横浜市民活動ITサポートプロジュクト「TaKUMi」の情報誌
  発行・2005−09−10
「横浜オムニバス通信」101号

選挙と私
        選挙と私
 
                   白谷秀樹
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昔から“政治は魑魅魍魎とした世界だ”などと聞こえてきますが,この手のイメージは何故どこから来ているのでしょうか?
・ 知らないから?
・ 漠然とした怖さを感じるから?
・ 知人が犠牲者になったから?
・ 等など。
実際の関係者は何と言っているのでしょうか。
いいえ何も云いません,沈黙の有効性と怖さを知っているからです。
問題の根本に「利害」のキーワードがあると思います。
では「利害」とはなんでしょうか。
「生活権」・「資産」・「利益」そして「人権」が物理的にまた心情的にも脅かされる事です。
では「脅かされる」事柄は何からでしょうか?
「組織的」・「機構的」・「個人的」に直接的にしろ間接的にしろ暴力的厚意(字に誤りはありません)
により受理者の「動的」「静的」なる心理作用によるものではないでしょうか。
そこで私は,人間社会はとても分かりやすい筈だと主張します。
その理由は
 主体の順番は 「私(人間個人)―>家族―>近所―>地域社会―>市・県―>国家―>国際間」
この人間社会の最優先のクライアントは私(人間個人)だと思います。
私は従属ではなく主体(カントの言葉を借りれば「先験的」)で在ります。
その主体にはシンプルで深い洞察と思惟による「基本」に基づいて試行と理解が必要です。
それは,“すべての人が安心して生活できる事” を常に考えしっかりと話し合っていく事だと思います。
社会組織に大切な事は「バランス」だと思います。(思想はツールまたは方便と理解します)
選挙はその「バランス」が有効に働く為の最大の権利でありイベントです。
私は絶対に選挙を諦めません,絶対に投票します。