■横浜市会インターネット中継開始!ユビキタスネットの大きなメリット。
青葉区 中 谷 英 世
横浜市会が本会議及び予算・決算特別委員会の全日程の会議の模様をインターネ
ットで生中継と録画中継で市民に提供を開始しました。
9月30日の決算第一・第二特別委員会の模様が全てインターネット放送され、
今日でも録画で視聴することができます。
http://www.city.yokohama.jp/me/sikai/chukei0.html
いよいよ家庭にいながら横浜市会の模様を好きな時間にいつでも傍聴することが
できることになりました。青葉区から40分も電車に乗って関内まで出かけない
と市会が傍聴できなかった時間的ロスを考えると大変画期的なことで、まさにI
CTの大きなメリットの一つだと思います。
これまでは、神奈川TVが本会議の模様を録画し30分に編集して放送していま
したが、尻切れトンボで肝心の質疑内容が殆ど伝わらない不満足なものでした。
また、見過ごせば2度と視聴できないのも、時間に縛られるテレビ放送の限界で
す。いつでもどこでも誰でもが議員の活動、市会の論戦を監視することが出来る
ことは、ユビキタスネットのメリットです。
ただし、議会制度そのものが民意を反映し機能しているかどうかは別問題。行政
の情報公開や市民の意見収集が進み出しているなかで、先んじて民意を聞かねば
ならないはずの市会議員がICT機能をどのようにいかすかが大きな課題です。
いまだにホームページも開設していない議員が90名中26人もいる時代遅れの
現状は真に情けないはなしです。
ちなみに、どのくらい予算がかかっているのか? 公表されていませんが、17
年度予算ではテレビ放送とインターネット放送及び議会だよりなど議会広報予算
として1億488万円が計上されていま。16年度の議会広報費9000万円と
比較して1490万程増になっていますので、これがインターネット放送経費と
すれば、この程度の予算で年間を通してきめ細かいインターネット放送が出来る
のであれば大変安いものです。
むしろ、これまでテレビ放送局に支払っている中継作成費、放送料が既得権とし
てに意外に莫大な税金が使われれいるのかも知れません。また、各戸配布の議会
だよりの印刷費配布費にも莫大な経費がかかっていると思います。費用対効果を
知りたいところです。
インターネット普及率が高い区では、オールドメディアに要する莫大な経費を他
に活用することは出来ないものか・・と思いますが、どこかで「デキタルデバイ
ドをどうしてくれる!!」との大声が聞こえてきそうです。
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