̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ "横浜丘の手市民活動ITサポートプロジェクト「TaKMi」の情報誌" 「横浜オムニバス通信」13号(発行日 2001年12月9日)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □□□ 1.TaKMiのトピックス □ □ □ 2.市民活動イベント情報 □ □ □ 3.横浜丘の手便り □ □ □□ 4.TaKMiのIT講座 □ □□□□□□ 5.市民活動紹介 □ □□□□□□□ 6.オンライン・シンポジューム □□ □□□○○ □□ 7.編集後記 □□□ □□ ○●○ □□□□□□□□□□□□□□□□ ○●○ □□□□□□□ ○○ ○○ "みんなで乗れば楽しいバス。市民活動情報も満載、横浜のバス方式の心意気" 横浜オムニバス通信: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm テロ、戦争、不況、高失業率と暗いニュースが続きました。やっとアフガニ スタンにも暫定政権が発足、戦争に苦しんだ市民にも明るい表情が戻りつつ あります。また12月1日には皇太子ご夫妻の長女敬宮愛子さまの誕生とい ううれしいニュースが飛び込んできました。寒暖の差が激しいほど美しいと いわれている紅葉は、今年は一段と美しく、そしてもうすぐクリスマス・・ ここ丘の手でも、アフガン支援や障害者支援などヒューマニティあふれる市 民活動が続けられています。こんな情報をこの半年皆様にお届けできて本当 にうれしく思っています。 □―――――――――――――――――――――――――――――――――― 1.TaKMiのトピックス □―――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆なんやかや会(第5回) 12月15日(土)13時から15時(場所:市ヶ尾プラザ) デジカメ写真講座最初の入口編を考えています…・ (変更があるかも知れませんので問合せてください) ◆◆事前に連絡を下さい。小池 gingerr@mb.infoweb.ne.jp 曜日などが合わない場合も連絡を下さい。出来るだけ相談に乗ります。 □□―――――――――――――――――――――――――――――――― 2.市民活動イベント情報 □□―――――――――――――――――――――――――――――――― ◇11号掲載分 ★2 12/22『市ヶ尾・谷本川の野鳥調査』のご案内 ★8 12/22 パソコン相談・体験コーナー (通算9回目) ◇12号掲載分 ★2 12/13 おしゃべり広場に遊びに来てね ★3 1/26,2/2,2/9,2/16「つづきパソピアのインターネット講座の案内」 ◇13号新イベント情報 ★1 12/9,1/13 寺家ふるさと村自然観察会 日時:12月9日(日)、1月13日(日) 9時半〜12時 雨天中止 場所:寺家ふるさと村四季の家集合(9時半) (田園都市線青葉台駅から バス「鴨志田団地」下車) 内容:12/9 冬の里山を歩こう、1/13 水鳥と野鳥の観察 講師:杉本義一氏(自然観察指導員) 費用:300円(小学生以上) 持ち物:手袋、筆記用具、あればルーペ、小さな図鑑、双眼鏡、外歩き できる服装(長袖)・靴でお越しください。 定員:小学生以上、30名。先着順。 申込:前日までに電話か窓口でお申し込みください。 主催:寺家ふるさと村四季の家管理運営委員会 問合:TEL.045-962-7414(月曜休園) ★2 12/12 恩田の谷戸で雑木林の手入れ 恩田の谷戸では、年間を通じて雑木林の手入れをおこなっています。 日時:12月12日(水)10時〜12時作業、午後は忘年会 場所:恩田の谷戸(青葉区こどもの国線恩田下車) 主催:恩田の谷戸ファンクラブ http://www11.cds.ne.jp/~onda/index.html#Top ホームページのフォトギャラリーをぜひご覧になってください。 ★3 12/15 ワワッディ クラップ カー 「こんにちは」 横浜市青葉国際交流ラウンジでタイ語講師の新田シリポーン氏にタイ文化を 紹介してもらいます。タイ・コスチュームの着つけ、バンブーダンス、タイ の挨拶の仕方・・・など、お楽しみに。 日時:12月15日(土)14時〜16時 場所:青葉区役所別館2階会議室 費用:無料 定員:60名 申込:横浜市青葉国際交流ラウンジ a2040@beige.ocn.ne.jp 保育:要予約 2‐6歳児 150円 ★4 12/15、2/2 寺家ふるさと村野鳥観察会 日時:12月15日(土)、2月2日(土) 9:30〜12:00 雨天中止 場所:寺家ふるさと村四季の家集合(9:30) (田園都市線青葉台駅からバス「鴨志田団地」下車) 内容:四季折々姿を現す野鳥を観察します。 講師:高田哲良氏(日本野鳥の会所属野鳥写真家) 費用:300円(小学生以上) 持ち物:筆記用具、あれば双眼鏡、小さな図鑑。外歩きできる服装(長袖)・ 靴でお越しください。 定員:小学生以上、30名 申込み:前日までに電話か窓口でお申し込みください。先着順。 主催:寺家ふるさと村四季の家管理運営委員会 問合せ:TEL.045-962-7414(月曜休園) ★5 12/16 早渕川冬の鳥ウォッチング 日時:12月16日(日) 9時〜15時 雨天中止 場所:東横線綱島駅改札口集合(9時) 内容:早渕川沿いをのんびり歩きながら冬鳥の観察をします。 費用:100円(資料代) 持ち物:双眼鏡、昼食、飲み物。歩きやすい服装でお越しください。 定員:20名程度 申込み:12/15(土)までに、住所・氏名・電話番号を記入の上、FAXでお申し 込みください。 主催:早渕川をかなでる会(HARPみどり班) 問合:TEL./FAX.045-591-2705(運藤) ★6 12/22 市ヶ尾・谷本川の野鳥調査 日時:13年12月22日(土) 10時〜12時 小雨決行 場所:市ヶ尾・谷本川の落合橋か寺家橋に集合 (集合場所の詳細についてはお問い合わせください) 内容:2か所の集合場所から青葉区役所別館裏まで歩き, 谷本川周辺の野鳥の現状を調査します。 持ち物:帽子、タオル、飲み物、あれば双眼鏡など。歩きやすい服装・ 靴でお越しください。 申込:12/20(木)までに、電話かFAXでお申し込みください。 主催:あおばく・川を楽しむ会 http://isweb31.infoseek.co.jp/area/ikadar/ 問合せ:TEL./FAX.045-972-7028(今井) ★7 12/23、24 お正月飾りをつくろう 日時:12月23日(日・祝),24日(月・振休)10時からと13時からの2回実施 場所:こどもの国児童センター工作室 (東急こどもの国線終点下車) 内容:12/23ミニ門松づくり、12/24輪飾りづくり(リース状のしめ飾り) 費用:門松400円(1対の場合700円)、輪飾り500円 定員:各回30名 申込:電話でお申し込みください。先着順。 主催:こどもの国 問合せ:TEL.045-961-2111(月曜休園),FAX.045-962-1366 備考:別途入園料が必要です (大人600円,小中学生200円,幼児(3歳から)100円) ★8 1/18,25、2/1,8,15,22 コミュニケーションとくらし Part3 青葉区生涯学級講座のお知らせ IT時代を迎えて、人との関わり方も多様化していきます。暮しの中で身近で 大切なコミュニケーションをさらにかんがえてみましょう! #1 1月18日(金)「自分ってどんな人?」#1 朝日カウンセリリング研究会 #2 1月25日(金)「自分ってどんな人?」#2 朝日カウンセリリング研究会 #3 2月1日(金) 「カラーコミュニケーションー色を通して自己表現ー」 花島睦美 イメージ&カラーコンサルタント #4 2月8日(金) 「携帯文化に暮すことの心理学」 川浦 康至 横浜市大国際文化学部教授 #5 2月15日(金)「見える文化と見えない文化」 齊藤眞理子 文化女子大学教授 #6 2月22日(金)「新聞の読み方、テレビの見方」 原 寿雄 ジャーナリスト、元共同通信社編集主幹 会場:青葉区役所4階会議室 時間:10時〜正午 締切:12月27日(木) 定員:40名 費用:1200円7回分 保育あります:別途申込 700円 申込:講座の題名、名前、住所(〒)、電話番号を記載し、ファックスで申込が できます→Fax 045-978-2413 青葉区役所生涯学習支援係り「コミュニケーション」担当 ★9 1/22 村あらそいに見る江戸時代の農村の姿 恩田村vs成合村 若草台地区センター公開講座ー青葉区西部の歴史探訪 こんな勉強から、まちを知るきっかけができるかもしれません・・・ 江戸時代にどれぐらいの人がこの地域に住んでいたのでしょう。 日時:1月22日(火曜) 10時〜12時 場所:若草台地区センター 定員:先着30名 無料です。 申込:tel:961-0811 fax:961-1632 講師:桜台在住の郷土史研究者 綾部 宏 ★★宣伝をする場所の耳より情報 かながわ県民県民活動サポートセンター発行『Junction 情報クリップ』 への掲載を希望される方へのご案内 対象:自主的で、営利を目的としない、社会に貢献する活動のイベント・ ボランティア募集情報など(サポートセンターの利用者で無い場合は、 活動概要の分るものが必要です) 発行日:毎月1日(原稿依頼は掲載希望月の前月20日まで) 宛先:かながわ県民活動サポートセンター・情報サポート課(澤村) mail@kvsc.pref.kanagawa.jp 神奈川県民活動サポートセンター http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/ ◆市民活動イベント情報の募集 横浜の北部の市民活動イベント情報の掲載を希望される方はイベント情報 を下記まで、本欄の様式に習いEメールでお送りください。(掲載は無料) 編集の都合で記事の表現は変更することがあります。 横浜オムニバス通信編集部 E-Mail: TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池) □□□――――――――――――――――――――――――――――――― 3.横浜丘の手便り □□□――――――――――――――――――――――――――――――― ● 鶴見川源流を訪ねて 青葉区 近藤 宏子 鶴見川源流を知っていますか? 緑区と都筑区の境界となり、青葉区の中央を流れる全長42.5Kmの鶴見川は何処 から来ているのでしょうか。 鶴見川源流を訪ねて、少し歩いて見たい人に、おすすめのコースです。 JR町田駅バスターミナル3番「小山田桜台」行きに乗り、終点で下車する。 バス折り返し点のフェンス沿いのゆるい坂道を登り、とちのき広場の先の階段 を上がる。左の道を行くと遊歩道に出て、少し先に広場があり案内板がある。 ここからの道は尾根緑道と言い、第二次世界大戦末期の戦車の走行テスト用道 路として作られた道で、現在は車道より広く遊歩道がとられ、木々が多くて気 持ちの良い散策道になっている。 案内板を右に見て進むと、トイレがある。桜、楓、こぶし、つつじ等四季折々 楽しめそうな植樹がされている。 左手遠くには丹沢の山々や富士の眺めが素晴らしい。 尾根を歩き始めて15分の所に、信号がある。これを渡って少し先の左の歩道 に入る。欅並木の根元にさつきの植え込みがあり、こちらも丹沢の眺めが素晴 らしい。20分で歩道が終わる。右へ折れ、南多摩斎場前を通り、斎場駐車場 にそって右へ。ごみの不法投棄が多い。 左右に上妻病院があり、農耕用(舗装)道路となる。ひなびた静かな,里山歩 きの趣。15分で車道に出る。 左に陶芸教室、そのさきにNTTがありその左前方に小山田バス停がある。 そのまま、まっすぐ車の道を10分で源流に着く。休憩用のベンチと机がある。 鶴見川の汚い水も源流ではこんなにきれいな湧き水、しかも日量1,300トンとい う水量に少しばかり驚きました。 ○バス停の先正山寺の看板を右に折れ、行き止まりまで歩いた方が源流に来た 気分になれる。 ○源流だけ見たい人は、町田から小山田行きのバス終点下車、歩いて10分で 源流です。 ☆コースタイム☆ 町田→バス30分→小山田桜台→15分→信号→20分→斎場→5分→農耕用 道路→20分→小山田バス停→10分→源流 <地図> http://home.catv.ne.jp/dd/taga/turumap.htm 京浜工事事務所のHP<鶴見川トピックス> http://www.keihin.ktr.mlit.go.jp/turumi/make/topics/top.htm 横浜線沿線散歩<鶴見川源泉の泉> http://www.natsuzora.com/may/town/tsurumigawa-genryu.html ●「都筑緑道マップ完成!」 都筑区 福富 洋一郎 都筑区役所が大ヒットを飛ばしました。 都筑区の誇るグリーンマトリックス(緑道)のマップを完成させ、 販売を開始。題して「都筑緑道マップ」。 この散歩マップは、本当にスゴイです! 手のひらサイズなのに、扇の様にパッと開いて 都筑区の緑道と近隣の見所が満載されています。 このマップを持って、美しい緑道の空気を吸いに 行こう!って感じになるマップです。 何せ15キロも続いているのです。 この、パッとひらく折り方は、人工衛星のソーラー パネルを折りたたむために発明された「ミウラ折」を 紙に応用したものだそうです。 定価は300円。区役所の売店と、センター南の有隣堂、 地下鉄の売店(都筑区内)で買えます。 □□□□――――――――――――――――――――――――――――――― 4.TaKMiのIT講座 □□□□―――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ウイルスとどう付き合うか(その1) 緑区 多賀 和幸 最近BADTRANS.BとかW32.Alizなどというウイルスが毎日のように我が家にもや ってきます。うちには毎日10通は来ると、インターネットの活動範囲を示すバ ロメータのような会話まで始まっています。あれはウイルスではなくワームで あると薀蓄を傾けるメールも届き、ウイルス談義に花が咲いています。 以前は怪しげな添付ファイルさえ開かなければ問題はなかったのですが、最近 のウイルスは進化しています。Internet Explorerを使っているユーザがバー ジョンアップを怠っていたりすると、メールを選択し、プレビューするだけで 感染したり、ウイルスに感染しているHPを見に行っただけで感染してしまうと いう恐ろしいことが起こっています。 感染すると駆除は大変だし、大切なパスワードが盗まれたり、友人にウイルス を撒き散らし、顰蹙を買うことにもなりかねません。ウイルスの被害に遭わな いためには、ウイルスのことをもっと知る必要があります。彼を知り、己を知 れば百戦してあやうからずというわけです。 1)ウイルスとは何でしょうか? トレンドマイクロ社のHPの「ウイルスとは?」にウイルスが要領よく紹介され ています。 http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/basic/index.htm 自然界のウイルスが細胞に寄生して増殖するように、コンピュータウイルスも また感染(他のファイルにウイルス自身を付着する)、潜伏(一定の条件が揃 うのを待って活動を開始する)、発病(データの破壊、動作の不安定などの悪 質な行動をする)をする不正な意図をもって作られたプログラムです。 「ウイルス」以外に「ワーム」とか「トロイの木馬」という種類もあります。 「ワーム」というのはウイルスのように他のファイルに寄生するのではなく、 メールの添付ファイルとして自動的に自身のコピーをネットワークを利用して 次々に感染していくタイプのものです。 また「トロイの木馬」は増殖も自分のコピーもしませんが、データを損傷した り、セキュリティを危険にさらします。何者かにより電子メールで送信される ことを想定しており、自分で送信することはありません。「ワーム」も「トロ イの木馬」も広義のウイルスと分類されています。 最近流行しているBADTRANS.Bなどは「ワーム」と呼ばれています。しかし発症 するとリモート・アクセスのトロイの木馬型ウイルスをWindowsのディレクト リに落とし込み、感染したシステムのIPアドレスをウイルス作者に送信します。 ウイルスはウイルス辞典として種類、危険度、発見日、感染力、駆除方法など の最新情報が整理、分類されています。 http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/vinfodb.html 2)ウイルス対策について 「ウイルス対策7ヶ条」(情報処理振興事業協会)が一般的な対策としてはよ く纏まっています。ウイルス対策の参考にして下さい。 http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/7kajonew.html Internet ExplorerとメーラーOutlook、Outlook Expressはウイルス攻撃の主 要なターゲットになっていますので、これらのユーザは特に注意が必要です。 Internet Explorer のバージョン5.01、5.5はService Pack2のインストールを 必ず行ってバージョンを最新に保って下さい。バージョン 6.0も標準構成以上 でのインストールでないと感染します。この作業によってワームに対して自動 的に感染することを防ぐことが出来ます。ただし、添付ファイルを意図的に開 くことなどによる感染は防止できません。 Internet Explorer 5.0のバージョンアップが成功するとバージョン情報の最 後に更新Version SP2と表示されます。 Internet Explorerに関するセキュリテー情報、バージョンアップに関しては 下記のMicrosoft社HPを参照して下さい。 Microsoft社TechNetセキュリティセンターのセキュリティ情報 http://www.microsoft.com/japan/technet/security/default.asp Internet Explorerのバージョンアップの手順、バージョン確認方法 http://www.microsoft.com/Japan/enable/products/security/verslist.asp?prod=032 Internet Explorer 5.0のバージョン情報の履歴 http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/J051/6/55.asp (次号に続く) ● 今、電子自治体がおもしろい(3) 青葉区 中谷英世 「あなたの地方自治体はどこまでIT化が進んでいますか?」地域の情報化を はかる尺度があります。横浜市のIT化を確かめて見ませんか。 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/top/tiiki_manual/index.html 国はe-Japan推進を景気回復の起爆剤にと、2年以内に電子政府を実現する意気 込み。藤沢、横須賀、大和など中核都市でも市のIT推進戦略構想を決め、住 民サービス向上のため着々と電子自治体を前倒しでスタートさせています。 しかし、日本一の大都市横浜市ではまだ構想も検討段階。先日公開された横浜 2010計画の後半5ヵ年計画の見直しでも、これからの行革の基本となるべき電 子市役所推進の重要課題が盛り込まれていない遅れ方です。電子自治体は行政 のIT化により住民サービス向上を一気に進める改革ですが、これまでも行政 サービスの改善に不熱心であっただけに、このままでは330万市民が日本一の 不利益をこうむるかもしれません。 例えば、住民票や戸籍などの届けや交付の行政窓口は、横浜市では18の区役所 と13箇所の行政サービスコーナーですが、なんと市民11万人に1ヶ所の割合 でしかありません。遠方の区役所まで、市民が黙々と電車バスを乗り継いで半 日ががりで出かけているのが現状です。他の都市はどうでしょうか。札幌市は 99ヶ所もあり18000人に1ヶ所。世田谷区は29ヶ所27000人。藤沢市は12ヵ所3 万人。千葉市は24ヶ所37000人。浜松市は29ヵ所2万人で「市民を歩かせない待 たせない」の改革テーマを掲げ更に改善に努めています。 こうした他都市との比較情報は、これまでは、ほとんど市民が知るすべがあり ませんでしたが、いまやインターネットで即座に知る時代になりました。IT 化で住民が情報を入手し賢くなっていることを知らねばなりません。 このように、地域により格差・温度差が歴然とありながらその現状を客観的に 比較するすべがありませんでした。こうした中で、地域情報化の具体的取組を 指標として公開する方法が今年2月、総務省から発表されました。 「地域の情報通信ポテンシャル調査マニュアル」がそれで、これは総務省のホ ームページから手に入ります。 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/top/tiiki_manual/index.html 自分が住む自治体の情報化のレベルを指標で知ることができる大変興味深い方 法です。 たとえば 1、地域内の情報交換や地域課題の検討の場が存在すること 2、地域のNPOやボランティア団体が、団体の活動や団体間の連絡にネット ワークを活用していること 3、自治体の行政に住民の意見を反映させる仕組みができていること などコミュニティ問題から、暮らし、教育・文化、保健医療、福祉まで19項目 にわたり、情報化の状況が調査シートで3段階で指標化できるようになってい ます。サービスの利用主体である住民の視点から地域の情報化の進展度を具体 的に知ることがで、自治体が取り組むべき課題が明確になると指摘しています。 横浜市のIT化の進展度がどの程度のものか、一度、調査シートで調べてみま せんか。皆さんの評価を知りたいものです。 □□□□□――――――――――――――――――――――――――――― 5.市民活動紹介 □□□□□――――――――――――――――――――――――――――― ☆AES―青葉イベントスタッフ 私たちは、イベント企画をしているあなたのアシスタントです。 イベント企画を担当しているあなた、照明・音響のスタッフが足りなくて困っ ていませんか? AESには経験を積んだ照明・音響スタッフが揃っています。 必要なスタッフ人数や日数(打ち合せ・仕込み時間・リハーサルなど)経費な どは内容によって変わります。事前に打ち合わせをしましょう。 消耗品などの購入品、スタッフの弁当代、交通費は実費をいただいております。 基本的には青葉公会堂を中心にボランティアとしての活動をしています。 実績:平成12年度 青葉公会堂、緑公会堂、都筑公会堂などで26件のイベント照明・音響のアシス トをしました。 内容として、コーラス、芸能祭、カラオケ、幼稚園音楽会、フラダンス、詩吟 などの照明・音響を手がけました。 連絡先:高木 tel/971-9551 岩波 tel/971-8483 zua02326@nifty.com 庄司 tel/962-8680 akira-s@01.246.ne.jp □□□□□――――――――――――――――――――――――――――― 6.オンライン・シンポジューム □□□□□――――――――――――――――――――――――――――― ◇ 次回の予告◇ 横浜市は、「横浜市男女共同参画推進条例」の「行動計画」の策定を進めて いて横浜市民意見を募集中です。12月3日(月)に青葉区役所4階大会議室で、 このキャンペーンのために、シンポジュウム「女も男もいきいきと暮らせる まち」が開かれ、TaKMiのメンバーも市民代表として参加しました。 また12月1日に「敬宮愛子」さまが誕生され、男女平等の原則から女性の天皇 の可能性も議論に上っています。ヨーロッパの王室はすでに女性の国王が一 般的になっているようです。 横浜オムニバスでも「私の考える男女共同参画社会について(仮名)」とい うテーマでオンライン・シンポジュームを計画しています。TaKMiのメ ンバーや意見をお持ちの方に、女性、男性交互に、このコーナーで日ごろ感 じている意見や夢を語ってもらいます。 横浜オムニバス通信の読者の方々から、これらの意見についての賛成、反対 または独自の意見の投稿をお待ちします。 ご期待ください。 □□□□□□――――――――――――――――――――――――――――― 7.編集後記 □□□□□□――――――――――――――――――――――――――――― 丘の手便りに「鶴見川源流を訪ねて」を横浜オムニバス通信の読者である 青葉区の近藤宏子さまに書いていただきました。丘の手便りも種切れになって いた編集部としては、思いがけなく本当にうれしいことです。みんなで乗れば 楽しいバス(ハズ)というモットーで編集しています。どうぞご自身のお住ま いの近くで、散策コース、楽しいイベント、史跡などがありましたら、お気軽 にお寄せください。お待ちしています。 ################################### 「横浜オムニバス通信」についてのご意見や横浜に在住の方で「TaKMi」 の活動に参加したい方はお気軽に下記宛先までEメールでご連絡下さい。 発行:「横浜オムニバス通信」編集部 発行人:多賀、小池 E-Mail TaKMi@egroups.co.jp (多賀、小池) URL: http://home.catv.ne.jp/dd/taga/omni.htm URL: http://homepage2.nifty.com/TaKMi/