横浜市民活動ITサポートプロジュクト「TaKUMi」の情報誌
  発行・2005−09−10
「横浜オムニバス通信」101号

デジタル一眼レフと五百羅漢
デジタル一眼レフと五百羅漢

     緑区・中里 政治
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「五百羅漢」
釈迦滅後の第一結集に、また第四結集に来会した釈迦の弟子五百人をいう。
(日本石仏図典)


緑区長津田に大林寺という、旗本岡部氏の菩提寺に、木彫りの五百羅漢がある。
二度訪れたが、二度とも、撮影だけではなかったので、今回、知人のUtamさんを誘って、撮影行となった。

Utamさんは、銀塩カメラ、カラーフイルムISO800を10数本持参している。普通はモノクローム撮影だが、何故かカラーであった。明かりが不足の時には、増感現像するのだろう。私はISO1600に設定した。
撮影は、フラッシュはOKとのことだったが、二人ともナシで、天井の蛍光灯のみの採光で撮影することにする。もちろん三脚も使用しない。

何しろ五百体である。
私は、今回は記録の意味で、全身と、UPの二つを撮る予定だ。つまり、最低でも1000カットと言うことになる。

カメラはPENTAXのist DS。
レンズは50mmと28〜80のズーム。デジタルはこれの約1.5倍の倍率になる。

メモリーはSDカードで合計1G。合計440枚しか撮れない。(256MB換算110枚)

電池は、ニッケル水素電池が4本単位で、3セット。万一の場合にリチュウム電池を2本用意する。

メモリーは256MB換算10個必要だが、外国旅行に持って行っても、それだけでは不足になるので購入はせず、かねて用意のバッファローのポータブルハードディスク20GBを持っていくことにした(型番HDーDPM0u2/CR)
これはご存じだろうが、撮影したメモリーの内容をここに移し替えて、移し終えたメモリーの内容を削除して、また撮影に使えるというキカイである。
サイズはハイライトの薄いぐらいのもの。

撮影場所は三角形の両面に上下三段に並び、その島が三つある。
Utamさんは、眺め眺め撮影している。私は、第1番から、ガシャ、ガシャ撮影していく。

データなどは割愛する。

もちろんこれだけの仕掛けで(三脚も照明も使わない)撮った作品は、出来合いのオマケソフトで、弄るわけにはいかない。
フォットショップの5.0で補正する。露出の許容範囲が0.5位なら、どうにかなるが、1も違うとダメだ・・・

Utamさんは、プリントして、最終的には、展覧会用にするのだろうが、私は記録と、せいぜい、ホームページのUPだけだ。

出来上がって、修正を施す前に、まだ、信心が足らないことが解った。

で、結論は、HPにUPするのは、せいぜい300万画素で十分だし、一眼レフも必要ないだろう。(芸術的なUPをする場合は別だ・・・)

つづく・・・ズーラシア動物園でのマニュアル撮影について。