̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ "横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌" 「横浜オムニバス通信」 29号(発行日 2002年7月21日) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ □1.TaKMiのトピックス □ □ □ 2.市民活動イベント情報 □ □ □ 3.横浜丘の手情報 □ □ □□ 4.街づくり講座 ★鏑木塾★ その6 □ □□□□□□□ 5.今、電子自治体がおもしろい □ □□□□□□□ 6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋 (3)□ □□□○○ □□ 7.編集後記 □ □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□ ○○ ○○ --------------------------------------------------------------------- 横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm 皆で乗ろう(全員参加)空でも走る(定期発行)心意気! --------------------------------------------------------------------- ((((ヾ さあ夏休み!海に行く?山に行く?おばあちゃんの田舎に行く? ^_^ミ 昔、プロジェクトが難航して、島根の出雲市に長期間単身で滞在 ^ ,┐├、 したことがありました。夏になると、日本海沿岸を走る山陰本線 / ▲▲ \ に乗り泳ぎに出かけました。気に入った海が見えると、電車を降 \`) ("/ ります。岩陰で着替えて、名も知らない色とりどりの海草が繁茂 ~▼~ した透明な海に心ゆくまで身をゆだねました。無人に近い駅の水 ||| 道で体を拭いて、また山陰本線でホテルに帰ったものです。 ||| 豊かさとは何かと自問自答するたびに、島根の日本海のことを懐 ||| かしく思い出します。次世代を背負う子供たちに、本物の自然を ,´人`、 夏休みには体験してもらいたいと思っています。  ̄  ̄ ◇29号−お急ぎの方へのご案内◇ 1.TaKMiのトピックス・・・総会のホームページ公開 2.市民活動イベント情報・・・緑区探検、早淵川でお魚とり 3.横浜丘の手情報・・丘の手のプールってすごい!、子育て、IT講習会 生涯学級の講座、広報紙配布など多数 4.街づくり講座 ★鏑木塾★ その6 今回は カルマル 〜ローカルアジェンダ4つの切り口〜 ボーさんの言葉「文化が大事だ」、「教えるな、見せればわかる」 「全体的(ホリスティック)な見方が必要だ」・・う〜ん含蓄がある! 5.今、電子自治体がおもしろい 今回はお休みします。 6.TaKMiが贈るワクワクIT福袋 (3) 〜XMLは情報交換のスタンダード!〜 インターネットが新しい時代に入ろうとしている。ちょっと難しいかもしれな いが、千葉さんが最先端の技術のワクワクする世界を見せてくれるよ! (29号の編集担当は多賀です) □―――――――――――――――――――――――――――――――――― 1.TaKMiのトピックス □―――――――――――――――――――――――――――――――――― ★TaKMi総会報告 6月15日(土)のTaKMi総会がTaKMiのホームページに公開され ました。 http://homepage2.nifty.com/TaKMi/soukai/body.html □□――――――――――――――――――――――――――――――――― 2.市民活動イベント情報 □□――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇◆まだまだ、間に合うイベント情報(既掲載分) ◇24号 ★ 7/27 つなしま・川べの桃まつり ◇27号 ★8 7/28,8/4 夏休み昆虫教室 ★9 7/28,8/4 セミの羽化とカラスウリの花観察会 ◇28号 ★5 7/31 紙ヒコーキをとばそう! ---------------------------------------------------------------------- ◆◇29号 イベント案内◇◆ ---------------------------------------------------------------------- ★1 8/1 緑区を探検しよう 〜川の環境を考える〜 緑区の自然が大好きな君! 夏休みの自由研究の題材さがしに苦労している君! お父さん、お母さんと一緒に探検したい君! お子さんと一緒に探検したいお父さん、お母さん? みんな集合!! 探検日:8月1日(木) 午後 対象者:緑区内在住の小学生と保護者(子供だけの参加大歓迎) 定 員:20人(先着順) 内 容:a.教室でのお勉強、b.水中生物の観察・川の環境調査 申込み:緑福祉保健センター(旧保健所)生活衛生課まで電話またはFAXで Tel:930-2368 FAX: 930-2355 (受付時間 平日9時〜17時) 参加料:無料(路線バスの交通費は個人負担でお願いします) その他:詳しいことは申込み時にお話します ---------------------------------------------------------------------- ★2 8/4 早渕川でお魚とり 日時:8月4日(日)13時半〜16時 場所:早渕川中崎橋上流左岸親水階段 集合:市営地下鉄中川駅改札口 12時45分集合 申込:前日まで 定員:100名 小さな子供はかならず保護者同伴・雨天中止 主催:早渕川流域ネット(ぶっちねっと) 問い合わせ:脇田 tel/fax:944-3974 どんな魚が早渕川にいるのか…お魚とり。水質コーナーやぶっちーずコーナー ぬれてもよい靴(サンダルはダメ)タオル、帽子、着替え、あればタモ網 □□□―――――――――――――――――――――――――――――――― 3.横浜丘の手だより □□□―――――――――――――――――――――――――――――――― ◇ 夏休みのお楽しみ「横浜市丘の手のプール」ってすごいぞ! ★ スポーツコミュニティプラザ[レジャープール] 横浜国際総合競技場のバックスタンドの下に「レジャープール」があるって 知ってた? ・温水を利用した22種のプール施設 スポーツコミュニティプラザは、流水プールやウォータースライダーなどから なるアクアゾーンと、ジャグジーや打たせ湯などからなるバーデゾーンがある。 入場料:13歳以上 1時間まで 500円 延長30分まで毎200円 13歳未満 1時間まで 250円 延長30分まで毎100円 営業時間:平日・土曜日 午前9時〜午後9時(施設利用午後8時30分まで) 日曜日・祝日 午前9時〜午後5時(施設利用午後4時30分まで) ※7月・8月は無休です。 問い合わせ先:スポーツコミュニティプラザ Tel: 045-477-5040 お出かけになられる方は、詳細情報を下記URLでご確認下さい。 http://www.city.yokohama.jp/me/sports/stadium/spocomi/index.html ★ 横浜国際プール メインプール,サブプール,ダイビングプール,サブアリーナ,他 場所:都筑区北山田7丁目3番1号 Tel:592−0453 休館日: 年末年始 施設点検日 開館時間: 9時30分〜21時30分 (8/24〜29のパンパシフィック水泳選手権大会横浜2002の期間中は、 ご利用いただけません) 案内図:市営地下鉄線 センター北駅から東急バス、下記URL参照 http://www.city.yokohama.jp/me/sports/map_pool.html 利用料金:大人2時間700円、中学生以下350円 各種イベント・教室: 水泳・水中ウォーキング・アクアビクス教室 お出かけになられる方は、詳細情報を下記URLでご確認下さい。 http://www.city.yokohama.jp/me/sports/out_pool.html ★ その他横浜市の公営プールの案内 青葉区のホームページから・・・プール以外にも夏休みお楽しみ情報が満載 http://www.city.yokohama.jp/me/aoba/kouhou/23/1407_23.html ---------------------------------------------------------------------- ★ 第二期連続母親講座 『わたしに気づくからだ育てPart 2』 〜 出 合 う (夫婦・親子・他人・自然・自分)〜 どのように生きてきたのか、何を考え、どのように生活し、どのような育児を しているのか。あなたのからだはその全てを知っています。今、一番大切なこ とは理解し、分析するための知識を求めることではなくそんな“わたしのから だ”に問いかけ“本当の自分の姿に触れる”ことなのではないでしょうか。 子育ても、また自分自身の未来に向けての新しい一歩も、そこから始まります。 篠秀夫先生をお呼びして第二期連続4回講座です。 9/5(木) 10:00〜12:00 第一回目「出合う」 10/10(木)10:00〜12:00 第二回目「私は誰」 11/7(木) 10:00〜12:00 第三回目「私は誰パート2」 12/5(木) 10:00〜12:00 第四回目「受け入れる」 ●篠 秀夫 先生 プロフィール 現在、アートスペース「ネネムの森」造形教室主宰。親子の体・造形遊び、わ らべうたの「ポランの広場」主宰。「賢治の楽校」主宰。二男二女の父親。 参加人数:基本的に4回コースに出られる方 20名前後 場所: 基本的に都筑区内地区センターほか 受講料: 4回分6,000円を初日9/5にお支払いいただきます。一度 講座を体験したい方は1回限り1,800円で受け付けます。 保育: 8名まで 初日9/5に4回分をお支払いいただきます。 1歳児4,000円 2歳児〜3,200円(お菓子代、保険料含む) 締切り: 8/28まで、ただし20名になり次第締め切らせていただきます。 *毎回出席の方には『生活に役立つ風水環境科学メモ』をプレゼント 第一期連続母親講座の参加者の感想 ○ 頭でなく心と体に対して理解できるワークショップでした。 ○ 自分が体験することで子どもの感じ方を体験でき、とてもいい経験だった と思います。 【お問い合わせ・申し込み先】マザーズ・ワーク 小濱 佳澄(国際風水科学協会会員 風水鑑定士) TEL/FAX 045-944-2241 E-mail khalari@livedoor.com ---------------------------------------------------------------------- ★ 健康とコミュニケーション・スペース 日頃リフレッシュしたいお母さん!一緒に楽しみながら体を動かしませんか? 子連れOK!(同室で子ども同士おもちゃで遊びます。) こどもやお母さん自身の日頃感じている話もしてみませんか? 育児真っ只中の母親同士の健康とコミュニケーションがとれる場にしたい。 * ストレッチ からだを感じながら、日頃動かさない部位を伸ばしたり縮めたりします。 * 瞬間強腹圧短息呼吸 * リズム(=体を動かすことすべて) 上半身をほぐす動きを中心に、下半身を鍛えよう!自分が中心となって自由に からだを感じて動かしてみて! * 長息呼吸(できるだけ長く吐いていく) 場所:都筑公会堂 リハーサル室 日時:原則として水曜日13:30〜15:00 動きやすい格好とタオル(汗拭き)をご用意ください。 通常は、同室でこどもはおもちゃやトンネルなどで遊びます。子どもが 退屈してきたら、一緒に走ったり、おんぶしたり、だっこしたりして、親子 で楽しみます。皆さん子連れです。お気軽に参加してみてね!!! 入会金 : 1000円 参加費 : 1回 500円 連絡先:小濱 佳澄(おばま かすみ) TEL/FAX 045-944-2241 khalari@livedoor.com ---------------------------------------------------------------------- ★ つづきパソピアのインターネット講座参加者募集 講座名:「ホームページをつくろう」 誰でも3日でホームページを作れます http://www.sanjocity.jp/~yokohama/pasopia/homepage/index.html 開催日時:平成14年9月28日、10月5日、19日(全土曜日) (13:30〜16:30 1回3時間) 内容: (1)デジタルカメラでホームページ素材をつくる(9/28) ・デジタルカメラで写真を撮る。画像を取り込む。簡単な画像処理の仕方 *デジタルカメラは当方で準備します。 (2)ホームページをつくる(1)(10/5) ・HPづくりの大きな流れ、準備、トップページづくり、画像の貼り付け (3)ホームページをつくる(2)(10/19) ・2ページ目以降をつくる。リンクを貼る。HPを公開する。 狙い:ホームページ作成からサイトへのアップロードまでの流れを体験する。 主な使用ソフトウェア:FrontPage Express(ホームページ作成) Photoshop 6.0J(画像処理)、Dreamweaver 4(ホームページ作成) Fireworks 4(画像処理)、FFFTP(FTP転送) 募集人数: 40人(パソコンを持っている人、簡単な操作の出来る人) 開催場所:武蔵工業大学(横浜キャンパス)3号館メディア演習室 横浜市都筑区牛久保西3-3-1 (横浜市営地下鉄中川駅徒歩5分) http://www.yc.musashi-tech.ac.jp/japan/indexie.html 参加費用:2500円 申込締切:平成14年9月10日(火)必着(応募者多数の場合は抽選) 申込:1.e-mail:pasopia-it@freeml.com http://www.sanjocity.jp/~yokohama/pasopia/index.html 2.往復はがきの場合;郵便番号、住所、氏名、電話番号、年令を記入 〒224-0054 都筑区佐江戸町1722−6−304 井藤 美知子まで。 問合せ:e-mail:pasopia-it@freeml.com または、Tel:931-6163 井藤(18:00〜21:00) 主催:つづきパソピア 共催:武蔵工業大学 --------------------------------------------------------------------- ◇ IT講習会関連情報 ★ 生涯学習支援IT講習(横浜市教育委員会) 平成13年度に横浜市IT講習会を実施するために整備したパソコンを活用し, 文書作成(ワード)コース,表計算(エクセル)コース,ホームページ作成体 験(ホームページビルダー)コースの3コースのパソコン講習 対象者:満20歳以上の横浜市在住又は在勤者で生涯学習活動に意欲のある方 時間数:6時間(3コースとも) 会 場:15図書館(金沢,都筑,戸塚を除く)他 実施時期:平成14年9月〜11月 募集時期:平成14年7月31日まで(当日消印有効) 受講料: 無料(テキスト代1,000円を実費徴収) 生涯学習支援IT講習の説明、講座一覧及び会場案内図、応募用紙についての パンフレットを各区役所で入手できます。または下記URLより入手できます。 http://www.city.yokohama.jp/me/gakusyu/section/it/index.html お問合せ:教育委員会生涯学習課 (Tel:671-3278 FAX 681-1414 ) Σ( ̄□ ̄;;;)バス運転手の独り言・・いつもチョイトアナタ〜とヘルプを 求められているWifeに勧めた。 ★ 港北区IT講習 内容: 初心者向けのパソコン講習です。 申込期間: 7月24日必着 問合せ先: 横浜YMCA学院内「港北区IT講習」受付センター (Tel: 641-6785 ) ★ 緑区IT講習会 内容:パソコンの基本操作(文書作成、インターネットの利用、電子メール) 申込期間: 7月31日必着 問合せ先: 緑区地域振興課 (Tel: 930-2235) ★ 都筑区IT講習会 内容:パソコンは初めてという人が対象です。(メールやインターネット) 場所:コミュニティハウスで開催します。 定員:各講座20人 問合せ先:都筑区地域振興課(Tel: 948-2238) --------------------------------------------------------------------- ★ 横浜線ものがたり 14年度生涯学級 定員:30名 費用:1,000円(5回通しで)保険・資料代など 申し込み:往復ハガキに住所、氏名、年令、電話番号 〒226−0013 緑区寺山町118 緑区生涯学習支援センター 「横浜線ものがたり」担当へ tel:930-2237 fax:930-2244 締切:9月9日(月)必着、多数抽選 #1 9月26日(木)鴨居地区の歴史と文化を訪ねて #2 10月17日(木) 長津田地区の里山と歴史を訪ねて #3 10月31日(木)十日市場地区の名所旧跡と文化を訪ねて #4 11月14日(木)中山地区の自然と里山文化を訪ねて #5 11月28日(木)交流と地域の仲間づくり 時間:全て10時〜16時 弁当・飲み物持参 毎回3時間ほど歩く。 --------------------------------------------------------------------- ★ 載ってました どこに:「まちむら」自治会町内会情報誌P29−32 なにが:「鴨居駅周辺まちづくり研究会・魅力つくり隊」 「まちむら」自治会町内会情報誌なんて冊子があることをご存知ですか? (財)明日の日本を創る協会 http://www.ashita.or.jp/ 発行の季刊誌で す。2002年6月30日号グラビア/まちづくり(1)として、緑区で活 動している鴨居駅周辺まちづくり研究会=通称「鴨居まち研」が掲載されま した。先日のたなばた会議にも2枚の活動紹介を持って参加してくれたとこ ろです。まち研は、平成9年に緑区が地域住民に鴨居地区のまちづくりを考 えてもらおうと公募によって組織された研究会に始るそうです。代表の狩野 さんの言葉から・・・「会社のOB会にも参加しているけれど、OB会は過 去形の話が中心、私たちの活動は未来形の話。未来を語る方が断然楽しい」 --------------------------------------------------------------------- ★ 広報紙配布についてのご案内 都筑区のお知らせを読んで・・・・ 『広報よこはま』は月に1回発行です。市版と区版に何年か前に分かれまし た。市版は毎月10日発行。これは(財)シルバー人材センターより各戸配 布になります。区版は毎月1日発行。自治会・町内会や広報配布団体を通し て「県のたより」といっしょに配布。 「区版」や「県のたより」の入手方法は3通りあるそうです。 1.町内会・自治会に加入する。 2.広報配布団体をつくる。 地域に町内会や自治会がなく、アパートやマンション、社宅など、 世帯数がある程度まとまってある場合には、広報配布団体として登 録すると、そこを通して配布することができます。 3.PRボックスに配布されているので自分で取る。 皆さんは、PRボックスというのを目にしたことがありますか?駅や地区セ ンターなどに設置されています。一般のチラシをいれるシェルフと違って横 浜市PRボックスとかなんとか書いてあります。 広報相談係りの許可を得て、「区民のつどい」のようなお知らせはこのP Rボックスに置かせてもらうこともあります。 都筑区内のPRボックス設置箇所の一覧が区役所にありました。ケアプラザ やコミュニティハウス、地下鉄駅などのほかに銀行や一部のスーパーなどに も置かれています。1度自分の区のPRボックスがどこにあるのか確認して みてはどうでしょう… 広報に載せるためには、最低区役所などの後援が必要だと思います。 地区センターの自主事業にカウントしてもらえれば掲載チャンスが増えます ね。 (o^-')b バスガイドのつぶやき・・・皆さんは市民活動の広報をどのように されていますか? ちらしを毎回何枚ぐらい、どこへ配布しますか? 前回好評だった、「ちらし作成講座」は夏休み明けにまた企画します。 --------------------------------------------------------------------- ★ うれしい・・おしらせ 第10回横浜環境保全活動賞の表彰式が6月27日に開かれ、6つの団体が 受賞。 市民の部として、「みどり・川と風の会」と野庭馬洗川自然愛護会が受賞。 「みどり・川と風の会」は、緑区内を活動の場に鶴見川でさまざまなイベン トを行っているところです。よかったですね・・・おめでとう!! □□□□――――――――――――――――――――――――――――――― 4.街づくり講座 ☆★☆鏑木塾☆★☆ その6 □□□□――――――――――――――――――――――――――――――― ★ カルマル 〜ローカルアジェンダ4つの切り口〜 今回は、もうひとつ実例を挙げます。スウェーデンのカルマル市です。 日本でいえば、単純比較はできませんが、岡山のようなところです。 スウェーデン880万人のうち、6万人が住んでいます。 ここの中心人物はボー・リンドホルムさんという方で3月に日本に いらして、法政大などですばらしいレクチャーを行ないました。 ローカルアジェンダの作り方は一定ではありませんが、スウェーデンでは どうも原則らしきものがあります。以下の4つの切り口で検討することが 多いようです。 (1)エネルギー利用 (2)建築 (3)交通 (4)産官学の協力 これらについて、カルマルがどうなっているのか見てみましょう。 まず、エネルギーですが、なんと75%がバイオ燃料になっています。 化石燃料はたったの5%です。 バイオ燃料とは、たとえば木や家畜の糞尿などです。1980年代に比べ、 CO2の排出は激減しました。10分の1くらいになったのです。 こういうことは、地域に支えられた、卓越したエネルギー供給会社が なければ成り立ちません。実質的には地域別に電力供給が独占されている 日本では不可能です。エネルギーをどう使うかを、地域の問題に 引き戻さなければなりません。 建築については、エネルギーに特に配慮した建替えを積極的に行なって います。断熱構造にする、太陽電池をつける、廃棄物が少なくなるように する・・・ などの措置がとられました。このリフォームにより、 エネルギー利用は15分の1、ゴミは12分の1になるのだそうです。 エネルギー利用の28%を占める交通への配慮も重要です。交通管理 には行政の適切な関与が必須ですが、カルマルでは市長をはじめ 大変積極的です。おもしろいのは、環境にやさしい運転技術の普及に 努めていることです。「ギアは早めに上げる」などの原則が紹介されて います。さらにおもしろいのは、バスの運転手が、少ない燃料で走れば その分、給料に反映される仕組みになっているのです。 産官学の協力については Sustainable Sweden Southeast という会社 が担当しています。職員は一人ですが、数は問題ではありません。 いかに産官学がコミュニケーションするかが重要なのです。 カルマルには、「環境モーニングコーヒー」というものがあります。 ビジネスセクター、カルマル大学、自治体とのインフォーマルな ミーティングです。こういうものが活発にならないと、 産官学が協力して、地域を支える気運が生まれないのです。 最後に、ボーさんから聞いた言葉で印象深いものを拾ってみます。 「文化が大事だ」 「教えるな、見せればわかる」 「全体的(ホリスティック)な見方が必要だ」 ローカルアジェンダについてはいろいろ参考文献がありますが、 一番いいのは、前回ご紹介したベクショーの例も詳しいこの本でしょう。 一押しの一冊です。 「北欧のエネルギーデモクラシー」 飯田哲也著 新評論 講座について何かご希望がある方はお気軽に鏑木(kabu@ops.dti.ne.jp) まで連絡ください。ご意見・ご感想・ご質問ももちろん歓迎です。 □□□□□―――――――――――――――――――――――――――――― 5.今、電子自治体がおもしろい □□□□□―――――――――――――――――――――――――――――― 中谷さんの「今、電子自治体がおもしろい」は今回はお休みします。 Σ( ̄□ ̄;;;)バス運転手の独り言・・・私らは難しくてよく分らないが、 国民に11けたの番号を付け個人情報をオンライン化する住民基本台帳ネットワ ークが予定通り8月5日から稼働する見通しだそうである。 個人情報保護に関連して与野党の一部からも凍結論が強まり、地方自治体にも 延期論がある。横浜市長も7月11日に住基ネット稼働延期を首相に要望している。 電子自治体のコーナーで議論されたように、行政組織の効率化や行政サービス の向上にはIT化は不可欠だし、国民を認証する番号も必要だと思う。個人の 情報が全部お役所に把握されたり、外部に漏れたらこれも怖いことである。 さてどうしたらよいものか? 勉強したい人は下記を参照して下さい。 (財)地方自治情報センターのホームページ http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/rpo/juki-net_top.htm http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/ □□□□□□――――――――――――――――――――――――――――― 6.「TaKMiが贈るワクワクIT福袋」 (3) 青葉区 千葉恭弘 □□□□□□――――――――――――――――――――――――――――― 〜XMLは情報交換のスタンダード!〜 今回はインターネットでの情報交換のデファクト・スタンダードになってきた XMLについて最近の動向を交えて紹介します。今回のサンプルは以下のサイト にアップしてあります。随時参照して下さい。 http://home.catv.ne.jp/dd/chiba/TaKMi/xml/index.html ◆SGML、HTML、そしてXMLへ! みなさんの中でご自分のホームページをお持ちの方は、すでにHTMLを使って ページ記述をして、これをWebサイトにアップロードしていると思います。多く の方がホームページ・ビルダーなどのツールを使っているので、直にHTMLを書 くことは少ないでしょうが、このHTML(HyperText Mark-up Language)等のマー クアップ言語は元来印刷関係で編集者がレイアウトなどを指示するために指定 した注釈です。Webのハイパーテキスト・リンクを考案したティム・バーナーズ ・リーはこのページを記述する言語としてISOで標準化されていたSGML(Standard for Generalized Mark-up Language)をベースにしました。SGMLは米国国防省で の電子文書の規格として採用され、80年代の終わりにCALSとして注目されたのは まだ記憶に新しいことです。SGMLは膨大な体系でしたので、これを実装するソ フトが非常に重くなってしまうため、リーはSGMLをインターネット用に大幅に 機能縮小し、もっぱらページのレイアウトを記述する目的でHTMLを決めました。 従ってSGMLの特徴である利用者が自由にタグ・セットを定義できるような自由 度をすべて捨て、固定的なタグ・セットに限定したのです。またSGMLの厳格な 文法規則も緩和し、タグの省略や排除ができるようにしたのです。これにより HTMLは急激に普及し、Webページの記述言語として定着したのです(sample-1)。 通常のマークアップ言語では要素とその属性を以下のような形式で記述します。 ---------------------------------------------------------------- <要素名 属性名-1=値-1 属性名-2=値-2 ・・・ >データ要素名> ----------------------------------------------------------------- 要素名を<>で囲ったものは開始タグ、>で囲った部分は終了タグと呼ばれま す。開始タグには属性とその具体値を指定することができます。HTMLではタグ の意味は固定的な内容が決められていますので、タグ自体の意味を記述する必 要はなく、ページの論理的な内容とレイアウト要素が混在してHTMLで表現され ます。最近では情報の論理的な側面とレイアウト指定を分離する方向が提唱さ れ、スタイルシートを別に指定する傾向が定着しつつあります。 近年、SGMLの特徴が再認識され、その自由度を最大限に取り入れ、かつ処理系 が比較的簡単に実装できる新しい規格が求められ、インターネットの規格を決 めるW3Cで1998年に決定されました。これがXML(eXtensible Mark-up Language) です(sample-2)。XMLは完全にSGMLのサブセットです。最近はHTMLを完全なXML 文章で書くXHTMLと呼ばれる方式が提唱されています。 ◆XMLで何がうれしい? 上に述べたようにマークアップ言語は単にタグ・セットの集合に過ぎません。 HTMLはそれぞれのタグに意味が決まっていたので、これを読み込んだブラウザ が決められた通りの表示(レンダリング)を実行します。規定外のタグが指定さ れていると単純に読み跳ばすだけですから、HTMLで出来ることは固定的になり ます。これに対してXMLは利用者が自由にタグ・セットを定義できる点が最大の 特徴です。これにより、マークアップ言語はブラウザでページを表示するため だけではなく、いろんな使い方が考えられるようになり、これがまさに今ビジ ネス分野でXMLが熱い関心を集めている理由なのです。 それではXMLを機能させている重要な仕掛けを簡単に紹介しましょう。 すでに述べたようにXML自体の文法は他のマークアップ言語と同じように単にタ グの集合に過ぎませんが、これに価値を与える2つの機能があります。1つは XML文書の構造(と意味)を定義する仕組み、もう一つは文書を変換する仕組みで す。前者はメタ定義もしくはスキーマ定義と呼ばれ、スキーマ言語で記述され ます(sample-3)。後者はXML文書を他の(XML)文書に変換する機能でXSLトランス フォーム(XSLT)と呼ばれています。XSL(eXtensible Stylesheet Language)は この変換を定義するXSLTと具体的なフォーマットを定義するFO(Formatting Object)で構成されますが、現在、XSLTの部分が規格として決められたところで す(sample-4)。 (1)XMLの構造と意味付け ここでは、XMLといえば必ず背後にスキーマで決められた意味を持っているもの だと考えて下さい(定義されていないXML文書もありますがあまり利用価値はあ りません)。この意味付けは対象としている文書が何のデータを表しているかに よって異なってきます。いわば意味付けは適応分野によって異なると云えます。 ビジネスの世界ではこの適応分野(アプリケーション)ごとにXMLの意味を決めて スキーマ言語で記述し、これを標準化していこうという動向が急ピッチで進ん でいます。すなわち適応分野別に共通のタグ・セットを決め、アプリケーショ ンを共通化したり、データの交換をXMLによって促進しようという訳です。こう して規格化された適応分野別のXMLには独自の名前が付いています。以下にその 一例を挙げてみましょう。 ebXML ---- インターネット上での電子ビジネス情報の交換 BML ---- データ放送向けのページ記述言語 CML ---- 化学情報マークアップ言語 cXML ---- 電子商取引用マークアップ言語 MathML ---- XMLベースの数式記述言語 SMIL ---- 様々なメディア素材の再生同期処理言語 SVG ---- XMLベースの2Dベクター画像記述言語 VoiceXML---- 音声応答アプリケーション用情報記述言語 WML ---- 携帯端末向けのコンテンツ記述言語 xBRL ---- ビジネス・会計用レポーティング言語 (2)XML文書の変換 XML文章自体は最終的にどんな形で表示するかの指定は含んでいません。レイア ウトに関係する要素はスタイルシートとして記述されますが、これは広い意味 で1つの文章を異なった形式の文章(レイアウト要素付き)に変換する処理と考 えられます。代表的な変換の例はXML文章をHTMLに変換してWebブラウザに表示 するケースが考えられます。これはすでにXSLTとして普及し始めました。新世 代のWebブラウザはすでにこの技術を実装していますので、論理的な情報要素を 記述したXML文章にXSLTスタイルシートを指定して、ブラウザに表示させること が可能です(sample-5)。また、高度な変換処理を指定し、文書自体も全く異な った文書に変換することもできます。これは正にアイディア次第で大変面白い 利用の分野が開けていると考えられます。重要な点は、XML自体はテキスト形式 で表現されているため人間にも可読であると同時に、コンピュータ・システム が、定義されている意味と変換規則に従って処理を自動化できることです。 次回はXMLアプリケーションの中で大ブレーク中のWebサービスを取り上げてみ たいと思います。 □□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――― 7.編集後記 □□□□□□□―――――――――――――――――――――――――――― 中山駅で駅長お勧めという中山駅から、四季の森、三保市民の森を経由して 十日市場まで歩くハイキングコースのポスターが張ってありました。 駅員にコースの地図をほしいと言ったら、ないという返事なので、土地勘を 頼りに歩いてみました。ゴルフコースがあったり、造成中の動物の森公園に迷 い込んだりして、暑い中ふうふう言いながらどうにか十日市場までたどり着き ました。 緑区はまだ貴重な多くの森が残っていることに気づきました。きちんとした 散歩マップを作りたいと、TaKMiのMLに書いたら、そこは市民活動の諸 先輩がた、既に「緑と水の回廊マップ」というものが市民参加で作られている と教えてくれました。さそっく平成14年版を緑区役所で入手しました。(地区 センターでも入手できます)多くの区民はこのマップのことは知りません。 駅の壁ポスターが一番に区民への広報には有効ということでしょうか? この「緑と水の回廊マップ」は都市計画マスタープランの「緑区街づくり計 画」の目玉にもなっています。自分の街を歩くことから、街づくりは始まりま す。一緒に歩く仲間と情報を交換して、街づくりに参加したいと思っています。 (多賀) ---------------------------------------------------------------------- TaKMiや本メルマガに参加を希望されるかた、記事についてのご意見、ご 感想などを下記Eメール宛にお寄せ下さい。 また横浜の北部の市民活動イベント情報掲載を希望される方はイベント情報を Eメールでお送りください。(無料) 編集の都合で記事の表現は変更することがあります。 「横浜オムニバス通信」編集部 多賀、小池 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp URL: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm URL: http://homepage2.nifty.com/TaKMi/