オムニバス通信 :

12号


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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」 12号(発行日 2001年11月25日)

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 □□□ 1.TaKMiのトピックス        □
□ □ 2.市民活動イベント情報          □
□ □ 3.横浜丘の手便り   □
 □  □□   4.TaKMiのIT講座             □
 □□□□□□  5.市民活動紹介             □
□□□□□□□  6.エッセー              □□
 □□□○○ □□   7.編集後記        □□□
□□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□
    ○○   ○○ 

"みんなで乗れば楽しいハズ。丘の手情報も満載、横浜のバス方式の心意気" 
横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 

行政情報もメルマガでやってくる!! 青葉区が18区のトップを切って広報
区版を電子メール配信を始めます。やるじゃない…その名も、「あおまぐ」
ついでに、「広報よこはま」と、「防災情報E‐メール」もお知らせします。
テキスト版ですが、homepage readerですべて読み上げてくれる。視覚障害の方
にとっては情報入手の場が増えました。市民としてはどんな情報を知らせて欲
しいのか、どのように知らせて欲しいのか…情報を知る努力もしていかなくて
はなりませんね…

あお★mag  誰がこの名称を考えたんだろう…・
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/aomag/aomag.html

広報よこはま電子メール配信
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/haisin.html

横浜市 総務局 災害対策室 防災情報E-メール配信
http://www.city.yokohama.jp/me/bousai/eq/mailinglist.html
防災情報は、英語版も有りますしモバイル対応もしています。


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1.TaKMiのトピックス
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◆なんやかや会(第5回)
 12月7日(金)13時から15時 (場所:市ヶ尾プラザ)
     ホームページのことや、パワーポイントでちらしを考えてみよう・・
     と思っている方むけです。
なんやかや会(第6回)
 12月15日(土)13時から15時(場所:市ヶ尾プラザ)
     デジカメ写真講座最初の入口編を考えています…・
     (変更があるかも知れませんので問合せてください)
◆◆事前に連絡を下さい。小池 gingerr@mb.infoweb.ne.jp
  曜日などが合わない場合も連絡を下さい。出来るだけ相談に乗ります。

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2.市民活動イベント情報
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9号掲載分
★15 11/26 演会のお知らせ「教育ってなんだろう?学校ってなんだろう?」
10号掲載分
★10 12/8-9 グルメキャンプ@くろがね青少年野外活動センター
11号掲載分
★2 12/22『市ヶ尾・谷本川の野鳥調査』のご案内 
★4 11/27  横浜子育てサポートシステム 青葉区説明会
★5 12/1 音のあそび場 “どっちでもいい世界”
★6 12/5 中村哲医師のアフガン緊急報告会
    注意 会場変更  県民サポートセンター→西公会堂
★7 12/8 会員だよりPlaza News No.16 より
★8 12/22 パソコン相談・体験コーナー (通算9回目)


◆ 12号新イベント情報

★1 12/6 サラダパーティー A Salad Party

世界中のお母さん、子どもたちともだちになろうよ!

サラダを集めてのパーティーです。楽しいランチ
を食べながら、気軽におしゃべりしましょう!
子供たちには楽しいビデオも用意していますよ。
We will have a "Salad Party".
Let's enjoy talking with a light heart !
We prepare a video for children.
ぜひ、遊びに来て下さい。
http://homepage2.nifty.com/TaKMi/jyoho/salad.htm

日時(Date&Time):12月6日(Thursday)13時半〜15時半
場所(Place):青葉国際交流ラウンジ(Aoba International Lounge)
        meeting room 1
費用(Expense):300円
申し込み(Inquiry&Application):
     加藤(Katou):045-941-3029
     村上(Murakami):045-962-9110
主催:サロン・デ・チャルラス
共催:みどり日本語の会

「サロン デ チャルラス」とはスペイン語で おしゃべりする場所という意
味です。ここは 世界中のお母さんと子供たちがおしゃべりしながら友だちに
なる場所なのです。
いつも子供と二人だけで過していて、友達を作りたいけどチャンスがないと思
っていませんか? 今日から私たちと友だちになりましょう!


★2 12/13 おしゃべり広場に遊びに来てね

ブルーリーフでは、毎月1回「おしゃべり広場」を開催しています。引越しし
てきたばかりの方、話し相手が欲しい方、1度来てみてください。お友達どお
しでも、もちろん一人でもかまいません。

日時:12月13日(木)10時15分から11時45分
   (途中、入退室自由)
場所:ハーモニーみどり2階
タイトル:「親子で遊ぼう」
申込:ブルーリーフ 林部 tel:1045-937-0388
材料費〔200円〕が要る場合もありますので事前申込をお願いします。


★3 1/26,2/2,2/9,2/16 「つづきパソピアのインターネット講座の案内」

インターネットを使ったコミュニケーションの体験と、使いこなしの方法を学
んでみましょう

テーマ・日時:
第1回 「接続・設定を理解しよう」 平成14年1月26日(土)
第2回 「メールをしよう」          2月2日(土)
第3回 「無線LANを体験しよう」 2月9日(土)
第4回 「ホームページを体験しよう」     2月16日(土)
時 間:13:30〜15:30(全回)
会 場:武蔵工業大学環境情報学部情報メディアセンター
参加費:全回通しで3000円
インターネットをできる環境にある人(自宅にコンピューターがなく
     ても)
募集人数:40名(応募者が多数の場合は抽選)
応募締切:2002年1月18日(金)必着
主 催:つづきパソピア
共 催:武蔵工業大学
申込み:
1)往復はがきの場合:郵便番号、住所、氏名、年令、電話番号を明記して
  下記のあて 先に郵送ください。
  あて先:224-0054 都筑区佐江戸町1722-6-304
  つづきパソピア 井藤 美知子
2)e‐mailの場合:pasopia-it@freeml.com
3)つづきパソピアのホームページより
 http://www.sanjocity.jp/~yokohama/pasopia/index.html

問合せ:
1)電話の場合:045-931-6163(月〜金 午後8時以降、土・日 午前10時〜)
2)e‐mailの場合:pasopia-it@freeml.com


◇ 12号参加者募集情報

☆1  保育ボランティア募集!

こどもが好きな方、日本語クラスの保育のお手伝いをしてくださいませんか。

日時:毎週金曜日 夜 6:20〜8:20
場所:あざみ野 山内地区センター

問合せ&連絡先: みどり日本語の会
             井出 : 045-902-7560
             村上 : 045-962-9110

☆2 「おやこの広場びーのびーの」スタッフ募集

0、1、2、3歳児と親のためのもうひとつの家「おやこの広場びーのびーの」
が、ひろばで親子を見守ったり、運営を支えるボランティアスタッフを募集し
ています。特にパソコンが得意な方、大歓迎!お子さんと一緒でも出来ます。

問合せ:tel:045-439-7447 fax:045-439-7448
    びーのびーのは県の認証を受けたNPO法人です。
http://www.bi-no.org


☆3 1/13 オリジナルミュージカル出演者募集〔オーデション〕

オリジナルミュージカル「八十八夜の子守唄」

日時:1月13日(日)
場所:都筑公会堂
資格:演技・歌・ダンスの得意な人で、来年3月から12月まで毎週日曜日の
レッスン・稽古に参加できるアマチュアの方(夏休みに集中稽古あり)
オーデション内容:課題曲1曲、簡単なせりふとダンスステップ
募集人員:小学生男女   20名位
     中〜大学生男女 20名位
     成人男女    20名位
参加費:月額3000円〔制作費の1部に充てます)
応募方法:履歴書に記入、全身写真、80円切手2枚同封して、12月15日
     まで郵送
郵送先:〒224-0061 都筑区大丸10−6−504 岡本紀子
    tel/fax:045-941-3661
主催:ヨコハマ・都筑ミュージカル委員会
http://www4.gateway.ne.jp/~iagan/index.htm

☆4 3/10 第8回「緑区サークルのつどい」参加者募集

自主活動グループのふれあいと見るだけでなく参加する生涯学習交流会を楽し
く開催します。
日時:平成14年3月10日(日) 10時から15時半
会場:公会堂と区役所
内容:舞台発表、ポスター・作品展示、体験コーナーなど実施グループを募集
   します。
締めきり:12月5日往復葉書に参加内容、団体名、代表者名、住所、電話番
     号を書いて支援センターまで
〒226-0013 緑区寺山町118 緑区役所2階20番窓口
tel:930-2237 fax:930-2244


◆市民活動イベント情報の募集

横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報
を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料)
編集の都合で記事の表現は変更することがあります。

横浜オムニバス通信編集部:E-Mail:TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)

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3.横浜丘の手便り
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「長野ヒデ子絵本原画展」見てみターイ!   緑区   多賀 和幸

 連休中の11月24日お昼を食べた頃、横浜オムニバス通信11号で紹介した
「長野ヒデ子絵本原画展」が今日までだと思い出した。先日参加した「たまりん
場ハイク」のビデオの編集も終わっていたので、これを市ヶ尾市民活動支援プラ
ザに届けがてら、長野ヒデ子展も見てみたいと思い立った。緑区、青葉区、都筑
区という三つの区は三角形の位置関係にあり、最近運動不足解消のため愛用して
いる自転車で飛ばせば、なんとかなるだろうと気軽に考えて、鴨居の自宅を出発
したのが午後2時半頃であった。
 鶴見川沿いに鴨居から市民活動支援センター市ヶ尾プラザまでは約5Kmほど
である。よく整備された鶴見川青少年サイクリングコースを走るのは気持ちがよ
い。建設中の鴨居大橋は完成間近で半円形のブリッジが美しい。いま河原の薄は
純白な穂を風になびかせている。中山近くで恩田川が合流している。東名高速が
鶴見川を渡るあたりを過ぎるともう市ヶ尾駅はすぐ近くである。市ヶ尾プラザに
着いたのは3時過ぎであった。
 受付の人にビデオテープを託すと、鶴見川を折り返し精進橋から北上し川和町、
富士見が丘を通り、大丸をすぎたアオキの所で東側に曲がってしまった。お粗末
な話だが都筑民家園とせせらぎ公園の古民家と勘違いしていたのである。地下鉄
センター南駅の方向に真っ直ぐ進めば都筑民家園はすぐ近くであった。
 そんなこんなで、訪ね歩いて都筑民家園にたどり着いたのは夕暮れがせまる4
時半ころであった。もう打ち上げの準備が始まっていた。
 TaKMiのML仲間でもある江幡さんの表現によると『5日間の催しも終わ
り、YTM(ヨコハマ・都筑ミュージカル)のみんなと打ち上げを始めようとい
う所に、転がるように、汗いっぱいで駈け込んだ最後の来館者。「TakMiの
多賀です」って』ということである。
 「まだ見ていただいてよいですよ」と優しく言っていただいた品のよい中年の
女性がなんとこの展示会をYTM(ヨコハマ都筑ミュージカル委員会)の仲間と
企画された江幡さんだった。「たいのたいこさんえんそくいきタイ」、「海をか
えして」、「不思議の森の三日坊主」など素晴らしい絵本の原画が54点も展示
されていて、ばたばたと見るのは本当にもったいない内容である。
 長野さんの絵はどれも素晴らしかったが、「海をかえして」のユーモラスなム
ツゴロウの絵と文はとくに感動した。1997年4月16日に諫早湾が293枚の鋼鉄
製の板で締め切られた悪夢のような映像をみて、何度もため息をついてから4年
目になる。風化しつつある記憶を取り戻すのに、絵本というファンタジーの世界
で諫早を書いておられた長野ヒデ子さんの「絵本原画展」は大変よい企画だった。
 長野ヒデ子さんも諫早の海をみて子育てされたと聞いた。いやな思いをした諫
早のことは描きたくなかったそうだが、愛憎織り交ぜたこの迫力のある諫早をテ
ーマにした「海をかえして」の前で、涙ぐむ人もいたということである。
 さらに江幡さんの話では開催中、庭で、板の間で、土間で駄菓子屋、ふかし芋
屋、たい焼き屋、抹茶コーナー、絵本屋、紙芝居、講演会があり、親子連れのに
ぎやかな笑い声でいっぱいだったそうである。2日間で1100人の来館者があ
ったとのことである。
 また私は港北ニュータウンの巨大な都会として変容した姿に驚いた。原画展の
興奮と江幡さんたちのこの原画展を成功させた楽しげな打ち上げの様子を見て、
「長野ヒデ子絵本原画展」に間に合ってよかったという思いを抱きながら、半弦
の月明かりの下、自転車で鶴見川を渡って帰った。

絵本作家 長野ヒデ子   http://www.shonan134.com/gallery/nagano/


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4.TaKMiのIT講座
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◆IT活用による多言語情報発信の舞台裏(全2回)

第2回 多言語問診票をインターネットで発信する
             (財)神奈川県国際交流協会 小山紳一郎

 インターネットを通じて多言語情報を発信する「Y2K防災情報多言語化プ
ロジェクト」が終わり,ホッと胸をなで下ろしていたところに,横浜市港南台
で活動するボランティア・グループ「国際交流ハーティ港南台」から,「在住
外国人が医療現場で使う多言語問診票を,ホームページ上で発信したい。つい
ては,Y2K多言語化プロジェクトで実績のある(財)神奈川県国際交流協会
に,相談にのって欲しい」との話が飛び込んできた。
 当時,(財)神奈川県国際交流協会は,Y2Kプロジェクトを何とか乗り切
ったものの,ホームページ上で多言語情報を発信するノウハウを存分に蓄積し
ているわけではなかった。自信は無かったが,「多言語問診票を広い地域で活
用して欲しい」と願う小野里さん(「ハーティ港南台」代表)の情熱にうたれ
両団体の共同事業として「多言語問診票プロジェクト」を始めることになった。
 何度か「ハーティ港南台」と打ち合わせを重ねる過程で,僕らが知らない様
々な課題が見えてきた。例えば,医者と患者のどちらの立場で訳語を決めるか
という問題。医者に翻訳チェックを頼むと,専門用語を訳語に当てる傾向があ
り,一方,当事者である在住外国人に訳語チェックを依頼すると,日常使われ
ている言葉を選ぶ傾向があるという。学術的には,専門用語を訳語として採用
するのが正しいのであろうが,患者となる外国人がその訳語を見て理解できな
ければ,問診票として意味をなさない。医者と患者の双方が理解できる訳語を
探るため,「ハーティ港南台」は,何度も何度も医者と在住外国人の間を往復
したという。
 ボランティア・グループの熱い「思い」から始まったこのプロジェクトは,
昨年の12月,当協会のウェブサイトに多言語問診票を掲載することで,一応の
目標を達成することができた。現在,10科目11言語の問診票がウェブ上で閲覧
できるようになっている。このサイトを開設してから,当協会ホームページへ
のアクセスが急増し,問診票だけで月平均約7千件のアクセスが記録されるよ
うになった。それだけ利用ニーズが高いということだろう…。漠然とそう考え
ていたところ,ある会議の中で,佐賀県国際交流協会の職員から,「佐賀県で
はこの問診票サイトを日頃から活用している」との話を聞く機会があった。多
言語問診票プロジェクトを実施した者として,こうして問診票が実際に使われ
ている状況を聞くことが何よりうれしいし,励みにもなる。
 全国各地で医療情報の多言語化に取り組む公的機関やNGOとのネットワー
クを充実させることなど,残された課題は少なくないが,これからも,「ハー
ティ港南台」と二人三脚で,少しずつ問診票サイトを育てていけたらと思う。

●多言語問診票サイト
http://www.k-i-a.or.jp/medical/index.html

◆かながわ市民活動情報メールマガジン購読者募集中(無料)
http://www.k-i-a.or.jp/mailmagazine/
★バックナンバーご希望の方は以下のURLを参照してください。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000065882

◆今、電子自治体がおもしろい(2)           青葉区 中谷英世

情報のユニバーサルデザインは電子自治体の必須科目!

国はe-Japan計画を推進し2003年には電子政府を実現します。横浜市も遅ればせ
ながら、IT推進本部を設置し電子自治体の検討を開始しました。ITシステ
ムを導入して、住民サービスを向上させることが目標の筈。
青葉区民会議では、利用者の立場から電子自治体の政策提言をしようと、IT先
進自治体の事例調査を進めるなど目下猛勉強中。「障害者、高齢者などを取り
残さないためにはどうすべきか」デジタルデバイド対策の重要性がテーマにな
りました。

ラッキーなことに、この問題の第一人者ユーディット(株)社長の関根千佳さ
んが青葉区桜台にお住まいと知って、講師をお願いしたところ、超多忙にもか
かわらず、区民の一人としてボランテイアで引き受けて頂きました。
URL:http://www.udit-jp.com 
関根さんはとてもチャーミングな女性。自宅が会社のSOHOとはいえ、90人の社
員がすべてNETで繋がり、遠くはノルウェーからも参加する世界企業。社員の
30%は障害者だそうで、パーフェクト・ブラインドタッチで物凄いスピードで
PCを駆使する視覚障害者も。

以下2時間の素晴らしい講座のポイントをご紹介します。
○21世紀は50歳台が人口の半分を占める超高齢社会、と高度情報化が同時に到
 来する。その中での電子自治体の実現は、デジタルデバイドを出さないこと
 が、絶対の課題。
○障害者、高齢者を特定したバリアフりーではなく、より多くの誰もが使いや
 すいような「ユニバーサルデザイン」を最初から配慮することが大事。
 市役所のWebやインターネット端末は高齢者や障害者が使えるだろうか?
○障害者にとってPCは居ながらにして外界と繋がる=利用価値が高い筈だが…
 全ての人にも、もっと使いやすいものに進化させる必要がある。
○情報の受発信の権利はIT社会の基本的人権です。
 1)ITリテラシー 
 2)アクセシブルなWeb 
 3)IT機器のユニバーサルデザインは不可欠の課題。
○ITは市民意識の向上を支援するもの。障害者のITサポーターやITリテ
 ラシー支援ボランティアの増大は市民意識の向上。
○米国ではリハビリテーション法508条で、政府の調達する通信情報機器はアク
 セシブルでないと購入できないことになった。メーカーも対応するためユニ
 バーサルデザイン化が促進される。
○アメリカでは障害者は保護よりも教育により技術を得て自立を促す考え方。
○日本では障害者が高等教育を、高齢者が再教育を受ける機会を増やすのが課題。
○そして最後に市民側がなすべきことの7か条
 1)お隣のIT化を支援する運動を
 2)建設的な意見をパブリックコメントに
 3)よい行政は褒めるサンキューレターを
 4)計画には最初から参画を
 5)事後評価にも参加を
 6)技術的スタディは必須
 7)幅広い連携を強めよう

ユーディットURL:http://www.udit-jp.com 
(Webのユーザビリティのガイドがとても参考になります。アクセスしてね)
ユーディット(株)は「月刊ニューメディア」の紙上で、政府各省庁のホーム
ページを片っ端から俎上にのせ、ユーザビリティ、アクセシビリティの視点か
らWebの改善点を厳しく指摘しています。

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5.市民活動紹介
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★★ 青葉区の地区センターに「子育て支援者」がいます。

身近な子育ての相談の場が増えます。子育て支援者は、頼りになる子育ての先
輩です。
相談時間:10時〜12時
センター名         曜日   支援者     休館日
山内地区センター      火曜日  岡 裕子さん  月曜
藤が丘地区センター     木曜日  不動堂 麗子  火曜
若草台地区センター     金曜日  津留見 美恵  月曜
美しが丘シ地区センター   水曜日  松浦 恵美子  火曜
奈良地区センター      木曜日  長谷川 美華  火曜
大場みすずが丘地区センター 水曜日  正岡 純代   第2火曜

☆ 大場みすずが丘は、なんと第2火曜だけの休館日です!! やるねーー。

★★ おたすけまん参上 活動は都筑が中心です。

 ほほえみの会があなたの笑顔をサポートします。
地域で何かのお役に立ちたいと思い、ボランティアグループを発足しました。

対象者:一人暮し、高齢者世帯などで下記の内容にお困りの方〔事前に訪問さ
せていただきます〕
内容:1.送迎 2.簡単な庭の手入れ 3.網戸・障子の張り替え
   4.部屋の掃除、電球の付け替えなど 5.その他
費用:交通費などの実費〔送迎の場合片道\300円)
ボランティアグループ ほほえみの会 加藤・小原
           tel:943-5951 fax:943-5961

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 6.エッセー   
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◇◇ インターネットアラカルト(その3)   王子 全主 都筑区

IT(情報技術)でハッピーになれるの?

インターネット、IT講習会、ブロードバンドと話題のつきない昨今ですが、
政府でも「全国ブロードバンド構想」なるものを策定して、全国を情報ネット
ワークで結ぼう。という構想を推し進めている。これは何年か前のアメリカ、
ゴア副大統領の情報ハイウェー構想の日本版という事になろうか?
全国をブロードバンドで結ぶ、IT教育をやってどうなるのか?何を目的に
やるのかが見えてこない。新技術をどんどん拡大していくことによって、本来
生身の人間のためにどんなことが出来るのか?そのことが人間にとってハッピ
ーになれるのか?この国がどう変わっていくのか?どう変えようとしているの
か?がよく見えてこない。
 韓国のブロードバンドは日本より格段に進んでいる、日本は遅れている。I
Tの出来ない人には明日はないというような一種の脅しにも似た風潮にもちょ
っと疑問を抱かざるをえない。
 本来なら誰でもが使いこなすツールであるべきITも現状では、極一部のオ
ペレートの出来る、技術の判る人間がさも偉い人であるように思われている。
自動車が出現したとき、自動車の運転手が尊敬されたように。新しく出現した
技術をいち早く身につけることとそれを使いこなすことは別のような気がする。
 最初は自動車も1台、1台が動き回っているうちはそれはそれで何とかなっ
てきているが、モータリーゼーションを考えてみればわかるように、普通の人
に普及してくるとまた違った人材が必要になってくる。特別なものから普通の
ものとなってくると、当然活躍すべき人も変わってくる。
 インターネットの世界も段々とこの領域に入って来つつあるのではないか?
特別な人間の扱うものから、一般の人が使うものの時代へと。IT、マルチメ
ディア等、定義が人によって様々なもの、それぞれの人がそれぞれに解釈して
いるところがある。また現時点で厳密な定義は無理であろうと思われる。
 マルチメディアの最も単純な定義は「情報をデジタル化するツールという事」
になるかもしれない。
 グーテンベルクが印刷技術を発明する以前は写筆による本の製作、それ以前
は巻物による書物、グーテンベルグの後ヴェネツィアの学者であり印刷業者で
あるアルドゥス・マヌティウス(1450年頃−1515年)が幅の狭い斜字体である
イタリック体の発明によって携帯できる本ができるようになったことで、出版
が大いに反映した。このイタリック体は圧縮技術であり、本のダウンサイジン
グである。グーテンベルクの印刷した巨大な聖書とは全く違ったものに変わっ
てきている。本を一般に開放するきっかけはアルドゥス・マヌティウスのイタ
リック体であった。
 また読者が増えただけではなく、本の書き手も増えた。現在の本づくりはD
TPの発達に伴って、小規模な出版社でも、個人でも本づくりをすることが出
来るようになっている。
 ところが、映画、テレビ、ビデオになると未だそこまで言っていない。CN
Nのような萌芽は見られるが、映画を例に取るとまだ巻物で原作者、監督、助
監督、カメラマン、照明、俳優、女優、エキストラ等チームで作品を作る。ま
た編集もアナログ的に全体を通して見ながら、カットアンドペーストを繰り返
す作業を経て配給会社へ、そして上映。何度も上映を繰り返すと画質が劣化し
て上映期間も限られてしまう。
 これは大資本、大きな設備を持った者しか作品を作ることが出来ない大掛か
りな装置産業の仕事とされてきた。しかし最近のアニメ作品、CGを使った作
品などを見るとここでもダウンサイジングの波が寄せてきている。
 ビデオカメラ、パソコン(画像処理ソフト)でデジタル化された素材であれ
ば、個人でも作品を作ることの出来る環境が出現してきている。
 テレビ番組であれ、映画であれマスを相手にするときは装置産業が必要であ
ったかもしれないが、視聴率を気にしないで見たい人だけに見て貰える作品を
作ることが出来るようになってきている。原作者からすれば出来上がった作品
が自分の意図とは異なる作品になってもやむなしの感があった状態から、原作
者自身で最初から最後の工程まで作ることが出来るようになってきた。
 今までの視聴者で我慢するしか無かった人たちの中に制作側にチャレンジす
るチャンスが出てきたということではないかと思う。
アレクサンダー・グラハムベルは彼の発明した電話の偉大さを賞賛されたと
き、「そうかもしれないが、いかにこの機械が立派でも人の言葉をシェークス
ピアやホーマーのようにあんなに遠くまで伝えることは出来ない。」と
 今、騒がれているIT、マルチメディアもそんなものかもしれない。コンピ
ュータのディスプレーに感動したことがあるか?これから感動を与えてくれる
ディスプレーが現れてくれるのか興味あるところである。ITと向き合うこと
で、一人一人の幸福感を今一度見直すときかもしれない。
                                 
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6.編集後記
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23日は、「愛のフェスティバル」へ行ってきました。会場はイッパイの人…
青葉区役所1階の喫茶「はとポっぽ」の人たちも今日はこっちに応援に来てい
ました。大勢の人たちが作り上げている様子が伝わってくるような会場です。
地域の人も随分来られていて値切ったり(これは私です)、販売している作品
に感心したり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。 24日は「青葉区若
者フェスティバル」…長津田からテイクオフというバンドも参加していました。
地域はさまざまな人が関わることでもっと豊かになる・・・そんなことを実感
した2日間でした。

どうしたらこの想いがいろいろな人に届くのだろう・・・

 *愛のフェスティバル 10号を見てください。
 *テイクオフ 長津田のケアプラザで活動する「青年学級テイクオフ」の音
  楽愛好家でバンドを組んでいます。障害の有る成しに関係無く音楽を楽し
  んでいるグループです。

★みみより…
東京三菱銀行 あざみ野グランドがご厚意により青葉区民に限り開放されて、
います。
開放施設:野球場兼サッカー場・・1面 テニスコート・・5面
開放日:毎週火曜・木曜と最終日曜日
    祝祭日に当たる場合&12月第3週から1月第2週までは利用不可
時間帯:1.9時〜11時 2.11時から13時 3.13時から15時
    4.15時〜17時
抽選日:原則利用する月の前月の第3木曜日
電話:045−901−8533

★番外
「横浜オムニバス通信」は横浜丘の手のイベント情報を紹介しているので番外
になりますが、読者から仲間の活動を…という依頼がありました。

★「センスオブワンダー上映会」のお知らせ

日時:12月22日(土) 14時と18時の二回
費用:1000円  (当日 1300円)
会場: 横浜市教育文化センターホール(JR関内駅下車南口・・2分)
内容:1 フェリス女学院ピアノ・ソプラノ独唱コンサート
   2 ベンチャースカウトプロジェクト発表
   3 センスオブワンダー上映会
チケットは予約制、氏名と人数、希望時間をメールで知らせてください。
後で予約番号をお知らせします。 お金は当日開場で!

scouting@ytv.home.ne.jp
http://members.ytv.home.ne.jp/scouting/

主催 センスオブワンダー上映会ローバースカウトプロジェクト
共催 ボーイスカウト横浜第34団
後援 横浜市・横浜ボランティア協会・神奈川県野外活動協会
   ボーイスカウト神奈川連盟・横浜市PTA連絡協議会
   ボーイスカウト横浜市連絡会・ガールスカウト横浜連絡協議会
   神奈川新聞社・朝日新聞神奈川支社・横浜スカウトクラブ
推薦 ボーイスカウト日本連盟


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発行:「横浜オムニバス通信」編集部   発行人:多賀、小池
E-Mail:TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池)
URL:http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
 
横浜に在住の方で「横浜オムニバス通信」「TaKMi」の活動に参加した
い方は気軽に下記宛先までEメールでご連絡下さい。
E-Mail:TaKMi@egroups.co.jp
URL : http://homepage2.nifty.com/TaKMi/


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