後グループ。男性の特性が今や求められている・・・とか。
基本的な考え方:
急がず、慌てず、無理をせず、少しづつ着実に出きることから
目指す姿:共に支え合い誰もが安心して暮せる心の通いあった街づくり
月例会:「おとこのサロン」 毎月代土曜日 17時〜19時
長津田地域ケアプラザ
会費:1000円/年
活動分野:いくつでも参加可
世話人衆:リハビリ・介護・介助
かご屋:移送・送迎
祭り職人:福祉施設などの各種イベントの手伝い
手しごと屋:小修理、工作、各種修繕
グループ維持活動として、かわら版屋(広報活動)
裏方衆(企画運営)
入会:趣旨に賛同した男性
連絡:白井實 tel/fax:932-4508
________________________________________________________________________★情報誌紹介
未来発見!学生ボランティア情報誌「ハイっ!注目」神奈川県学生ボランティアネットワーク
神奈川県内の学生が中心に活動しています。これから、ボランティアをしてみ
ようと考えている学生達への情報提供や、2ヶ月に1度の「交流会」の開催を
している。横浜西口かながわ県民センターにある、かながわボランティアセン
ターと協力して情報誌「ハイっ注目!」を発行。ただ今、編集部のメンバーになりませんか?
編集ボランティア募集中
fukufuku2930@aol.com 山下剛史□□□□―――――――――――――――――――――――――――――――
4.横浜丘の手便り
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今回はおやすみ・・・ 誰か書きませんか?
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5.今、電子自治体がおもしろい(9) 青葉区 中谷英世
□□□□□――――――――――――――――――――――――――――――〜電子投票が始まる〜
今日17日から横浜市長選が始まりました。4年間、横浜市340万人の生活を任
せる市長さんを選ぶ重要な選挙ですが、先回の投票率は僅か34%。今回は、
そんなことはきっとないでしょうね。皆さん。で今回は選挙のIT化のおは
なしです。
◆2月1日に「地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式
投票機を用いて行う投票方法等の特例に関する法律(電子投票法)」という
長々し法律が施行されました。早く言えば電子投票が地方から始まります。
岡山県新見市(今年6月)や高知市(同11月)広島市(来年2月)などが導入
に意欲だそうです。
◆電子投票は現在、3つの段階が考えられています。
1.従来通り決められた投票所に出かけますが、投票用紙に記入するのでは
なく会場に設置されたタッチパネルコンピュータを使って行う方法です。
オンラインによる伝送かフロッピーディスクの搬送で票を集計します。開
票の手間や経費、時間が大幅に削減され、迅速に結果を公表することがで
きます。また、疑問票や無効票がなくなるというメリットもあります。
2.各施設に専用回線でネットワークされた専用パソコンで投票します。駅
前などで好きな場所で手軽に投票できるものです。いつでもどこでもが一
歩進み投票率を画期的に上げる効果が期待されます。
3.インターネットを利用して、自宅からでも投票できるようにする究極の
インターネット投票。米国アリゾナ州の大統領予備選で採用したところ、
自宅や職場からの投票が相次ぎ、総投票数は4年前の約6倍になったそうで
す。しかし、本人確認やセキュリティなどの問題などまだまだ解決すべき
課題があります。
◆1.の場合、投票に先立つ本人確認は、各自治体の選挙管理委員会から有
権者あてに届く選挙人カードを投票所に持参し、選挙人リストと照合。確認
後、専用の磁気カードと交換し、これを投票端末に差し込まないと投票でき
ないように二重のチェックを行うことが検討されてます。2.3.のオンライン投票の場合の最大のネックは投票の秘密の保持と本人
確認という相反する情報行動をどのように実現するかです。ネットワーク上
の本人と実際に投票を行った者が同一かどうかを確認するシステムが不可欠
です。ICカード投票にすると良いかも知れませんが、本人なりすましや代
理投票、あるいはICカード買収などの不正が増えるかもしれません。オー
プンネットワークから投票情報が漏れたり改竄されたりの不安もあります。◆これらの課題を乗り越えられれば、住民投票など日常的に住民意思を行政
に直結するオンライン政治参加も可能です。今後は代議員制度そのものに大
きく影響を与えることになるでしょう。
そういえば国会・地方議会とも議場の電子化が一向に進まないのはなぜでし
ょうか。自書式にこだわる議員が多いそうです。オンライン化の先に「議員
はいらない?」との悪い予感がひらめくからなのでしょうか。
e-Japanに相応しい議員・首長を選びたいものです。
なお、横浜市長選挙はアナログ投票ですから念のため・・・・・参考
電子機器利用による選挙システム研究会
http://www.jj-souko.com/elocalgov/contents/c014.html電子自治体情報
http://www.jj-souko.com/elocalgov/index.html□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
6.おもいっきり しゃべり場 オンライン・シンポジウム第7回
□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――『就職活動をして考えた男女共同△社会』 古澤暁子
今回、多賀さんから20代女性から見る「男女共同△社会」を話して欲しいと依
頼を受け、かなり緊張気味ですが、受けさせて頂きました。今春、社会人の仲
間入りをする大学4年生です。昨年経験した就職活動を通して肌で感じた「男
女共同△」のについてお話したいと思います。まだまだ、社会の荒波に揉まれ
ていない身分で、あま〜い考え方かもしれませんが、よろしくお願い致します。最近、リクルートスーツを着た学生をよく見かけるようになりましたが、昨年
の今頃、私も就職活動真只中でした。自らの過去や将来を真剣に考え、何十社
も企業をまわり、合否に一喜一憂して、良い経験ではあったのですが、精神的
にも体力的にも厳しいものでした。そして、周囲からは
「女の子はかわいそうね。就職活動大変でしょ。」
とよく言われたものです。事実、表面上は女子学生歓迎でも、「女子学生は採りたくない」オーラを出し
ている企業も少なくなかったですし、結果的に採用人数の男女比に偏りがある
のを見れば、女子学生の就職が厳しいのは明らかです。 ただ、「女子学生
の就職は大変」=「女は損」「不利益を被る女性」という一般的な考え方(同
情?)にはずっと違和感を感じていました。「女の子はかわいそうに・・」と
就職活動中に周囲に言われたり、視線を感じても、「私達はそれ程かわいそう
じゃないよ!!」という気持ちでした。と言うのも、男性に比べて女性の就職が大変なのはある意味仕方ないことなの
かもしれないなと私は思っていたし、むしろ、就職活動をしてみて、 改めて
「男性は大変だなぁ。」と感じていたからです。多くの男性は小さな頃から、「就職」を意識しながら、立派に仕事をすること
を目指して育ってきたのですから・・・。例えば、高校時代のクラスメートの
男の子は、社会学に興味があっても、就職で不利になるからと経済学部へ進ん
だり、志望校も就職を念頭に置いて決めている人が多かったような気がします。
親をはじめとした周囲からのプレッシャーに苦しんでいる子もいたと思います。
一方で、就職等を意識せずに自分な好きなことをしてきた私から見れば、今ま
で自由にやってきた分、苦労してきた男性に比べて就職が多少厳しくても、仕
方ないのかなと思います。 (当然、社会で活躍することを目指して努力
してきた女性もいるし、彼女らが女だからと差別されるのはひどいと思います
が・・。)そして、最近では、社会で女性の先輩方が頑張ってくださっているお陰で、以
前に比べ、女性が働く環境が整ってきていると思いますし、多少の差別や苦労
があったとしても、工夫次第で働き続けることが可能になっていると思います。
就職活動をして分かったのですが、まだまだ男社会の企業もあると思いますが、
探せば女性をちゃんと活用している企業も結構あります。また、家庭運営の面でも、女性の力が強くなった?!からかどうかは分かりま
せんが、私達と同世代の男性達は妻が働くことへの抵抗は少なくなってきてい
ると思います。共働きなら、家事・子育ての分担は当たり前と考える男性も少
なくないですし、中には奥さんにはずっと働き続けて欲しいと思っている男性
もいるようです。また、会社説明会などで、「男性も育児休暇は取れるのです
か?」と質問している男性を見かけたりもしました。(もちろん、奥さんには
家にいて欲しいという同世代の男性もいますが・・・。)しかも、女性は家庭に重きを置きたければ、専業主婦にもなれる。私達の世代
は、ちょうど母親が専業主婦であった家庭が多かったので、専業主婦になるこ
とへの抵抗が少ないと聞いたことがあります。私の周囲にも、「将来の夢はお
嫁さん」と公言している人も結構います。また、自分の好きなこと、例えば趣
味を仕事にしている人も比較的女性に多い気がします。こんな風に考えると、「女性」は「男性」に比べて損とは思えません。女性の
社会進出がある程度進んできた結果、多少の障害はあっても、女性は自分の生
き方を選択できるようになってきたと感じます。むしろ、私達の世代では、女
性の方が男性よりも自分らしく生きていきやすい気がします。男性の中にも、家事のほうが向いていると感じている人や、できることなら仕
事よりも、育児休暇を取って、可愛い娘とずっと一緒にいたいと思っている人
だって少なくないと思います。小さな頃から、立派に仕事をすることを期待さ
れ、家族を養う責任を背負っている男性は大変だろうと思います。しかも、自
分達の大変さに気付いていないのか、我慢しているのかは分かりませんが、あ
まり「男のつらさ」を主張しませんよね。今までは、ポジティブアクションで、女性の社会進出が強調されてきましたが、
そろそろ男性も、「男のつらさ」を素直に主張して欲しいです。男女共同△社
会も次のステップに進む頃かなぁと思います。男性も育児休暇を取ったり、専
業主夫が珍しくなくなるような社会、男性が今まで背負ってきた責任を男女で
分かち合えるような社会が来れば、女性もより働きやすくなりますものね。
それに、男性も主張しないと、このままではどんどん女性が強くなってしまい
ますよ(笑)。ちなみに、説明会で、育児休暇について質問をしていた男子学生は、女子学生
らの中で、「かっこいい」と大好評でした。まだ、学生の身分で、現実の厳しさを知りません。女性が社会で働くことの大
変さも知りません。そして、私達の世代では、男女共同△社会を強く意識して
いる人も実際は少ないと思います。ただ、少しずつですが、自然と、確実に男
女共同△社会へと近づいてきているような気がします。
□□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――
7.編集後記
□□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――
かながわIT産業推進協議会主催の「ポータルサイトでつなぐあつぎの街」シン
ポジウムに参加しました。行政と商店街と市民が考える「夢のポータルサイト」
というのを見せてもらいました。北部4区にあれば良いな…と、私たち
TaKMiの夢も広がります。それにしても、厚木市の行政担当者と市民ボラ
ンティアの距離の近さを痛感しました。
おまけ:
19号で紹介した、オムニバス読者のYさんからのメイル・・その後です。
☆――――――Yさんの投稿
新聞やTV報道の犯罪に関する記事で「被害者はどこそこの女性(あるいは男
性)で加害者はどこそこの女(あるいは男)である。」と言う表現が使われて
います。被害者と加害者で性別の表現をあえて違えています。
「女性(男性)」と言う単語と対比して、「おんな(おとこ)」または「女
(男)」というとき、「おんな(おとこ)」と言う単語には 「女の人(男
の人)」という表現とも違った蔑視の響きがあります。性に対する一種の呼び
捨てでしょうか
☆――――――青葉区生涯学級「コミュニケーションとくらしPart3」オ
プション講座が15日開催され、講師の原寿雄氏に直接聞かれました。原氏は、
NHKと民放の『放送と青少年に関する委員会』委員長であり、朝日新聞の
『報道と人権委員会』の委員をされています。そこでYさんは直接質問をされ
ました。これに関しては、原氏が直接、次回の『報道と人権委員会』に伝える
ことになりました。さて、どんな展開になるかな…―――――――――――――――――――――――――――――――――――
発行:「横浜オムニバス通信」編集部 発行人:多賀、小池
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URL: http://homepage2.nifty.com/TaKMi/