̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
"横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌"

  「横浜オムニバス通信」74号(発行日 2004年4月12日)
       
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   □  □  1.TaKMiのトピックス              □
   □    □   2.市民活動イベント情報                         □
   □    □      3.横浜丘の手情報                               □
  □    □     4. 青葉別館問題                               □
   □    □         5.街づくり講座 実践編(その13)       □
   □  □□         6.今、電子自治体がおもしろい(お休み)   □
   □□□□□□□       7.Yummyちゃんのネットサーフィン(13)□
   □□□□□□□       8.ユニバーサルデザイン(UD)(3)   □
   □□□○○  □□          9.編集後記                      □
   □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□
      ○○                                ○○
   横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm
         皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気!
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          74号の編集担当は小池です。
今年はなにやら協働元年だとか・・・。横浜市の北部では、とっくの昔?から
やってるんじゃないかな・・・。地域の市民活動のネットワークを繋いでいく
「わ」創り連というのが静かに着実に根付いていたのも北部だ。そして区ごと
に活動をしている人と人が繋がっている実感をもっているのも北部だ。TaKMi
はこの人やグループに時代のツールを支援した。市民活動にとって、情報の共
有や公開の重要性を早くから提言をしてきたのはTaKMiの先見性だと思う。今
この視点がさまざまな形で協働推進の指針に反映している。

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■■74号−お急ぎの方へのご案内■■

1.TaKMiのトピックス
  そろそろ総会シーズン。TaKMiも今総会日程を調整中です。決り次第お知
  らせします。新しい会員もぜひ、来て下さい。

2.市民活動イベント情報
   季節の行事があちこちで開催されているでしょうね・・・もう、たけの
  このシーズンです。民家園の竹やぶには「たけのことるな」なんて無粋な
  看板が並んでいます。中央公園のたけのこ堀りへ行けばいいのに・・。

3.横浜丘の手情報
  区役所情報のなかに、協働事業のお知らせが増えてきています。今区役所
  HPがおもしろいです。情報を知る力が必要です。情報のよしあしを見る
  力が必要です。そうして自分の情報を出す力を蓄えましょう。

4.青葉区別館問題
  ≪別館を考える会≫がいよいよ動き出す。協働はどうやって活かされるのか?
  
5.街づくり講座  ☆★☆鏑木塾☆★☆ (実践編) 
 ITでつなぐ地産地消とは・・なんでしょう?
 神奈川県の自給率が3% これは多いの?少ないの?ITで何ができるんで
 しょうか?

6.今、電子自治体がおもしろい(おやすみ)

7.Yummyちゃんのネットサーフィン(13)
 今回は私がおもしろがっているサイトをこっそり(でもないか)お教えします。

8.ユニバーサルデザイン(UD)(3)
 作る人と使う人は、どんな関係? 

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1.TaKMiのトピックス  
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★ 「別館閉鎖移転」の日々の動きを伝えるTaKMiのホームページ
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/newbb/viewforum.php?forum=9

TaKMiのホームページのBlogは、ゲストでも投稿が可能に設定されています。
ご自分の団体のイベント情報など自由にアップできます。
http://takmi.ciao.jp/xoops/modules/gsbbs/index.php

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2.市民活動イベント情報
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有効期限がまだ切れてない イベント情報はこちらから・・

73号から
★1 北八朔公園炭焼き体験会 
★2 4/17 つづきパソピア座布団講座
★3 4/24 神谷郁代ピアノリサイタル
★4 4/25 横浜市民メディア連絡会 第2回公開シンポジウム&総会

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◆◇74号イベント案内◇◆
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★1 4/20 SLA青葉・元気塾
  はまどりで、春の横浜を
日時:4月20日(火)9時15分地下鉄あざみ野駅改札口集合
定員:40人
参加費:500円
問合せ:関東SLA青葉会 田中 tel/fax:961-2875

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★2 4/25 たけのこ掘り  里山倶楽部 4月の行事から
 http://www1.tmtv.ne.jp/~satoyama/ibentoyokoku.htm
 日時:4月25日(日)10時〜12時
 場所:中央公園ステージ広場 集合
 参加費:300円
 申込:4月17日まで tsuzuki-park@tmtv.ne.jp

里山倶楽部http://www1.tmtv.ne.jp/~satoyama/

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★3 4/23,5/17,6/21 あおびのひろば 緑区生涯学級
親子で自由に参加できる楽しいひろばです
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/kouhou/16_4c.html#moyooshi6

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★4 5/2 みどり・発見と交流のウオーク 
日時:5月2日(日)午前9時に十日市場少年スポーツ広場
コース:十日市場少年スポーツ広場〜霧が丘公園〜東洋英和女学院大学〜新治
    市民の森〜旧奥津邸〜十日市場少年スポーツ広場  ※約7Km 
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/kouhou/16_4c.html#sport2
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★5 5/5  こども風のまつり 
日時:5月5日(水)10時〜15時 ※雨天中止 
会場:鴨池橋下河川敷 
内容:水質調査、こどもの遊びコーナーなど 
問合せ:生涯学習支援係(TEL930-2238 FAX930-2242) 

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★6 5/22 “私の見たモンゴルの魅力と将来、日本の援助活動”
  「モンゴルの午後」公開講演会

日時:5月22日(土)14時〜16時
場所:JICA横浜国際センター1階 会議室1 TEL045−663−3251
http://www.jica.go.jp/yokohama/jimusho/index.html#map
講師:JICA シニア海外ボランティア   元 山  芳 彰氏
     (2001年〜2003年モンゴル工科大学にて実践的経営を指導)
     (経歴:ワシントン大大学院(USA)でPh.D.取得(Chemical)
参加費:無料
定員:50名(先着順)
申込:当日 直接会場へお越しください
主催:「モンゴルの午後」の会
問合せ:森下 TEL 045-933-7883  

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★7 5/29 横浜シティフォーラム(北部)
「協働を通じた地域課題への取り組み」
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouchou/forum_annai.html
 
 横浜市は平成16年を協働元年として、まちづくりや公益的サービスの提供を
市民とともに協力して取り組もうとしています。
 市民参加のまちづくりをさらに推進するため、協働について市民と行政の役
割やその課題などを市長とともに考えてみませんか。  

日時:5月29日(土)13時〜15時 
会場:緑公会堂 
内容:中田市長による基調講演、パネルディスカッション
   (コーディネーター:東京都立大学法学部教授 名和田是彦) 
対象:緑、港北、青葉、都筑区民 
定員:各区100人(抽選) 
申込:5月7日必着で 
緑区:md-kocho@city.yokohama.jp)
港北区:kohoku@city.yokohama.jp
青葉区:ao-koho@city.yokohama.jp
都築区:tz-kusei@city.yokohama.jp


(^^♪
横浜市を4方面に分けて市政に関わるテーマを設定し、そのテーマに沿った意
見や要望について、市民の皆さんと市長が意見交換を行います。
北部地域のテーマは、協働を通じた地域課題の取り組み 

東部地域  子どもの安全・安心と地域社会の役割
      〜地域ぐるみで子どもを守り育てるために〜
西部地域  みんなでつくる安全・安心のまち
      〜“地域力”を活かす防犯活動〜
南部地域  地域が育む子ども・青少年

北部地域にのみはっきりと「協働」という言葉が出てきます。
これを皆さんはどう感じますか?

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3.横浜丘の手情報    
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■■都筑区    耳より情報
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★NPO法人 I Loveつづきが行政と協働で
市民参加型の落書き防止策
全国公募による「モザイク壁画コンテスト」を開催します。
〜審査委員長はアーティストの日比野克彦氏です。〜
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/kusei/mosaic/

まず、第一弾として、プロ・アマ・国籍・年齢・個人・グループを問わず、原
画を全 国公募します!!
応募要項は、4月6日以降、都筑区役所 5F区政推進課 にてお渡しできます。
またI LoveつづきにFAXいただければ、送付いたします

問合先
 都筑区役所 区政推進課「モザイク壁画コンテスト」係
        〒224-0032横浜市都筑区茅ヶ崎中央32番1号
           TEL:045-948-2226  FAX045-948-2239
           電子メールアドレス tzk-plan@city.yokohama.jp

 NPO法人 I Love つづき
           TEL・FAX:045-590-2394
           電子メールアドレス ilovetuzuki@tmtv.ne.jp

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■■青葉区   耳より情報
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★ハマロード・サポーターって何だろう?アメリカではハイウェイ・アドプシ
ョンというのがありました。これの日本版かしらね?

ハマロード・サポーターとは、地域の身近な道路を対象に、地域のボランティ
ア団体と行政が協力して、身近な道路の美化や清掃等を行っていこうという制
度です。
このサポーターを募集中。あざみ野第二小学校3年1組40人なんていう登録も発見!
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/doboku/hamaroad/index.html

★「あおばドッグラン」が始まりました。運営ボランティアの募集中です。
まだまだ足りないとのことです。 
NPO法人ドッグランネットワークPals(パルス) が運営を受託しています。市
民と行政との協働で始まったこの取り組みを応援しましょう。
http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/dogrun/index.html

★区民企画イベント募集「区制10周年を祝おう」 
青葉区制10周年を記念して、区民の主催により区内で広く区民向けに開催さ
れるイベントを募集します。審査基準に適合するイベントには、
1青葉区が後援します。
2チラシなどに区制10周年記念ロゴを使用することができます。
3参加人数・回数などに応じて、補助金(1〜10万円)を交付します。
詳しくは、生涯学習支援係、生涯学習支援センターで配布する応募要項でご確
認ください。
* 問合せ 生涯学習支援係 電話978-2295

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■■緑区    耳より情報
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★緑区民会議の紹介が緑区のHPの中にできました。
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/kuminkaigi/index.html
現在、区民会議運営によるHP作成が進んでいるようです。早くできるといい
ですね・・・

現在、区民会議委員の中間募集が行われています。みなさん 参加しませんか?
 5月28日(金)までに住所・氏名・年齢・電話番号と希望する部会名
(ホームページの作成に参加できる人はその旨)を緑区役所広報相談係「区民
会議担当」まで
 電話は930−2219、ファクスは930−2225、郵便も可
 対象は18歳以上の緑区内在住者、任期は第15期の終了(17年3月)まで
 問い合わせは、区民会議委員 横路(電話473−3318) 
 岡部(電話931−4441)まで

★緑区内福祉活動団体への事業助成金申し込み 
対象:横浜市または緑区から補助・委託を受けていない、緑区内で活動する
   福祉活動団体 
申込:5月20日までに直接緑区社会福祉協議会へ 

★ 緑区IT講習会(平成16年5・6月)受講者募集
対象:20歳以上の緑区内在住、在勤者 
定員 各20人(抽選) 
申込 5月7日必着
問合せ: 地域振興課「IT講習」担当(TEL930-2238 FAX930-2242) 
コースなどの詳細はHPからどうぞ。
http://www.city.yokohama.jp/me/midori/kouhou/16_4c.html#kouenn2

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■■横浜   耳より情報
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★協働推進の基本指針
 市民協働推進事業本部が誕生しました!!
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/tishin/index.html
ここは、協働推進、市民活動、自治会・町内会、地域防犯を取り扱う部署のよ
うです。
地域活動推進課と協働推進課の二つの課があります。

4月1日に最初の仕事として、「協働推進の基本指針」原案を掲載した様子。
皆さん パブリックコメントが始まります。 ジックリ中身を読んで答えまし
ょう!!

この事業本部の英語訳はcitizen participation promotion headquartersとな
っています。市民参画推進本部なんですね・・・協働なんていわないで、市民
参画って言ってもいいんじゃないのかな?


★横浜市コールセンターモデル事業開始
http://www.city.yokohama.jp/me/soumu/ipd/ecity/callcenter.html

便利な電話のサービス窓口
市政問合せセンター
〜港南区、旭区、青葉区の区民を対象にモデル事業を開始〜

◎受付時間:午前8時から午後9時まで(年中無休)
◎対象:港南区、旭区、青葉区の区民を対象に試行します
モデル事業により、全市展開に向け迅速な対応、回答率の向上など、より市民
満足度の高いサービス提供を目指します。

◎tel:045-664-2525(にこにこ)fax:045-664-2828 
◎callcenter@city.yokohama.jp

(^_^)v バスガイドは思う・・・・
今、さまざまな難問珍問(といっても尋ねる側は真剣ですが)がコールセン
ターに届くことでデータベースを充実させていくことができるのではないでし
ょうか? こんな質問は答えられるのだろうか・・というものを尋ねておく必
要があります。でないと結局区役所に回されることになります。コールセンタ
ーは市民からの質問に対するワンストップサービスが目的です。(違うかな?)

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■■その他    耳より情報
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地域にはさまざまな人が生活をしています。小さいころからその多様な社会を
自然に受け止められる環境が今、少しずつ広がり出しています・・・
例えば。

★親とこのつどいの広場「ぴよぴよ」http://www.geocities.jp/wcopalette/
     携帯用サイト:http://k.excite.co.jp/hp/u/wco-palette/
ここのサイトでは Yahooのカレンダー機能を使って、今月の予定を提供
しています。 その中で、なんと 英語の絵本や中国語の絵本のの読み聞かせ
が始まっています。中国語の相談日なんかも始まっています。保育をお願いす
る人の中に外国人や海外経験者がはいり、こういった活動にもつながり出した
と聞いています。
主催:W.Coパレット  tel:975-2309  

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■■その他 募集
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★かんなび関心空間活用実験 協力者募集中!
http://www.kannavi.jp/kanshin/index.html
これは お勧め。私も入った。地域活動を何とか見える形にと思っている人は
参加してみてください。
実験期間:3月25日(木)〜4月24日(土)
主催:かながわ市民活動情報支援ぷらジェクト「かんなび」


★ 夏!市民活動体験塾2004の参加団体を募集します。
 説明会を開催
 青年を受け入れてくださる市民活動団体を募集します!!! 

 
日時:4月24日(土) 19時〜21時
   4月28日(水) 14時〜16時
   5月11日(火) 19時〜21時 のいずれか
場所:横浜市市民活動支援センター4階 研修室
申込方法:団体名、連絡先(参加する人の名前、住所、電話、ファックス
   メイルアドレス、参加する希望日)
申込先:ay013164@city.yokohama.jp
http://www.npo-c.city.yokohama.jp/kadai2004/index.html 
 
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4.青葉別館問題               青葉区  中谷英世    
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「協働推進の基本指針」に「別館問題」解決の糸口を!
   −「別館を考える」アンケート調査を協働で進めよう−
                                    
◆中田市長は4月1日、「協働推進の基本指針」を発表、今年度を協働元年と高
からかに宣言しました。民の力が存分に発揮される社会を目指すとした中田市政
の基本理念を推進するためには、市民と行政が協働して進めるルールが必要であ
り、市民が参画するために行政が進めなければならない基本指針を明らかにした
ものです。

記者会見で市長は「区レベルでの支援センターについても、今年度から3区(神
奈川区、南区、都筑区)でオープンする。今までは、「公共サービス」すなわ
ち「行政サービス」という考え方が潜在的にあったと思う。仮に行政がすべて
のサービスを提供することになれば、どうしても行政サービスに要する費用、
すなわち税金が必要になる。しかし、今日、税収は減少しており、簡単に増税
ができる環境にはない。減りつつある税収の中で多様なニーズに応えていく。
このことを、市民の皆さんに理解してもらいたい。」と説明しています。

◆青葉区では、既に「別館」を協働の拠点として、行政には出来ない多様なサー
ビスを市民が自主的に提供しており、市長の指摘を待つまでもなく市民が先行し
て実現しています。
協働元年にその場である「別館」が閉鎖移転され、市民活動支援センターを縮小
せざるを得ない皮肉な現実を、この協働の基本指針に従ってどう解決していくの
か極めて重い課題を課せられたと言えます。
行政は「別館」でどのような市民団体がどのような活動をしてきたか、どのよう
なサービスを提供して来たのか、閉鎖移転が区民サービスにどのような影響をも
たらすのか、その実態を殆ど把握しているとは言えません。

◆今回発表された「協働推進の基本指針」には、極めて注目すべき課題が示され
ています。この指針案を横浜市のホームページから探すことが結構難しいので、
ここにリンクを掲載しますので、全文を是非読んでください。
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/tishin/npo/sisingenan.pdf

この中の第2章 協働の土壌を耕す−協働の基盤となる『自治と参画の社会シス
テム』の再構築−には・・・・

「協働を進めるためには、その基盤となる市民が身近な地域社会の課題を自らの
力で解決するための市民自治の仕組みと、公共的な施策・事業等に市民が様々な
段階・方法で関わることができるためのシステムを強化していくこと、すなわち
、「自治と参画の社会システムの再構築」が重要です。
そして、このシステムの再構築のためには、市民・行政双方の意識改革、相互信
頼の醸成、地域課題の共有化及びこれらを進めるための環境整備を推進していく
ことが必要です」
と市民が様々な段階で関わることとの重要性を指摘し、そのような自立した市民
の自治意識を育てる場や仕組みを、市民と行政で築き上げていくことの必要性を
強調しています。
更に、「協働の基盤づくりは、市民同士が、また市民と行政がお互いに信頼でき
る関係を築くことから始まります。そのためには、まず相互の情報をできるだけ
共有化することが大切です。」と述べており、「別館問題」解決にとり組むには
まず、情報の共有と相互信頼の醸成が不可欠であることを明快に示しています。

特に(3)地域課題の共有化―身近な地域での合意形成に向けて―では・・・
「情報共有による市民と行政の相互の信頼関係を醸成する中で、身近な地域の課
題や資源を発掘し、それらをより多くの住民と行政の間で共有化することが次の
段階として大切になります。
そのためには、行政と市民団体が協働で地域調査などを実施するとともに、その
成果についても様々な媒体を活用し、協働で情報発信することが重要です」とし
ています。

◆私たち「別館問題」の当事者である青葉区民と、青葉区及び協働推進事業本部
の行政が、まず、別館における多様な市民活動の実態がどのようなものであった
のか、閉館移転はどのような影響をもたらすのか、異なる分野の市民団体の交流
と支援がどのような複合的な効果を生んで来たのか。こうした実態を把握し、市
民と行政がその情報を共有することが全ての出発点であると考えます。
これがなければ、協働の基盤である相互信頼を取り戻すことが大変難しくなりま
す。

「別館を考える会」と行政がその実態把握を協働で調査し、情報を共有しながら
解決をはかることが出来るならば、青葉区が、まさに「協働推進の基本指針」の
最初の実践の場になると言えます。そして「別館」の再構築のために中長期で取
組む協働の最初の一歩がここから始まるといえます。

「別館」問題を市民と協働で解決することができなければ「協働推進の基本指針
」は、なんのための指針なのか?と私たち市民は思います。
青葉区の行政は、市民と共に解決への糸口をつかむ協働の試練であると考えるべ
きではないかと思います。


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5.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆ 実践編(その13) 
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街づくり講座、運用編を2回書いてみました。先週はお休みをいただきましたが、
いろいろ考えた末、今回から「実践編」を再開させていただくことになりました。
アジェンダには21の目標がありますが、そのうちの14「地産地消」のお話を
中心に、アジェンダの実行の中で、街づくりに関係する部分を取り上げて
いきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

☆ 先月13日のシンポジウム、ホームページを作成しました。

http://www.monty.konan.yokohama.jp/kiv/20040313/

このシンポジウムのために作られた「かながわ地産地消メーリングリスト」は
参加者25名に拡大し、少しづつ活動を開始しています。今週の土曜日は
数名でメンバーのおひとりの川崎の農家を訪問します。

このシンポのアンケートで、大変考えさせられることがありました
現代に住むわれわれの多くは、横のつながりで暮らしています。
しかし、農家の多くは、その土地の歴史をしょった「縦のつながり」で
暮らしており、両者をつなげるのは簡単なことではない、ということでした。
しかし、それこそ、アジェンダでぜひ取り組むべきと考えております。

地元の農家は、長い歴史の中で、その地域の風土の中で文化を担ってきた
人々で、その“文化”は、なかなか他者には見えにくく、
言語にはなりにくいものですが、“地域社会”を考える上で欠かせないもの
でしょう。単に農家を「野菜の生産者」という捉え方をしては、
深いコミュニケーションは不可能でしょう。

今回は、「ITでつなぐ地産地消」でした。ITを使って人と接すると、
どうしても生身の人間としてというより、人を「機能」として捉えがちです。
「ITを使って生産者と消費者をつなぐ」ことは重要でしょう。
しかし、それだけでは間違いなく大切はものが抜け落ちます。
ITの限界は十分踏まえながら、地産地消を進めていかなくてはなりません。
そこで、さっそく農家を訪問することになったわけです。

今回訪問の目的は、ややファジーですが以下の3つです。
1.「土に触れること」
2.「(消費しかしない)都市住民が、どう農に関わるか率直に話し合うこと」
3.「地元のものを食べさせていただくこと」

一方、農家の方々の努力にもかかわらず、神奈川県の自給率は3%です。
ITを含むいろんな手段を使って、自給率を上げる必要があると思います。
(100%にする必要はないと思いますが、あまりに低いですよね)

食はすべての中心だから、何よりも大切にしたい。
楽しく食べて、味わって、話し合って、そして知っていくプロセスを共有する
にはITはとても役に立つツールであると思っています。
次回は、農家訪問をご報告できるのではないかと思っております。


☆ 環境月間イベント、ごいっしょしませんか?

さ来月の6月は、環境月間です。新アジェンダ21かながわができて
初めての環境月間です。大いに盛り上げたいと思っています。

みなさんの団体、あるいはお知り会いで、環境月間に何かイベントを
なさる場合は、お知らせいただけませんか?

アジェンダセンターとしては、自らの事業として3ヶ所でのイベントを
実施するいます。また、県の地球温暖化防止活動推進センターとしては
自らの事業だけでなく、県内のイベントをつないでいく役目もあります。

団体・個人のネットワーク化を図り、県全体で環境関連の活動を
盛り上げていくのはわれわれの役目です。多くのイベントに
協賛や協力をし、できればそのイベントでアジェンダの普及を
させていただければありがたいと思います。いい関係が作れそうな
イベントであれば、若干の協賛金も出せる場合もあると思います。

連携できそうなイベント・計画があればぜひお知らせください。


ご意見、ご質問、感想は鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp)までお願いします。


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6.今、電子自治体がおもしろい       
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別館問題でこちらは休憩です。
        
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7.Yummyちゃんのネットサーフィン(13)      小池由美
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今回は雑学 インターネットができることは、みんなで知っていることを増や
して共有していく。そんな使い方がうまいサイトを紹介します。

vegetable database  ここはみんなで追加もできますしね・・・最近参加型
が増えてます。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tekken/yasai/database/index.html
Q&A教えて!情報館part2  
http://www.korinbook.com/oshiete2.html
失敗ドットコム
http://homepage1.nifty.com/access/sippai/


死語どっとコム
http://shigo.com/
関心空間
http://www.kanshin.com

これは、おまけ。自分の周りにいるおもしろい名前の人。気になりません?
日本の苗字7000傑 ここで自分の名前が載っていたり載っていなかったり一喜
一憂なんて。 苗字順位検索でチャレンジ。
http://www.myj7000.jp-biz.net/

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8. ユニバーサルデザイン( UD )(3)       小池久身子
□□□□□□□――――――――――――――――――――――――――――
   ナビゲーター の 小池 久身子( Ko-kumi ) です。


    「 vol.3   日 本 の ユニバーサルデザイン 」
   -----------------------------------------------
 
  
 みんなが身近に使っているものといえば、「暮らし」にかかわるものが
 思い浮かびますね。
 
 そもそも「 暮らし 」とは? 
 シンプルに表現すれば「 衣食住 」ということになりますが、
 昔から人の暮らしほど時代に影響されてきたものはありません。
  
 「着て、食べて、寝て」ということは、生きるうえで必要最低限なことです。
 しかし、戦後の日本はこれすら満たされませんでした。
 その後の高度経済成長は、これらを満たすために日本がすべての
 エネルギーを注いだ時期といえるかもしれません。
  
 戦後50年を経て21世紀。世情は安定し、経済の発展も頭打ちになり、
 人の生活は「ただ満たされる」ことに満足できない時代を迎えています。
  
  どうせ着るなら・・ どうせ食べるなら・・ と、人々の要求する水準は
 ますます高くなってきています。
 
  例えば「車」。
 昔は単に人やものの移動が「便利」なことを目的につくられてきました。
 今はそれに「安全」で「快適」、さらに「省エネ」と、いくつもの条件を考慮
 しながら開発を進めています。


 あるいは冷蔵庫や洗濯機など「家電製品」。
 ひたすら家事労働の省力化を目的につくられてきました。今はそれに
 出し入れなどの「便利さ」や「機能的な使いやすさ」「形の美しさ」など、
 製品に対する要求は利用者から厳しく求められています。
 
 これらに共通することは、つくる人が設計図だけ眺めて商品化しても、
 「現場の使い勝手」を考慮して製品を開発していかなければ、
 消費者は買わない、ということです。
  
  こう考えていくと、私達は消費者として、
 「こんな製品、ほしいなぁ」
 「ここをもうちょっと工夫してくれたら、もっと使いやすくなるのに」
 というような声をメーカーに伝えていくことはとても重要なことです。
  
 こんな消費者の声を多方面から集めてできあがった製品は、
 より使いやすい商品となって、私たちに届けられることになるのです。


 

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8.編集後記 
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先日、あざみ野に17年度開所する北部市民ギャラリー・北部方面フォーラムの
運営検討会報告会に参加しました。市の北部にはこのようなギャラリーは今ま
で無かったので本当に待ち望んでいたものかもしれません。青葉台にあるフィ
リアホールも最近ではギャラリー部分を貸してもらえず様々な展示は区役所の
ホールを利用して行われていました。 それに比べて、フォーラムでのこれか
ら考えられる活動が非常に分かりずらいものだと思います
≪事業目的≫
男女共同参画の推進に関する施策を実施し、並びに市民及び事業者による男女
共同参画の推進に関する取組を支援するための拠点施設として整備します
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/danjo/fg_top.html

フォーラムで現在行われている活動のうち、相談センターや就労サポート相談
などは確かに他では無い専門性があると思います。 それ以外のものはさまざ
まな施設拠点ですでに地域密着型で展開されているようにも思えます。特に青
葉区の生涯学級で今までにさまざまな切り口で行われているものです。男女共
同参画視点をもつ拠点が必要であるなら、子育て支援センターや介護支援セン
ターなどなどが同じように必要になってくるのではないでしょうか・・・
http://www.women.city.yokohama.jp 
皆さんの意見を求めます。
         
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