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"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」75号(発行日 2004年4月27日)
       
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   □  □  1.TaKMiのトピックス               □
   □    □   2.市民活動イベント情報                          □
   □    □      3.横浜丘の手情報                                □
  □    □     4. 青葉別館問題                                □
   □    □         5.街づくり講座 実践編(その14)        □
   □  □□         6.今、電子自治体がおもしろい(お休み)    □
   □□□□□□□       7.Yummyちゃんのネットサーフィン(お休み)□
   □□□□□□□       8.ユニバーサルデザイン(UD)(4)    □
   □□□○○  □□          9.編集後記                       □
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   横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
         皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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          75号の編集担当は多賀です。

隔週日曜に発行してきましたが、今回は25日(日)に横浜市民メディア連絡会
(Y-CMC)のシンポジウム&総会があり、私もシンポジウムにパネリストとし
て出ていましたので、発行が遅れてしまいました。

「市民コネクター」というY-CMCの新しいコンセプトを発表しました。
社会にはいろいろな価値観や文化をもった人の集団があって、社会の合意形成
を妨げています。しかしそのような違った価値観や文化の中にこそ、豊かな世
界があると考えたらどうでしょうか。Y-CMCはそのような社会のつなぎ手(コ
ネクター)になるというミッションです。

この社会のつなぎ手としてe−モデルを提案しています。
eーモデルは情報化時代におけるコミュニティモデルを意味しています。イン
ターネット技術を使ったコミュニティモデルとう狭い意味ではなく、情報を共
有し知恵を出し合い、オープンな文化をもった参加・協働型社会モデルです。
このモデルは既存社会と対決するモデルではなく対話し、つなぐモデルです。

新住民の新しい市民文化と地元住民に伝承されている失われた自然や伝統をも
つ文化をeーガリバーなどのe−モデルを使いつなぎ、協働で新しいよこはま
を作るルネッサンス活動の事例を話ました。

この夢をみなさんと一緒に育てませんか。
Y-CMC:http://www.y-cmc.com/            (文責 多賀)

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■■75号−お急ぎの方へのご案内■■

1.TaKMiのトピックス
   運営委員会、総会のお知らせ

2.市民活動イベント情報
  横浜スローフード協会のイベント、 MI-TECH横浜祭など
  横浜シティフォーラム(北部)はパネリストが決まったようです。
  名和田先生のお好みかな?

3.横浜丘の手情報
  港北おでかけサポートマップ、18区の紹介と各区の自主企画事業紹介
  
4.青葉区別館問題
  別館閉館移転で具体的にどのような予算が組まれているか?
  なにが市民ニーズか、区の判断が市民的視点にたてるのか。それが無けれ
  ば協働の指針は、画に描いた餅でしかありません。(中谷さん)

  これは、別館の問題ではなく、まさに横浜の協働の本質が問われています。

5.街づくり講座  ☆★☆鏑木塾☆★☆ (実践編) 
  地産地消メーリグリストの有志が近郊農家を訪問してめったに聞けない地
  元の方のお話をお聞きした貴重な体験談や技術論です。

6.今、電子自治体がおもしろい(お休み)

7.Yummyちゃんのネットサーフィン(お休み)

8.ユニバーサルデザイン(UD)(4)
  デザインには「 目に見えるもの 」と「 目に見えないもの 」がある?


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1.TaKMiのトピックス  
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★ TaKMiの運営委員会
   6月5日(土)3時〜5時、市ヶ尾プラザ3時集合

★ TaKMi総会6月26日(土)6時〜!
  その後にOF会があります。

オムニバスの読者の方で、TaKMiに興味のある方お出でください。
沢山のお友達と知り合いたいと考えております。

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2.市民活動イベント情報
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有効期限がまだ切れてない イベント情報はこちらから・・

73号から
★1 北八朔公園炭焼き体験会 
74号から
★3 4/23,5/17,6/21 あおびのひろば 緑区生涯学級
★4 5/2 みどり・発見と交流のウオーク 
★5 5/5  こども風のまつり 
★6 5/22 “私の見たモンゴルの魅力と将来、日本の援助活動”
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◆◇75号イベント案内◇◆
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★1 5/9  横浜スローフード協会のイベント(スローフードフェア)

http://www.y-slow.com/2004.htm

見所:
1000円の入場券で試食ができますが、どれ位の競争率になるのか?
島村さんは、日本のスローフードの産みの親(イタリアのスローフードの紹介)
なので、生の話が聞けます。
午後3時からの、スローフード協会各支部による公開シンポジウムも面白そう。

日時:5月9日(日)12:00〜17:00

会場:パシフィコ横浜 国立大ホール1F マリンロビー
   みなとみらい線「みなとみらい」駅クイーンズスクエア口徒歩3分
   地図: http://www.pacifico.co.jp/p3/access/access.html

入場料:1,000円(高校生以下は無料・前売り券はありません)

プログラム: 
  午後1時 親子・カップルの味覚教室(20組限定) 
  午後2時 島村菜津氏 講演 
  午後3時 スローフード協会各支部による公開シンポジウム 

協賛:東京ガス・三菱地所ビルマネジメント・NPO夢中塾・横浜焼酎委員会・
   生活協同組合コープかながわ・有隣堂

後援:農水省関東農政局・神奈川県・横浜市・神奈川新聞社・テレビ神奈川 

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★2 5/9 不要筍の除去と穂先筍の収穫 2004年度「竹の学校」竹林管理講座


日時:5月9日(日) 13:00〜15:30 小雨実施 
場所:小机城址市民の森(JR小机駅から徒歩15分) 屋外 
内容:不要筍を除去し、"絶品の筍"の収穫と「生命の水"竹水"」の作り方を
   学びます。 
費用: 500円 
持ち物:軍手、タオル(実習の場合)、お弁当、飲み物(午前午後通しの場合) 
定員: 5名 
申込み: 講座名(日時も)・氏名・住所・電話番号・年齢・性別・会員非会員
    の別を記入の上、FAXかハガキで下記まで。(先着順) 
主催: 日本の竹ファンクラブ 
問合せ: 〒224-0001 横浜市都筑区中川2-9-1-602 平石方「日本の竹ファン
    クラブ」「竹の学校」竹林管理講座」 TEL/FAX 912-6419 
 E-MAIL.nihonno-take.fc@love.email.ne.jp  
 http://homepage3.nifty.com/TaKe-Funclub/

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★3  5/29 横浜シティフォーラム(北部)(再掲)

 中田市長と語る
「協働を通じた地域課題への取り組み」
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/topics/ku_1_city.html

日時:5月29日(土)13時〜15時 
会場:緑公会堂 
内容:
中田市長による基調講演
パネルディスカッション
 コーディネーター: 名和田 是彦(東京都立大学法学部教授) 
 パネリスト: 各区区民から1名 
 緑区:  伊藤 克子 NPO法人たすけあい・ゆりの木理事長 
 港北区: 金子 清隆 新横浜町内会副会長 
 青葉区: 大島 賢司 地域子育て支援ネットワークお世話役 
 都筑区: 岡村 道夫 えだきんパーク(ピアサポート株式会社) 
   
対象:緑、港北、青葉、都筑区民 450人

申込:5月7日必着で、ハガキ・FAXまたはEメールに住所・氏名・電話番号を記
入して、担当までご連絡ください。
 緑区:md-kocho@city.yokohama.jp)
港北区:kohoku@city.yokohama.jp
青葉区:ao-koho@city.yokohama.jp
都築区:tz-kusei@city.yokohama.jp

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★4 6/5,6  第8回  MI-TECH横浜祭
 
日時:6月5日(土)、6日(日) 10:00〜20:00 雨天実施 
場所:武蔵工業大学横浜キャンパス(市営地下鉄中川駅から徒歩5分)屋内
  ・屋外 
内容:「環境に優しい学園祭」をモットーとし、環境情報学部という学部なら
   ではの特徴を活かした学園祭です。その試みとして、ゴミの8分別やDRP
  (食器の再利用システム)、企画としてはリサイクル企画やフリーマーケ
   ット等、数々の環境企画を行います。 
主催:武蔵工業大学学生団体連合会、第8回MI-TECH横浜祭実行委員会 
問合せ: TEL/FAX 910-2539 http://www.yc.musashi-tech.ac.jp/~y-sai/

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3.横浜丘の手情報    
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■■港北区   耳より情報
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★ 港北おでかけサポートマップ

http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/odekake/index.html

区役所の職員が車椅子などで現地を確認し、各駅周辺の主な道路を道幅や傾斜、
交通量などを考慮し、水色・黄色・朱赤の3色(色盲の人にも色盲でない人にも
見やすい色)に分けて表示をしました。(港北区役所) 

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■■横浜   耳より情報
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★市民局のホームページに18区の紹介と各区の自主企画事業
 (区づくり推進費)を公開

他区と自分の区を比較してみてください。
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kuren/18/index.html



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4.青葉別館問題               青葉区  中谷英世    
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   横浜市の予算にみる別館問題      青葉区 中谷英世

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行政は予算がなければ具体的事業は動きません。
別館閉館移転で具体的にどのような予算が組まれているか、調べてみました。

区社協関係の移転先として福祉保健活動拠点の施設を借り上げるために3500万円
を用意していると説明されています。事実、福祉保健活動拠点の開設は福祉局の
予算として新規整備費1億6100円(既存施設借上げ改修2か所、 中区、青葉区
17年4月開所予定)継続1か所(南区)設計1か所(西区)の内に含まれてい
ます。中区は山下町の物件を確保していますが、青葉区は、まだ、候補施設が見
つかっていません。

一方、市民活動支援センターなどの移転先として東急電鉄の多摩田園都市まちづ
くり館を借りるために改装費を1500万円を計上しています。しかし、多摩田園都
市まちづくり館は、もともと田奈地区に区民利用施設がなく、地域からコミュニ
ティハウスなどの開設の要望があったところです。その対策が先行していたとこ
ろに別館移転先の候補として、急遽付け加えられたきらいがあります。とりあえ
ずの考え方は、以下の予算説明で明確になっています。

平成16年度予算案局(区)別主要事業説明書 New! 局(区)別主要事業説明書
というぺーじがあります。その中の青葉区の箇所にこんな説明があります。

http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/16yosan/shuyou/file/13aoba.pdf

【要求内容】 東急電鉄の所有する田奈駅前の多摩田園都市まちづくり館の一部
に地域住民が集会・交流等に利用できる場所を確保し、あわせて区役所別館敷地
の返還に伴い、移転が必要となる一部団体の移転先候補として、一定のスペース
を確保する。《改修工事負担金の要求》

【青葉区】3 東急多摩田園都市まちづくり館地域活用事業 [審査額] 15,000

【審査の考え方】 改修工事負担金については、一部「地域交流室」が中期政策
プラン等への位置付けが無い施設ではあるが、現在の青葉区役所別館の借地返還
に伴う既入居施設の移転先の確保や、当地区での地域交流施設のニーズ等を考慮
して、要求どおり計上 〔市民局に計上〕

ところが、今年度新たに、区版市民活動支援センターとして幾つかの区に予算が
ついています。南区では、区版市民活動支援センター整備費として1億3980万円
が組まれています。都筑区では運営費として 398万円、神奈川区も運営費とし
て 460万円が予算化されています。
これは、区の要望・要求が反映された主な事業として、それぞれの区の特性を反
映しいると書かれています。

http://www.city.yokohama.jp/me/zaisei/16yosan/pdf/hensei-new.pdf

ところが、青葉区では、区の特性を反映した主な事業として掲げられているのは
、こどもの国線の踏み切り工事費2億6500万円、区庁舎への太陽光発電システム
の導入として3000万円! 果たして太陽光発電を今、区庁舎につける緊急性があ
るとは思えません。これはなにを優先するか政策の選択の問題です。
そんな予算があるなら、別館移転問題を前向きに捉え、別館を再現するような区
版市民活動支援センターを確保する取組みを、青葉区にとってもらいたいもので
す。なにが市民ニーズか、区の判断が市民的視点にたてるのか。それが無ければ
協働の指針は、画に描いた餅でしかありません。


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5.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆ 実践編(その14) 
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☆ かながわ地産地消メーリグリストの有志で、近郊農家にいきました。

川崎の某典型的近郊農家に出向き、草取り、ニラ摘み、筍ごはんでの懇談と
楽しい時間を過ごしました。このような場が街づくりにつながります。
その農家の方のメールを引用します。大変考えさせられるものでした。

”わずか20年前、川崎にも豊かな山、農地がたくさんありました。
壮大な生命の営みを生み出していた土地が、この20年ほどの間に
不動産=資産という価値に変わり、つましい地元の農家の暮らしは
一気に「土地成金」と揶揄されるような暮らしぶりに変わりました。
「それで幸せだったか」という問いに、おおかたの古老は
・「身体はきつかったが、昔の方が良かった」
・「土地をお金に変えてしまうと、結局一代で消費してしまう。
 過去何十代という人間のつながりが、汗を流し続けて守ってきた
 土地が、たった一代でパーだ。ご先祖様に申し訳ない」
といった答えが返ってきます。
  本当に、過去数百年にわたって親から子へと、粛々と伝承されていた
「風土との向き合い方」は、この20年で完全に途絶え、再生ができなく
なりました。伝統は、たった20年の空白で伝承が難しくなってしまうと
実感しています。
 その意味で、伊勢神宮が20年に一度遷宮を行っているのは、技術や
文化の伝承のためにも、“超”合理的だと思っています。”

とある本に江戸には西洋的合理性を超える、長い時代を貫く
“超”合理性があったと書いてあるのを受けてのことです。
技術についても、興味深い見方をされてます。
 
”日本の伝統的な「技術」や「道具」に接する態度を見てみると、
近代(西欧)の技術・道具に対するそれとは、全く違う見方が存在している
ことがわかります。
 農具のクワやカマを見てもわかりますが、日本の道具は比較的簡便で、
人と風土をつないで邪魔しない程度のものが多く、そこに人間の技量を十全に
振るえる余地が残されております。まさに「職人技」というやつです。
逆に言えば、人間の方がある技術的修練を積まないと使いこなせないのですが、
道具が人を育てるという側面もあります。
 そこに世代間のコミュニケーションが生まれ、尊敬も生まれます。
「一子相伝」の技術が多いのも、日本の技術の特徴と言えると思います。
しかし、道具自体は単純で修理も容易な「等身大の技術」です。
この道具をいくら振り回したところで、環境を破壊するに至りません。
地域の風土の持つ循環能力と、一人の人間の身体能力のつなぎ目に道具が
あるといった感じです。
 そして、人と道具と風土が一体化し、調和する絵の美しさがあります。”

”対して西洋の技術は、誰が使っても結果が同じになるという「再現性」が
重視されていると思います。そして、なにより人間がラクできるのです。
 しかしその分、技術や道具が複雑で、使う人にはその原理さえもわからない
ものが多く、技術が人間を凌駕してしまいます。
 そこに「技術が社会を変える」秘密が宿っていると思われます。
単純な見方をすれば、日本の技術や道具は前時代的で未熟なものと、
切り捨てることもできますが、国際協力の世界で日本の伝統技術が
「適正技術」として、アジア・アフリカの風土・文化を破壊することなく、
地域の利便に役立っていることを考えると、
「技術によって社会を変えない技術」を志してきたのが
日本ではなかったか… とも思うのです。”
 
街作りのために、このような技術を伝承していくことが重要です。
実際に使ってみなければ伝承できませんね。どのようにすればいいか?
回答はありませんが、今後考えていきたいと思っています。


☆ 「アジェンダ21かながわ環境情報相談コーナー」が開設しました

神奈川県では環境分野の情報提供・相談機能を充実するため、利便性の高い
「かながわ県民センター」に「アジェンダ21かながわ環境情報相談コーナー」
を設置しました。この環境情報相談コーナーは、県民の皆様や企業、NPO、
学校などの団体の皆様が環境配慮に向けて自主的に取り組む内容を登録し、
広く社会に発信していく仕組みである「マイアジェンダ」の登録相談や普及、
また、連携した取り組みを支援する窓口としての業務も担います。

県が委嘱した環境情報コーディネータとかながわアジェンダ推進センターが
協働で運営します。かながわアジェンダ推進センターのメンバーは夕方
(16:00〜20:00)を担当します。お気軽にお越しください。
電話は045-321-7453です。ちなみに、鏑木は原則日曜の夕方に駐在です。

「アジェンダ21かながわ環境情報コーナー」の設置と愛称の募集について
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0404/24032/index.htm


ご意見、ご質問、感想は鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp)までお願いします。


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6.今、電子自治体がおもしろい       
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別館問題でこちらは休憩です。
        
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7.Yummyちゃんのネットサーフィン(お休み)      小池由美
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8. ユニバーサルデザイン( UD )(4)       小池久身子
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    ナビゲーター の 小池 久身子( Ko-kumi ) です。

 皆さまは、「デザイン」ということばにどんなイメージをもちますか?
 洋服や建築などのデザイナー なんて こんな仕事をする人たち、
 おしゃれでかっこいいな・・☆ なんて思いますよね。

 では、ユニバーサルデザインは?
 
     「 vol.4    デ ザ イ ン  っ て な あ に ? 」
      -----------------------------------------------
   
  そもそも、デザインは [ De・sign ] です。

  英和辞典でひいてみると
  
    [ De ]    は   〜に関する という 前置詞
   [ sign ]    は  記号、合図、合図、標識
   [ Design ]   は  

  1 図案、意匠、柄、模様、設計
   2 意図、計画、目的、構想、筋書

 などと書かれています。

  私達は、「 デザイン 」という言葉の意味を、どちらかというと 1 のように
  色や形で表現しているような「 目に見えるもの 」の意味に使っています。

  しかし「 デザイン 」本来の意味においては、2 の計画や構想などのように
  「 形として見える前の考え 」をさす意味もあるのです。
  これは、「 目に見えない 」ものですね。

  最近の「 デザイン 」は、はじめの構想や段階が大切である、という考え
  が主流になってきています。
 「 コンセプト 」という言葉などもよく使われるようになってきています。

 このように、デザインには「 目に見えるもの 」と「 目に見えないもの 」の
 2通りの意味があります。

 ユニバーサルデザインとは、日常生活のなかで「 目に見えないデザイン 」
 を、つくる人も使う人もみんなが知恵を出し合っていくデザインです。

 おかあさんはデザイナー。
 こどもたちのために、いろいろ考え、工夫して料理を作ってくれるから。

 お百姓さんもデザイナー。
 食べる人の健康を考えて、無農薬・有機栽培の野菜を作ってくれるから。

 そして、それを毎日おいしく食べる私たちもデザイナーなのです。


  参考資料 : 崇城大学 芸術学部 デザイン学科 生活環境室 編
                   「デザインってなあに?」

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9.編集後記 
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横浜市民メディア連絡会(Y-CMC)のシンポジウムの基調講演を竹内謙氏(日
本インターネット新聞(JanJan)社長、元鎌倉市長、元朝日新聞編集委員)に
お願いしました。お話の中に、JanJan(http://www.janjan.jp)は市民記者が
記事を書いているが、プロの記者が書く記事とほとんど記事の質が変わらない。
むしろ記者クラブに張り付き生活実感のないプロの記者では書けない記事が、
でてくる。銀行の窓口に行ったら、職員の対応能力が落ちていて、掃除係りの
おばさんが的確に答えてくれた。プロの記者は銀行の不良債権がどうこうとい
う記事は書くが、生活体験から、銀行大丈夫かという記事は、書けないという
お話がありました。
しかし、点で記事を書く怖さもあります。たまたまそのような事例に出くわし
たのか、ほとんどがそうなのかなかなか狭い体験ではわかりません。
ここからはその事実を読み解く力が問われます。私は、市民メディアこそ、色
々な立場の人や専門家も含めたネットワークを使う必要があると思っています。
                            (多賀)

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横浜オムニバス通信 編集部 多賀、小池、是永 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp
URL:  http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 
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