vol.23 2 0 0 7 年 問 題 青葉区 小池久身子
1974年に出版・映画化されて世の中に大ブームを巻き起こした
「ノストラダムスの大予言」は、1999年の人類滅亡。
滅亡といわれた年を何とか経過して、今は21世紀。ここで再び
「20XX年に何が起こる」といった経済予測が注目されています。
かつては「2000年問題」。日付が2000年に切り替わったとたん、
コンピューターが誤作動を起こし世の中が大混乱する、と当時は
大騒ぎになりました(今となっては、喉もと過ぎてしまいましたが)。
ここ数年は「2015年問題」が論議されています。2015年に団塊
の世代が本格的に高齢者の仲間入りをし、「4人に1人が高齢者」
の時代を迎えます。「超高齢社会」に対応した整備を加速すべき、
というもの。
そしてこのところ、にわかに「2007年問題」が浮上してきました。
来る2007年(今から2年後)に予測されること。
・増加の一途をたどってきた日本の総人口は、減少へと転じます。
・少子化の進行により、受験生は大学全入時代を迎えます。
・この前後数年間にわたって、団塊世代は定年退職を迎えるため、
生産年齢人口(15歳から64歳の人口=働き手)は激減します。
もっともこれは「数の上」の話で、実際どんな世の中になるのか、
その時でなければわからないという側面もあります。
身近で現実的な予想とすれば、定年を迎えた夫はとりあえず家に
いて、元気な妻が趣味に地域活動にと外へ出かけていく。
こんな逆転現象のほうが可能性大ではないでしょうか。
現役時代は仕事にかまけ、子育て、家事は妻にまかせっきりだった
団塊亭主に、地域参加や家事交替はスムーズにいくもんかいな・・?
その時あわてないよう、地域社会で生きる準備は今から必要かも。
また、来年4月に施行される「改正高齢者雇用安定法」では、65歳
までの定年延長も視野に入ってきます。
♪・・人生 いろいろ 生き方 いろいろ
組織人として区切りをつけ、新たな分野へ挑戦するもよし、
企業人としてもうひと花咲かせるのもよし!
みなさまのご健闘を期待します。
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